ハレム、それは強者の証。
ハレム、それは栄華の象徴。
ハレム、それは古から続く血の盟約なり。
アモルリーベ西方の小国家群、ルマニア獣人国連合。
そこは多種多様な獣人達が生きる弱肉強食の国。その国では他国とはちょっと変わった慣習があって……
自身の愛と強さを証明するために、獣人国の姫君の一人が婚約式に挑む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 22:00:00
4485文字
会話率:23%
呉起戦記
あらすじ:呉起対秦軍五十万。魏秦激突!
登場人物・構成要素
呉起…主人公。兵法書『呉子』の著者、呉子。本業は法家だが、用兵術数の達人でもある。一軍を率いて、秦軍と一戦を交える。
文侯…魏侯。呉起の主君。秦の攻撃に対し、呉起に戦いの
指揮を委ねる。
武侯…文侯の子。呉起戦記未登場。文侯から家督を継いで、魏侯として立っている。
三品の将兵たち…文侯から三品の礼をもって遇された将兵たち。呉起は、彼ら一軍を率いて、秦の軍勢と相見えることとなる。
魏…戦国七雄の一国。呉起が属する国。
秦…戦国七雄の一国。西方の一大強国。魏に対し、攻勢を仕掛ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 19:55:54
847文字
会話率:20%
魔法技術の発達した西方大陸ユーロシア。その東部にある中世の面影を残した王国ボナヴィアの青年田舎貴族アルベルト・ベルンシュタインは蝶や蛾を採集し研究する事が趣味であった。ある日ひょんな事から王国の老宰相ヴァーゼル・ヨーゼフと出会い同じ趣味を持
っている事を知る。宰相との友人関係をきっかけにアルベルトはボナヴィアやユーロシア各国の様々な立場の人々と関わっていく事になる。
※具体的かつ生々しい虫の描写があります。苦手な方は読むのをお控え下さい。
※小説超初心者の人間が書いています。表現のおかしな点や誤字脱字等あると思いますが、どうか暖かい目で見守って下さるようお願いします。
※今後具体的な戦闘の描写や性的な描写が出る予定なのでRー15に設定してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 13:57:48
567793文字
会話率:70%
「ずっと好きでした!お付き合いして下さい!」
酒場の喧騒の中、その声はいやにはっきりと響きわたった。
「え…………」
言われた“彼女”は、驚きに固まってしまって咄嗟に反応ができない。
周囲の酔客たちがニヤついて口々に囃し立ててくる。
そんな中、真っ赤にした顔を下げて右手を差し出す彼と、その彼を見たまま固まってしまった彼女だけが、微動だにしていなかった。
「えええええ——————っ!?」
やがて発せられた彼女、つまり7年もの間男所帯の騎士隊の生活を続けるうちにすっかり女らしさを欠片も残さず失ってしまった自覚のある騎士隊長の声は、それまでのどの野次よりも大きく響きわたったのだった。
「そ、そもそも君は私の一体どこをそんなに!?」
「えっだって隊長さんは美人だし気立ては穏やかだし」
「そ、そうか……?」
「町のお年寄りや子供にも慕われているし」
「ま、まあ、職務だからな」
「死にそうな仔猫を拾って看病するくらい優しくて」
「待ってどこで見てたの君!?」
「笑顔が爽やかで素敵で」
「そそそそんなことは……!」
「いつでも元気で明るくて」
「ききき気のせいでは……?」
「僕にとって天使のような人です!」
「うわあああああ!もうやめてくれえええ!」
これは小さな町の騎士隊長を務める彼女が、町唯一の酒場の給仕の青年に、抵抗むなしく口説き落とされるまでのお話。
◆一途で真っ直ぐでグイグイ来る年下青年と、自分の幸せを半ば諦めているちょっとワケあり騎士隊長の彼女の、ドタバタすったもんだラブコメディ。見てお分かりの通りハッピーエンド確約です!
でもちゃんと(?)波乱もあるよ!
◆今回、キャラの名前や舞台設定の組み立てを中心にChatGPTを活用しています。作者初の試み。なおプロットおよび本文は基本的に全部作者が考え書いていますので、そこをAIに頼ってはおりません。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、地域、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆この作品はアルファポリスとカクヨムでも同時公開します。更新は3日ごとに1話の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 20:00:00
70206文字
会話率:53%
「お母様……」
冷たく薄暗く、不潔で不快な地下の罪人牢で、彼女は独り、亡き母に語りかける。その掌の中には、ひと粒の小さな白い錠剤。
古ぼけた簡易寝台に座り、彼女はそのままゆっくりと、覚悟を決めたように横たわる。
「言いつけを、守ります」
最期にそう呟いて、彼女は震える手で錠剤を口に含み、そのまま飲み下した。
こうして、第二王子ボアネルジェスの婚約者でありカストリア公爵家の次期女公爵でもある公女オフィーリアは、獄中にて自ら命を断った。
そして彼女の死後、その影響はマケダニア王国の王宮内外の至るところで噴出した。
「ええい、公務が回らん!オフィーリアは何をやっている!?」
「殿下は何を仰せか!すでに公女は儚くなられたでしょうが!」
「くっ……、な、ならば蘇生させ」
「あれから何日経つとお思いで!?お気は確かか!」
「何故だ!何故この私が裁かれねばならん!」
「そうよ!お父様も私も何も悪くないわ!悪いのは全部お義姉さまよ!」
「…………申し開きがあるのなら、今ここではなく取り調べと裁判の場で存分に申すがよいわ。⸺連れて行け」
「まっ、待て!話を」
「嫌ぁ〜!」
「今さら何しに戻ってきたかね先々代様。わしらはもう、公女さま以外にお仕えする気も従う気もないんじゃがな?」
「なっ……貴様!領主たる儂の言うことが聞けんと」
「領主だったのは亡くなった女公さまとその娘の公女さまじゃ。あの方らはあんたと違って、わしら領民を第一に考えて下さった。あんたと違ってな!」
「くっ……!」
「なっ、譲位せよだと!?」
「本国の決定にございます。これ以上の混迷は連邦友邦にまで悪影響を与えかねないと。⸺潔く観念なさいませ。さあ、ご署名を」
「おのれ、謀りおったか!」
「…………父上が悪いのですよ。あの時止めてさえいれば、彼女は死なずに済んだのに」
◆人が亡くなる描写、及びベッドシーンがあるのでR15で。生々しい表現は避けています。
◆公女が亡くなってからが本番。なので最初の方、恋愛要素はほぼありません。最後はちゃんとジャンル:恋愛の予定です。
◆ドアマットヒロインを書こうとしたはずが。どうしてこうなった?
◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。が、本作単品でお楽しみ頂けます。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 21:00:00
40554文字
会話率:29%
「そなたとの婚約、今この場をもって破棄してくれる!」
王族専用の壇上から、立太子間近と言われる第一王子が、声高にそう叫んだ。それを、第一王子の婚約者アントニアは黙って聞いていた。
第一王子は次々と、アントニアの不行跡や不品行をあげつらい
、容姿をけなし、彼女を責める。傍らに呼び寄せたアントニアの異母妹が訴えるままに、鵜呑みにして信じ込んだのだろう。
確かに婚約してからの5年間、第一王子とは一度も会わなかったし手紙や贈り物のやり取りもしなかった。だがそれは「させてもらえなかった」が正しい。全ては母が死んだ後に乗り込んできた後妻と、その娘である異母妹の仕組んだことで、父がそれを許可したからこそそんな事がまかり通ったのだということに、第一王子は気付かないらしい。
唯一の味方だと信じていた第一王子までも、アントニアの味方ではなくなった。
もう味方はいない。
誰への義理もない。
ならば、もうどうにでもなればいい。
アントニアはスッと背筋を伸ばした。
そうして彼女が次に取った行動に、第一王子は驚愕することになる⸺!
◆虐げられてるドアマットヒロインって、見たら分かるじゃんね?って作品が最近多いので便乗してみました(笑)。
◆虐待を窺わせる描写が少しだけあるのでR15で。
◆ざまぁは二段階。いわゆるおまいう系のざまぁを含みます。
◆全8話、最終話だけ少し長めです。
恋愛は後半で。メインディッシュはざまぁでどうぞ。
◆片手間で書いたんで、主要人物以外の固有名詞はありません。どこの国とも設定してないんで悪しからず。
◆この作品は小説家になろうのほか、アルファポリスでも公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 18:00:00
19158文字
会話率:51%
バイト先は後宮、胸に抱える目的は復讐 ~泣き虫れおなの絶叫昂国日誌・第一部~
の続編です。
前編までのリンクは概要欄下記に。
中華風ファンタジー、ごった煮エンターテインメント。
友情、冒険、激闘、運命。
その中に見出す命の輝きをみなさまへ
。
登場人物
北原麗央那(きたはら・れおな) 農業・土木の学生女官
紺翔霏(こん・しょうひ) 麗央那の親友で武術の達人
応軽螢(おう・けいけい) 麗央那が世話になった邑のリーダー
環椿珠(かん・ちんじゅ) 麗央那たちの友人で豪商の息子
司午翠蝶(しご・すいちょう) 麗央那の元主人で皇帝の準妃
斗羅畏(とらい) 東北を治める騎馬民族の首領
突骨無(とごん) 斗羅畏の叔父で中北平原の大統
メメィ シャチの仇名を持つ女商船主
楠江雪(なん・こうせつ) 西方の学僧院で学ぶ麗央那の友人
除葛姜(じょかつ・きょう) 旧王族傍流の天才軍師
未読の方は第一部からどうぞ。
バイト先は後宮、胸に抱える目的は復讐 ~泣き虫れおなの絶叫昂国日誌・第一部~
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すべての友に捧ぐ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 22:02:15
316621文字
会話率:34%
バイト先は後宮、胸に抱える目的は復讐 ~泣き虫れおなの絶叫昂国日誌・第一部~
の続編です。
タイトルの「創身」は「傷だらけの体」と言うくらいの意味です。
前編までのリンクは概要欄下記に。
中華風ファンタジー、ごった煮エンターテインメント。
友情、冒険、激闘、運命。
その中に見出す命の輝きをみなさまへお届け。
登場人物
北原麗央那(きたはら・れおな) 朝廷の学生女官
紺翔霏(こん・しょうひ) 麗央那の親友で武術の達人
応軽螢(おう・けいけい) 麗央那が世話になった邑のリーダー
環椿珠(かん・ちんじゅ) 麗央那たちの友人で豪商の息子
司午翠蝶(しご・すいちょう) 麗央那の元主人で皇帝の準妃
司午玄霧(しご・げんむ) 翠蝶の兄で謹直な武官
司午想雲(しご・そうん) 玄霧の息子で清廉な少年
涼明晴(りょう・みょうせい) 翠蝶と皇帝の間に生まれた男子
兆博柚(ちょう・はくゆう) 麗央那の後見人で後宮の美妃
素乾柳由(そかん・りゅうゆう) 皇帝の正妃
銀月奴(ぎんげつやっこ) 年かさの情報通な宦官
馬蝋奴(ばろうやっこ) 一番偉い宦官で知識人
川久奴(せんきゅうやっこ) 正妃の覚えがめでたい宦官
除葛姜(じょかつ・きょう) 旧王族傍流の天才軍師
百憩(ひゃっけい) 西方出身の学僧
一部
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二部
https://ncode.syosetu.com/n2739im/
三部
https://ncode.syosetu.com/n9381io/
3.5部
https://ncode.syosetu.com/n9295it/
四部
https://ncode.syosetu.com/n9124iw/
五部
https://ncode.syosetu.com/n1043jb/
酒見賢一先生のご霊前に捧ぐ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 21:44:40
214152文字
会話率:34%
20XY年、東洋の由緒ある海洋国家「日本国」は異世界へと転移したーー。
近隣諸国と友好関係を樹立し貿易関係を結んだことで、日本は滅亡の危機から脱することができた。
そして新世界歴7年、日本は南西諸島西方のオルジニア大陸に接続する無人地帯の
サドレア亜大陸を領有しようとする。
しかし、強大な軍事力を持つ列強「ミレリヤ帝国」と軍事衝突し、それはやがて日本を再び戦乱に引き込む大きな渦となるーー。
果たして日本は弱肉強食の新世界で生存を確立できるのかーー。
全ては生存のためにーー。
初めまして、アルビオンです。
いわゆる国家転移物ですが基本的に現代を描いています。
更新はできるだけ1週間から2週間以内を目指して頑張るので感想と高評価を何卒よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 13:16:23
105751文字
会話率:23%
いにしえの昔。人々が暮らす唯一の小さな大陸には、五つの里が存在していた。
北方の【雪満里(ゆきみつさと)】、南方の【花散里(はなちるさと)】、西方の【風舞里(かぜまうさと)】、東方の【星降里(ほしふるさと)】、そして、大陸中央部にある【月輝
里(つきかぐさと)】である。
そこにはおのおの一人の【巫女姫(みこひめ)】と呼ばれる、天神地祇を統べる存在がおり、彼女らの神託やお告げによる祭政一致の政治が行われていた。
【巫女姫】は神が純潔の少女にのみ与えし宿命である。
選ばれた乙女には、十五歳の誕生日までに、身体の一部に【聖紋】と呼ばれる不思議な紋章が表れる。それがすなわち、国家を背負うことを宿命づけられた【巫女姫】となる証だった。
花散里の聖都【散花(さんか)】に暮らす少女・淡雪(あわゆき)は、新たな巫女姫・真珠(しんじゅ)が立つ儀式である【誓願の儀】の朝から、奇妙な胸騒ぎに襲われていた。
住まいである孤児院で水まきをしていたところ、不審者に腕を取られ、草蔭に拘束される。
侵入者の正体は、星降里の巫女姫を殺害した大罪人として指名手配されている、藍晶(らんしょう)だった。
その瞬間、彼が手にしていた青い勾玉に反応し、淡雪の胸元に巫女姫の証である【聖紋】がなぜか浮かび上がる。
花散里には新たな巫女姫がいるはずなのに、なぜ……?
巫女姫と五つの里を巻き込んだ、淡雪たちの冒険が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 12:00:00
71433文字
会話率:34%
物語の舞台は魔王が倒され約三〇〇年が経過した世界。人類は魔王の支配下にあった西方辺境を手に入れたものの、過酷な環境と狂乱した魔物たちに阻まれ、開拓は遅々として進みませんでした。けれど開拓を諦め、辺境を放置してしまえば溢れ出る魔物たちが再び人
類の脅威となるかもしれません。時の国王は開拓公社を設立し、辺境に奴隷や犯罪者、ならず者たちを押し込め、彼らに魔物を間引かせることで辺境の脅威を抑え込もうと考えます。
そして時は流れて現在。人類の掃き溜めと呼ばれる辺境に三人の新人開拓者がやってきました。家族に売られた農民の少年、純粋無垢なコボルト、臆病なハーフオークのショタ神官。ちぐはぐな三人は、果たしてこの場所で何を成すのでしょう。
※完結保証折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 18:00:00
118978文字
会話率:43%
今から80年ほど前、ヨーロッパから始まった第二次世界大戦は各地を焦土に変えながら大陸中に広まっていった。
連勝を重ねるドイツ軍は西方への侵略を進め、遂には大国フランスを破りイギリス海峡に達する。
目の前に横たわる狭い海峡の先には小
国のイギリスだけ、おそらくドイツは大陸の西を制したついで程度にしか思っていなかったかもしれない。国力においても物量においてもその島国よりも優っていたのだから。
対して海峡を死守するべく防衛体制を整えていたイギリス。そのとある街の臨時基地に英国屈指のパイロットと天才エンジニアがやって来る。かくして、第二次大戦で最大の空中戦、バトル・オブ・ブリテンが始まる。
※この小説は史実を元にしたフィクションです。実在する国、地名、団体、兵器などが実名で登場いたします。更に物語のために史実を多少歪めておりますが、あくまで個人の趣味で書かれたフィクションとして御容赦下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 09:54:24
577795文字
会話率:56%
―あらすじ―
近代改革によって大衆に大きく普及した魔法という技術は、人々の生活を豊かに彩り、現代社会に必要不可欠な存在になっていた。
大陸から極東に進んだ先の大海に位置する大和国。俺はこの国で暮らす魔導遊戯好きの学生だった。
ある日、交通事
故で命を落とした――と思ったら、いつの間にか見知らぬ木造船に乗っていた。最初は神隠しにでもあったのかと思っていたのだが、水面に映る自分の姿を見てびっくり仰天!どう見ても西方の原住民とされている獣人であった。状況から察するに俺の魂が過去の世界へと時空を超え、この男の身体を乗っ取ってしまったらしい。
この世界の”俺”は、船の護衛として極東――つまり元の世界で言う大和国に向かっているそうだ。
一体どうなっちゃうの……!?
―作者より―
一発ネタです。既出だったらごめんなさい。
「残酷な描写あり」は念のためで実際はほとんど無いです。
あと、この物語は「フィクション」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 20:00:00
3140文字
会話率:11%
禁術師。それは魔術を悪用した犯罪者を指す。悪魔憑きの青年もまた、その一人。西方随一の大国、ローゼンクロイツァー帝国に囚われ、その生涯を闇に沈めるかに思われた。しかし、情勢は変わった。戦力を欲した帝国は、青年を登用することにした。登用された
青年は、『ディアブロ』のコードネームを与えられ、帝国の対魔術犯罪組織『アルカナイト』に所属することになる。その先に待つのは、破滅か、繁栄か。帝国の命運を左右する激動の時代が幕を開ける!
※本作は不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 06:00:00
83292文字
会話率:42%
顔面偏差値Fランクの喪女、白鳥百合、二十九歳は、雷に打たれて死んだ。
もしかしたらワンチャンあるかも――そんな淡い期待とともに再び目覚めた彼女は、異世界で超絶美少女に転生していた。
今生の彼女の名は、リーゼロッテ=リシュテンガルド。シ
ーラン王国西方一帯を領有する辺境伯の一人娘だった。
持って生まれた圧倒的な美貌、高貴な身分、それに加えて、前世の知識と経験。
白鳥百合、いや、リーゼロッテ=リシュテンガルドは、すべてを手にしていた。
そして彼女は思う。
これはもう勝ち確ね――と。
前世で諦めていた喜びを取り戻すべく、確定した勝ち組の人生をゆるりと、そしてときにはドタバタと、楽しく過ごすリーゼ。
しかし、家族の愛に包まれ、友人に恵まれ、そして前世を含めて初めての恋を知った幼女を待っていたのは、自らの持つ『神の贈り物』ゆえの苦悩と身の危険、さらには、もしかしたら異世界よりも遠い世界の出来事だと思っていたもの――戦争だった。
それでも、リーゼは挫けない。
喪女のメンタルを舐めてはいけない。
幼女の可愛さを舐めてはいけない。
揺らいでしまった『勝ち』を確定させるため、ついには彼女は戦場へと降り立つ。
その姿は、さながら伝説の聖女のようで――
ほのぼの。ときに、シリアス。
幼女の成長と喪女の初めて恋を描いた異世界ラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 08:22:54
214692文字
会話率:33%
東大陸にある王国マンドリーグ。
その魔術士団に所属する青年ロゼは、そこそこに任務をこなしつつも、人とも面倒事とも距離を置いて過ごしていた。
だが、ある日王国議会から出された面倒そうな命令を避けようとするも、意図せず巻き込まれてしまう。
逃げ
ようとするロゼに食らいついて離さない金の髪の少女レンシアと、西方の部族の一人、バナウ。
彼らの抱える問題と闇に、二人に引きずられたロゼが今、(結果的に)立ち向かう。
※同人誌用に書かれた作品群の三作目で、書下ろしになります。
※一作目、二作目は改稿が終わっていないので連載は未定ですが、本作のみでも理解できる内容となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 21:00:00
150021文字
会話率:35%
猫耳獣人のメグ、狸耳獣人のユズリ、エルフのテルアイラの三人は訳ありの冒険者。
西方の城塞都市からレイデンシア王国にやってきて、しばらくゆっくりしようと宿屋に長期滞在しながらグダグダと暮らしていくお話。
※別投稿の「神様のうっかりで転生時のチ
ートスキルと装備をもらい損ねたけど魔力だけは無駄にあるので無理せずにやっていきたいです」と同じ舞台です。そちらも読んでいただくとより一層楽しめる仕様です(宣伝)。
※ゆっくり更新でタイトル通りグダグダな話です。別投稿が色々と煮詰まったら突発的に書き上げるタイプなので、気長にお付き合い下さいませ。
※旧タイトル【勇者から選ばれなかった私達は強く生きていきます……嘘です本当はグダグダです】から改題です。
※初めからの書き直しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 09:19:34
281725文字
会話率:47%
いたずら好きの精霊がきまぐれに突風や荒波を引き起こし、火山には灼熱の炎を吐く龍がとぐろを巻いているような世界。そんな世界でも人は生き、争い、したたかにその版図を広げようとしていた。
舞台はそんな世界の中でも中央に位置する大陸西方に位置する
アナトリア王国。
数年ほど所属していた傭兵団が解散することになり、あてどない旅に出ることにした男、カイエン。しかし悠々としたものになる予定だった旅路は、突然遭遇した奇妙な少女によって当初とは全く異なるものとなる。その少女はさる貴族の令嬢だというが、故あって追われる身であった。少女へ放たれた刺客と刺し違える形で致命傷を負うカイエンだったが、セシリアと名乗ったその少女はこの世の理から外れた力によってカイエンの命を救う。だが人知を超えた現象は神の御業か、さもなくば魔女の仕業とされる地域では、その力は常に差別と偏見を招くことになる。
数奇な縁から共に旅に出ることになった二人はやがて、時代を動かす大きなうねりの渦中へと巻き込まれていくこととなるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 11:30:00
169398文字
会話率:38%
物流大手で働く佐伯翔太(28歳)は、終電までの残業続きの日々を送っていた。ある夜、配送データのバックアップ作業中に突如として異世界へと転移してしまう。そこは商人ギルドが物流を独占し、高額な送料に苦しむ世界だった。
研究所で評価されない保存
魔法の研究者フィリアと出会った翔太は、その魔法が物流革命を起こせることを直感する。二人は「結衆社」を設立し、送料無料の配送サービスを開始。純粋魔力を持つ配送専門スライムたちと出会い、事業は急成長を遂げる。
しかし、商人ギルドの妨害、西方物流公社との対立、そして魔王軍の介入により、スライムたちの秘められた力と東西の魔法を結ぶ使命が明らかになっていく。
「すべての人に笑顔を」という理想を掲げ、翔太は仲間たちと共に世界の物流と魔法を変革していく―壮大なビジネスファンタジーが今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 12:00:00
74054文字
会話率:51%
大陸西方諸国を揺るがす東方異民族の大侵攻を前に、グラミア王国が立ちはだかる。その中でマキシマムは頭角を現し、また自らの運命を知ることになる。戦乱の中で、彼は成長し、偉大な王となっていった。
最終更新:2025-02-16 14:20:19
831974文字
会話率:44%
※【結末を含むあらすじ】は活動報告をご覧ください。
人生を悲観するソラは失意の中、不意に異世界へ召喚された。突然の事態に立ち尽くす彼女はその場に居合わせた少女ジーノに助けられ、村の教会で保護を受ける。
この世界では人々を救う聖人の再
臨が求められており、魔女は破滅を呼ぶ者として忌み嫌われている。
異世界からの来訪者は魔法院に報告されることになっており、ソラはジーノと彼女の兄エースに連れられて氷の都ペンカーデルの院を訪れる。だが、魔法院の最高権力者である元老はソラを「魔女」と断定し、死を宣告した。ソラは魔法院を脱出し、兄妹を伴い西方へ逃亡する。
人類の仇敵と語られる魔女とはいかなる存在なのか?
魔法院に異を唱えるためにも、ソラにはその知識が必要だった。ところが、当てにしていた学者フランは何者かによって殺害されていた。その犯人というのが「宿借り」と呼ばれる殺人鬼、ナナシとジョン・ドゥである。しかもナナシという男は、どうにもこの世界の人間ではない。
やがてソラの執念とナナシの正義は対立し、二人の戦いに世界の命運が託される。
どう生きて、どう死にたいのか。
ソラは自身の最期を前に理想を見つける。
――私は、惜しまれて死にたい。
* * * * *
本作は「異世界神の黒き花嫁」のタイトルを変更し、構成や設定を見直して全編を再執筆したものです。端々の軽いノリを取り除いて理不尽の鍋に突っ込みシリアスにドがつくまで煮詰めました。
新たに魔物要素を追加しましたが、大筋と結末は元タイトルと変わりません。
誤字脱字の報告歓迎です。
申し訳ありませんが表記揺れは見逃してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 21:01:15
488736文字
会話率:54%
最強の剣士を探して極東島国ジパングから大陸西方まで旅をしていたコテツは、大陸西方に位置するグランパニア王国で最強の剣士"ソード"を目指すクレアと出会う。
これはコテツとクレアが世界最強の剣士を目指す物語。
最終更新:2025-01-25 02:44:22
5771文字
会話率:61%
前に書いた「天才軍師タケル」のブックマークが伸びないので、設定を変えて書き直しました。
17,降伏勧告まではキャラクターが少し違うだけで、内容はほとんど同じです。
***
戦災孤児だったタケルはトルーナン王国に拾われ、同い年のアリサ姫の従
者になっていた。
シルバニア中央国家の士官学校を卒業後、神からのギフトと呼ばれるソロモンの指輪を得て、戦争において頭角を現し、王国軍の軍師となる。
大陸の西方奥にあるトルーナン王国は、僻地に存在する弱小国だった。
王国のアリサ姫や偵察役のマリア、ホモのローレンツとともに大陸に覇権を求めていく。
最初の敵は、聖剣ビジブルによって透明化して襲ってくるベアトリス姫だった。(全裸)
いわゆる、ナーロッパ世界の物語です。
異世界の話ですが、転送や転生はありません。ギフトという特殊能力のアイテムはありますが、戦略や戦術を駆使する本格的な戦史ものと、私は思っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 10:27:39
149969文字
会話率:43%