私生児で転生者でパン屋の娘として育ったマリア。今世では立派な通訳となって自立し養父母に恩返しをするのが夢。持ち前の根性で独学に励み平民ながら王立学院に特待生として入学する。
その学院で鉢合わせしたのが自称ヒロインの二人の男爵令嬢マリア。どう
やら転生者らしいその二人のマリアを見てここが前世で読んだラノベの世界だと気づく。
自分は平民のマリアだから無関係だと思っていたのに二人のマリアに目をつけられ巻き込まれ危ない目に遭い出生の秘密まで?……めげず、あきらめず、先延ばしせず、この怒涛の展開を逞しく駆け抜ける!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:30:00
32159文字
会話率:38%
大人気アイドルのライブで知り合った彼女は、俺の目の前で『喰われた』。
たった独りでチケットを手にやってきた、人気急上昇中のアイドルグループ〖Muse!〗の結成1周年記念ライブ。そこで俺は、そのチケットを見て話しかけてきた女子高生風の女の
子と知り合った。
お互い同じライブをぼっちで見に来た同士ってことで名前も名乗り合わぬまま仲良くなり、席が違うから一旦は別れたけれど、ライブ終わりに姿を見かけて再び声をかけた。今見たライブの感動を語り合いたい彼女に促されるまま歩き出したその時、言いようのない不安感に襲われる。
「おい、君!」
「えっ?」
彼女が振り返った瞬間、さらにその向こうから現れた大きな口だけの異形の怪物が襲いかかり、彼女の脇腹を食いちぎった!
「いたい……わたし、死ぬの……?」
どう見ても致命傷だった。ひと目見てもう助からないと分かってしまう。
「死にたくない、か」
そこへ突然現れた黒づくめの謎の男。
男は言う。「“人形”として浅ましく生きるか、人として尊厳をもって死ぬか、最期に選べ」と。
そして男の背後に現れた6人の人影。それは先程までステージで躍動していた〖Muse!〗のメンバーたちだった⸺!
彼女たちは何者なのか。あの化物は何なのか。
訳も分からないまま拉致された俺は、彼女たちの“マスター”として、共に戦いつつひとつ屋根の下で彼女たちと共同生活を送ることに!?
◆スクエアエニックス様より2017〜2021年に配信されていたスマートフォン用タップアクションRPG『プロジェクト東京ドールズ』の二次創作として書いていた未発表作品を下敷きに、作者独自の世界観と設定で新たに再構成したオリジナル小説になります。
設定の一部を二次創作から流用しているため若干似通った部分がありますが、盗作等ではありません。ただしなろう運営及びスクエニ様よりご指摘を頂いた場合には削除するかも知れません。
◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆なろう限定公開となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:00:00
563102文字
会話率:49%
「ずっと好きでした!お付き合いして下さい!」
酒場の喧騒の中、その声はいやにはっきりと響きわたった。
「え…………」
言われた“彼女”は、驚きに固まってしまって咄嗟に反応ができない。
周囲の酔客たちがニヤついて口々に囃し立ててくる。
そんな中、真っ赤にした顔を下げて右手を差し出す彼と、その彼を見たまま固まってしまった彼女だけが、微動だにしていなかった。
「えええええ——————っ!?」
やがて発せられた彼女、つまり7年もの間男所帯の騎士隊の生活を続けるうちにすっかり女らしさを欠片も残さず失ってしまった自覚のある騎士隊長の声は、それまでのどの野次よりも大きく響きわたったのだった。
「そ、そもそも君は私の一体どこをそんなに!?」
「えっだって隊長さんは美人だし気立ては穏やかだし」
「そ、そうか……?」
「町のお年寄りや子供にも慕われているし」
「ま、まあ、職務だからな」
「死にそうな仔猫を拾って看病するくらい優しくて」
「待ってどこで見てたの君!?」
「笑顔が爽やかで素敵で」
「そそそそんなことは……!」
「いつでも元気で明るくて」
「ききき気のせいでは……?」
「僕にとって天使のような人です!」
「うわあああああ!もうやめてくれえええ!」
これは小さな町の騎士隊長を務める彼女が、町唯一の酒場の給仕の青年に、抵抗むなしく口説き落とされるまでのお話。
◆一途で真っ直ぐでグイグイ来る年下青年と、自分の幸せを半ば諦めているちょっとワケあり騎士隊長の彼女の、ドタバタすったもんだラブコメディ。見てお分かりの通りハッピーエンド確約です!
でもちゃんと(?)波乱もあるよ!
◆今回、キャラの名前や舞台設定の組み立てを中心にChatGPTを活用しています。作者初の試み。なおプロットおよび本文は基本的に全部作者が考え書いていますので、そこをAIに頼ってはおりません。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、地域、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆この作品はアルファポリスとカクヨムでも同時公開します。更新は3日ごとに1話の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 20:00:00
70206文字
会話率:53%
最愛の恋人を事故で亡くした松橋慧人(まつばせ えいと)は失意の日々を送っていた。それでも友人たちに支えられようやく前を向いて生きる決意を固めた彼は、少しずつ日常を取り戻してゆく。
その日も彼は大学から郊外の安アパートに帰る途中で、最寄り
駅から住宅街を抜け、坂を登りきれば自宅、というところまで来ていた。
ふと、聞き慣れない声を聞いた気がして彼は足を止める。
というか……今の声、どこから聞こえた?
再び声がして、彼は声のした方向を見上げた。
その彼の目の前に、轟音と地響きとともに落ちてきたのは⸺
「お久しぶりです、マイマスター!」
いや誰だよ!?知らねえよ!?
これはそうやって不思議すぎる出会いを果たした“マイコ”と、俺こと松橋慧人との、たった一週間だけの邂逅の記録。それが世界を変える出会いになると、この時俺は、まだ知らない⸺
◆“未来”からやって来た不思議な美少女と、彼女に深く関わることになる(今はまだ関わってない)彼とのドタバタコメディ。「ラブ」になる予定はありません。今のところ、一応。
タイトルは仮題です。もしかしたら一週間書けない……かも?
◆多分20話くらいで終わると思いますが未定です。現状8話を執筆中です(爆)。
毎日更新ですがストックが尽きたら不定期更新になります。ご了承下さい。
◆設定の都合上、舞台は2022年5月の九州北部のとある街です。そのつもりでお楽しみ下さい。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆作者の投稿作は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。故に他作品に本作の登場人物が予告なく再登場することがあります。
どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
◆アルファポリスでも公開する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 21:00:00
22817文字
会話率:46%
かつて、王太子妃候補として王国中に名を馳せた令嬢――リディア=エルミナ=クロフォード。
だが、ある日突然、彼女は“理由不明の婚約破棄”を言い渡される。
すべてを失い、実家からも見捨てられ、王都の片隅にひっそりと身を隠す彼女に届いたのは、
一通の密書だった。
「――王太子の命が、近く狙われる」
その一文を読んだ瞬間、リディアは知った。
自分が捨てられたあの日と、この毒殺未遂事件は決して無関係ではない、と。
舞台は再び王宮へ。
かつて捨てられた令嬢が、今度は“真実の証人”として戻ってくる。
陰謀渦巻く宮廷にて、彼女は自らの手で証拠を集め、
王太子暗殺の背後に蠢く“王家の闇”に迫っていく。
冷たく変わってしまった王太子・アレクシスとの再会、
疑念と懐疑の狭間で揺れる心――
だが、リディアの瞳は決して曇らない。
信じていたのは、かつて交わした“誠実な契り”と、
何より自分自身の直感と、知性。
毒、裏切り、仮面の舞踏会、そして失われた愛。
すべての真実を暴いたとき、王国は変わり、
そして“捨てられたはずの婚約”は、再び蘇る。
「私にとってあなたは、“王太子”である前に――
ただ、ひとりの、愛しい人だったのです」
これは、一度すべてを失った令嬢が、
その誇りと愛を胸に、王国の運命を変える物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 21:09:33
2986文字
会話率:17%
学校では誰もが憧れる、一軍ギャルで国民的アイドル――如月七海。
だけど、平凡な高校生・真中悠翔は、なぜかそんな彼女と「極秘結婚」していた。
学校ではお互い知らないフリ、家では甘い新婚生活。
だけど今日は、芸能記者が学校に現れ、“秘密”
がバレる危機に――!
お互いを守るため、あえて距離を取るふたり。
冷戦状態のまま、すれ違う気持ちと、誰にも知られない結婚生活。
「本当は君を守りたい」
「でも、バレたら終わり」
守るべきものは、夢か、彼女か――
すれ違いと決意の果てに、ふたりが選んだ答えとは?
ギャル×アイドル×新婚生活――
甘さ控えめ、青春ドラマ寄りの1話完結・極秘結婚ラブコメ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 20:00:00
620文字
会話率:35%
血縁=ただの伝手、陛下(夫)=財布、すべては子どもたちのために
§ § §
ただひたすらに家族からの愛と平穏がほしかっただけの王妃エリスは、側妃の政略と陰謀の結果、周りから愛される事もなく、ただ息子と娘を失うだけの結果に終わった。
「
私にもっと力があれば」
弱い自分をひどく後悔し、冬の冷たい教会でひたすら神に懺悔し祈りを捧げていた彼女は、教会に祭られていた主神・時の神ウールによって、娘が生まれる直前の時間軸への時戻りを果たす。
「今度こそ、子どもたちのために生きよう。唯一の家族のために、やり直しのこの命を賭けて」
息子を温かい感触を抱きしめながらそう決めたエリスはそう決めて、時戻り前の記憶を駆使し、時戻り前には発揮し切れていなかった『頭脳の名門・スイズ公爵家』の血を覚醒させて、堂々たる立ち回りをし始める。
強くなろうと決めた母親は、強い。
時戻り前に危害を加えてきた人はもちろん、手を差し伸べてくれなかった傍観者も、すべて敵。
やり直しの人生では、夫には財布以外頼らず、血縁(兄や両親)を伝手として利用し、周りに置かれた様々な『監視の目』や『不穏の芽』は、時戻り前に無関係だった話に聞くだけの不幸な人たちを助け、引き込み、挿げ替えていく。
※カクヨムで先行公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 19:10:00
65548文字
会話率:15%
巨大企業に実質的に支配されている近未来都市・ネオイーストシティで、どこぞの名探偵の様な見た目でバイオ猫探しばかりしているくたびれた探偵の30代女性・アイーダと、自称ウルトラスーパーアルティメットなウザかわ少女型アシストAIの相棒・ナビの営
む探偵事務所に、公安局特殊部隊・通称“0課”の隊員で全身義肢の身体をもつ女性・カガミが窓から猛烈な勢いで突っこんで来た。
戦闘中であると見られる傷だらけの彼女は、アイーダとナビを連れて攻撃を受ける事務所から脱出し、襲い来る追っ手の“眼”を“盗む”ことで捲き、セーフハウスへと避難することになった。
そしてそこで明かされるナビの正体と、カガミが人生を賭して果たそうとするある目的とは……。
悲劇の物語に介入して結末をねじ曲げる探偵とアルティメットな美少女型AIのサイバーパンク百合SF。
※この小説はフィクションであり、実際の企業・捜査機関とは無関係であり、また犯罪、違法行為等を助長する意図はありません。
※R-15程度のバイオレンス・残酷・性的な描写があります。閲覧の際にはご注意下さい。
※無断転載お断り
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 00:00:00
172102文字
会話率:67%
同心・田中佐平衣織と義賊“山猫小僧”・たつ。女二人の異史江戸暮らし
※時代設定の都合上、作中では現代の基準において不適切な言動があります。それにより気分を害される方はご覧にならない事をおすすめします。
とある男性にのみ致死性を発揮する
未知の伝染病により歴史が変わり、男女比が1:4となってしまった江戸の世にあっても悪は絶えず、幕府が設置した特別警察・火付盗賊改方もまた、代わり映えすることなく凶悪な賊の群れを容赦なく取り締まっていた。
跡継ぎ不在による取り潰しの頻発を重く見た幕府の命によって、家の存続のために女性でも家督を継げるようになり、その中でも特に武芸に長けた者は現場へもでていた。
そのうちの1人である、火盗改の同心としてその激務をこなしていた下級武士・田中佐平衣織は、ある晩、傷だらけで自宅の庭先に倒れていた義賊“山猫小僧”を発見する。
かねてより専任として追いかけていた“彼女”を家に入れて介抱し療養させた日から、男装の義賊“山猫小僧”ことたつは、自分がそうであると証拠がないのを良い事に居候して小間使いのまねごとをし、奇妙な同居生活を送ることとなる。
そんなある日の仕事帰りの未明頃、衣織は竹藪に分け入っていく怪しい2人組を見かけ、その後を付けていくのだが……。
※この小説はフィクションであり、史実や実際の歴史上に存在した機関とは無関係です。また犯罪、違法行為等を助長する意図はありません。
※R-15程度のバイオレンス・残酷・性的な描写があります。閲覧の際にはご注意下さい。
※無断転載お断り
カクヨムでも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 00:00:00
14047文字
会話率:64%
――碧い流星にかけた君の願いはきっと明日への希望に届く!!
人類が歩んだ1歩は果たして明日へのそれか、分不相応な一足飛びの未来か――。
著しい科学の進歩で太陽系全てを版図に収めた人類は、ついにワープ航法技術を発明し、銀河系へと進出を開
始するための足がかりとなる実証実験オウムアムア計画を開始する。
200光年先への到達を企図した探査機オウムアムア2号は、199光年先まで到達したタイミングでワープ通信が途絶し99%の成功に終わり一部から批難されるも、人類は明日への大きな1歩を踏み出したと確信した。
しかし、その探査機が不幸にも侵略的異星人を呼び寄せてしまい、抵抗虚しく地球圏まで追い詰められた人類に残された最後の希望は――。
※この小説はフィクションであり、実際の機関などとは無関係です。また犯罪、違法行為等を助長する意図はありません。
※R-12程度のバイオレンス・残酷な描写があります。閲覧の際にはご注意下さい。
※無断転載お断り
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 18:48:15
4696文字
会話率:58%
Web小説家のアカリは、AIに管理された近未来を描く『パラダイム・シフト』を執筆し、密かに人気を集めていた。しかし、正体不明の「無言の批評家」からの辛辣な低評価とコメントに悩まされる日々。その言葉は的確で、アカリは反発しつつも作品を見直して
しまう。
一方、大手出版社の新人発掘担当・ハルトは、ビジネス上の動機からアカリの作品に目を付けていた。彼女の向上心に気づいたハルトは、あえて匿名で厳しい指摘をすることで、才能を磨かせようとする。当初は試行錯誤の段階で、コメントを投稿後に削除していた。
ある夜、アカリは渾身のエピソードに、最も容赦ない低評価とコメントを受け、激しく感情を爆発させる。「あなたに何が分かる!」と怒りをぶつけるアカリの姿に、ハルトはクリエイターとしての強い意志と輝きを見出し、単なる評価者から育成者へとアプローチを変化させていく。
匿名の言葉に怒りを覚えるも、執筆をやめられないアカリは、ハルトの出版社とは無関係の電子書籍大賞に応募する。最終選考を前に「無言の批評家」から物語の最も深い弱点を指摘され、アカリは逃げずに作品を根本から修正し、渾身の力を込めて完成させる。
そして、彼女は大賞を受賞。授賞式でアカリは、視線を送る一人の男性に吸い寄せられる。それは、名刺を差し出した大手出版社のハルトだった。彼の言葉と文体が、これまで自分を成長させてきた「無言の批評家」のコメントと重なることに気づいたアカリは、怒りではなく、深い感謝と報われた感情の涙を流す。ハルトの使命は果たされ、「無言の批評家」は二度と現れなかった。その後、アカリの作品は大成功を収めるが、その陰で彼女の才能を信じ続けた者の存在は、ごく一部の人間にしか知られていない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:02:30
3348文字
会話率:18%
わたし、ハノン=ルーセル(22)は術式を基に魔法で薬を
精製する魔法薬剤師。
地方都市ハイレンで西方騎士団の専属薬剤師として勤めている。
そんなわたしには命よりも大切な一人息子のルシアン(3)がいた。
そしてわたしはシングルマザーだ。
ルシ
アンの父親はたった一夜の思い出にと抱かれた相手、
フェリックス=ワイズ(23)。
彼は何を隠そうわたしの命の恩人だった。侯爵家の次男であり、
栄誉ある近衛騎士でもある彼には2人の婚約者候補がいた。
わたし?わたしはもちろん全くの無関係な部外者。
そんなわたしがなぜ彼の子を密かに生んだのか……それは絶対に
知られてはいけないわたしだけの秘密なのだ。
向こうはわたしの事なんて知らないし、あの夜の事だって覚えているのかもわからない。だからこのまま息子と二人、
穏やかに暮らしていけると思ったのに……!?
いつもながらの完全ご都合主義、
完全ノーリアリティーのお話です。
性描写はありませんがそれを匂わすワードは出てきます。
苦手な方はご注意ください。
アルファポリスさんの方でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 16:00:00
294438文字
会話率:39%
狂戦士クライシスはSS級のオーパーツを複数所持した凄腕の冒険者だ。
しかし、戦闘の勝利やダンジョンの秘宝を手に入れる為なら無関係な者を巻き込むことさえ厭わないという彼の身勝手なやり方には、ギルドの冒険者たちも強い嫌悪感を抱いていた。
ある日
、彼に恨みを持つ者たちの仕組んだ魔法の罠にはまり、クライシスは遠く離れた果ての大地へと追放されてしまう。
全てのレア装備を奪われ、裸一貫で危険な魔物のいるダンジョンの中に転移させられたクライシスは、自分を追放した冒険者たち全員への復讐を誓う。
胸躍るダンジョン攻略や旅先で出会った人々との交流を楽しみながら、大切な装備品を奪い返し、そして一人ずつ、順番に心臓を貫いていく……。
今、最強のパーサーカーによる復讐劇の幕が開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:10:00
37189文字
会話率:46%
濃霧に包まれた別荘で起きた血塗られた惨劇の真相は?
深い霧が立ち込める山間の別荘で、資産家・山崎隆一が胸をナイフで刺され、命を落としました。外界から完全に隔絶されたその場所で、事件は深夜0時に発生。警察は、この別荘にいたたった4人の中に犯
人がいると断定します。
妻、秘書、姪、そして旧友の医者。それぞれが抱える秘密、そして嘘。
現場に残されたわずかな手がかり――凶器に残されたバター、半分食べられたパン、そして暖炉の灰から見つかった燃え残った紙片。これらが示す真実とは?
一見、無関係に見えるそれぞれの証拠と証言の「ズレ」
一体、誰が、なぜ、隆一を殺したのか? そして、明らかになる真犯人の決定的な動機とは――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 15:47:03
4007文字
会話率:29%
世界の異常である『歪み』によって命を奪われた少年・蓮と 少女・朔
理由もなく、抗うこともできなかった二人は――目を覚ますと、『異世界』にいた。
それは神々が定めた運命とは無関係に、異常な存在が跋扈する世界。
「あれ、俺らのステータス(表
示画面)だけ、違くね?」
「というか、私ら弱くね?」
死んだはずの二人は、『数多の世界を渡る』旅の中で、自らの死の意味を知ることとなる。
けれど、その運命の中で彼らが選ぶのは、戦うことでも、復讐でもなく――
『幸福に生きる』ことだった。
死んだはずの少年と少女の旅は、世界にとっての不運か、それとも……。
神々すら知りえぬ『歪み』の先で、二人は何を見るのか。
「あいつデケぇー」
「よし……とりあえず建物ごと燃やすかっ!!」
「外に穴も掘っとこー」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 19:08:16
134435文字
会話率:34%
【注意:誹謗中傷、死亡表現、放送事故など、精神的に負担を感じる内容を含むフィクションです。実在のVtuberとは無関係です】
天馬は推しVtuber・蝶咲アゲハに心酔する過激なユニコーン。ある日、Xに吐いた毒舌が次々と現実になり、男性Vtu
berの不穏な引退、グループの解散などが起こる。そんな時、アゲハに放送事故が…。呪いのような連鎖は止まらず、天馬を闇に引きずる。Vtuber志望者が書く、Vtuberへの愛を込めた因果応報ホラー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 18:27:02
7306文字
会話率:50%
大気には魔素が満ち、魔術・魔獣・魔物が普通に存在する世界。
魔素は魔術式を用いて物理現象となる。
魔術式は道具に組み込まれて魔導具となり、魔導具は人々の生活の一部となった。
魔術は特別なものではなく、人々の暮らしは魔術と共にあった
。
大陸エレサ・エメット
およそ二千年の昔、世界は穢され、人の住む地は失われた。
それを憂いた神々が『古の魔導具』を創り出し、生き物を救け、穢れた大地を癒し、世界を再起動させた。
人々は、癒された大地に再び降り立った。
だが、文明は既に崩壊し、文化は失われ、力は野生の生き物に敵わなかった。
それでも、文明が失われた過酷な世界で人々は生き、建物を建て、畑を耕し、少しずつ人の世界を取り戻していった。
やがて幾つもの国が生まれ消え、統合と分裂を繰り返し、安定した幾つかの秩序国家を創り出した。
その一つが、宗教国家、聖マイア正教国。
『古の魔導具』を創り出した神々の一柱である女神マイアを主神として信仰する、この大陸最大の国家である。
マイア正教国の頂点である教皇。
その教皇の鎮座する地、首都アルカディア。
恵まれた地形に恵まれた資源を蓄えたアルカディアは、百万の人々を育み、数十万の信徒を抱え、数万の魔導兵器を所有するまでに大きくなった。
この国は、文明と宗教と武力で他国を圧倒していた。
だが、栄光の路地裏には蠢く澱みが溜まるもの。
多くの人々を内包する大都市には、同時に、多くの『普通』では居られない数万もの澱【おり】を溜め込んでいた。
澱は寄り添い合い、派閥を作り、争って苦みを振り撒き、人々に忌み嫌われていた。
そんな澱の中、争いに終止符を打たんと、ひとりの少女が降り立った。
沈澱物をかき回し、濁りの中から宝石を拾い上げようとする、赤髪の少女ジェシカ。
これは、己の小さな望みを叶えるべく奮闘する、彼女の為の物語。
※この話は『神代の魔導具士』の第四章終了後の物語です。
メインはジェシカ。
元の話の人物も登場しますが、一部を除いて、ほとんどは無関係です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 01:00:00
18247文字
会話率:17%
彼女は何を思い何を思って生きてるのか……それを知るのは彼女自身のみ……
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『Another・under・World』シリーズの名前が入ってますが本編とは無関係の外伝です
両方に入りますが全くの別系統なのでご容赦ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 20:41:30
4534文字
会話率:25%
「乙女要素のある死にゲーに転移してしまった件」の番外編です。
本編はこちら→『乙女要素のある死にゲーに転移してしまった件』[https://ncode.syosetu.com/n6765kb/]
【不定期更新】
ここでは以下の内容が含まれ
る予定です。
・没にした話、こぼれ話
・IFストーリー
・ヒーロー達の視点で見る本編(一部)
・ヒーロー達との恋愛編
・サブヒーロー達との恋愛編
※IF・恋愛編は本編と無関係のパラレルワールド。
見たいキャラクターや見たいシチュエーションに関してはコメントで教えていただけると幸いです。
また、最推しを教えていただけると嬉しいです。
(絶対に書くという保証はできません。悪しからず)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 18:13:08
11063文字
会話率:39%
文武両道、勝ち気で負けず嫌いな15歳の高校生──大井 菜月は、ある日、交通事故に巻き込まれて命の危機に。だが彼女が助けたのは、助けたはずの猫の飼い主。異世界の女神サラスだった!
肉体のダメージが大きく、魂を一時的に保護するため、菜月は“仮
の肉体”を与えられ、サラスの治める異世界へと召喚されてしまう。
本来召喚対象だった俺様系勇者、霜山幸太郎のずさんな召喚によりいくつもの問題を巻き起こされた結果の無関係すぎるトラブル。
召喚を主導した王家の姫の嫌がらせにより、菜月は城から追い出されるがたまたま居合わせた王子リュシオン・ルーデン・アルフェリオスに助けられる。
心優しいが恋愛には極端に不器用なリュシオンとの距離が、少しずつ変わっていく日々。っていつもとの世界に戻れるのだろうと不安をかかえつつ…
魔王を“封印”しなければならないという、誰も知らなかった真実──
菜月の戦いは、世界の未来と、自分自身が帰るために。
命をかけたものになっていく。
それでも、恋は、世界を救う鍵になる。
巻き込まれたただのお人よしが世界の命運を握る時、奇跡は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 17:34:11
112115文字
会話率:29%
あー…聞こえてるか?
俺だよ俺、鳴上。今話している内容が、しっかりと記録されて、お前らに伝わったら嬉しいんだけどよ。
そうそう、改めて結婚おめでとうな。お前らの幸せそうなやり取りやら、顔をみていたら、居ても立っても居られない状態になっちまっ
てよ。つい体が動いちまった。
…はは、らしくないな。巻き込まれなくて本当に良かった。
これからは遠くから見守ってるからさ、幸せになってくれよ。
―――もういいのか?
あぁ、もういい。これだけ伝えてくれ。
―――わかった。では、これから忙しいかもしれないが、よろしく頼むよ。鳴上君。
君にしかできない、世界を救いに。
わかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 12:30:00
35170文字
会話率:43%
高校一年生の橘は、新入部員歓迎会と称した宝探しに参加する。ペアを組んだ謎解き好きの同級生、春野紫央と共にレクリエーションをこなすはずだったが、宝探しとは無関係のおかしなものを見つけてしまう。彼らは最後に何を見つけるのか、それとも何も見つけな
いのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 19:40:00
16111文字
会話率:42%
かつてサヴァンティア大陸では『伝説の七英傑』が魔王を倒し、世界を平和にした。
あれから80年、七英傑最後のひとり『大魔道師』ギリオスが亡くなり、全ては過去のものとなった、はずだった……
しかし、その瞬間、世界を平和にした『ツケ』を払わ
される事となる、そう、大魔道師のひ孫、ダルマシオに。
大陸の南西、辺境でそのほとんどが魔物の巣喰う立ち入り禁止区域となっているスゥクネィダ地方、
そこの領主見習いという立場に居る少年ダルマシオは、十五歳となり正式な貴族となるため王都の学院へ通う事となるが、
彼の住む大陸最大の国グランサーヴァでは、『貴族の強さはメイドで決まる』という少し変わった価値観があった。
いかに強いメイドを持つか、いかに多くのメイドを従えるか……
幼いころから世話係の年老いたメイドの囲まれていたダルマシオにとっては、
いかに学院へ行くとはいえ、無関係だろうと思っていたのだが、そんな彼に『史上最強のメイド』が付くこととなる。
そう、実は『伝説の七英雄』は、真に実力を持ち、平和にした最大の立役者を存在ごと隠していたのだった、
それは伝説上の存在とされる『魔神』であり、魔王を倒した代償として80年間の眠りについていた女性……
その名は『ユピアーナ』彼女は封印されるとき七英傑とたったひとつだけ、重大な約束をしていた、それは……
『目が覚めたら、残りの命はメイドとして生きてみたい』
この物語は無能な闇魔法使いダルマシオが、
世界最強のメイドやこの世界では忌み嫌われる闇魔法使いのメイド達と共に、
三年間の学院生活を満喫し、最強のメイド軍団を作って嫁探しをする物語である。
そしていつしか、彼はこう呼ばれる。
あの貴族の坊ちゃんは『メイドが本体』であると……!!
※カクヨムではアダルトヴァージョンを掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 02:12:51
316306文字
会話率:46%
異界と人間の世界がつながって久しい時代。
人々は共に暮らす道を選び、表面上は平和を謳っていた――が。
そこに在るのは、目に見えぬ“壁”だった。
血の濃さ。
生まれの違い。
名前の重み。
どれも、才能とは無関係なはずなのに。
力ある者ほ
ど、なぜか縛られていた。
ある少年は、その壁を壊そうと決めた。
父を、過去を、運命さえも超えて。
彼が選んだ舞台は、日本随一の名門校・瀬礼文学園。
人間と異界人が共に学ぶこの学園で、“革命”は静かに始まる。
だが、変革の火は、世界の深部にまで届いてしまった。
少年の存在を危険と見なした“魔王”は、最強の刺客たちを送り込む。
理由はひとつ――「壊される前に、壊せ」。
これは、縛られてきた少年が、
世界に「ノー」を突きつける物語。
怒りでも、復讐でもない。
ただ、自分の価値を証明するために――彼は立ち上がる。
そして、誰もが口を閉ざしていた問いをぶつける。
「なぜ、力のある者が下を見なければならない?」
世界はまだ、変わっていない。
だからこそ――この剣で、変える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 23:03:36
13427文字
会話率:31%
転生したのは、大好きだった乙女ゲームの世界。
けれど私は、攻略対象ともヒロインともほとんど無関係なモブ令嬢・エレナ。
だけどこのルート、最終的に処刑されるんですけど!?
死亡フラグを回避するために奔走する中で、私は気づいてしまう。
こ
のヒロイン、どこかおかしい!
可愛らしい聖女のはずが、女子から圧倒的不人気のビッチキャラに転向している…?
モブ令嬢の私が、未来を変えるなんて無理……
だけど死にたくないんです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 21:08:55
27937文字
会話率:25%