【ジーメンス】とは総務省の極秘機関である。
その目的は電波生物【ジャマー】の排除。
引きこもり廃人、24歳の万城目は砂嵐の怪物に襲われ逃げる途中で事故に合い絶命。
タイムスリップし10年前の自分、14歳の万城目に転生した。
この時代か
ら人生をやり直すと決意した矢先、またも砂嵐の怪物に襲われる。
怪物に襲われた万城目が死を覚悟した時、白いコートに身を包む謎の美女、本城・愛に救助される。
本城は総務省の極秘機関ジーメンスから派遣された電波監視官。
彼女は電波の体を持つ砂嵐の怪物ことジャマーを退治することを任務としていた。
万城目はジャマーから逃げる為に本城と行動を共にするが、いつしか人類の脅威ジャマーと電波警察ジーメンスの戦いに巻き込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:10:00
40673文字
会話率:20%
この作品は別サイトの企画により募った、複数の作家様が創作したキャラクターを起用して執筆した作品です。
ジャンル、演劇コメディ。
大学を中退し演劇の道を志す十九歳、青井・春(しゅん)は小劇団【希望の船】のオーディションに合格し、役者の卵の
道を歩み始めた。
しかし劇団の座長、鬼高地による、とんでも演技指導に心がくじけそうになる。
劇団員へ「ウジ虫ども」「ゴミ」「業界で干す」などの暴言。
女性に「君、処女?」などのセクハラ。
美少年の男色も当たり前。
そんな役者の卵を他所に、座長にはある目論みがあった。
それは新人の劇団員を利用して、東京都から支援される助成金を獲得すること。
座長・鬼高知は夢を追う劇団員達へ平然と公言した。
「俺たちは金の為に演劇をする」
青井・春は夢と現実、金と理想の中で役者としてもがいていく。
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 12:39:59
16152文字
会話率:50%
2024年までに完了を想定した、米国主導のアルテミス計画は無事に成し遂げられ、現在フェーズ2が決行中だ。
私は唯一日本人で月探索隊に選ばれたが、今は後悔している。
静かなる海と呼ばれる月の裏側を探索中、事故に合い基地への戻る手段が徒歩と
なった。
距離は有に1時間を超える。
酸素残量は1時間弱……。
生き残る為にはひたすら歩みを進めねばならない。
そんな私の道をばかるように、突如、日本家屋が現れた。
これは一体なんなんだ?
恐怖が見せる幻覚か?
はたまた何もかにより造られた建造物なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 22:00:00
1999文字
会話率:0%
① “我々”について。
20■■年11月28日
現在サイト-866内において、 “我々”をアノマリーとしてみなす動きが散見されます。
我々は、財団職員としての“誇り”と自身の“平穏”を天秤にかける必要に迫られています
②サブタイトルについ
て。
20■■年11月05日
サイト-866内の職員から、「SCP-001の報告書と誤認してしまう為変更するべきだ」という主張が多数寄せられています。
しかし、本報告書のタイトルを見てわかる通り、SCP-001と誤認する可能性は低いと言わざるを得ません。
その為、本報告書そのものが認識災害を引き起こしている可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:10:00
13653文字
会話率:27%
補足:
①サブタイトルについて。
サイト-866内の職員から、「SCP-001の報告書と誤認してしまう為変更するべきだ」という主張が多数寄せられています。
しかし、本報告書のタイトルを見てわかる通り、SCP-001と誤認する可能性は低いと言
わざるを得ません。
その為、本報告書そのものが認識災害を引き起こしている可能性があります。
②オブジェクトクラスについて。
20■■年■■月■■日
O-5評議会は本オブジェクトのクラス変更の要請に対して“Archon”が妥当と判断しました。
これは、本報告書によって非常に深刻な認識災害が引き起こされている証左であり、同時に本報告書の影響を受けない“我々”がアノマラスな存在として認識される可能性を示しています。
“我々”は、このオブジェクトをKeter相当のアノマリーとして認識し、慎重に行動することが求められます。
このオブジェクトの確保、収容、保護の為、“我々”は仲間を必要としています。
③本補足について。
本補足の存在は、このオブジェクトに対して直接的な関与が可能であることを示しています。
この事実がオブジェクトの異常性にどのような影響を与えるかは不明です。
また、本報告書の影響下にある職員が本補足を参照した場合、彼らの認識にどのような影響を及ぼすのかは調査中です。
④“我々”について。
20■■年■■月■■日
現在サイト-866内において、 “我々”をアノマリーとしてみなす動きが散見されます。
我々は、財団職員としての“誇り”と自身の“平穏”を天秤にかける必要に迫られています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 14:55:08
10517文字
会話率:30%
【第1章あらすじ】
現代日本にて、大親友のタツとシンは、待ちに待った新作のゲームをプレイする。アクシデントに見舞われながらも、互いのアバターを作り合いゲームを開始する2人。
────暗転する世界。目を覚ました2人が目にしたのは、燃えたぎ
るマグマと、子供と老人になった親友の姿だった。
ここは一体どこなのか・・・懐かしく感じるのは何故なのか。何も分からない状況で歩き出す2人。
「ステータスオープン!」
しかし何も起きなかった。神様とやらが何かを授けてくれた様子もない。
だが、決して悲観的ではなかった。なぜなら、信頼出来る親友が一緒だから。少しずつ、自分たちに何が出来るのかを探っていく子供と老人。
今までと変わらない、2人で平穏に過ごしていく────だがそれは間違いだった。
タツとシンは、この世界にやってきた意味を知っていくことになる。
【第2章あらすじ】
タツとシンが目覚めた時を同じくして、ある少女がライヴィア王国という国に来ていた。
A・S【オールシフター】と呼ばれる変幻自在の魂を持つ女性達。そのA・Sである少女 "フラウエル" は治癒士として活動しており、戦時下にあるライヴィア王国で怪我人を治癒していた。
多くの人を助けたいと願う心優しき少女。だが、そんな少女の願いは最も残酷な形で裏切られる事になる。
怪我をした騎士の一団、いつもと変わらず怪我を治癒するフラウエル。フラウエルに涙を流し感謝する騎士達。しかしその夜────彼らは変貌した。
人々の悲鳴、燃える家々。医師であった両親を殺され、自身も襲われるフラウエル。絶望の中、意識の途絶えた少女を救ったのは、ある傭兵団だった。
傭兵団のリーダーである、オウガという名の白銀の騎士。このオウガとの出会いが、フラウエルを運命の旅へと誘うことになる。
【第3章あらすじ】
─────そして集う、運命の仲間達。
──────────────
*カクヨムにも掲載しています。時系列が一緒のため、一章と二章を【甲編】【乙編】として同時掲載していますが、こちらではそれができない為、甲編にあたるタツとシンの物語から掲載していきます。
*この小説は地の文の視点が切り替わることがあります。
*作品内に伏線等の匂わせが含まれます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:05:27
565320文字
会話率:56%
「神よ、私を滅ぼしてください。――――このままでは私が次の魔王になってしまう」
幾度も魔王を倒し、世界を救った勇者は平和になった筈の世界でそう懇願する。
勇者は強くなり過ぎた。魔王が消えた後、世界が今度は彼の力を巡って争い始めるほど
に。
彼を憐れんだ神は提案する。別の新たな世界でやり直してはどうかと。
彼はその提案を受け入れ、新世界に降り立つのだが――――。
待ち受けていたのは『同じく強過ぎて元の世界を追い出された』英雄達だった。
他に人類も居ない、文明も無い大自然の中、彼らは『普通の暮らし』ができる理想郷を目指し自給自足のサバイバル生活を開始する。
今まで磨いた有り余る力は便利だが、それだけでは生きていけない。
普通って意外と難しい。けれど楽しい。
そんな、誰もが幸せになる為の物語。
※チートなおじさん達がのんびりわちゃわちゃ楽しく生きていくお話です。
※狩猟や自然利用の描写がありますが、完全な知識ではないのと、現実で行うと法令に触れる場合がありますご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:03:26
1188833文字
会話率:73%
情報技術の進歩による情報化社会の発展により、在宅で仕事をする人間が増えてきた。
内容こそ多岐にわたるものの、必要なのは知識か技術、もしくはその両方だ。プラスコミュニケーション能力も必要かもしれないが、そこは『社交辞令』や『ビジネスマナー
』という技術を身に着け、『コンプライアンス』に注意し、『ハラスメント』に当たらないよう振る舞いに気を付ければ問題ない。
だから田舎暮らしの中卒でも、実績があれば生活に支障はないと彼、荻野睦月はそう思い込んでいた。
……住んでいた田舎町が廃村になるまでは。
お陰で睦月達は近くの地方都市に引っ越し、この歳で通信制高校に通う羽目になった。家業を継ぐとかでない限りは、最低でも高卒資格を持っていないと、社会では潰しが効かない。進学でも公務員試験でも就職活動でも、生きていく上では高卒でギリギリなのが現状だ。
そして引越日当日。荷物を纏めて車に乗り込もうとする睦月を呼び止める者がいた。
睦月の父、秀吉だ。
彼は部屋に睦月を呼びつけると、開口一番こう告げた。
「睦月……お前とは親子の縁を切る」
「どうした親父。とうとう頭がバグったか?」
「…………酷くね?」
その会話を発端として……睦月の未来は、多難の予感で溢れることになった。
『この物語はフィクションであり、登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在するものとは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
R15版掲載先
『小説家になろう様』
『アルファポリス様』
『カクヨム様』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:00:00
709205文字
会話率:46%
バー『Alter』の雇われ店長兼バーテンダー、抽冬淳は紆余曲折な人生を経てすでに三十代。どこぞの地方都市にある廃ビルの地下フロアで、今日も今日とてシェイカーを振る……わけではなかった。趣味の家庭菜園で育てた収穫物でお通しを作り置きしては、
ある意味同業の常連客を相手取る日々。変わったことと言えば、当時まともに交流していなかった中学のクラスメイト達が、常連として通うようになったこと位だろう。
別に同窓会等で再会し、旧交を温めた結果とかでは断じてない。単に副業の都合で、偶々顔を合わせただけに過ぎない。だからこそ、淳をはじめとした常連達は思う。
『社会の裏側も、存外狭い』
と。
雇われ店長兼バーテンダーこと抽冬は、オーナーである『―――』の受付担当だった。おまけに『バーの利益は求めていない』からと、腕の方は期待されていない。
なのでこの話は、世界で唯一『バーテン』の蔑称で呼ばれても不自然ではない男と、常連をはじめとした周囲の人間達が駄弁るだけの物語である。
『この物語はフィクションであり、登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在するものとは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 00:00:00
42151文字
会話率:49%
時を越えた約束 〜精霊剣士の英雄譚〜 現代編から続く物語。
かつて、世界を恐怖に陥れた魔王が猛威を奮っていた、精霊歴の時代。
その世界の嘆きに呼応するように勇者は現れ、勇敢な有志と共に魔王と対峙しこれを封印せしめた。
混沌とした
世界に光をもたらし、勇者は世界に平和を取り戻したのである。人々は歓喜し、新たな時代の幕開けにその日より精霊歴の時を『太陽暦』と改めたのである。
それから永き時が経ち太陽暦500年。
世界は再び混沌に包まれる。
魔王の封印は長い年月を掛けて綻び、ついに魔王が自力の復活を果たしたのだ。
魔王復活により凶暴さを増した魔物達は、次々と人族の領地を侵略していく。
そんな世界の危機に、世界に希望をもたらす勇者が、聖都より台頭する。
勇者の名は『クサビ・ヒモロギ』
これは、勇者クサビと仲間達の冒険譚である。
魔王を打ち破る力を秘めた『解放の神剣』を携えたクサビは、剣の力を取り戻す為、仲間達に見送られ単身過去へ向かった。
時空を越え、現代より500年前に辿り着いたクサビは、人類と魔族の紛争地帯の真っ只中に降り立ってしまう。
物語はここから始まる。
時を越えた約束 〜精霊剣士の英雄譚〜
過去編開幕!
物語の始まりはこちらです!
https://ncode.syosetu.com/n8408ih/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:00:00
214640文字
会話率:31%
『掬等繋(きくひと つなぐ)』は、19歳の平凡な青年だ。
彼は自宅である狭いワンルームで一人、ボーッとテレビニュースを眺めていると――気がついたときには、異世界へと飛ばされていた。
突然の出来事に混乱する中、目の前にいた女性『ヒトリ』に
こう告げられる。
「君、わたしとともに、この世界に革命をもたらさないか?」
繋はすぐさまその場を逃走。しかし、逃げた先でこの国の惨状を目にすることになり、ひと騒動を経て、繋はヒトリ率いる革命軍『ニューエゥラ隊』へと入隊することになった。
繋は異世界で手に入れた特別な力『革命拳』を武器に突き進み、様々な仲間たちと出会い、絆を深めながら、この国を、世界をより良い方向へ導くために奮闘する。
さあ、革命の時間が今、はじまる――!
◇
またまた長編はじめちゃいました。みおゆです。
HJ大賞へ向けて書いてみよう! と始めた異世界ファンタジー作品です。ちょっぴりビビりな主人公繋ですが、ここぞというときはとことん強い奴なので、どうか見守ってもらえたら。
王道少年マンガみたいな展開を広げていこうと考えていますので、そういったジャンルが好きな方はぜひ!
よろしくお願いいたします。
※この作品は『ノベルアッププラス』・『カクヨム』にも掲載しています。
(★ 『ノベルアッププラス』にて、先行で掲載していく形になります)
※現在第四章まで執筆済み。以降の話は不定期更新となります。更新状況は、近況ノートやX等にてお知らせ予定です。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
◇
☆ノベルアッププラス版
【https://novelup.plus/story/980764949】
☆ブログ(ノベルアッププラス)
【https://novelup.plus/story/666067683】
☆Twitter(X)
【@mi_hot00】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:00:00
105751文字
会話率:43%
日本のとある島にある、国立・音萌中等女子学園。
ここは選ばれた者だけしか入学することのできない、特別な学園だった。
学園では様々な才能や異能を持つ生徒たちがともに生活している。
しかしこの学園には、もうひとつの真の顔があった――それは、
突如現れた地球外生物、『ソラビト』から国を守ること。この学園は、特別な女子中学生によって構成された、国の防衛施設であるのだ。
学園の少女たちはそれぞれの特性を生かし、日本の平和をソラビトから守るため奮闘する。
その中でも最前線に立つのは、ソラビトに唯一対抗できる力を持つ、『異能部』。
異能部は、常識を超越した力を持って生まれた者たちで構成された部隊であった。
今年から、音萌中等女子学園に入学が決まった『尾張せつな』も、異能を持つ者のひとりだった。
せつなは誇りと希望を抱きながら、学園へと踏み出す。
国の運命は。せつなたちの辿る、シナリオの行方とは。
――今、物語は動き出す。
◇
こちらはノベルアッププラス、カクヨムにも掲載しています。
ノベルアッププラス【https://novelup.plus/story/791783616】
カクヨム【https://kakuyomu.jp/works/16817330648131615834】
※更新は不定期です
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 20:50:14
208287文字
会話率:47%
天才科学者であり発明家の葉加瀬羽風。
羽風は自身で作り上げたアンドロイド〈藍野ロジー〉を好きになった。
しかし、アンドロイドに感情はない。そこで羽風は、アンドロイドに感情を持たせ、自分のことを好きになってもらおうと交流を図る。
そんな中、ア
ンドロイドであるロジーにも少しずつ変化が起こっていく。ロジーは戸惑いながらも、心というものを理解していき――。
さて、それでは博士とアンドロイドの、恋愛経過を見ていきましょう。
※百合作品です。百合が苦手な方は読むのをお控え下さい。大好物さ!! という方はぜひ読んでいってください。
◇
『ノベルアッププラス』様にて連載していた作品の改稿版です。
・ノベルアッププラス版→【https://novelup.plus/story/749120887】
完結済み作品。毎日19時に投稿予定です。
よろしくお願いいたします。
※本作は『カクヨム』様にて、同時連載しています。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 19:00:00
71378文字
会話率:43%
幼いころから、なんとなく人のオーラを認識できた明美 美音。
彼女は、人の色を見てるうちに自分の真っ黒以外何色もないことにひどく退屈していた。
これは、彼女が人を救い、自分が救われる為の物語。
最終更新:2024-11-16 12:00:00
2610文字
会話率:26%
現実より多くの人々が野球に熱狂し、男女問わずプロの舞台にさえ飛び込む別の現代。
埼玉県の公立強豪校で一応ショートのレギュラーだったものの全国的にはまるで無名の選手だった月出里逢(すだちあい)は高校3年の秋、野球への未練を完全に断ち切る為、
分不相応だと自覚していながら敢えてプロ志望届を提出し、その年のドラフト会議の日を迎えた。テレビの前で同年代や大学・社会人の有名選手が次々と指名されていくのを溜息交りに眺めていたが、六巡目で逢はまさかの指名を受ける。
逢を指名したのは、日本球界12球団で"最弱"と名高い天王寺三条(てんのうじさんじょう)バニーズ。そして逢の指名を促したのは、かつての高校球界のスター投手で、現在は女子大生でありながらバニーズのオーナーも務める三条菫子(さんじょうすみれこ)。1学年違いの逢と菫子はお互いたった一度だけ練習試合で対戦したことがあった。
体格に恵まれず、実績的にも本来なら指名に値しない逢だったが、実は人間離れした身体能力を持ち、そして、その身体能力さえも霞む程の類い稀な才能を秘めていた。菫子は逢の破格の潜在能力を見抜き、球団再建に加え、ある別の目的の為に逢を引き寄せたのである。
これは、実力も精神もまだまだ未完の大器である月出里逢が、幾多の困難を乗り越え、やがてとある怪物投手と共に"史上最強"と謳われるまでの英雄譚。
(1~3日に1回くらい?のペースで1回2000文字前後くらいを予定)
twitter:https://twitter.com/best_yayoilover
表紙絵や挿絵、設定画など:https://www.pixiv.net/users/57502957
ノベルアップ+(挿絵あり):https://novelup.plus/story/160942909折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:00:00
1995746文字
会話率:62%
※しばらくの間、諸事情で火曜日の更新が不可能な状況の為、本作に関しては、基本的に『水曜日』と『土曜日』の更新とさせていただきます。
とあるファンタジー世界で生まれ育った大魔道士トーマ・アルクワルドは、トーマから見れば異世界である地球から来
た勇者コウイチ・ユウキを始めとした仲間たちと共に、魔王討伐へと赴く。
そして、魔王を倒したと思ったその直後、魔王が死の間際に召喚した破壊神が姿を現す。
破壊神との激戦の末、あと一歩で倒せるという所で、破壊神が究極の技を行使しようとする。
トーマは次元の狭間へと吹き飛ばす魔法を捨て身で行使し、破壊神と共に次元の狭間へと消えた。
……次元の狭間を彷徨い続けた――いや流され続けたトーマは、偶然か必然かは分からないが、勇者コウイチ・ユウキがかつて住んでいた世界――地球へと流れ着いた。何故か青年時代の姿で――
こうして、ファンタジー世界に生まれ、数多の魔法を使いこなす、大魔道士トーマ・アルクワルドの第2の人生が地球で始まる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:00:00
812650文字
会話率:43%
ガジェットと呼ばれる道具を使い、魔法を使う世界――アストネイテル。
その世界に、現代の地球の知識と記憶を持ったまま生まれ変わったひとりの男は、その知識と記憶を使い、圧倒的な性能を持つガジェットを次々と生み出した。
……だが、その先にあった
のは、世界の全てを破壊し尽くしかねない勢いで他国を侵略し続ける自国の姿であった。
男――ラディウスはそれを悔やみ、嘆き、止めようと思う。
しかし、ラディウスひとりの力では、既に止める事の出来ない状況になっていた。
ならば残された手段は1つ。過去へ戻って全てをなかった事にするだけだ。
そう考えたラディウスは、時を遡る為のガジェットを作る。
そして……割と簡単に、歴史は変わった!
まあ、全てはラディウス自身が元凶なのだから、当然と言えば当然ではあるのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:00:00
1020711文字
会話率:46%
15歳の誕生日の朝、前世の記憶を思い出した。
凛は異世界では魔導師だったのだ!
・・・その次はゴブリンだったけど。
そして直近の前世は寒村の農婦。
段々(?)地味になりつつも、魔導師時代に使った魔法陣の影響で記憶を継続したまま転生し続けてい
る凛の今度の人生は現代日本。
意外に魔術の使い勝手が悪いが、来世での内政チートの為にも頑張らねば!
カクヨムで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:00:00
2170854文字
会話率:19%
これは最弱の冒険者が、最上級冒険者になり、世界を震撼させる物語。
突如として世界中に現れたダンジョンは、世界のあり方を一変させた。
ダンジョンに出現するモンスターに通常兵器は効かず、
選ばれた人間にだけ倒すことが出来たのだ。
ダンジョンに
選ばれた人間にはステータスが与えられ、
モンスターを倒し、そこにある資源を回収することが出来る。
日本国はこれをより効率的に回収する為に、冒険者ギルドを設立。
民間からも冒険者を募った。
等々力 源志もそんな冒険者を目指す少年だ。
しかし、彼にダンジョンが与えたステータスは、無慈悲な物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:00:00
70734文字
会話率:24%
砂漠に侵食され荒廃した近未来で戦車や銃でバンバン、ズガドカ、ボカーン。
サブタイトルの横に◆が書かれているものは画像があります。
最終更新:2024-11-16 12:00:00
1675036文字
会話率:40%
・グラップル。
建設機械の一種。格闘技で組み合うこと。組み技。
※この物語はフィクションです。作中で行われている特訓や格闘法は科学的に幻想であることが証明されています。大変危険なため真似しないでください。
最終更新:2019-10-24 12:00:00
160000文字
会話率:37%
禁忌とされる見知らぬ森の中で目を覚ました少年ソラは、そこで出会った銀の少女イフリーダの力を借り、戦うための力を得た。戦い続けた少年は、やがて魔王と呼ばれる。そして、その先に待っていたのは夜明けだった。
最終更新:2019-02-28 12:00:00
888888文字
会話率:32%
こちらは短編作品「厄介なテンセイシャの処分法」(https://ncode.syosetu.com/n5444je/)の長編化作品です。
あらすじ
男爵令嬢のアマーリエは憧れていた魔法学校の入学式当日、何者かに肉体を乗っ取られて自分は幽
霊のような状態になってしまう。
誰にも気付いてもらえず万事休すかと思いきや、死霊使いの一族のヘスターに拾われ、自分の肉体を乗っ取ったのが「テンセイシャ」だと知らされる。
テンセイシャとは異世界から来訪した魂のことであり、憑依された人間はどう運命が転ぶか分からない災いとも僥倖とも言われる存在。
更に乗っ取ったテンセイシャは第一王子を始めとした複数の男性を攻略しようと企んでいて……!?
そんな最低な人間に自分の身体を好き勝手にされたくない!協力者のヘスターと共に自分の身体を取り戻す為の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:00:00
79209文字
会話率:31%
結婚直後、夫から自分には既に恋人が居る為君を愛する事は出来ないと告げられたアンリエット。
だが彼女は夫の言葉に傷付くでもなく只管首を傾げていた。
「当たり前の事を何故あの人はわざわざ言ったのかしら?」
最終更新:2024-07-10 20:35:00
8724文字
会話率:29%
それは彼にとって未来の為の行動だった。婚約者の嫌がらせに嘆き悲しむ彼女を助け、卑劣な行為をする婚約者を罰する為の彼なりの正義だった。
しかしそれは破滅の言葉だった。
最終更新:2024-06-28 19:00:00
3903文字
会話率:24%
出会いがあれば、別れもある。
伝説になった室矢重遠は、寿命で死んだ。
後を追うように、室矢家の女たちも……。
室矢カレナの黄金の日々は、終わりを告げたのだ。
呆然自失で廃墟に転がっていたら、共に重遠を愛した槇島睦月と再会!
そのまま、田
舎でスローライフをするも……。
死亡フラグにより、日本はすぐに大ピンチ!?
だけど、重遠がいないカレナは、我関せず……。
カレナと睦月は、様々な人々に振り回されつつも、全盛期の重遠を見かける。
室矢家の女たちの姿まで!?
これは、最強のカレナによる、重遠が生まれ変わるまでの暇潰し。
彼らが守ってきた、地上にいる人々の悲喜こもごも。
この物語はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ないことをご承知おきください。
また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※ カクヨム、アルファポリス、ハーメルンにも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 11:37:33
138234文字
会話率:31%
西坂一司は、中学時代に異世界へ迷い込む。
半年後に戻ってきた彼は地元を離れ、都心にある東羽高校に通っていた。
衣川イリナという、芸名みたいな女子と共に。
何の変哲もない日常は、クラスごとの異世界召喚で終わりを告げた。
圧倒的なスキルを与え
られつつ、勇者として使い倒される生徒。
召喚したイングリットが告げる。
「ノースキルの人は出て行ってください! もしくは――」
「ああ、分かった」
一司は、提示された再就職先も断り、1人で王城を出た。
その異世界を滅ぼしかねない存在であることを、本人とイリナだけが知っている状態で……。
この物語はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ないことをご承知おきください。
また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※ カクヨム、アルファポリス、ハーメルンにも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 20:00:00
18356文字
会話率:39%
ランストック伯爵家にいた、ジン。
彼はいつまでも弱く、レベル1のまま。
ある日、兄ギュンターとの決闘に負けたことで追放。
「お前のような弱者は不要だ!」
「はーい!」
ジンは、意外に素直。
貧弱なモヤシと思われていたジンは、この世界で唯
一の魔法使い。
それも、直接戦闘ができるほどの……。
ただのジンになった彼は、世界を支配できるほどの力を持ったまま、旅に出た。
問題があるとすれば……。
世界で初めての存在ゆえ、誰も理解できず。
「ファイアーボール!」と言う必要もない。
ただ物質を強化して、逆に消し、あるいは瞬間移動。
そして、ジンも自分を理解させる気がない。
「理解させたら、ランストック伯爵家で飼い殺しだ……」
狙って追放された彼は、今日も自由に過ごす。
この物語はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ないことをご承知おきください。
また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※ カクヨムにも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 09:30:00
136204文字
会話率:34%
ある日、突然、悪魔ラウムによって、魔界に召喚されてしまった。
そして、何らかの理由で死んでしまった魔王の死を隠す為に、魔王の振りをしなければならないことになり……。
いったい、誰が魔王を殺したのか。
一番疑わしい者は、誰?
他の悪魔達
に偽者だとバレずに、生きて、人間界に帰ることができるだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 11:25:14
70819文字
会話率:40%
「今までご苦労であった。お前にはずいぶんと働いてもらったが、これからは子爵として領地の経営に励むがよい」
国王にそう言われ勇者の称号を剥奪されたディールは、王女との婚約も破棄され、何もない僻地へと追いやられる事となる。
その理由は、異世
界から新たに勇者達が召喚された為であった。
しかし、召喚された勇者達は、とんでもない外道集団だったのである。
神の啓示によると、召喚された勇者達は代行者であり、その行いは絶対なのだそうだ。
「こんな理不尽な事などあるか! すぐにディールを呼び戻すのだ!」
そんな事、今さら言われても俺はもう知りません! でも、全人類が滅ぼされてしまうのは流石に困るので、仕方がないから自分の為に戦います!
「ただの国家認定勇者が、神の代行者である俺達に敵うはずないだろ?」
そう高を括る召喚者達だったが、彼には世界最強たる秘密が有ったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 11:08:20
171385文字
会話率:49%
パッシブスキル邪神の呪いレベル9,999。しかも天職がモブAって...。
そんな訳のわからない恩恵(ギフト)と天職しか持たずに異世界召喚された普通の高校生である涼森翔哉(16歳)は、ひょっとしたら何か特別な力を開花させるかも知れないと思
った皇帝と最高司祭の思惑により、他のクラスメイト達と共に戦闘訓練に参加させられる事になってしまう。
しかし、彼はいくら訓練を積んでもレベルを上げる事ができなかったのだ。
彼の持つパッシブスキルは、レベルが上がらないと言う呪いなのでは? そう思った帝国側により、とうとう翔哉は厄介払いの為、訓練の途中でありながら、一人クラスメイト達から離され斥候部隊に編入される事になる。
ろくに訓練も受けずに実戦投入された彼は、邪神が住むとされる大樹海を探索中、敵兵に襲われ仲間の隊員達に置き去りにされてしまう。
そんな状況の中、彼は窮地を乗り越えていく過程で、次第にその能力の真の意味を知る事になっていく。
急に態度を変え、酷い仕打ちをしてきたクラスメイト達の所になんて、もう帰りたくない...。僕はこの樹海で一人でも生き抜いてやる!
そう決意した彼に、この後様々な出会いが生まれ、数々の試練が待ち受けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 06:02:37
534172文字
会話率:52%
5つのエリアに分かれた島国、大都〈やまと〉
この国には人間族の他、亜人と呼ばれる獣人族や怪人種、天使族、悪魔族、魔族等々、様々な種族が暮らしている。
そして、規模は大小様々な多くの悪の組織が存在し、虎視眈々と世界を手に入れる事を狙ってい
た。
悪あれば正義あり。
ヒーロー協会から派遣される〈戦隊〉と呼ばれる戦闘部隊と悪の組織との戦いは、日々苛烈を極めていた。
これは、大手悪の組織〈ヴィランズ・カンパニー〉と、正義の戦隊ヒーロー〈鳩鳴戦隊ピジョンファイブ〉の長く果てしない戦いの物語である。
※R15は暴力表現や流血がある為つけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 11:01:49
14442文字
会話率:43%
ルドベキア王国。
自然豊かで平和で穏やかな国に、千年もの時を生きる魔女がいた。
腰まである薄紫色の髪、若草色の瞳を持ち、常にカラスのような黒い帽子とローブを纏い、森の奥に独りでひっそりと暮らしていた。
魔女は草花に魔力を込めることで薬を作る
。
傷薬に熱冷まし、鎮痛薬、日常で必要になるものなら大抵は作ることができた。
人々は魔女の薬を求めて森にくる。
街に行けば医者はいるが、診療代や薬代がとても高く、余程重い病でない限りそちらに行くことは無かった。
魔女が薬の対価に要求するのはいつだって花。
道端のたんぽぽ1本でも喜んで受け取った。
―これは、ラヴィムの魔女ルピナスが幸せになる為の物語である。
※R15と残酷な描写については流血や欠損表現がある為つけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 06:12:58
17126文字
会話率:49%
悪魔を滅ぼす為の大戦から十年後の世界。
破壊と再生の力を併せ持つ、不老不死の少年 朔夜(サクヤ)。
月夜の悪魔と呼ばれ人々に恐れられた彼は、暗殺された親友 龍晶(リュウショウ)の復讐を誓い、世界を相手に戦い、命を落とした。
不死の力により
朽ちずに存在し続けた身に、再び鼓動が蘇る。
龍晶の最愛の息子である春音(シュンオン)を守るという、あの世での親友との約束を胸に。
一方、春音は十四歳の少年に成長し、隆統(リュウトウ)と名を改めていた。
文武に非凡な才を持ち端麗な容姿を持つ彼はしかし、その才覚を見せれば謀叛を恐れる王府に目を付けられる。それ故に己を偽り心を閉ざして生きていた。
が、成長と共に国からの警戒は強まり、ついに危機が迫る。
朔夜は親友の子を守る為、再び刀を握る――
「最低なこの世界を変える。皆が笑って生きられる、最高の世界に」
ややシリアス戦乱ファンタジー 第二幕
第一幕はこちらからどうぞ↓
https://ncode.syosetu.com/n5105hx/
基本、水土日祝日に更新。
随時挿絵を増やしていきます。改稿部分は絵有り。
苦手な方は設定より非表示にしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 11:01:38
2073665文字
会話率:44%
――『またな』の、その先へ。
《第五部までのあらすじ》
二つの国から攻められた戔(セン)を救う為、王である龍晶(リュウショウ)は自ら首を落とされる為に敵国へ向かった。
しかし岳父である灌(カン)王からの助命により、王位を退く事と己が民の為
に定めた法の破棄という条件を飲んで龍晶は不本意ながらも生き永らえた。
だが獄中で心身は病んでおり、寿命は一年も無いと悟る。
灌で始まった妻子、そして親友夫婦との暮らし。穏やかな一年が過ぎてゆく。
そんな中に現れた、己に恨みを抱く少年。
彼の凶刃を身に受け、駆け付けた親友、朔夜(サクヤ)に言い遺す。
「またな」と。
ややシリアス戦乱ファンタジー 最終部
随時挿絵を増やしていきます。改稿部分は絵有り。
苦手な方は設定より非表示にしてください。
http://m-pe.tv/u/m/novel/?uid=higu&id=11
上記サイトにて掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 18:33:11
279830文字
会話率:39%
「勝てるんだろ?なら勝てよ。…戦して、勝てば良いだろ」
《第四部までのあらすじ》
悪魔に身を乗っ取られた朔夜(サクヤ)は罪無き人々を惨殺した。
同じ頃、戔(セン)王となった龍晶(リュウショウ)は緊張関係にある国、苴(ソ)から取引として朔夜
の身柄を要求される。苴は朔夜に強い恨みを持っている事から、取引に応じれば友の首を落とされると予測した。
朔夜を救う為、龍晶は密かに友を逃す計画を立てる。
そんな時、自国と協力関係にある哥(カ)の女王が謀反により囚われた事を知り、朔夜に救出を頼んだ。表向きには国外追放として苴に向かうよう見せかけ、朔夜は哥に向かう。
一方龍晶は、岳父である灌(カン)王から養子を取る事を勧められる。その裏は己の国を乗っ取る計画があると気付きながら断れない。諸国との緊張は高まり、開戦寸前。龍晶は窮地に追い込まれてゆく――
ややシリアス戦乱ファンタジー 第五部
随時挿絵を増やしていきます。改稿部分は絵有り。
苦手な方は設定より非表示にしてください。
http://m-pe.tv/u/m/novel/?uid=higu&id=11
上記サイトにて掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 18:08:34
400452文字
会話率:43%
今から遡ること千年前。
妖と呼ばれる異形の存在が時に災害を起こし人々を脅かしていた。
そこで妖を退治するべく立ち上がったのは【対妖討伐隊】。
彼らには妖に対抗する為の退魔の力が備わっており、妖と人間との戦いは現在でも続くことになる。
対妖討伐隊には主力の四家がおり、東野家・西条家・南場家・北都家である。
この四家は妖に強い憎しみを持ち、妖討伐の最前線にいた。
しかし、この中で東野家だけこの争いに疑問を持ち始める。
『このまま妖と戦うより、仲良くした方がよくね?』
当然他の三家からは非難の嵐である。
争い事が嫌いなのは何も人間だけではなく、勿論妖の中にも争い事が嫌いな妖は存在しており、その妖たちは東野家に集まった。
流石に主力の一家と争いたくない対妖討伐隊は一部の地域のみで人間と妖の共存を認めた。
それが【人妖町自治区】。
今では【人妖町】と呼ばれている場所である。
「……うん、話の内容が長いよな」
現在の東野家の跡取りとなる一二三。
残念ながら、面倒くさがり・マイペース・無気力の3Mが揃ったいわゆるダメ人間である。
そんな一二三に差出人不明の荷物が着払いで届き、これがきっかけで運命が動き出す。
「差出人名ぐらい書いて、しっかりお金を払って郵送しろよな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 11:00:00
174023文字
会話率:62%