侵略者がやって来た。全身に黒い鎧を纏い、黒い剣と盾を装備した侵略者は、防衛軍の精鋭部隊〝SHARK〟の副隊長・八神あおいに言い放つ。
「この星で1番強い奴を連れてこい。そいつと戦って俺が勝ったらこの星はいただく」
その後、自らの不注意により
あおいに瀕死の重傷を負わせてしまった侵略者は、記憶の一部と引き替えにあおいと身体を一体化させることであおいの命を救う。
侵略に全く向いてない性格の侵略者と八神あおいの二心同体の生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 02:42:53
47946文字
会話率:47%
特殊精鋭部隊所属の最強軍人が、ドンパチするだけの話。
「こういう話に、需要はあるのか?」と、純粋に思って書いてみた試験的作品。
※作者が、にわかミリタリーマニアなので、武器の説明がウゼェ感じです。
最終更新:2022-10-25 21:21:11
9055文字
会話率:18%
帝国の最精鋭部隊「ミムヤ」に所属し、”水氷の皇女”として周辺諸国にも名を轟かしてた少女。
しかし、「もうやってらんねー!」と部隊を脱走し、辺境の森に引きこもる。
彼女はひょんなことからペットもできて悠々自適に引きこもりライフを過ごしてい
た。
しかし、そんな自堕落少女に、世の中の影は音もなく徐々に迫り
――ケケケケケッケ
気味の悪い笑い声が彼女の鼓膜を揺らした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 19:02:26
168338文字
会話率:25%
ある日の朝、三浦 司(18)が通学途中に謎の女性と出会う。その女性は他の世界から来た悪魔ルシフェルと名乗った。
ルシフェルは魔王軍の中でもなかなか偉いらしく、魔王軍直属精鋭部隊"七つの大罪"兼第三魔王軍隊の隊長をやってい
るらしい、、、。
これはルシフェルと司の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 20:10:26
5018文字
会話率:32%
とある魔導大国の精鋭部隊の新米隊員、マルムは、ある日の戦いにより国をいくつも跨ぐほどの事故転移を起こしてしまう。
「ここは、一体…?それに、さっきまで戦っていた化け物や、隊長、部隊のみんなは一体どこへ消えたんだ?」
国から一歩も出た
ことのなかった新米一兵卒マルム君の、故郷への長旅が、幕を開ける。
完全に見切り発車です。
一応いろんな設定とか、話の着地点とかは考えてます。多分書きながらいろいろと変更するだろうけど。
残酷な表現はどうだろう、あるんじゃないすかね。ちょっと今んとこ分かんないです。微妙に?ある?多分、おそらく。
筆者は長らく読む専でした。筆者は褒められると頑張って執筆します、多分。筆者はプライベートが忙しくて、投稿するよ!って言った時間や日付には上がってこないかもしれません。睡眠をこよなく愛する筆者なので、ただ寝ているだけの可能性も大いにあります。あ、今も結構眠い、かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 13:26:32
3194文字
会話率:45%
前回の補足
錦
ほか
殺人犯
刑務所
ニャルラトホテプ 邪神
紅こうじ姫
紅子姫 ? 紅こうじ姫 正しい
クローン
ゲーム アバター
30
5ステージ
アメリカ 舞台
ジョバン
精鋭部隊
見えない触手
マリエンティ
ラ
テン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 17:48:45
6828文字
会話率:0%
シエルグリスに囚われの身となった、少し奇妙な奴隷の話。
原作はミズノみずき兄貴の、『S級騎士の俺が精鋭部隊の隊長に任命されたが、部下がみんな年上のS級女騎士だった』(https://ncode.syosetu.com/n6010eu/)
誉れ高き竜狩りの戦士達の物語の世界観を、ジョーカーが描いてみました。楽しめたら幸いです。
この作品は「N6010EU」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 12:00:00
154732文字
会話率:50%
遥か昔、神々によって創られた世界、ユグドラシア。魔法や魔物が実在するその世界では、人族と魔族による争いが長きにわたって繰り返されてきた。
歴代最強と称される魔王・ベルディアはその圧倒的な力で戦場を支配し、人族を追い詰めていった。しかし窮地に
立った人族は、精鋭部隊による捨て身の奇襲攻撃を敢行する。苛烈を極めた戦闘の末、魔王は人族の勇者に討たれ、その生涯を終えた――はずだった。
目覚めた魔王が目にしたのは、魔法のない世界。彼は現代の日本に転生してしまったのだ。突然の異世界生活に戸惑う魔王であったが、意外と高い適応力で新しい世界に馴染んでいく。
そんなある日、今度は召喚魔法により剣と魔法の世界に喚ばれてしまった元魔王。
「そういえば、魔法ってどうやって使うんだっけ?」
魔法のない生活を続けていたせいで、彼は魔法の使い方を忘れていた!?
これは、日本に転生した魔王が再び剣と魔法の世界で生きる物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 15:20:27
533060文字
会話率:33%
遥か宇宙の彼方。資源の乱掘により崩壊した惑星|MTTB《マタタビ》 222。故郷を失った彼ら(猫)は、新天地を求めるべく、複数ある候補地へ向け、軍の精鋭部隊より選りすぐりの者たちを、単独での調査任務に送り出す。そのうちの一人、|イエロースト
ライプ《キジトラ》大佐(仔猫)は、太陽系第三惑星への着陸を果たす。己をはるかに上回る巨大原住生物(人間)に翻弄され、難航する探索。果して彼(仔猫)は、種族の新たな安住の地を見つけることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 02:07:18
5009文字
会話率:49%
精霊世界アルトメリア。そこは女性しか存在しない世界。数百年前に一人の来訪者の呪いによって世界は変革をもたらして男性がいない世界へと変わり、人物の創造は『神樹』と呼ばれる物から誕生する世界になっていた。しかし、呪いによって「男は生まれず」「
女性だけの世界に代わる」そんな世界へ再びさらなる災厄は訪れる。『亡国皇女』と名乗る存在がまるで世界に反発するかのようにあらゆる国に存在する『神樹』を破壊し、世界を亡ぼし始め世界侵略を開始したのだ。
そんな横暴をあらゆる国が許すはずもなく、対策を計画した。
戦争があらゆる国で頻発して起こる中でその戦争を最も貢献するように武勲を上げていた優秀な騎士イレスシードは劇的な活躍を見せていた。
グラフォルと名乗る亡国皇女の精鋭部隊によってイレスシードは壊滅の危機に陥る。
イレスシードも二人となったとき、リーダーの遺言に従い託され、生き残ったイレスシードは残った『神樹』へ未来を託す。
生まれた子供の一人はなんと世界に埋まれるはずもない男だった。
この物語は生まれるはずもなかった少年キリューと彼を取り巻く3人の騎士の少女たちの世界改革の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 23:57:15
33701文字
会話率:41%
「田川昂胤探偵事務所 ウォンジャポン」
第一章
少林拳の達人で元傭兵の田川昂胤が開いた探偵事務所に、傭兵学校時代に世話になった鬼教官が訪ねてきた。ダンが昂胤を訪ねて来たら足止めをしてくれ、何かたくらんでいるイヤな予感がするという。ダンと
は、傭兵学校の十年先輩で、伝説の男だった。
教官が中国に行ったすぐ後にダンが昂胤を訪ねてきて一緒にゲームをしないかと言った。引き留めたが、ダンはすぐに韓国に行ってしまった。様子を探るためダンの誘いを受けた昂胤は、探偵事務所のスタッフ雄大を連れてダンのいる韓国に飛び、ダンに合流する。
ついてみると、ダンは傭兵数十人でキャンプをしていた。雄大を含めて七人チームを任された昂胤は、目的を知らされないまま地獄の訓練を始めた。チームは他に六つあった。
ある日ダンが東洋人二人をチーム長のミーティングに連れてきた。東洋人二人は、深々と頭を下げた。
第二章
北朝鮮には、世界に名だたる《特殊部隊》がある。部隊員は二万人。それぞれ一騎当千の強者ぞろいで、個々の力量はデルタフォース以上だという自負を、北朝鮮首脳部は持っていた。さらに最近新しく極秘で誕生した《神龍隊》は、北朝鮮首領の直接護衛部隊で、特殊部隊から選抜された五百名規模の精鋭中の精鋭部隊だった。
北朝鮮では、餓死者が毎年三万人にも達していた。しかし、国民は蜘蛛の巣にかかったエサのように管理されており、まったく自由がなかった。自分の意志さえ政府の監視下に置かれ、その政府も蜘蛛の巣にかかったエサ同様だった。自由に行動できるのは、首領ただ一人。しかもその首領はすべての国民から神格化されていた。
ソンヒョンは高級官僚の次男。生まれたときからすべてに恵まれていた。勤務先は朝鮮労働党統一戦線部。通称《統戦部》で、親の七光りがあればこその境遇だ。仕事は、首領神格化の神輿担ぎだ。ソンヒョンは、この仕事に最近疑問を抱いていた。そんなころ、神龍隊第四大隊長をしている母方のいとこヨンスから、驚愕する誘いを受けた。ヨンスは《世直し党》の党員だという。
迷った末、ともに立ち上がる決心をしたソンヒョンは、クーデターを成功させるにはプロに頼むしかないと主張するヨンスと偶然見つけた傭兵軍団のキャンプ地に出向き、チーム長会議で深々と頭を下げた。
第三章
物語はいよいよ佳境に。
ダンの本当の狙いは……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 10:10:21
34218文字
会話率:48%
「田川昂胤探偵事務所 ウォンジャポン」
第一章
少林拳の達人で元傭兵の田川昂胤が開いた探偵事務所に、傭兵学校時代に世話になった鬼教官が訪ねてきた。ダンが昂胤を訪ねて来たら足止めをしてくれ、何かたくらんでいるイヤな予感がするという。ダンと
は、傭兵学校の十年先輩で、伝説の男だった。
教官が中国に行ったすぐ後にダンが昂胤を訪ねてきて一緒にゲームをしないかと言った。引き留めたが、ダンはすぐに韓国に行ってしまった。様子を探るためダンの誘いを受けた昂胤は、探偵事務所のスタッフ雄大を連れてダンのいる韓国に飛び、ダンに合流する。
ついてみると、ダンは傭兵数十人でキャンプをしていた。雄大を含めて七人チームを任された昂胤は、目的を知らされないまま地獄の訓練を始めた。チームは他に六つあった。
ある日ダンが東洋人二人をチーム長のミーティングに連れてきた。東洋人二人は、深々と頭を下げた。
第二章
北朝鮮には、世界に名だたる《特殊部隊》がある。部隊員は二万人。それぞれ一騎当千の強者ぞろいで、個々の力量はデルタフォース以上だという自負を、北朝鮮首脳部は持っていた。さらに最近新しく極秘で誕生した《神龍隊》は、北朝鮮首領の直接護衛部隊で、特殊部隊から選抜された五百名規模の精鋭中の精鋭部隊だった。
北朝鮮では、餓死者が毎年三万人にも達していた。しかし、国民は蜘蛛の巣にかかったエサのように管理されており、まったく自由がなかった。自分の意志さえ政府の監視下に置かれ、その政府も蜘蛛の巣にかかったエサ同様だった。自由に行動できるのは、首領ただ一人。しかもその首領はすべての国民から神格化されていた。
ソンヒョンは高級官僚の次男。生まれたときからすべてに恵まれていた。勤務先は朝鮮労働党統一戦線部。通称《統戦部》で、親の七光りがあればこその境遇だ。仕事は、首領神格化の神輿担ぎだ。ソンヒョンは、この仕事に最近疑問を抱いていた。そんなころ、神龍隊第四大隊長をしている母方のいとこヨンスから、驚愕する誘いを受けた。ヨンスは《世直し党》の党員だという。
迷った末、ともに立ち上がる決心をしたソンヒョンは、クーデターを成功させるにはプロに頼むしかないと主張するヨンスと偶然見つけた傭兵軍団のキャンプ地に出向き、チーム長会議で深々と頭を下げた。
第三章
物語はいよいよ佳境に。
ダンの本当の狙いは……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 10:22:48
45411文字
会話率:39%
神出鬼没の異世界からの生物兵器「アノマリー」の襲来によって人類の多くが虐殺された近未来。人類は未曾有の危機に対応するため対アノマリー技術を開発し、人類の技術は全体的に大きく飛躍した。そして、アノマリーが出現次第現場に急行し殲滅する特務軍事機
関「公安局」が設立され、主人公のオルカは士官学校初の女性主席として卒業し、事実上の少数精鋭部隊「レギンレイヴ小隊」に副長として配属される。隊の結成式開式の束の間、旧渋谷に特異体群の発生が確認される。隊員の顔合わせも行っていないまま渋谷へ空挺投下された隊の面々は、異様に巨大な特異体に遭遇し絶体絶命の状況に陥る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 15:17:12
1788文字
会話率:53%
無期懲役の子供が入る特別独房。そこに収容されているのは、最年少大量殺人鬼ヌゥと、天才発明家少年アグ。
2人が牢獄生活を共にして早10年余。外の世界ではシャドウと呼ばれる異能力人間が大陸を脅かしていた。
ある日2人は永久就職先として、シャドウ
討伐組織である特別国家精鋭部隊への入隊を選ぶ。
「お前たちは、今日から私に服従する。私の命令は絶対だ。守らなければ、命の保証はない」
隊員のベーラという呪術師の女に、入隊早々服従の術をかけられ、2人は彼女の命令からは逃れられない。
その隊員たちは、人間になれるライオンや元格闘チャンピオンの姫系少女、ビビリの忍者に追放された医者など、まともな奴がいない。彼らをまとめる隊長は、どうにも頼りなさそうな男である。
先が思いやられる職場だ…。アグはため息をついた。
イラストはサブタイトル後ろに(※)がある話についています。
1話から不定期で改稿中です。ストーリーに変化はありませんが、単純に文章量が増える形でリニューアルしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 21:11:47
1430925文字
会話率:50%
2度も異世界召喚された先代勇者と当代勇者。当代勇者達を近衛騎士団の精鋭部隊に任せて、冒険者としてレベルアップをします。邪神シヴァルツの討伐なんて、メンドくせぇ。俺は俺のやり方で頑張ります。
最終更新:2021-11-21 20:56:19
2047文字
会話率:53%
士官学校を卒業したローランはロキア王国王都駐留の精鋭部隊で不自由のない生活を送っていた。
しかし、王都駐留の精鋭部隊とは名ばかりで、戦地へ行くことがない貴族の子息の集まりだった。
英雄になりたくて、軍へ入隊したローランは憂鬱な日々を送ってい
た。そんなある日、士官学校時代の親友から手紙が届く。親友がやりたいことをやって、成果を出していることを知り、ローランは落ち込んだ。それを忘れる為に酒場で酒を飲んでいるとガラの悪い男たちに誘われる。男たちに誘われて、付いて行った怪しい酒場でその場に似合わない少女と出会った。
その少女の正体は…………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 12:39:04
13029文字
会話率:36%
████年に起こった兵器製造会社ルイニングと、その直属の精鋭部隊でありながら反旗を翻したディワンの“一週間戦争”は、ディワンの勝利で幕を閉じた。
ルイニングは壊滅し、ディワンは表舞台から姿を消した。
時は経ち――████年。
ニア
・カプスネァリィ大公国の下層にあるカフェの上に、一軒の店がある。
その名は“何でも屋『ディワン』”。
そのディワンに、ある日依頼が舞い込んできた。
「石板を探して欲しい」、と。
かくして石版探しに奔走するディワンだったが……。
==========
( ・ヮ・)
*高校の頃に書いたSSをリブート?してるから、更新速度はクッソ遅いよ。
多分次書くの再来年以降になるかもね。知らんけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 11:07:03
781文字
会話率:0%
西暦2050年、突如現れた怪物「魔族」により世界の侵略がはじまった。世界各国が軍隊を出動させたがことごとく敗北。当初80億人だった世界人口も30億人にまで減った。しかし人類はこの魔族の出現からしばらくすると魔法能力と呼ばれる力を手に入れしだ
いに魔族に対抗できるようになった。そして魔族出現から約100年後の2150年に当時の国連軍の最前線で戦っていた精鋭部隊を中心に人類領地奪還軍通称「クロノス」を結成。その力は強大でそれまで戦線を後退し続けていた人類側の最前線を結果として50年維持することに成功した。人類はクロノスを尊敬し、信頼した。またその50年の間にクロノスは人類戦線を回復するために強力な魔力を持った子供を将来のクロノス兵にするための機関としてクロノス本部に隣接された対魔族軍人育成組織「アースフィールド」や、兵士をⅭからSのランクに分けそれぞれに与えられる任務のレベルも分け効率を上げた。そして人類の精神的主柱としてまたクロノスの最高戦力として十二使徒を設立。そして2205年、十二使徒が中心となった部隊がついに人類は魔族から領土を奪還した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 00:00:00
3658文字
会話率:59%
マネヒコは30歳。朝目覚めると手がただれていることに気づき近くの皮膚科のある総合病院へ受診しました。
最終更新:2021-07-30 18:00:00
2659文字
会話率:56%
俺達、勇者パーティは魔王討伐の為に結成された精鋭部隊。
だが任務中に突如現われた魔王により俺達は全滅、転生を余儀なくされた。
そして俺達はまた集まり、魔王討伐の為の旅に出るはずが...俺以外の仲間達の人格が変わり過ぎてもう滅茶苦茶に...
そんな人格が主人公以外変わってしまった勇者パーティ達の冒険ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 08:00:00
12362文字
会話率:35%
月華歴3378年
サクリア王国の王が何者かに暗殺された。現場には一枚の鱗が落ちていたため犯人は竜人族と断定し凄惨な王国騎士精鋭部隊による虐殺が行われた。
母の強さと鬼将隊の優しさでただ一人生き残った少女ガーベラはリンに育てられ、16歳に
なったとき16年前の現実を知る。
それは、王を暗殺した犯人は竜人ではないと言うこと。しかし、そんなことを言えば騎士団は無意味な虐殺を行ったものとして国民からの信頼が地に落ちる。それを恐れた騎士団は絶対的な権力で隠し続けていたのだ。
そんな騎士団のあり方に憤りを感じたリンは王城への討ち入りを計画する。
ガーベラはリンについて行こうとするも竜人族の古い風習〈不殺の契〉によって人を殺さない契約を結ぶ。これにより指をくわえてみていることしかできなくなったガーベラはある夢を見る。その夢のおかげで決心がついたガーベラは〈不殺の契〉を守りつつリンとともに王城に乗り込むことを決める。後に鬼将隊が全員そろいその名に恥じない鬼のような強さで雑兵を打ち倒していく。
しかし、現国王の卑劣な作戦により鬼将隊は絶望する。
自らのこめかみに銃を押し当てた王が言う。
「この勝負は私の勝利なんだよ。」
自ら命を絶とうとする国王に怒り心頭のガーベラが叫ぶ。
「竜血開ッ放!」
竜人族の本能をあらわにしたその風貌は、〈不殺〉とは程遠いものだった。
長い夜の果てに彼女らに夜明けは訪れるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 23:47:33
12239文字
会話率:47%