私こと牧野・凜嬭《りんね》は25年の人生を理不尽に終えた。
死後の世界へ辿り着いた私の前に現れた男。
それは生前、私に付きまとい私を惨殺したストーカー男だった。
死後の世界で、私の魂を永遠に自分の物にしようと、追いかけられる。
死んだ
世界に来た私に、逃げ場は無い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 23:00:00
4780文字
会話率:25%
2024年までに完了を想定した、米国主導のアルテミス計画は無事に成し遂げられ、現在フェーズ2が決行中だ。
私は唯一日本人で月探索隊に選ばれたが、今は後悔している。
静かなる海と呼ばれる月の裏側を探索中、事故に合い基地への戻る手段が徒歩と
なった。
距離は有に1時間を超える。
酸素残量は1時間弱……。
生き残る為にはひたすら歩みを進めねばならない。
そんな私の道をばかるように、突如、日本家屋が現れた。
これは一体なんなんだ?
恐怖が見せる幻覚か?
はたまた何もかにより造られた建造物なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 22:00:00
1999文字
会話率:0%
A氏は10件の殺人を犯した死刑囚だったが、精神異常が認められて無期懲役へと減刑された男だ。
医師である私は、彼の治療を担当して2年が経つ。
彼のことは誰よりも知っているつもりだ。
今日も彼の治療にあたるが、いつになくA氏は饒舌だった。
「先生、まともな人間なんていません。みんな、まともを装っているだけです」
A氏の倫理観は非常に歪んでいる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 21:00:00
2056文字
会話率:30%