突如、昆虫の化物に襲撃されたとある地方都市。
たまたま居合わせた6人の士官候補生は駆けた、小さな命を助け出すため。混乱の街を疾走し、市中に破壊を振りまきながら。
そんな彼らは紆余曲折を経ながら次第に友誼を結び、時に周囲を戦慄させつつ
、共に一人前の軍人を目指してゆく。その中には、竜神の加護を受け、後にクーリル諸島の英雄として名を馳せる南部隼人がいた。
大切な「約束」を果たす為、そして憧れ続けた大空を目指す為。
隼人は5人の同期たちと共に数々の苦悩や試練を乗り越え、隼人は修行の日々を送る。
しかし、このライズ世界は二つの陣営に分かれ、世界大戦の足音は一歩一歩と近づいて来る。未だ血を知らぬ候補生たちもまた、陰謀の毒牙に晒されようとしていた。
これは、後の方舟戦争に身を投じ目覚ましい活躍を歴史に残す、未来の英雄たち。その恋と友情の日々を描いた記録である――。
※本作は戦記小説『王立空軍物語』の第二部に当たります。第一部『鋼翼の7人』をご覧になりたい方はタイトル↑の「シリーズ」から飛んでください。
※今回はそれなりの長編となるため、章単位での投稿となります。
※「カクヨム」にも掲載しています
※ホームページに解説記事や企画などを公開しています。
https://jyushitai.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 18:10:00
226333文字
会話率:34%
竜神の寵愛を受けし世界「ライズ」は、ある日突然に異世界「地球」と”門”で繋がれた。世界の壁を越えた交流と貿易は、ライズ世界に多くの富をもたらす。
しかし魔法技術の対価として地球からもたらされたのは、進んだ医学や科学技術だけではなかった
。
ライズの列強諸国はそれぞれが地球の大国と結びつき、彼らが生み出した戦車や飛行機を導入し、軍拡を開始する。
力は不信感を生み、やがて最初の銃弾は放たれた。
クロア公国で起こった泥沼の内戦もまた、ライズ世界を二分する動乱のひとつだった。
物量に勝る帝国派に対し、敗色濃厚な大公派は若き将軍を抜擢する。彼の名はアルフォンソ・アッパティーニ。
「何をしても怒らない男」と嘲笑され、日陰者に甘んじてきた優男だった。
多くの者が彼を侮り、軟弱者に自らの命運を委ねるしかない大公派の運命を嘆いた。
だが、赤毛の将軍には窮状を覆す強い意志があった。
彼が参謀長として指名したのは、舌禍事件でドイツ陸軍を放逐されたヴェロニカ・フォン・タンネンベルク。彼女の作戦こそが祖国を救うと信じて……。
そんなあぶれ者と問題児のコンビが挑むは、勇将ジョージ・パットン。
祖国アメリカが支援する帝国派の勝利をかけて、歴戦の指揮官は2人に牙を剥く。
「好きにやって良いと言うなら、せいぜい派手にやらせてもらうわ」
強敵を前に不敵に笑うヴェロニカは、必勝の策を打ち出す。それはライズに収まらず、地球諸国すら巻き込んだ大作戦だった。
降臨暦942年、ライズ史で名将として語り継がれることになる両者が、初めて相まみえた「イリッシュの戦い」の記録である。
※過去作『イリッシュ大戦車戦 ~王立空軍物語外伝~』を再構成・大幅加筆した作品です。
※カクヨム様でも掲載しています。
※『王立空軍物語』シリーズの設定や一部メカニックは、ホームページにて解説しています。
https://jyushitai.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 08:41:11
104004文字
会話率:20%
陽炎の向こうに竜がいる。
これから竜に会って、卵をもらってくる。
彼はそう宣言した。
大冒険はそうして始まる。
竜と夏の日差し、そして忘れられぬ友だち。
きっかけは、ちょっとした意地の張り合いだったけれど。
3人の子供たち
は旅立った。線路の向こうの、高い高い山へ。
そこには、ひとりぼっちの白竜と、復讐の黒いたくらみが待ち受けていた。
これは少年少女と幼い竜の、出会いと約束の物語。
※『王立空軍物語』の舞台である異世界ライズの物語です。登場人物が一部重複します。
※独立した物語のため予備知識無しでお読みいただけます。
※カクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 19:00:00
53755文字
会話率:31%
東の国でお国のためにと軍人になった齢15歳の少年。
名を東郷 蘭という。
彼は初任務で、敵地に潜入していたところ、見知らぬ場所へと飛ばされた。
混乱し、状況を整理しようとすると声が聞こえてきた。
ここから少年の物語は始まる。
最終更新:2023-08-22 09:12:04
418文字
会話率:6%
「Specters don't die.(バケモノは死なない)」の絶対神話が崩れる話。
偵察任務へ行った精鋭特殊部隊「Specters」の曹長が、行方不明となった。
二か月後に発見された時、曹長は壊れていた。
※上げて落とす鬱展開のバッドエ
ンドですので、閲覧注意。
本編は完結しているので、あとは推敲するだけ。
1話5000文字前後で、全10話くらいになる予定(未定)。
毎日21時投稿予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 21:00:00
46390文字
会話率:14%
アメリカ軍特殊精鋭部「Specters(スペクターズ=バケモノども)」のその後の小話。
最終更新:2022-11-17 21:00:00
2578文字
会話率:8%
特殊精鋭部隊所属の最強軍人が、ドンパチするだけの話。
「こういう話に、需要はあるのか?」と、純粋に思って書いてみた試験的作品。
※作者が、にわかミリタリーマニアなので、武器の説明がウゼェ感じです。
最終更新:2022-10-25 21:21:11
9055文字
会話率:18%
『私の目は気持ち悪いんです』
いつもサングラスをつけている青い髪の彼女。
彼女は狙撃手として第十部隊特殊班に配属される。
第十部隊のメンバーは静かな隊長に、明るい斧使いに、関西弁の刀使い、そして同じ狙撃手の王子っぽい人。
第十部隊で、もみ
くちゃにされながら彼女の固まった心は解れていく。
これは青い彼女とカラフルなイケメン(?)のちょいラブちょいコメディちょいシリアスの、ちょい軍物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-08 15:30:39
5847文字
会話率:36%
1120年。肉体を持たない”アルシエル”という悪魔の存在が確認された。
人々は誰がアルシエルに取り憑かれたか分からない状況で人を疑い、そして怪しい人間は次々に殺していった。
この現状を打破する為に政府はラルグ特別調査軍を建軍。しかし、現状は
悪くなる一方であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-07 14:14:49
3976文字
会話率:31%
一卵性双生児でありながら、女の子と男の子が生まれた。名前はカレンとミコト。ここは、恒星フレイシアを中心に八つの惑星を持つフレイシア星系。二人の夢はフレイシア星系トップの航宙戦闘機パイロットになる事。そんな二人と友達が織成す恋とそして戦いのフ
レイシア航宙軍物語です。
登場人物
カレン・アオヤマ 今回の主人公の一人 ミコトとは一卵性双生児の姉
ミコト・アオヤマ カレンと双子の弟 一卵性だが故に姉のカレンにそっくり
カノン・アオヤマ カレンとミコトの母
フレイシア星系評議会 下記の他、五名の評議委員がいる
評議会代表
ヤン・マクリーン
評議委員
キーン・アイエン
ロナルド・マクガイヤー
カイン・ボールドウィン
フレイシア星系航宙軍
ジェームズ・ウッドランド 大将 軍事統括
タカシ・ウエサト 少将 統合作戦本部長
ランドルフ・オクスウエル 少将 艦制本部長
タカオ・オゴオリ 大佐 航宙軍開発センター長
カール・ホーランド 大佐 航宙軍開発センター長(オゴオリの後任)
第二艦隊
チャールズ・ヘンダーソン 中将 第二艦隊司令兼A1G司令旗艦“アルテミッツ”
ルイ・シノダ 中尉 ヘンダーソン中将付武官
バーレン・クレメント 大佐 第二艦隊旗艦“アルテミッツ”艦長
イアン・ボールドウィン 大佐 主席参謀
ダスティ・ホフマン 中佐 副参謀
ロイ・ウエダ 中佐 副参謀
マイケル・キャンベル 少将 A2G司令 旗艦“メテウス”
カルビン・コーレッジ 少将 A3G司令 旗艦“シューベルト”
トオル・タカハシ・・・ 准将 第二艦隊航宙戦闘機部隊司令
アンク・オッコーネル 大佐 A1G航宙戦闘機部隊長
ラウル・ハウゼー 大佐 A3G“ライン”の艦長
ルイス・アッテンボロー 大佐、A3G航宙戦闘機部隊長
ユーイチ・カワイ・・・ 大尉、宙戦隊長 A3G“ライン”所属->少佐
マイケル・ヤング・・・ 中尉 ヤング中隊長
カール・ゴードン・・・ 中尉 ウオッカ中隊長
マリコ・ワタナベ・・・ 上級准尉 レーダー管制官
ユウコ・ミネギシ・・・ 少尉 ミサイル管制官
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-10 09:13:14
167094文字
会話率:55%
僕、こと秋里(あきさと) 初瀬(はつせ)はごく普通の高校生だ。 人よりもちょっと読む本の量と質の方向性が変なだけで、親友にはSだのなんだの言われているが、ただ平均より頭脳はチョイ上、体力は並チョイ下。 そんな一山幾らでどこにでもいそうな奴。
いなくなってもいいとか何とか、そういうのは全くないけれど…ありふれた人間だし、そんな生活。 ―――そんなある日のことだった… 親友と一緒に、異世界に落とされたのは。 しかもヲイコラ、どうなってんだ。 僕の運動能力が物凄く下がった代わり、僕はどこぞの天才級の頭脳を手に入れていた。 親友はもともとそれなりによかった運動能力が一気に向上した代わり、もともと馬鹿だったのがさらに輪をかけて馬鹿になった。 帰る方法のためこき使わせろ(意訳)とかほざきやがった王に切れた僕達は魔王討伐…と見せかけ魔王軍に入隊する。 敵は本能寺にありならぬ、敵は王国にあり。 毒舌S軍師(親友談)とヘタレ馬鹿将軍(初瀬談)による憂さ晴らしと魔王軍での成功と陰謀と闇討ちを描くサクセス(?)・ストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-07 17:42:37
90403文字
会話率:42%
この小説家になろう内部に数多とある架空戦記、その中で最も多いのは、海軍物であるでしょう。
しかし、架空戦記と言っても戦記は戦記、陸上戦闘もあり、主人公たちを出して戦わせている。
しかし、歴史や登場人物をいじくったために出てくるであろう、『架
空兵器』の分類にある『架空戦車』
そんな『架空戦車』を作る際に、リアルに作ろうとしている人に少しでも役に立てる物がほしい。
しかし、そのような小説は全くない。
そこで、我が家の要塞家家訓第4訓「無ければ作れ」を実行して
作られた物、それが、このレシピです
…因みに、要塞視点から作られているため鵜呑みにしないでくださいね
『すべては未来の戦車野郎のために、ひいては戦車に対する無知をなくすために』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-25 21:00:00
37225文字
会話率:3%
何となく書きたくて書いたけれど続きが見当たらない話。取り留めも無く現代っぽかったり、未来っぽかったり、異世界だったり色々な話の書き出しを置いていく感じです。1.軍物っぽい。2.王太子と薬師。3.身分差もの
最終更新:2012-10-21 00:38:25
18325文字
会話率:35%