世界を守るために犠牲になってくれと言われた辺境伯令息と式神(死神)な子猫の話
最終更新:2024-05-06 22:14:53
2030文字
会話率:41%
ある日、侯爵令嬢のエミリアに結婚の話が舞い込む。その内容は、カレン辺境伯の長男マティアスとの政略結婚だった。
本当は結婚なんてしたくないエミリア。しかし、彼女には不本意ながらこの政略結婚を受け入れざるを得ない理由があって……。
それから二
人の結婚式が行われたが、夫となるマティアスは国境防衛のため来られなかった。そのため、特例として王の承認により、エミリアとマティアスの婚姻は誓いを略した状態で成立した。
その後、エミリアは夫の領地であるヴァンロージアに赴くことに……。そして、辺境にいる夫の代理として領地の改革を進め、その改革は大成功。こんなに楽しいと思えるのは人生で初めて! そう思うほど、エミリアは予想外に充実した生活を過ごしていた。
だがそんなある日、顔も知らない夫がとうとう帰還してきて……。
望まぬ結婚をした者同士。果たして二人の関係はどうなるのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 21:32:15
448849文字
会話率:36%
幼い頃に婚約した殿下が、私の初恋である。
しかし、殿下は殿下で『初恋の女の子』に夢中。婚約直後に高熱を出したせいで記憶があやふやではあるが、出会った女の子が忘れられないと語る。
『初恋の女の子』と比べて貶してくる殿下に、私の初恋はしぼ
み、ついに『初恋の女の子』が隣国の王女だと突き止めた殿下は「婚約破棄」を突き付けた。もう私の初恋は終わったので、受け入れた。
そんな私の元に駆け付けた学園のクラスメイト、辺境伯令息が婚約を申し込む。
「僕は苦しみからも、君を連れ去るよ」
その後、無事、隣国の王女と婚約が成立して、祝いのパーティーの隅っこでお酒をたしなんでいた私は、ついうっかり「殿下が話している『初恋の女の子』は、かなり美化されているけれど、私のことよ」と友人達に口にしてしまった。
「元々、政略結婚は建前で、婚約も彼の気持ちが先走ってちょっと強引に結ばれたもの。そのあと高熱が出てすっかり忘れてしまったのよね」
嘘をついてまで嫁ぐ隣国の王女への怒り。それに騙されている初恋の王子への情けなさ。うっぷんを晴らすために酔いの勢いで明かしてしまったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 07:07:41
18381文字
会話率:30%
ロゼッタ・マリアーノ侯爵令嬢は、妹のナンシーへのいじめの冤罪をかけられ、パーティーで婚約者である公爵令息のシルヴェスターから婚約破棄を告げられてしまう。
以前暴力事件を起こし学園を追放された辺境伯令息オーウェンの元に、ロゼッタは嫁ぐことに
なるが……
※ロゼッタの友人視点 → 婚約者の公爵令息視点 → ロゼッタ視点で話が進みます。
全三話の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 23:09:54
22093文字
会話率:38%
公爵令嬢ヴェリアン・リールの現婚約者、辺境伯令息ラルフィエール・ファゼットはエルフの特徴をあらわにしており、グドゥマ伯爵の養子、ガッドマギュラはギガント族だ。ヴェリアンの元婚約者で第一王子のマルケッタ・ザードは婚約が解消されたにも関わらず
、何かと彼女に絡む。
それだけでもヴェリアンは悩んでいるが、マルケッタの新しい婚約者で男爵令嬢のシャロナーナ・トゥセールが、ガッドマギュラにヴェリアンとラルフィエールの悪口を吹き込んでいるのだ。何故か、ガッドマギュラとラルフィエールを勘違いして。
ある日、シャロナーナを探していたマルケッタと共に、彼女と話をしていると思しきガッドマギュラを追うヴェリアンとラルフィエール。図書館の裏にいたのは、腰を抜かしたシャロナーナと変貌したガッドマギュラであった。
エルフでないことを証明するためと説明するガッドマギュラを、鼻で笑うマルケッタ。それを聴いたシャロナーナは妙なことを言い出して……
転生者ざまぁですので、ご注意ください。
【追記】pixivに投稿したやつを、いろいろいじっております。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 15:57:17
7252文字
会話率:33%
「メリア・フォン・ラセーヌ! 貴様との婚約を破棄する!」
ヴィオール王国第一王太子パトリックの誕生パーティにて、令嬢乙女メリアを待ち受けていたのは一方的な婚約破棄。貞淑で控えめな性格のメリアは泣いて逃げだすかに思われた。
「お断りさせて
いただきます」
男爵令嬢ローズマリーとの不義を見せつけられながらも断固とした態度にパトリックは激怒する。ところが――
「それ以上、動くな」
パトリックの首筋に剣を突きつけたのは『王家の懐刀』と呼ばれる血筋に連なる、辺境伯令息エストール・フォン・ガスガルドだった……。
婚約破棄騒ぎの背裏に潜む王妃マルグリットの陰謀を水際で阻止したメリアは『救国の聖女』の称号を得た。しかし事件から一月経っても、彼女は公に姿を現さない。栄誉に背を向けて王都にあるラセーヌ別邸の小部屋に引きこもり、面会の申し出の一切を断っているというのだ。
そんな彼女の元に、かつての協力者エストールが訪問することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 20:03:58
34564文字
会話率:46%
巻き爪が痛いメリリアーナは、痛みに耐える最中に婚約者に婚約破棄を宣言されるが、それどころではなかった。
そんな痛みに苦しむメリリアーナの前に貴族令息が遠慮がちに話しかけてくる。
「もしかして、それは……」
最終更新:2023-03-12 22:45:41
5499文字
会話率:21%
辺境伯令息レオナルド・グレイヴはある少女に一目惚れをした瞬間、この世界がある乙女ゲームの世界で、自分はモブですらないこと思い出した。一目惚れをした少女クリスティーナ・ブルームフィールドは前世の推しで、あらゆるルートで断罪される悪役令嬢である
ことも。モブですらない自分ならクリスティーナを幸せにするために幸せなってもらうために奮闘するも…?果たしてレオナルドはクリスティーナを幸せにすることができるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 21:11:21
2395文字
会話率:28%
「ワタクシは愛のない人生は嫌。これからはフランツと生きていくって決めたの。だから、貴方との婚約は破棄よ!」
学園の卒業パーティーにて。
第二王女のギャデッテが、公衆の面前で婚約破棄を高らかに宣言した。
その婚約者……元婚約者である辺境伯令息
のハンスは、反論する間もなく退場を命じられてしまう。
その様子を遠目から見ていたモブ令嬢ノーマは、ハンスを不憫に思いつつも自分は無関係のつもりでいた。
だが、なぜかノーマはハンスと結婚させられることになってしまって……?「ワタクシは愛のない人生は嫌。これからはフランツと生きていくって決めたの。だから、貴方との婚約は破棄よ!」
学園の卒業パーティーにて。
第二王女のギャデッテが、公衆の面前で婚約破棄を高らかに宣言した。
その婚約者……元婚約者である辺境伯令息のハンスは、反論する間もなく退場を命じられてしまう。
その様子を遠目から見ていたモブ令嬢ノーマは、ハンスを不憫に思いつつも自分は無関係のつもりでいた。
だが、なぜかノーマはハンスと結婚させられることになってしまって……?
これは、悪役令息とモブ令嬢がひょんなことから結ばれ、何やかやありつつも幸せを築いていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 12:00:00
79600文字
会話率:29%
婚約予定の辺境伯令息との顔合わせの日、伯爵令嬢ディアが見たものは……。
最終更新:2022-10-26 18:03:22
1669文字
会話率:34%
告白しようと思っていたところで、婚約話を持ちかけてしまった(順番を間違えた)挙句、断られてしまった令嬢が咄嗟に出した提案は……。
最終更新:2022-10-16 11:17:20
10000文字
会話率:36%
伯爵令嬢であるルビル=ラルファンは婚約者が未だにいなかった。理由は簡単・・・そのへんの男よりも圧倒的に強く、男性をたてるという性格でもなかったからだ・・・。
だが、叔父がいきなり婚約者候補達を集めて、1人1人と見合いをすることになった。
そして、最後の令息に「味見くらいしちゃってもいいって事だよね」と言われ、ルビルは婚約者候補である男をぶっ飛ばしてしまった・・・。
いよいよ婚約なんてできなくなるなと思っていたが、何故か彼はルビルに執着をみせてくるのだった。
そして彼の正体は・・・。
*誤字脱字、設定などの不可解な点はご容赦ください。
だだの自己満作品です。
切甘好きは別作品を是非!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 20:43:36
24700文字
会話率:42%
伯爵令嬢であるルビル=ラルファンは婚約者が未だにいなかった。理由は簡単・・・そのへんの男よりも圧倒的に強く、男性をたてるという性格でもなかったからだ・・・。
だが、叔父がいきなり婚約者候補達を集めて、1人1人と見合いをすることになった。
そして、最後の令息に「味見くらいしちゃってもいいって事だよね」と言われ、ルビルは婚約者候補である男をぶっ飛ばしてしまった・・・。
いよいよ婚約なんてできなくなるなと思っていたが、何故か彼はルビルに執着をみせてくるのだった。
そして彼の正体は・・・。
*誤字脱字、設定などの不可解な点はご容赦ください。
だだの自己満作品です。
切甘好きは別作品を是非!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 18:05:43
287文字
会話率:0%
「ビアトリスは実家の力で強引に俺の婚約者におさまったんだ。俺は最初から不本意だった」
王太子アーネストがそう吹聴しているのを知ってしまい、公爵令嬢ビアトリスは彼との関係改善をあきらめて、距離を置くことを決意する。「そういえば私は今までアーネ
スト様にかまけてばかりで、他の方々とあまり交流してこなかったわね。もったいないことをしたものだわ」。気持ちを切り替え、美貌の辺境伯令息や気のいい友人たちと学院生活を楽しむようになるビアトリス。ところが今まで塩対応だったアーネストの方が、なぜか積極的にビアトリスに絡んでくるようになり――?!(アルファポリスさまにも投稿しています)
【おかげさまで書籍化企画進行中です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 08:00:00
268172文字
会話率:44%
ゴドルフィン公は臣下でありながら国家の政務を取り仕切る執政という立場だった。更なる権力を手に入れるため、王家乗っ取りを目論んでいた。その手始めとして嫡男ジョナスとカミラ王女の結婚である。
しかし、ジョナスはすでに婚約していた。学園で最も美
しいと噂されるセシリア・デネット伯爵令嬢である。
そもそもジョナスはセシリアを愛してはいなかった。婚約してしまったのはノリである。しかも、ジョナスには夜を共にする女性がいた。エイミー・アシュトンという子爵令嬢である。
エイミーは、ジョナスがセシリアを愛していないのは知りつつも、セシリアを許してはおけなかった。嫌がらせをせずにはいられない。学園でセシリアを追い詰めていった。
セシリアはセシリアで、ジョナスとエイミーの関係を偶然見てしまう。ジョナスに別れてほしいと頼み込んだ。
そんな時、セシリアはパーティーの席で、ジョナスに結婚破棄を言い渡される。もちろん、ゴドルフィン公が後ろで糸を引いている。そして、ゴドルフィン公の目論見通り、ジョナスはカミラ王女と婚約した。
さらにはセシリアも新たに婚約させられる。相手は辺境伯令息ダリル・オルグレン。目障りなセシリアを辺境に追いやろうというゴドルフィン公の考えであった。
学園に行くのが嫌になり、部屋に閉じこもっていたセシリアであったが、ダリル・オルグレンのことが気になってしまう。ダリルも王都にいたのにもかかわらずなぜか学園には行っておらず卒業式にも出ていない。当然、顔も見たことが無い。
謎の人ダリル。好奇心にかられたセシリアは王都にあるオルグレン邸を訪れる。そこで見たダリルはおよそ紳士とは言えない風変わりな男だった。しかも、変な男たちとつるんでいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 21:06:05
12102文字
会話率:19%
幼少期、病弱だった妹は、両親の愛を全て独り占めしていました。
学生時代、私に婚約の話が来ても、両親は
「まだ早い」と首を縦に振りませんでした。
しかし、私が学園を卒業すると、両親は
「そろそろ婚約の話を受けようじゃないか」
と急にやる気
を見せましたが、それは十六歳を迎えた妹の為でした。
両親は私に来る縁談を全て妹に回し、
婚約を結ぼうとしていたのです。
それが上手くいく筈もなく
縁談はさっぱりまとまらず、
もう二年が過ぎようとしたある日。
弟がその事に気付き、隣の領地の辺境伯令息と何やら画策を始めて――。
ゆるふわ設定、中編です。
アルファポリスにて完結済み。
話の話数が違いますが、内容はほぼ同じです。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/839527709/266524833
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 00:04:21
55310文字
会話率:49%
本編 『婚約破棄したい婚約者が雇った別れさせ屋に、何故か本気で溺愛されていました』の番外編です。
【本編あらすじ】
「私、聞いてしまいました。」
__ヴィオレット・ブラシュール伯爵令嬢は、婚約者であるフェルナンド・ブルレック辺境伯令息
に嫌われている。
ヴィオレットがフェルナンドにどんなに嫌われても、たとえ妹のモニクと浮気をされたとしても、この婚姻は絶対で婚約破棄などできない。
それでもなんとかヴィオレット側の都合による婚約破棄に持ち込みたいフェルナンドは、『別れさせ屋』に依頼をする。
最近貴族の間で人気があるラングレー商会の若き会長は、整った顔立ちな上に紳士的で優しく、まさに『別れさせ屋』にはぴったりの人選だった。
絶対に婚約破棄をするつもりがない令嬢と、嫌いな令嬢との婚約を破棄したい令息、そして別れさせ屋のイケメンのお話。
*本編、番外編ともに「アルファポリス」様にも掲載しております。
「カクヨム」様には本編のみ掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 08:12:04
4835文字
会話率:55%
「私、聞いてしまいました。」
__ヴィオレット・ブラシュール伯爵令嬢は、婚約者であるフェルナンド・ブルレック辺境伯令息に嫌われている。
ヴィオレットがフェルナンドにどんなに嫌われても、たとえ妹のモニクと浮気をされたとしても、この婚姻は
絶対で婚約破棄などできない。
それでもなんとかヴィオレット側の都合による婚約破棄に持ち込みたいフェルナンドは、『別れさせ屋』に依頼をする。
最近貴族の間で人気があるラングレー商会の若き会長は、整った顔立ちな上に紳士的で優しく、まさに『別れさせ屋』にはぴったりの人選だった。
絶対に婚約破棄をするつもりがない令嬢と、嫌いな令嬢との婚約を破棄したい令息、そして別れさせ屋のイケメンのお話。
*アルファポリス様にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 14:29:23
38133文字
会話率:46%
「「「「うそっ…私の世界、転生者いすぎ!!」」」」
ある日~ときめき~アーノルド王国の世界に4人の魂が転生させられてしまう。
転生した四つの魂はそれぞれ、
王太子候補のアレル・アーノルド、
公爵令嬢のイリス・コンフォート、
辺境伯長男ヴ
ァン・ドートリア
平民の聖女エール(・ラプト)
に転生した。しかも三人とも作品に少しずつ認識のズレがあり・・・
4人の思惑とすれ違いがまじりあいながら本当の"真エンド"を目指す!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-11 18:04:32
3161文字
会話率:52%
「マリエル、すまないが君との婚約を破棄したいんだ」
キルシュ王国第一王子であるフェリクスはバツの悪そうな顔をして、自分の婚約者であるブロッサ公爵家令嬢へ婚約破棄を言い渡した。
今日は学園の卒業パーティーであり、祝いの席にはあまりにも似つか
わしくない不躾な申し出だ。
彼の後ろには学園の人気者で愛らしい男爵令嬢のジゼルが顔を覗かせている。
フェリクスが本気なのだと悟ったマリエルは、困り果ててしまうのだが、そこへひとりの令息が助けに入った。
「フェリクス、その話は本当かい? ならマリエルを僕の婚約者として迎えてもいいだろうか?」
と言って、この騒動を穏便(?)に納める案を提示してくれた。
そして、
「マリエル、賢くいこうよ。目の前の二人に付き合う必要なんてないさ」
と言って、今や冷静さを保つのも限界となったマリエルを優しく懐柔してくるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 19:53:21
13576文字
会話率:35%
婚約破棄会場と化した学園の庭で野次馬していた商人の子フレイルの立ち回りと辺境伯令息、そして婚約破棄された公爵令嬢の立ち直り。ざまぁは直接派? 間接派? どっちが好みかはこの際関係ない。なんの関係もなかった三者が大人達と絡んで歴史を変えてい
く。三者が◇◇◇を機に視点を変えていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 22:06:09
12598文字
会話率:25%
「だから!私がルー君のこと好きだからだよ。無能だって噂流したのもシンシアの婚約者にさせたのも貴男に変な虫が付かないように私が仕組んだの、ずっと護衛させてたのも私がずっと一緒にいたかったから!何か文句ある」
卒業パーティーで婚約破棄された辺境
伯令息ルーファス。たが、この婚約も婚約破棄騒動も王女の計画だった!?
大好きな年下男子を囲い込むため策を張り巡らすヤンデレ王女とそれに振り回される辺境伯令息のお話。
※ヒロイン登場は中盤になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 13:01:17
14347文字
会話率:70%