マランドロはジェントルマンである!
サンバといえば、華やかな羽飾りのついたビキニのような露出度の高い衣装の女性ダンサーのイメージが一般的だろう。
サンバには男性のダンサーもいる。
男性ダンサーの中でも、パナマハットを粋に被り、
白いスーツとシューズでキメた伊達男スタイルのダンサーを『マランドロ』と言う。
サンバチーム『ソール・エ・エストレーラ』には、三人のマランドロがいた。
マランドロのフィロソフィーを体現すべく、ダンスだけでなく、マランドロのイズムをその身に宿して日常を送る三人は、一人の少年と出会う。
少年が抱えているもの。
放課後子供教室を運営する女性の過去。
暗躍する裏社会の住人。
マランドロたちは、マランドラージェンを駆使して艱難辛苦に立ち向かう。
その時、彼らは何を得て何を失うのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 18:21:52
40791文字
会話率:16%
私はその日、途方に暮れていた。
なにしろ生家であるサットン侯爵家が没落し、
子供の頃からの婚約者に婚約破棄されたのだ。
だが同時に唐突に気づいた。
ここはかつて読んでいた某ライトノベルの世界だと!
しかもガスはあるし、水道も通ってる
し、醤油が存在する
まさかのチートすぎる世界だった。
転生前、筋肉ヲタ……だった私は、
サットン家主治医のフォスター先生の元で治療師の資格を取って、
リハビリと栄養指導をし始めた。
このまま平穏に王都の片隅で暮らしていきたい……
私の願いはそれだけ。
しかしある日、伊達男で知られるセルゲイ=エヴァンス侯爵令息の弟である
トラヴィスのリハビリ依頼が私にやってくる。
何を隠そうセルゲイは私の最推しキャラ!
だけど、弟なんかいたっけ?
トラヴィスは騎士だったが、とある事件に巻き込まれ、
顔と右足に大怪我を負ってしまったのだという。
涼やかな美貌を持つ彼の二つ名は――氷の騎士。
しかし彼は異性が苦手らしい。
私ではすぐにお役御免のはず。
と思っていたのに。
とあることで会えた氷の騎士は、
痩せていて!筋肉が落ちていて!
しかも!何故か私とは話せる!
「俺の顔が怖くないのか?」
「他の女性は駄目なのに、お前だけは大丈夫だ」
「俺の側にいろ」
(貴方はヒロインが好きなのよね? その怪我だってヒロインを庇って――)
やがて私はトラヴィスの抱えている過去を知る。
※あらすじ長くてごめんなさい
※なるべく明るく!楽しい!話を!目指します
※ゆるゆる設定です
※R15は保険です
※ストックあるところまでは毎日更新ですがそれから不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 18:00:00
118289文字
会話率:41%
「メリア・フォン・ラセーヌ! 貴様との婚約を破棄する!」
ヴィオール王国第一王太子パトリックの誕生パーティにて、令嬢乙女メリアを待ち受けていたのは一方的な婚約破棄。貞淑で控えめな性格のメリアは泣いて逃げだすかに思われた。
「お断りさせて
いただきます」
男爵令嬢ローズマリーとの不義を見せつけられながらも断固とした態度にパトリックは激怒する。ところが――
「それ以上、動くな」
パトリックの首筋に剣を突きつけたのは『王家の懐刀』と呼ばれる血筋に連なる、辺境伯令息エストール・フォン・ガスガルドだった……。
婚約破棄騒ぎの背裏に潜む王妃マルグリットの陰謀を水際で阻止したメリアは『救国の聖女』の称号を得た。しかし事件から一月経っても、彼女は公に姿を現さない。栄誉に背を向けて王都にあるラセーヌ別邸の小部屋に引きこもり、面会の申し出の一切を断っているというのだ。
そんな彼女の元に、かつての協力者エストールが訪問することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 20:03:58
34564文字
会話率:46%
大国オウマ帝国は死に瀕していた。長い歴史の中で次第に腐敗し求心力が衰え、民の反乱や地方を治める諸侯達の台頭を抑えきれなくなり、世は群雄割拠の戦乱の時代を迎えていた。
辺境の村に暮らす少女ディアナは戦乱によって故郷と家族を失う。しかし彼女
には強い意志と人並み外れた行動力があった。『戦乱の世を終わらせる』という途方もない夢と目標を掲げたディアナは、研鑽を積んで遂に自ら起つ事を決意する。
その持ち前の行動力と決して折れない強い意志、そして可憐な容貌によって、義兄を始め優秀な武将達を次々と仲間に引き入れ同志としたディアナの軍は、やがて大きな勢力へと成り上がっていく――
可憐にして凛気あふれる戦乙女が巻き起こす絢爛なる戦国立志伝、ここに開幕!
※前作『オウマ帝国興亡記 ~伊達男マリウスの華麗なる立志伝』と世界観を同じくする作品ですが、今作単体でも問題なく読める作りになっています。
※不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-08 23:08:52
515854文字
会話率:46%
かつて栄華を誇った大国、オウマ帝国は死に瀕していた。
長い歴史の中で求心力が低下し、各地を治める諸侯の台頭を抑える力が無くなり、
世は群雄割拠の戦乱の時代を迎えようとしていた。
帝都に暮らす若者マリウスは、その軟派な外見や言動からは想像も
つかない
天才剣士であり将来を嘱望されていた。
しかし彼は既に死に体の帝国に見切りをつけており、この戦乱の世に
自ら身を立てんと野心を抱き、旗揚げを志す。
彼はその持ち前の行動力と凄絶な剣技そして甘い言葉と外見で、
目星を付けていた優秀な才女達を次々と落とし、同志に勧誘していく。
軟派だが凄腕の剣士マリウスとその美しき同志達が織り成す華麗なる立志伝!
※週2回(水・日)更新予定。(ストック状況による)
※この作品はカクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 14:39:59
533215文字
会話率:44%
歌舞伎町を席巻した伝説のホスト――聖夜は、長年の不摂生がたたり、病気で命を落とす。
そんな聖夜をあの世で待ち受けていたのは、ギリシア神話の神々たちだった。夜の世界で生きてきた聖夜は、清廉を好む処女神たちに嫌われ、異世界転生にありがちな
武力チートを封じられる。しかし、美の神、ヴィーナスだけは聖夜を祝福し、生前と同じ、とびきり優れた容姿を彼に与えた。
地球と同じく、異世界でも夜の世界で華を咲かせたい聖夜。しかし、聖夜が再誕したのは、きらびやかな社交界とは程遠い、無粋極まる武門の家柄だった。そこは王都ははるか遠く、田舎も田舎の辺境。容姿も社交術も意味をなさない、ただ武のみが尊ばれる世界である。
ホスト殺しの環境ながら、それでも、聖夜はどこ吹く風で女を口説く。
自分に厳しく、女には甘く。
夜の王が異世界で掴むのは、享楽か、栄光か、死か、はたまた真実の愛か。
ここに伊達男の伝説が始まった。
※この作品は、カクヨム様とアルファポリス様にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 22:00:00
56207文字
会話率:33%
ひとり
ふたり
さんざん
よんで
ごみため
ろっこつ
なくなった
やっぱり
ここから
とうせんぼう
最終更新:2020-10-10 16:43:05
227文字
会話率:0%
衝撃的な映画を見たんだ。男と男が殴り合ってた。だが映画は映画だ。タイラーなんて人間は居ない。でも、この衝撃をエンタメで終わらせるなんて無理だ。人を殴りたい。いや、殴られたい。とにかく何かをぶち壊して俺という存在を証明したい。俺が確かに持って
いる不満をブチまけたい。これは衝動だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-05 07:41:32
2820文字
会話率:50%
窮地に立たされ、伊達政宗は豊臣秀吉に従うか、従わないかで頭を悩ませていた。命をかけて政宗はある賭けに出た。独眼竜が天下を相手にとったその行動とは……
最終更新:2019-03-16 20:24:28
2233文字
会話率:29%
満たされぬ人はみな、ここではない異世界の自分に思いを馳せる。
あるものは民衆に愛される英雄に
あるものは見るものすべてを虜にする伊達男に
あるものは何者にも縛り付けられぬ自由人に
しかし努々忘れるなかれ
それは夢幻の産物、一夜にのみ許され
る逃避行
それをあなたが忘れたときに
死神があなたを”現実”に堕とす
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-02 00:05:48
24020文字
会話率:35%
男が、朝起きてテレビをつけた。いつも通り、お気に入りの番組を見るために。
最終更新:2016-01-21 22:55:55
703文字
会話率:38%
TP(タフィ)。国際協約時空保安庁。人員およそ5万名を誇る『歴史の番人』。TC(タスィ)。非合法にて『マシン』を駆り過去を侵害する時空犯罪者。24世紀前半に始まったタイムトラベルは、ごく一部だけに認められた特権だった。歴史と言う人類の遺産を
守るために誕生して以来半世紀、TPは次から次へと現れるTCを追い続けている。そして今日も・・・実行犯逮捕を任務とするAD(紀元後)機動執行第4班。無口で怜悧な女班長、貴族出身の伊達男、ゲリラ上がりの陽気な青年の3名は、TC出没の通報を受けて出動する。目指すは18世紀後半、独立戦争真只中のアメリカ東海岸、ペンシルベニア!【空想科学祭2009参加作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-09-13 08:03:00
99366文字
会話率:49%