20年前、この世界の人間ならば誰もが知る悲惨な戦争があった。
きっかけはこの世界の神が呼びだした2人の異世界人。神に与えられた力と異世界の知識により、世界の文明を700年以上進め世界は人々の在り方すら変わっていった。しかし、変わりゆく時代
の中で多くの人が活躍の居場所を見つけ出せるようになった反面、居場所を奪われた者たちもいた。
様々な人が居場所を獲得していく中で個人の権利の平等が謳われ始めたため、これまでの特権階級の人間からは多くの権利が奪われたのだ。悪しき神はそんな人間を誘惑する。元の時代に戻してやるから代わりに自分たちを世界に呼び出せと。こうして、居場所を奪われた旧特権階級の人間が悪しき神を呼び出してしまった。
世界を壊す事だけを目的とした神と世界を発展させようと尽力してきた神との戦争は全ての人類を巻き込んだ末、多くの犠牲を出しながらも人類の勝利に終わった。
この物語は戦争から20年後の平和となった世界で、次世代を担う子供たちが残された負の遺産に立ち向かっていくものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 19:10:00
25000文字
会話率:42%
人間のいなくなった密林の世界で、半鳥人(ハルピュイア)に育てられた人間の子供アレガは育ての親を女盗賊団に殺される。女盗賊団に唯一の男として所属することになったアレガは、不死鳥を探す人間の一団と遭遇する。
自分を人間だと知ったアレガは半鳥人と
して戦うのか。
※ターザンやアバターあたりを目指した作品です。
日本ファンタジーノベル大賞落選。
忖度内ご意見お待ちしております。今後の参考にさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 19:27:09
163184文字
会話率:42%
近頃、悪魔は忙しい。
やたら、人間が悪いことをしたいからである。
悪いことをする人間には、必ず悪魔が憑依しなければいけない。
悪魔の世界では、湧いて出た悪魔を教育してから人間界に送り込むのである。
人間界に送り込まれた悪魔は、直ぐ人間
に憑依して、人間の心の中に入り込む。
近頃の悪魔は粗製濫造で、出来が悪い。
真面目に教育しないのか、教育されたくないのか。
だから、近頃の犯罪は計画性が無く、雑である。
しかし、全ての悪魔が教育されていないわけでは無い。
勉強熱心で、真面目な悪魔もいるのである。
ただ、それでは悪魔として、良くないのではないか?
悪魔なのだから・・・
そんな真面目で勉強熱心な悪魔がいた。
真面目だから、悪魔を統括する大魔王達と反りが合わない。
悪魔界から追い出されるように人間界に来たが、予定外の相手と一緒になってしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 06:00:00
102569文字
会話率:27%
この世の全ての人間が幸福とは限らない。
そしてまたその逆も。
それは何故なのか。
理由は色々あるのだが、
全体的に締めているのは価値観であると言えるだろう。
価値観というのは本当に便利な言葉で、
全ての人間がこの言葉に依存していると言っても
過言ではないのだから。
例えば、「騙される人間」と「騙す人間」どちらが悪いだろう?
これも人によってそれぞれだ。
騙す人間が悪いと言う人も居れば、その逆もまた叱り。
両方悪いと言う人もいるだろう。
騙す人間が悪いと言う人は、「人様」を騙すなんて以ての外。
「人」に迷惑をかけてはならない。
など、そんな事を言うだろう。自分を棚にあげて。
またその逆は、その「人」が無知なのが悪い。
その「人」が信じるのが悪い。
など、様々な理由がある。
その全てが人間の価値観であるのだ。
この価値観によって、人は幸福であるか、そうでないかを過半数によって決するだろう。
そうなった場合、誰が幸福であるか。そうでないのかが人によって違ってくる。
このように全て価値観なのだ。
俺たち人間は1日24時間しか無い時を、
未来を見据え、過去を振り返り、今を必死に抗いながら生きていく、そんな物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 15:30:00
80132文字
会話率:20%
人間が悪魔により地上を奪われ、大穴より地下深くに住むことを余儀なくされた世界。人間は大穴を鉄の蓋で塞ぎ、それを厚くしていくことで悪魔からの脅威を遠ざけ一時の平穏を手にすることができた。
蓋はいつしか地上と地下の底をつなぐ巨大な塔となり、
人々は寄り添うように塔の周りでひっそりと生きていた。
これは陽光と別れた人間が地上に行く話。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 20:49:33
213文字
会話率:0%
人間と悪魔が共存する、とある世界。しかし、実際は人間が悪魔を支配するような形であった。人間は悪魔をまるで奴隷のように扱い、悪魔は人間を密かに憎む。そんな世界で、主人公アスカイもまた、一匹の悪魔を有していた。だが、その悪魔は他の悪魔とどこか違
い、アスカイもまた他の人間とはどこか違っていた。
これは、他とは違うけれどどこか似た者同士な、一人の人間と一匹の悪魔の日常を切り取った物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 18:00:00
6605文字
会話率:34%
ルース・タイアードは、久々に王都の地を踏んだ。自分は戻ってきたのだ、姿を変えて、この地に!実はルースは、英雄と呼ばれたランゼスの生まれ変わり。けれど、四百年後の世界、ランゼスの銅像は、民衆によって壊されていた。いや、なんで? ちょっとわけあ
って寄り道してただけなのに、どうして自分の生まれ変わりを自称する人間が悪さをしてるんだ!?
これは、二つの世界を経験したルースが歩む、新たな英雄譚である…かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 21:35:20
47207文字
会話率:48%
自然の化身と呼ばれる存在、竜。彼らは絶滅へと向かっていた人たちの国の近くに現れた。
最北端の竜の周りには植物が生い茂り──
最南端の竜の周りには鉱石が生成され──
北西の竜の周りには動物が産まれ──
南東の竜の周りには
統制が生まれた。
それぞれの竜は恵みをもたらす。そうして崇められた竜の中に、妙な竜がいた。
人を愛し、人と笑い、人の死を泣く竜がいた。心を持つ竜であった。
大陸の中心にある人間の国──帝国の守護神とされたそれは、慈愛の象徴として愛され、幸せを感じていた。
しかし、両者の時の流れの早さは、慈愛の竜が生きている間にその存在価値を疑う者が現れるほどかけ離れたものだった。
彼は悲しんだ。慈愛に満ちていた人間が悪意に蝕まれることを。
慈愛の竜が現れないのをいいことに、竜の住処にはあらゆるものが捨てられた。
愛・幸福・笑み・死骸──そして、子供。
慈愛の竜は、希望を込めて子を育てた。失敗を重ね、たくさんの子を犠牲にしたが、諦めず愛し続けた。
最後の子は心優しい者に育ち、竜は生きがいを感じ、そして心残りを疑わなかった。
人間の子と時の流れを同じにするほど衰弱に蝕まれた竜は、子供の悪意に耐える心をこしらえるために、自分の死を誤魔化すために、悪意を込めて住処から子を追い出した。
子は悲しみ、しかし竜を愛していた。
物語が好きだった子は、帝国での竜の扱いに悲嘆し、そして竜の優しき心を物語にすれば、再び竜は愛されるのではないか。
子は旅を始めた。竜に会い、人に会い、紡ぐ。慈愛に満ちた竜の物語を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 16:24:04
14343文字
会話率:12%
ひょんなことから、ごく普通だったはずの少年、物部ヒョーゴは、とある学校に強制的に編入させられることになる。
そこは、あらゆる悪意の根源である《悪魔》を祓う魔術師──祓魔術師を育成する機関だった。
そこでは多くの人間が悪魔を祓う魔術を学
んでいたのだが、そこでヒョーゴは自分に隠されたとんでもないチカラに目覚めることに──。
魔術×サイエンスフィクションの激しいバトル。
今、始まる──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 00:00:00
9827文字
会話率:17%
タイトルの通りです™™™™™™
最終更新:2021-03-27 22:13:14
1109文字
会話率:0%
「ぎゃあああああ!」
ディズ・フェルランは燃えていた。
文字通り炎に包まれて。
天使が人間を守り人間が悪魔を倒すこの世界で
十日前に新米冒険者になったディズと幼馴染みの少女フリアラは憧れの英雄になる事を夢見て、始まりの街プレーヴォで毎日クエ
ストに追われる日々……
ではなくバイトに追われていた。
そんなある日、加護を受けた守護天使であるヘクナに呼び出されたディズはこう告げられる。
「復活した悪魔神ロスヘルを倒して欲しい」
その言葉を皮切りに彼らは知らずのうちに天使と悪魔の戦いに巻き込まれて──
天使の意思と悪魔の意志のぶつかり合い それを貫くは弱き人間の意地──
*毎日投稿を目指して頑張っています!
*定期的に改稿はしているのですが、誤字・脱字や稚拙な表現・文章等が見受けられると思います。(特に睡魔に襲われながら書いた文章は見るに耐えないので……)
*各話の終わりごとにこの世界の価値観に関してのトピックを記載しています。
*面倒かとは思いますが、もしこの作品が少しでも気に入っていただけた際には、ブクマやレビューなどをいただけると、とても嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 23:13:55
17490文字
会話率:50%
言霊。それは現代において一部の人々が使えるようになった異能だ。一人に付き一つ、特定の言葉を言うと言霊が発言する。
石神 亮はそんな言霊を悪用した凶悪な犯罪者を捕まえる特殊部隊、対言霊使い部隊『レジデンス』に所属していた。面倒くさがりな性格
だったが彼は自身の言霊を使い、しっかりと活動をしていた。
だが、ある時。亮は自分の乾いた心を動かした男。"レシオン"と出会う。
捕まっていたレシオンと話し、その時に彼の"正義"について聞いた。それを聞いた亮は彼の言う正義によって変わる世界を見たくなり、彼を脱出させ彼と共に行動する事になる。
その後彼らは過去に大量虐殺を行った男、通称Jを仲間に加え殺し屋を始めた。
彼らは殺し屋となったが、依頼があっても最終的に殺すかどうかを決めるのは彼らにとってその人間が悪人かどうかで決めた。もし依頼人が悪人だった場合は依頼人を殺す事もあった。
彼らが人を悪人と判断するための条件がある。
それは明確には決まってはいないが"女性を傷付ける"、"他者から搾取する"大まかにこの2つに違反している人間を悪人としている。
だがどこからどこまでが違反していると見なすかは本人達の匙加減で決まるので、全ては彼ら次第である。
そんな事をしながら、彼らはレジデンス、他の殺し屋、殺人鬼、悪人と戦っていく。
全ては自分達が信じる正義が本当に正しい事だと信じる故に。
どちらが正義でどちからが悪か証明できないからこそ、彼らは自分達の正義が正しいという事に賭けた。
彼らは目的のために今日も悪人を殺していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-12 19:00:00
28809文字
会話率:35%
俺、竜崎伸也は龍神の軍との戦いに敗れ国民も虐殺され、起きた時には憎き竜の卵として転生しました。
俺は竜の卵に転生したが今思い返してみれば竜に恨みなどないし人間達が龍を捕まえ生物兵器にしたこともあり人間が悪かったから私は竜を恨んでない。
今世はゆっくりまったり竜生を過ごしながら最強を目指そうと思う。
異世界転生と言って良いのかわからないが頑張って生きて行こうと思う。
ってふざけんじゃねぇ!あのクソ創造神め!何でよりによって竜の卵に転生したんだよこん畜生!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 00:37:13
29993文字
会話率:25%
かつて、恋人を喪った魔王がいた。
彼は求めた。喪った彼女を復活させる方法を。
旅の果てに方法を知ることも手段も得た。
だが、彼に待っていたのは1000年の時を待ち続けること。
1000年に一度だけ咲く花が恋人を復活させる力がある。
これは恋
人に再会するためだけに1000年の時を捧げた魔王の物語である。
(愚智者=パラドクス(矛盾内包者)の時に書いた魔王もののまとめ集です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-27 06:00:00
6449文字
会話率:21%
ごく普通の現代社会。しかし、その裏では"悪魔"と呼ばれる超常の存在が跋扈していた。
悪魔達は人を襲い、喰らう。そんな悪魔達に対し、一部の人間が悪魔狩人(デビルハンター)として立ち上がった。
主人公、阿久根・刹那は悪魔と人
間の子である。悪魔の力を持った人間として、悪魔と戦う悪魔狩人だ。
そんな彼はある日、一人の少女と出会う。黒咲・奏、という黒い聖女と。
そして彼は、世界を滅ぼすという魔王を生む儀式、"魔王戦争"へと巻き込まれていくことになる――
※
タイトル:[ジュエルセイバーFREE]
URL:[http://www.jewel-s.jp/]
上記ページよりイラストをお借りしました
※他サイトにも投稿しています。
カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054889423677折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 21:51:17
41458文字
会話率:44%
黒の女王の圧政により、魔族達は苦しめられていた。
奴隷のような商品としての扱いから、更にその立場を下げられる。
だがしかし、一人の若い魔族の青年が魔王を自称して立ち上がる。彼はその風体、容姿から白の魔王と呼ばれることに。
だが、そんな彼の抵
抗も今や風前の灯火。
人間、そして更に進化した“真(まこと)なる人間”、通称真人間により追い詰められていた。
そんな中、南の砂漠を歩く男の姿が。その男は、灼熱の砂地を何故か素足。ポンチョに見えるくらい小さなフード付きのローブ。更に下半身にはブーメランパンツ一枚であった。
注)主人公だけ、世界観と美意識が違っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 15:17:59
28457文字
会話率:24%
悪魔達は人間に裏切られた。この世界、カナリアは、悪魔と人間が共に暮らしている世界だ。しかしある日、人間が悪魔を襲い戦争が起こった。悪魔達は敗北し、人間の奴隷に扱われるのが大半となった。14歳の鬼の悪魔ジンは、1人の人間に出会ったことにより悪
魔と人間を再統一しようとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-31 11:06:15
2387文字
会話率:64%
二〇〇五年。この世界に、悪魔という存在が現れた。
悪魔には誰も勝てなかった。銃も熱も薬物も、悪魔には効かない。既存の科学では、悪魔を傷つけることもできなかったのだ。
悪魔は圧倒的な力で、人間を殺して回った。世界は、滅びの危機に瀕したの
だ。
しかし、二〇一五年。悪魔の襲来から十年後。一つの技術が生まれた。それは、悪魔に対抗する唯一の方法。その技術をもってすれば、無敵と思われた悪魔に傷を付ける事ができたのだ。
初めは倫理的に不道徳とされた、その技術。しかしそれしか、人間が悪魔に対抗する手段はない。一部の男しか使えない技術であり、リスクやデメリットもある。けれどその一部の君たちしか、悪魔と戦うことはできない。
そうして、選ばれた男たちは立ち上がった。
――童貞と呼ばれる、男たちが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-16 18:35:29
24904文字
会話率:44%
神が新たな種族を生み出した世界でのお話。
神と悪魔は対立関係にある。
悪魔は神が新たに作った世界を否定し滅亡させるのが目的。
神は滅亡する世界を止め悪魔と戦うために種族に魔法等の力を授けたとされる。
この時人間は魔力が少ないため魔法を使える
人が少なかった。そのせいで多くの人間が悪魔に奴隷として働かされている。以前は人間達と共存していたので他種族達は人間を救い悪魔を滅亡させようと誓いあった。悪魔は8堕神という長ハーデスを筆頭に7人の家臣がいる。
主人公は記憶を失い、記憶を取り戻すため悪魔と戦いながら8堕神を倒す旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-02 12:05:53
9003文字
会話率:57%
1448年、中世末期のヨーロッパ。人間が悪魔について一番考え、恐れ、科学が魔術と疎まれた時代。
世間では魔女審判や悪魔退治が平然と行われているご時世に、ヴェネツィアの少年アレッツォはキリスト世界の東端、帝都に住む錬金術師レオニオロスに弟子入
りする。
入門して間もなく、悪魔を自称し、仲間の悪魔を探す不思議な少女ティリアが現れる。記憶の大部分が無いという彼女はアトリエに住み着き、時には彼らを助け、時には問題を持ち込むちょっと面倒だけど愉快な仲間になった。
異教徒に囲まれ、衰退の一途をたどる帝国。皇帝政府は神の代理人として悪魔憑きと思われる人々を裁く一方、国を守るために裏では悪魔と呼ばれた錬金術師の助けを借りる。
ジレンマに悩みながらも、アレッツォ達は悪魔(科学)の力で異教徒から都を守る神の守護者となる。
科学の知識のために悪魔を探すアレッツォ達と、自分の仲間と故郷を探すために悪魔を探すティリア。
ティリアとは何者なのか。悪魔は実在するのか。3人の悪魔探しは始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-09 18:08:31
11565文字
会話率:42%