トリコロール・シルヴァーノ連邦制帝国 特殊部隊CITYhunterguards
第1話:海王星からの出撃
冷たい青色の光に覆われた海王星。かつて太陽系最果ての惑星と呼ばれたこの星は、今やトリコロール・シルヴァーノ連邦制帝国の重要拠点として
、多くのスペースコロニーや軍事基地が建設され、活気に満ち溢れていた。
しかし、その繁栄の影で、反帝国組織「エクリプス」の暗躍が活発化していた。エクリプスは、帝国の支配に抵抗するスペースノイドたちによって結成され、テロや破壊工作を繰り返していた。
海王星軌道上に浮かぶCITYhunterguards基地。そこは、帝国の特殊部隊CITYhunterguardsの本部であり、最新鋭の設備と精鋭部隊を擁する最重要拠点であった。
この基地で幼少期を過ごしたのが、若きエースパイロット、ヨシナガ・レッド・スズキである。彼は、幼い頃に両親をエクリプスのテロで失い、CITYhunterguardsに拾われた。過酷な訓練を耐え抜き、ガンダムMk-IIのパイロットに抜擢されたのだ。
「敵モビルスーツ、接近!数は3機!コロニー「アクエリアス」付近で確認!」
オペレーターの緊迫した声がコックピットに響く。ヨシナガは、ガンダムMk-IIのセンサーで敵機を確認する。
「了解。各機、散開!迎撃に移る!市民への被害を最小」
ヨシナガの号令一下、僚機がそれぞれ散開し、敵機との距離を詰めていく。ヨシナガは、ガンダムMk-IIのビームライフルを構え、敵機の一機に照準を合わせる。
「撃て!」
トリガーを引くと、ビームライフルから閃光が放たれ、敵機を撃墜する。残りの敵機も、僚機によって次々と撃破されていく。
オペレーターの報告に、ヨシナガは安堵の息を吐く
登場人物
* ヨシナガ・レッド・スズキ:CITYhunterguards出身のガンダムMk-IIパイロット。海王星で育つ。
* エクリプス:反帝国組織。
用語
* トリコロール・シルヴァーノ連邦制帝国:アース圏を支配する国家。海王星を重要拠点としている。
* CITYhunterguards:トリコロール・シルヴァーノ連邦制帝国の特殊部隊。海王星に本部を置く。
* ガンダムMk-II:地球連邦軍のモビルスーツ。
* アクエリアス:海王星近郊のスペースコロニー。
* トリトン:海王星近郊のスペースコロニー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 05:14:59
1596文字
会話率:27%
ウクライナ義勇軍に参加する元自衛官は、狙撃兵として特殊作戦軍に所属していた。最前線でロシア軍を待ち伏せる彼は、ある日、別の義勇軍部隊と遭遇する。それは恐るべき謀略の計画へ巻き込まれる、波乱の旅への始まりだった。
日本では、陸自と海自の一
部がその計画に関わっていた。一連の企ては、防衛省幹部の一人と、CIA局員の構想から始まり、密かに具体化されていった。
ウクライナ戦争は、冷戦時代のように再び東西両陣営の境目を明確にし、分断を深めた。欧米と中露の対立が激化する中、日本は覇権争いの渦に巻き込まれていく。同時に、その地政学的宿命を、好機に変える運命の分岐点となった。
その地政図を書き換えるには、力による政策への転換が唯一の道だったが、現状の日本では、まず不可能だった。
この計画は、その弊害をもたらす体制の一新と、国民世論の正しい誘導が初期の段階になっている。
その決行の時、陸自の精鋭部隊が二つの目標に向って動き始めた。ひとつは国家の中枢部、もうひとつは北方領土だった。
計画通り進めば、最終段階で日本はあるべき大国の姿へ、劇的に生まれ変わるはずだった。覇権主義の国々に脅かされることなく、国民が豊かに暮らせる平和国家として・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 12:00:00
17513文字
会話率:40%
其処に生きるものたちが、独自の進化を果たした惑星・ルカリシア。
そこで人は老いると、白銀の大狼――白狼へと姿を変えるのだった。
舞台は、北欧の盟主と名高い、永世中立企業王国ラクリキア。
千年にわたる歴史を持つラクリキアでは、天狼域〈ワール
ドヘリテージ〉でのみ採取できる秘材〈ルカタイト〉を精製し、さまざまなテクノロジーを開発、莫大な利益を上げることで小国ながらも多方面に影響力を持っていた。
18歳のラクリキア王女・ヴァヴァリアは、弟で王子だったフルヴィオが夭折して以来、王務を放棄し王立研究院に引きこもるラクリキア王・ハイギスの名代として、王国の運営に日夜奔走していた。
王国最大の祝祭〈入紗式〉を目前に控えた秋、反王国過激派〈欠けた月〉からハイギスの暗殺予告がヴァヴァリアの元へ届く。
ヴァヴァリアは精鋭部隊〈狼王の牙〉を率い、過激派の潜伏先へ向かった。
――だが。
直ちに王国へ引き返したヴァヴァリアの前に、謎の男が立ちはだかる。
男の傍らには、勝ち誇った表情を浮かべた幼い少女が、ヴァヴァリアを睨みつけていた。
ヴァヴァリアを指さし、少女は言う。
『――妾が、真のラクリキア女王じゃ!』
――その数時間前、遙か海の彼方・漆国では、一人の女子高生が意気揚々と出発の荷造りをしていた。
『――ぜったい、面接受かっちゃるけんね!』
出逢うはずのなかった3人の少女。
彼女たちの出逢い――それは運命か、はたまた謀略か。
少女たちが邂逅するとき、ルカリシアの歴史が大きく動き始める――。
異色の"ガール×ミーツ×ガール"で送る現代ファンタジー超長編、ここに開幕!
――少女たちを待ち受けるのは希望か、それとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 23:31:17
79515文字
会話率:39%
異能特殊師団
異能特殊師団とは異能持ちを筆頭に各部隊の精鋭が集まった精鋭部隊。
招集を受け、異能特殊師団101分隊の隊長に任命されたロイ軍曹は異能 雷の持ち主で5年前に行われたトラウィス撃滅作戦を生き残ったベテランの兵士だ。しかし、ロイ
は異能を上手く使いこなせず元仲間には「無能者」と蔑まれてきた。
とあるアメスという小さな大陸に突如として1隻の巨大な宇宙船が転移してきた。その宇宙船は手始めにアメス大陸を支配していた国を滅ぼし、アメス大陸に入植。数ヶ月後には全世界に宣戦布告し侵略を開始した機械生命体、通称トラウィス。
彼らはこの星を征服するため手当り次第に国や都市を破壊し人類の生存圏を奪ってきた。
人類は奪われた領土を取り戻し世界に平和をもたらすため、世界各国が団結して大規模な戦闘部隊を送りトラウィス撃滅作戦を開始したが強大な敵の戦力と未知の兵器により戦闘部隊は撤退に追い込まれ作戦は失敗した。
しかしトラウィス撃滅作戦に参加した兵士達の中に異能と呼ばれる特殊能力を持つ者が現れ人類は異能者に希望を見出す。
異能者の発現により戦線は膠着状態に持っていけたが、戦線はジリジリと後退している。
異能者のロイは自身の異能のポテンシャルを最大限まで引き出し、戦友達とこの戦いを生き残れるのか。
これはロイが無能者と蔑まれた過去から国の英雄に、そして人類の希望となり、この絶望的な世界からいつか訪れる平和のために成長し戦い続ける物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 19:13:17
17073文字
会話率:61%
ついに、魔人将軍を撃破した俺たちの前に現れた謎の少女。
あっという間に、俺達精鋭部隊は全滅させられてしまう。
俺は、復讐を誓い、部隊を再編成する……
最終更新:2024-07-20 01:14:48
7915文字
会話率:40%
『ソウルシーカー』と呼ばれるDEA(Devil Enforcement Administratio アメリカ連邦悪魔取締局)の職員、ナナ・キャットは、悪魔狩りの精鋭部隊「LAタイムズ」の一員として、“ヴィランズ”という悪魔を討伐する仕事を
担っていた。
ナナは人間ではなく、鬼の一族として古くから悪魔狩りの活動を続けており、“悪魔化”と呼ばれる謎の現象を収束するべく、数百年もの間戦い続けていた。
“悪魔化”とは、悪意を持つ人間が罪を犯した時に起きる現象であり、罪の大きさの度合いによって多少の差異はあるものの、一定の確率で人間が「悪魔」へと変貌する時に用いられる指標である。
地上には元々人間ではなく、『鬼の一族』が繁栄を極めていた。
鬼は人間を毛嫌い、奴隷のように扱い続けてきたが、『黙示録の戦争』と呼ばれる出来事を機に、衰退の一途を辿ることになる。
その背景には、人間を愛した赤鬼のグループと、人間を嫌う青鬼のグループの対立があった。
赤鬼は人間と共存することを選び、青鬼は人間を駆逐することを望んでいた。
鬼は永遠に生きれる強い生命力がある反面、生殖器がなく、人間のように増え続けることができない生物学上の問題を抱えていた。
鬼を増やすには、自らの血を人間に与える必要があった。
“鬼化”と呼ばれる現象は、鬼が一族としての地位を確立するためには欠かせない儀式であり、また、プロセスでもあった。
つまり人間は鬼の一族にとっての“贄”であり、「血の器」として道具のように扱われてきていた。
今から約三千年も前のことである。
人間には人間の生活があり、生き方がある。
人間は鬼が繁栄するための道具ではなく、自由に生きるための権利がある。
人間と共存することを選んだ赤鬼は、人間と対等に生きることを望み、例え一族が滅びることになったとしても構わないとして、人間に血を分け与える行為そのものを禁止しようとした。
戦争によって多くのものを失ったが、代わりに得たものは平和であり、人間と鬼が互いに笑い合える日々であった。
しかし——
鬼と人間と、——悪魔。
星を巡る命の戦いが、今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 00:07:35
2948文字
会話率:6%
魅力ある人物達が織りなす群像劇、扉の真の力とは?
≪あらすじ≫
義理の兄「ルイス」を探し旅に出た見習い騎士「ローダ」
アドノスという悪い噂がたえない島にいるらしい情報を
つきとめて渡る事に。
そこで彼は黒い剣士「マーダ」に乗っ取られてい
た兄と再会する。
マーダはアドノスを支配する絶対的な存在であり、民衆の敵であった。
兄と戦う事に苛立ちを感じながらも、戦いに身を投じてゆく。
頼もしいローダの仲間達
精霊魔法を拳に宿す事が出来る拳闘士「ルシア」
示現流を使う侍「ガロウ」
14歳の天才司祭「リイナ」とその父である戦斧使い「ジェリド」
民衆軍の総指揮者でありエンジニアでもある「サイガン」
ジャベリンとハルバードの使い手「ランチア」
ランスによる特攻を得意とする「プリドール」
ローダには『扉』という秘められた力があった。
扉には10の封印がかけられており、
他の人間との意識を共有する事で、その封は解かれていく。
ローダは封を解くカギになった人間の能力を得る事で
次々とその力を開花させてゆく。
全ての封を解いた時、彼はこの世のみならず
空想上の力すら操り、全ての人間達と意識を共有出来るという。
マーダ率いる黒の軍団「ネッロ・シグノ」には10人の
精鋭部隊『ヴァロウズ』が存在する。
ノーウェン(ネクロマンサー)
ドゥーウェン(学者、相手をハッキングする)
トレノ(エストックの剣士、元は武士の出)
フォウ・クワットロ(女魔導士、マーダに心奪われて情婦になる)
ティン・クェン(女拳闘士、密かにトレノを慕っている)
セイン(女オーガ、相手に化けるだけでなく、その相手の能力すらコピーする)
セッティン(巨人、重力のスペルが使える)
オットー(ダークエルフの魔導士、魔法のみならず顔や腕のギミックで戦う)
ノヴァン(完全燃焼の炎と絶対零度の冷気を吐くドラゴン)
レイ(二丁拳銃使い、自らを法(スペイン語のRay)と名乗る)
彼らとの戦闘は熾烈を極めつつも、ローダとの邂逅で心揺れ動く者も現れる。
果たしてローダは完全な扉の力に目覚め、兄ルイスを取り戻す事が出来るのか?
数多の登場人物が、ファンタジー世界、現代世界、SFの世界、
ありとあらゆる力を使って戦う、異色のファンタジー
ローダとルシアの大人の恋愛にも注目
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 17:26:23
733375文字
会話率:33%
この物語は拙作「ストリーム」の前日談です。とは言っても、5億年前の、遥か彼方の星で起こった事件をモチーフにしています。以下あらすじです。
天の川銀河サジタリウス腕外縁部にある惑星コジェは、超高度に発達した科学文明を持ち、銀河系内の複数の植民
惑星を支配下に置いていた。その中の一つ、惑星ネッツピア植民本部からの緊急通信を受けたコジェ最高指導部は、事態の詳細が分からないまま、星外軍最高司令官の一人であるルクテロと麾下の精鋭部隊を搭載した、最新型の星間宇宙船チルトクローテを、ネッツピアに派遣する。そこでルクテロたちを待ち受けていたのは、想像を絶する事態の数々だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 12:00:00
71592文字
会話率:27%
建国1500年のこの王国にはとある奇習がある。
それは王子と婚約者が少数精鋭部隊と共に魔王討伐に向かうというものだ。
子爵令嬢であるディアナは第三王子と共に魔王討伐に向かう予定だったが、土壇場で婚約破棄される。
第三王子は妹を選び彼女と向か
うと言い出したのだ。
喜んびにひたるディアナ。
しかし、カンストしていることが国王にバレ、やっぱり行ってくれと言われてーーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 22:06:49
5872文字
会話率:21%
とある日、フルエンド・サクリファイスという魔物が攻めて来た、精鋭部隊が絶体絶命を救ったのは、なんと、伝説の酒飲みの天才剣士兼鬼の棟梁の酒吞童子だった。
サクリファイス属が攻めて来たのはオルライト鉱石が原因みたいで百酒巡りしつつ、真相にせまっ
ていくが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 03:47:32
2451文字
会話率:95%
帝国支配から脱し独自の皇帝を立てた三つの国が、勢力争いを繰り広げる半島にて。戦場で華々しく散ったカファ国の将軍ソン・リシェンの息子であるザオは、軍の精鋭部隊の小隊長として、仲間とともに重大な任務を仰せつかる。それは、カファ国を勝利に導けとい
う「天命を受けた巫女」の護衛だった。見つめ合いすれ違う人々が生きて死ぬ、戦いの物語。
☆カクヨムにも掲載しています。
☆全四十話です。
☆この話は空想の産物です。実在の人物、団体などとは一切関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 17:00:00
133521文字
会話率:37%
人間と魔物が交錯を始めた時代。
いつか必ず魔王を討つ。
ーラヴァノ帝国の対魔物精鋭部隊である第一部隊に所属する女性剣士・ウェンティは魔物に殺された母親の仇を討つために魔王討伐を決意するも何も手掛かりの掴めない日々が続いていた。
そんなある
日、魔物の討伐命令を受け、同僚剣士・エイガルと共に出兵した際に転機が訪れるのだがー
人間と魔物の心と魂の衝突を描いた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 07:00:00
3317文字
会話率:35%
今から数百年も前の話、人族と魔族は些細なことをきっかけに争い合っていました。
人族は勇者率いる精鋭部隊で魔族の王である混沌の魔王に戦いを挑むも敗れてしまい、勇者はその場で命を落としてしまう。それをきっかけに世界は一時的に魔族の手に落ち、世界
の歯車は狂い始めたのだ。
そして、時が流れ――魔族がどこかへと消えてしまった現代。
世界の端に近いとある街にはリリアという駆け出し冒険者が住んでいた。彼女は世界を冒険するために飛空船を手に入れようと毎日せっせと冒険者稼業でお金を稼いでいた。
そんな彼女の目の前に、数百年前に勇者を滅ぼした張本人である混沌の魔王が姿を現す。
これは勇者が死んでしまった世界の物語。
訪れるはずだった終わりが来ることなく、留まり続けてしまった世界で奮闘する少女と魔王、その仲間たちのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 20:04:38
3115文字
会話率:28%
人類の好き勝手により住めなくなってしまった地球。新しい恒星間飛行技術の獲得により、人類は新しく地球に似た環境をもつ惑星を探し出し、移住先の候補選定を始めた。フロンティア社の宇宙母船ギャラクシーは候補のひとつN273銀河内アブユラシム(太陽)
系の第三惑星惑星ユムハラムに到着する。そこではどんな環境か、どんな生物がいるのか科学者を中心に調査が行われる。ただし、未知の生命体の存在も確立は高く、連邦議会は護衛の精鋭部隊も一緒に派遣する。早速調査が行われるが、巨大生物や原住民(?)とのコンタクトが進められていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 18:36:47
29411文字
会話率:54%
「黒騎士ゼクード・フォルス。君を竜狩り精鋭部隊【ドラゴンキラー隊】の隊長に任命する」
15歳の春。
念願のS級騎士になった俺は、いきなり国王様からそんな命令を下された。
「隊長とか面倒くさいんですけど」
S級騎士はモテるって聞い
たからなったけど、隊長とかそんな重いポジションは……
「部下は美女揃いだぞ?」
「やらせていただきます!」
こうして俺は仕方なく隊長となった。
渡された部隊名簿を見ると隊員は俺を含めた女騎士3人の計4人構成となっていた。
女騎士二人は17歳。
もう一人の女騎士は19歳(俺の担任の先生)。
「あの……みんな年上なんですが」
「だが美人揃いだぞ?」
「がんばります!」
とは言ったものの。
俺のような若輩者の部下にされて、彼女たちに文句はないのだろうか?
と思っていた翌日の朝。
実家の玄関を部下となる女騎士が叩いてきた!
★のマークがついた話数にはイラストや4コマなどが後書きに記載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 19:27:22
1323490文字
会話率:36%
訓練中に木剣で頭を叩かれた拍子に、この世界が『宝石の姫君たち』という戦闘パートありの乙女ゲームに酷似した異世界であることを思い出したスピネル・マグラックス・バラス伯爵令嬢。
基本的に『宝石』『貴石』と呼ばれるSSRキャラと違って、こちらは準
宝石・半貴石であるスピネル。
やった二軍だ! 主人公が率いる精鋭部隊ユニットには絶対に選ばれないわ。
ラッキーと思ったのもつかの間、『偽ルビー』とも呼ばれるスピネルは、途中のイベントでルビィ姫の身代わりになって死ぬ運命にあったことも思い出した。
死にたくない! それも天秤にかけられて身代わりだとか冗談じゃない!!
生き延びるためシナリオをぶっちして、ゲーム知識を使いまくりレベルアップと、ついでに実家の権力アップにまい進します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 21:47:41
9818文字
会話率:27%
―「君は、伝説を超えられるか?」―
神々の期待と野望を一心に受けながら、その剣士は"血の原罪が生まれた地"へと向かう。
彼はまだ、微塵も予感していなかった。戦いの果てに待ち受ける、自らの宿命について――。
『太平の世界・アンダーヘブン』を救った"転生勇者・吹雪征夜"。
女神の命を受けた彼は仲間と共に、破壊者を探し求めて『戦乱の世界・ストラグルアリーナ』へと歩みを進める。
新たな大地に降り立つと、そこは巨大な戦場。
様々な人種や国が入り乱れる、"戦国の様相"を呈していた。
価値観や宗教観の違う者達は、分別なく同じ世界に転生した事で混乱し、戦う事でしか生を確かめられないのだ。
人類の歴史は、闘争の歴史である。
その現実を思い起こさせるように、彼らの前には凄惨な光景が突き付けられた――。
征夜たちは戦乱を収める為に、"平和維持軍精鋭部隊・rebellion wolf隊"に入隊。
この世界において最も危険な男、"覇王・神宮殿 雁月"の討伐を目指す事となった。
宇宙オタクで男嫌いな"天文学者"、宙道アメリア。
真面目だが絶妙に貧弱な"化学者"、宙道イーサン。
驚天動地で予測不能、無軌道な言動に走る"謎人間"、土屋蜜音。
その他にも、個性的なメンツが揃った部隊を率いる征夜は、仲間と共に戦火へ身を投じていく。
希望と絶望が交錯する過酷な戦場にて繰り返される、出会いと別れ。
絆と憎悪に染め上げられた一人の剣士は、戦いの果てに何を見るのか。
『運命で定められた敵』と出会い、『300年前から続く因縁』と、『自らが背負った呪い』の意味を知った時、吹雪征夜の人生は"宿命"に向けて加速する。
後の世に語り継がれる"無頼勇者の伝説"。
今ここに、新たな冒険が始まった――。
――――――――――
※今作は、『無頼勇者シリーズ』の第二部です。
※確実投稿(高頻度で休む)です。
※基本的に三人称視点です。
※アルファポリスでも連載中です。
※3部作で一区切りです。その後の話は、オムニバス形式で完結編に統合します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 07:21:43
146833文字
会話率:37%
「青い月の王宮」プレリュード編3 世界最強の機甲部隊VSモンスター戦車
戦乱が続く砂漠地帯。妨害電磁波圏内では、最先端技術の粋を集めた無人機もロボット兵もガラクタと化し、「砂漠の虎」と恐れられる機動歩兵たちが闊歩する。そこは、生物として
の五感が生死を分かつ世界・・・
マイケル大滝率いるよりすぐりの精鋭部隊は、一気呵成の速攻と群を抜いた破壊力で、「サーベルタイガー」と異名を轟かせていた。
廃墟と化した熱砂の都市に突如出現した謎の妨害電磁波を巡り、ブラック・スワンは世界最速の有人機を駆って、機動歩兵部隊を支援すべく飛び立った。
千年の時を経て、オパル王朝の兄妹を運命の糸がたぐり寄せる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 21:21:57
17939文字
会話率:29%
人を無慈悲に殺戮しながら侵略してくる”悪魔”と呼ばれる生き物に包囲されて滅亡寸前の国、ヴィマナ王国に生まれた主人公エゴン・クリーガーの物語。家族を失い、身分制度がある世の中で貴族たちの理不尽なを処遇されながらも、精鋭部隊の軍人として仲間と共
に悪魔たちと戦い続ける。しかし、戦い続けた先にエゴンが見た景色は更なる地獄であり、楽園であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 15:07:27
60723文字
会話率:73%
三つの大国家を要する世界『ノア』。
長く続いた国家間の戦争が、三年前に一時的な終息を見て、世界は仮初めの平和に包まれていた。
その三大国家の一つ、『アルディス』で軍人として生きる者たちがいる――。
アルディス軍の誇る精鋭部隊『
ブレイバー』を養成する『クラッドストン学園』。その所属となったハンスは、とある目的を果たすべく、この学園へと足を踏み入れたのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 19:00:00
75662文字
会話率:30%