肉は人類の敵である。
それがクロッシェン王国における美の基準だ。
無駄な肉が付くのは怠惰でだらしない人間である証。逆に、無駄な肉のつかない細い体は勤勉で誠実な証とされていた。
確かに、日頃の運動不足や贅沢が祟っての肥満であれば話はわかる。
けれど、クロッシェン国は少し行き過ぎていた。
数代前の、圧政を敷いた愚王が余分な肉を蓄えブクブクと丸く肥えていたからその恨み辛みもあるのだろうけれど、とにかく肉に対する嫌悪が半端ではない。
そのせいで、付かない方が良い肉と付いていなければならない肉の区別も付かないのだ。そんな歪な美意識が出来上がってしまったのである。
つまり、女性は胸や尻に丸みを帯びているほど、男性は逞しい筋肉を育てるほど悪なのだ。
「行きますよ、お嬢様!」
それはおかしいとベロニカ・ベルドットが気付いたのは、15歳には不相応なたわわに実ったバストを親愛なる侍女に締め潰される真っ最中の事だった。
■R15、残酷な描写は保険です。美醜逆転、体格差が書きたかったのにあまり活かせなかった……
書きたいところを書いているので、さらっとお読みください。短編の予定で書いていたのですが、長くなったので小分けに投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 00:25:27
14774文字
会話率:19%
ある日、日本中にゾンビウイルスが溢れ、わたしの兄(おねぇ)がゾンビに咬まれた。
この先、兄とわたしはどうなぅてしまうのか。
※「なろうラジオ大賞2」の参加作品の為、合計1000文字しかありませんご了承ください。使用キーワード『おねぇ』
最終更新:2020-12-27 23:27:18
1000文字
会話率:18%
明け方に青春してるおじさん、櫻井良学
最終更新:2020-07-24 04:24:50
407文字
会話率:0%
ザイル・アーガレストは良くも悪くも拘束に魅せられた魔術士だった。
他人とずれた魔術へのアプローチと美意識のせいで、彼は一級国家資格を剥奪、魔術探求都市【ウィドム】を追放されてしまったのだ。長年培ってきた技術をすべて否定されたザイルは、研
究技術を実証・証明するために冒険者へと身を投じる。
「まだ見ぬ素材と最高の素体を求めて!」
これは高みを目指し、己が理想を追い求める緊縛魔術士の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 08:00:00
9311文字
会話率:42%
人の美意識とは刹那のうちに変化する。
最終更新:2020-04-14 21:29:20
378文字
会話率:0%
私には、四人の幼馴染がいます。
暑くてうるさい系男子に、マイペースで一日の大半を寝て過ごす系男子に、優しさを完備した常識人系男子に、美意識高めなナルシスト系男子。
全員個性が強く、いつも私の四方を固めてきて正直鬱陶しいです。
あぁっ、また夜が明けてしまいました……私と幼馴染の攻防戦、スタートです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 17:06:38
2619文字
会話率:50%
”「聞きなれない言葉を笑い、全体を批評するのではなく、枝葉末節の欠点のみをあげつらうのは、批評家の|馬鹿さ《学識の浅薄なる》と|美意識《雅想》のなさを示してるだけである。」と、誰か知らないが、昔の人は言った。”1891
最終更新:2020-01-18 05:28:19
749文字
会話率:0%
自死と美意識についての考察
キーワード:
最終更新:2019-09-22 22:28:04
402文字
会話率:0%
あいちトリエンナーレ騒動やら、昨今の日韓関係のこじれなどを眺めていて。
最終更新:2019-08-12 13:12:27
1518文字
会話率:0%
作者の皆様方は知っていたでしょうか?
『令嬢言葉』は『標準語』ではなく、『方言』だったのだそうです。
アルファポリスに掲載。
最終更新:2019-08-10 08:35:06
2103文字
会話率:3%
作者の皆様方。
婚約破棄や悪役令嬢ものが流行っていますが、あなたの描く令嬢や令息、姫や王子様方は『方言』や『若者言葉』を使っていたりはしませんか?
丁寧に話している会話や文章に、『方言』や『若者言葉』などの『ら抜き言葉』が交ざっていると
、なんだかちょっと残念に思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 06:17:40
2557文字
会話率:12%
美とは一体何者であろうか。
日頃の思索を纏めていく。
最終更新:2019-08-05 13:43:23
1319文字
会話率:0%
2030年、米国――。カリスマ的美容コンサルタントで人気女性タレントでもある日系3世のトレイシーは、タイムマシン開発の成功を成し遂げた全米量子力学研究所の記念調査団のメンバーに選ばれる。100年後の社会を一般人の目から見てくるという調査だ。
トレイシーが何よりも関心があったのは、100年後の人々の美意識がどう変わっているのか、ということ。そして、トレイシーが未来の社会で見てきた人々の変化とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 20:17:54
9176文字
会話率:11%
黒の女王の圧政により、魔族達は苦しめられていた。
奴隷のような商品としての扱いから、更にその立場を下げられる。
だがしかし、一人の若い魔族の青年が魔王を自称して立ち上がる。彼はその風体、容姿から白の魔王と呼ばれることに。
だが、そんな彼の抵
抗も今や風前の灯火。
人間、そして更に進化した“真(まこと)なる人間”、通称真人間により追い詰められていた。
そんな中、南の砂漠を歩く男の姿が。その男は、灼熱の砂地を何故か素足。ポンチョに見えるくらい小さなフード付きのローブ。更に下半身にはブーメランパンツ一枚であった。
注)主人公だけ、世界観と美意識が違っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 15:17:59
28457文字
会話率:24%
これは愛を求め愛に生きた漢の物語……。
※これは純文学や恋愛ジャンルではありません。コメディです。
最終更新:2018-09-21 17:13:11
7372文字
会話率:27%
僕を買った美女が言った。
「あなたを手に入れたい、そう私の下腹部が叫んだの」
◆
超絶ブサイクなせいで、なんの面白みもない人生を送ってきたアラサー童貞、「神野翔平」は、ある日なんの前触れもなく異世界に転移してしまう。
そこは、彼の
ようなブサイクな顔が「流行り顔」として逆にメチャクチャ好かれる世界だった。
逆に美少女達は醜いとされ、残らず迫害されているという信じられない世界。
地球では決してあり得なかった、劇モテハーレム状態を、とまどいながら一生懸命生きる神野。
そんな中、神野はこの美意識逆転世界の大いなる秘密に触れることになる。
◆
「他者を褒める時、あなたの言葉には嘘の香りがしない。きっと、誰よりも、美しいとか醜いとかの言葉を重く捉えて来たあなただからこそ出せる、言葉の透明度なのでしょうね。」
(重く捉えて来たのは君もじゃないか。ああでも確かに、僕は君に褒められるのが好きだ。君の言葉も透明だからだろう。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-19 23:45:20
73997文字
会話率:52%
美意識って、人それぞれです。
最終更新:2019-01-09 11:54:39
2097文字
会話率:0%
綺麗事は美意識なんかじゃないもん!!
最終更新:2018-12-10 23:57:00
550文字
会話率:0%
世界最大の大陸、プロメテシア大陸。
その大陸の中でも最も強い力を有していたメジカ王国は、ある日、未開の大陸から飛んできた魔物によって窮地に立たされてしまう。
他国への牽制に用意していた軍事力も魔物相手には役に立たず、メジカ王国は縋る思いで、
吟遊詩人の歌に登場する小さな大陸に住まう戦闘民族を頼ることに・・・!
喜んで協力してくれた彼らは魔物すらも撃退するほどの戦闘能力を持っており、その報告を受けた国王は繋がりをより強くするために、自国の王太子と、かの国の重要人物の息女と婚約まで話を持って行き、これでプロメテシア大陸の首の皮は一枚つながったと安堵したが――。
戦闘民族たちの国、シャサール共村国の面々は、男女ともども外見が「毛むくじゃら」という問題があったのだった。
果たして美意識に違いがある、両国の関係は上手く行くのだろうか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-08 14:44:58
10688文字
会話率:28%
「腹の虫がおさまらねぇ、、、」まったく、その通りだ。
オレはコイツに寄生する新生物。
職場イジメの犠牲者から「サラリーマンのカミ」となったコイツ。
脳内アル中のダメ野郎に詐欺師ども、コイツの体内もメタメタだった。
無限の接待費を得たコイツと
、食欲司令官オレの旅が始まる。
ナ魔物や焼酎の魔王も堪能する胃世界グルメツアー。
新生物アミダの目的とは、、、。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-09 06:10:09
18402文字
会話率:44%
5万年後の新東京市。
ここは「脳みえ」進化したヒューマノイド、レプリカントの世界。
人類滅亡のカギを握る最終兵器とは? 月面も地下鉄までもが戦場に!
人類滅亡後の世界が、、、。
実は、続編みたいなものもあります。
「美意識を捨て、
胃世界より転異して主を狩るオレ」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-29 02:29:24
21303文字
会話率:52%
美人が何やねん! ちょっと顔が綺麗やからってチヤホヤされてさ。
どうせアタシなんか! って……あれれ? アタシ、この世界では……モテてる!?
ひょんな事から美意識が逆転した世界へトリップした麗美。容姿に自信のなかった彼女は、
その世界では超絶美女として扱われる。突然の美を手にした彼女の今後の行方は───?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-06 22:49:49
69187文字
会話率:41%
人生に価値があるとするなら
感覚にしか過ぎない事だと思っている。
人間に価値があるのだとしたら
理解が出来ない私は壊れたのに違いない。
最終更新:2017-07-18 02:42:17
2249文字
会話率:0%