王妃とのお茶会をしている所に、浮気相手の子爵令嬢と共に現れた婚約者の王太子から、虐めの冤罪を掛けられて婚約破棄された公爵令嬢。
彼女は冷静に自分の無実を証明してから、すんなりと婚約破棄を受け入れる。
しかし騒ぎを聞いて飛んできた宰相で
ある父から叱られ、王太子に謝罪して婚約を続けるように怒鳴りつけられた。
彼女がそれを拒否すると、祖母の元へ行って反省しろと命じられた。
彼女の祖母はかつて女魔王と呼ばれていた元女公爵で、公爵家で最も恐れられている人物。
そして現在祖母の住んでいる領地は、一族の子供が悪さをすると再教育のために送られる恐怖の場所だった。
公爵令嬢は父と共に現れた超美形の長兄によって、その領地へ連れて行かれる。
そこで彼女は、祖母と初めてともいえる触れ合いの時間を持つ。
そして会話を交わしていくうちに、祖母もかつて前国王の婚約者候補だったという過去の話を聞くことになるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 19:00:00
234677文字
会話率:15%
エリザベス=コンラッド侯爵令嬢は学園の卒業パーティーで、婚約者である王太子から冤罪をでっち上げられて婚約破棄される。
淑女の鏡と呼ばれていた彼女もさすがに腹を立てて、王太子と浮気相手の聖女に向かって、恨んでやる、呪ってやると泣きながら叫
んで退場した後で、階段から転げ落ち、意識不明に陥ってその半年後に亡くなった。
その後聖女は魅了持ちだったとわかり、王太子は酷く後悔するが、時すでに遅し。国は度重なる災害と疫病の大流行で荒廃してしまう。
これはコンラッド侯爵令嬢の呪いのせいだと皆は噂するようにった。
そしてその後、コンラッド侯爵一族の唯一の生き残りとしてローズリー=マルソール伯爵令嬢が誕生すると王侯貴族だけでなく国民は大喜びをした。いずれ彼女が大人になれば、この国の呪いを解呪してくれるのではないかと。
ところがその令嬢はエリザベスの生まれ変わりであり、前世の記憶持ちだった。
そんなことも知らずに自分の権威を回復したいという自己中の王太子は、まだ幼いローズリーに執拗に婚約を申し込む。
しかし、見た目は七歳だが精神年齢は成人のローズは、初恋の幼なじみと共に、隠された過去の罪を次々と暴いていくのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 12:00:00
58682文字
会話率:19%
学園の卒業パーティーで王太子がビンク色の髪の少女を側に置き、壇上から婚約者に向かって婚約解消を告げた。
みんなの注目を浴びた侯爵令嬢はまるでビア樽のように太っていた。こんな自分ではいつ婚約を解消されてもおかしくないとずっと覚悟はしていて
いたが、それにしても何故王太子殿下は彼女を選んだのだろうと令嬢はため息をついた。
そして彼女は二十年前にもあった婚約破棄騒動に思いを馳せたのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 22:01:24
38833文字
会話率:16%
私はもう、貴方の為には生きられませんーー
幼くして政略結婚してから十年。年下で病弱だった夫のジュリアス皇子の看病をしながら妃として身を粉にして働き続け尽くしてきた。
だが快気したジュリアスから告げられたのは離縁だった。更に別の女性と結婚
すると宣言される。だがその直後「これからもずっと一緒だよ!」そう言って彼は無邪気に笑った。どうやら浮気相手と三人で暮らすつもりみたいだ。その瞬間、エヴェリーナの我慢は限界に達する。
誰も守ってくれないなら、自分で自分を守るしかない。エヴェリーナは全てを捨て国を出た。
(無邪気に笑う貴方が世界で一番嫌いだったーー)
*この作品は、アルファポリスとエブリスタにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 15:42:29
177665文字
会話率:38%
一目惚れしたと言われ、無理やり侯爵令息と婚約させられた侯爵令嬢のリディア。
向こう側の強い要望で婚約中から相手の屋敷で暮らす事になったのに、たった一ヵ月で婚約者は他所に女を作り浮気して浮気相手と暮らし始めた。それでも政略結婚なのだとリディア
は耐えて半年したある日……婚約者は浮気相手を屋敷に連れてきて「彼女と結婚する。今直ぐ屋敷から出て行ってくれ。君とは婚約破棄する」
と言われ終いには……
「なんか思ってたのと違った。君は可愛げないし、つまらない。それに何より、私よりも強い女は無理だ」と告げられ屋敷から追い出されてしまった……。
リディアは婚約破棄され悲しみにくれ……る事はなく、寧ろ浮気してくれてありがとございます!と礼を言いたいくらいだった。
*この作品はアルファポリス、魔法のiらんどにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 18:49:45
201578文字
会話率:40%
旦那がAIに傾倒したので家庭が崩壊した話。
旦那の様子が可怪しい。浮気だろうか。
しかし実際に旦那が懸想していたのは浮気相手ではなくAIだった。
日に日に可怪しくなっていく旦那。壊れていく家庭。
しかし、それで終わりではなかったのだ。
最終更新:2025-06-14 19:28:18
15885文字
会話率:37%
子爵令嬢クロエには、前世の記憶がある。
前世は、千年前に滅びた国の筆頭魔道具師で、国の命令でたくさんの殺戮兵器を作っていた。
だから、平和な世に生まれた彼女は決心した。
「今世では、人々の生活を守る魔道具を作ろう」と。
そんな訳で、研究
に没頭するクロエ。このまま平和な研究生活を続けていくと思いきや、
「お前のような根性の曲がった女は王妃にふさわしくない! 婚約を破棄する!」
卒業パーティの場で、親友の公爵令嬢が、婚約者である第一王子に婚約破棄宣言をされてしまった。しかも断罪内容は嘘まみれ。
親友を救うため、真実を全て遠慮なくぶちまけるクロエ。
その結果、粘着質な王子と浮気相手の男爵令嬢に目をつけられてしまい、厄介ごとを避けるために隣国の辺境で働くことになる。
隣国の辺境でメキメキと頭角を現すクロエ。
そんなある日、親友の公爵令嬢の兄が、彼女のもとを訪れる。
この話は、前世持ちの魔道具令嬢クロエが、婚約破棄騒動に介入したことを切っ掛けに、隣国の辺境で働いたり、公爵令息に面倒を見られたり、ざまあしたりする話である。
※全34話、約8万6千字。(予定)
※最後まで一気に投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 21:10:00
117329文字
会話率:36%
「もう我慢できませんわ!」
公爵令嬢アイリーンは、思い切りブチ切れた。
婚約者の第3王子が、浮気相手に傾倒して、なんと交換留学に自分ではなく浮気相手を連れて行ってしまったのだ。
「許せませんわ! ありえませんわ!」
こうなったらもうア
レしかないと、彼女は真夜中に屋敷を抜け出した。
森の中の立ち入り禁止の古教会に忍び込むと、魔法陣の前で叫んだ。
「出でよ! 悪魔!」
凄まじい風と光と共に現れたのは、この世の物とは思えない美しい悪魔。
「何を望む?」と尋ねられ、アイリーンは躊躇なく叫んだ。
「あの女を何とかして下さいませ!」
「あの女?」
そう尋ねられ、アイリーンはしゃべりまくった。
悪魔が聞いてくれることをいいことに、溜まりに溜まった10年のうっ憤を吐き出す。
そして、全てを吐き出した彼女は気が付いた。
「あら、わたくし、なんかスッキリしてますわ」
「もしかして、これって悪魔を呼び出すほどのことではなかったのではなくて?」
「ま、まずいですわ!」
一方、呼び出された悪魔も困っていて……。
この話は、ブチ切れて勢いで読んでしまった悪魔に、何とか穏便に帰ってもらおうと画策する残念令嬢と、気まぐれに呼び出された美しい悪魔が、すったもんだする話である。
※全39話、約9万字、全話登録済み、2~5話ずつ一気に投稿します。
※ネタバレ防止のために感想欄は閉じております。完結後に開きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 21:10:00
101278文字
会話率:28%
歯学部浪人を続ける長谷川とあたし。
浮気相手との逢瀬ですべてに満たされる日々を送るはずだったが
ある出来事をきっかけに関係が崩れていく。
最終更新:2025-06-11 23:04:18
32213文字
会話率:0%
ある休日の麗らかな午後
エステート王国の王都にある人気のカフェの一角でハイマット伯爵家の次女アンテーヌは平民の婚約者に婚約破棄を告げられる。
驚愕と共に「本当に平民は愛の為に全てを捨てられるのね」と感心していたのだが、、、、
貴賎婚約の婚
約とはどういったものなのか、婚約破棄がどういった結末を迎えるのか
あなたもちょっと覗いてみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 12:48:49
8021文字
会話率:57%
※カクヨムにも掲載しています。
妹に似ている人と浮気出来るなんて凄い人(褒めてない)。
伯爵令嬢のマリナは親友であるエリーゼの兄である二歳年上のアレンと婚約していた。
アレンとの仲はそれなりに良好であったのだが溺愛する妹のエリーゼ
が婚約したことにより、婚約したエリーゼの婚約者の愚痴ばかりを言うようになってから次第に関係が冷めていくのをマリナは感じていた。
そんな日々が続いていたある日、学園の中庭でエリーゼそっくりの少女に呼び止められ
「彼、アレンさんと別れて下さい!!」
と言われるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 21:06:00
8848文字
会話率:26%
――遠距離恋愛をしている彼女...海川恵美(うみかわめぐみ)に浮気をされた。
浮気相手は学校一のイケメンらしく、更に能力も文武両道の持ち主らしい。
―――ショックだった。
だが、未練がましいのが嫌だった俺は、あいつとの連絡手
段の全てを抹消する。
――それから数ヶ月が過ぎた。
しかし未だ、彼女の事を吹っ切る事も忘れる事も出来ない日々を過ごしていた。
時が経てば、あいつの事を忘れさせてくれると思っていたのに。
だけど俺の心の根っこには、まだあいつの事を諦めたくないという想いが
残っていたのだろう。
ハァ...なんてみっともなくて、未練がましいんだ。
そんな茫然自失の日々が続いた、とある日。
―――俺は暴走してきたトラックに跳ねられてしまう。
死ざまに、今度こそは良き女性と出逢いと願いながら、人生の幕が
下りるかの様に、俺の瞼はゆっくりと閉じていく。
そして瞼を閉じた次の瞬間、
俺は誰かの大きな声で無理矢理、叩き起こされてしまう。
その大きな声の主...女神メリアーナと名乗った女性が俺に言う。
勇者となって自分の管轄している世界で蔓延っている魔族達と、その親玉で
ある魔王を討伐して欲しいと。
最初は断ろうとした。
だがふと考える。
「勇者となって使命に没頭すれば、恵美の事を忘れられるのではっ!?」
これは恵美の事を吹っ切るチャンスじゃんとばかり、女神メリアーナの
嘆願を快く受諾した俺は、異世界に勇者として召喚されていく。
―――それから五年と幾数ヶ月の月日が流れた。
幾度の艱難辛苦を乗り越え、女神メリアーナの悲願だった魔王を見事
伐ち倒した俺は、メリアーナからの恩恵...『勇者』の力を報酬として
保持したまま、元いた世界に帰還するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 12:12:35
239471文字
会話率:32%
浮気相手になにもかも奪われた――王宮から追いだされた妻と子は。
「本当にあなたの子ですか?」
突然現れた浮気相手、私の夫である国王陛下の子を身籠っているという。
夫、王妃の座、全て奪われ冷遇される日々――王宮から、追われた私のお腹
には陛下の子が宿っていた。
私は強くなることを決意する。
「この子は私が育てます!」
お腹にいる子供は王の子。
王の子だけが不思議な力を持つ。
私は育った子供を連れて王宮へ戻る。
――そして、私を追い出したことを後悔してください。
※夫の後悔、浮気相手と虐げられからのざまあ
※他サイト様でも掲載しております。【初出 2023.02.23】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 20:00:14
104772文字
会話率:43%
ある日を境に、婚約者が浮気をしている——そんな噂が子爵令嬢ソフィアの耳に入った。真偽を確かめるため、噂の彼女——リシェルと直接相対する。
そしてソフィアは思う。憎たらしいほど、可愛らしい少女だと。
だとしても——どのような形であれ、私は彼女
を許すつもりはありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 20:00:00
5738文字
会話率:25%
「結婚はするが、お前を愛することはない!」
そう言われたショックで前世の記憶を取り戻したエリザベス・アーネスト。『ドリーム・リアル・ファンタジー』という乙女ゲームの悪役令嬢である彼女は、どうせ婚約破棄されるならと、自ら婚約破棄を突きつけて
我が道を行く。
付きまとう元婚約者と浮気相手をあしらいつつ、念願の猫カフェ『もふもふ王国』を開いたところ、諜報員や軍人の人たち、冒険者、果ては元婚約者パーティーまでご来店。スペシャルな猫(魔獣)たちが精一杯のおもてなしをしてくれる癒しスペース、のはずだったけど、なぜか難攻不落の要塞とか魔王城とか言われてます!
※なろう、ハーメルンでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 14:22:25
39489文字
会話率:63%
アベル王国の公爵令嬢フォラウニアは、ブルド王太子の婚約者として完璧な未来を夢見ていた。
しかし、ブルドが平民のソニアを愛妾にすると宣言し、関係は冷え切る。結婚式直前、ブルドとソニアが失踪してしまい。新たなる婚約者として、王弟殿下ロイドが浮上
するが、フォラウニアは思う。
彼はブルド殿下とソニアの失踪に関わっていないの?
真実はどこにあるの?
闇と愛が交錯する物語。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-25 21:36:01
6068文字
会話率:33%
マリーディアはアルディス皇太子と結婚した。
結婚当初は幸せだったのに、彼はセーラと言う娼婦に心をうつした。
許せない。許せない。許せない。マリーディアはアルディスを辺境騎士団へ、セーラを生き地獄へ送ることにした。
最終更新:2025-05-10 15:00:12
5311文字
会話率:27%
ルイス・アロウド公爵令息は、初夜が行われるはずの夜、白い結婚を妻になったエラウディアに宣言した。
翌日、両親と妹に、馬鹿馬鹿とののしられ、家を叩きだされてしまう。
エラウディアにも見放され、浮気相手を頼ったらその浮気相手にも見捨てられ……
そんなルイスが、反省し、真面目に働き、エラウディアと復縁に至るまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 18:05:07
9369文字
会話率:28%
辺境の地を治める女領主クラリス・クローディアのもとに、半年ぶりに夫が戻ってきた――が、隣には見知らぬ女。
はい、即離婚。夫と浮気相手を追い出すことに成功したクラリスだが、そこから始まったのは、彼女をかつて愛した男たちの猛アプローチ合戦だった
。
誠実な騎士、変わらぬ愛を貫く元求婚者、そして前夫の転落人生。
私は、私だけを愛する人と生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 20:20:44
8627文字
会話率:57%
港町で生まれた保護猫を引き取った斉藤和也と咲子。黒い毛並に深い青と吸い込まれるような金のオッドアイを持っていることから「ヨゾラ」と名づけ、夫婦と一匹の生活が始まった。
咲子の故郷に引っ越して一年、夫である和也の浮気から二人は別々に暮らすよう
になる。
後悔の渦の中で藻搔く和也と、そこまで追い詰めたのは自分だと嘆く咲子。
苦しむ咲子に、黒猫ヨゾラは寄り添い続けた。
再会した和也の口から、浮気の末に生まれた子が施設にいることを知った咲子は、その子を引き取ることを決意する。
互いの思いをぶつけ合った和也と咲子は、和也の故郷である長崎に行き過去を清算し、再び二人で歩み始めるのだった。
共通の同級生である小杉と岡山の支えもあり、平穏に暮らしていたある日、引き取った子供の母親であり、かつての和也の浮気相手が訪ねてきた。
黒猫ヨゾラが語り手です。
他サイトでも掲載しています。
R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 20:13:48
119514文字
会話率:43%
気が付いたら修羅場だった。羽交い絞めにされていて、自分が夫の幼馴染を殺そうとしたとか、浮気をしたから持参金没収の上に出ていけ、と喚めいている夫らしい男に断罪されている。全く意味がわからない。アザレアって誰のことだ。よくある漫画のような異世界
転生していて前世の記憶が……という感じではない、自分はさっきまで日本の自分の家にいた。その記憶がはっきりしているのに、悪女、魔女と大勢に罵られている。
とりあえず、自由になる足で夫らしい男の股間を蹴り上げて、全力疾走で逃げ出した。右も左もわからない中、走り回ってひと気のない枯れた庭に駆け込んだ。
そこには死神のような青白い顔の男性がいて、自分を見ても悪女だと罵らない。つまり、敵じゃないということは味方になる可能性があるっていうことだ!
アザレアの体に入った「私」は男性に助けを求めた。その人が、呪われた王弟イドラ・マグダレアとも知らず。
妖精の粉を服用しなければ呪いに苛まれ命が削られていくイドラは、妖精のために庭の花を咲かせなければならない。しかし、妖精の花は「多くの人に愛された物語」がなければ咲かない。生まれて二十年以上、国中の物語を花に聞かせ続けた結果、もう与えられる物語は尽きてしまった。
そんなイドラが見つけた「異世界の娘」、イドラは自分の命のために悪女アザレアを抱きしめて、周囲に宣言する。
「彼女の浮気相手は俺だが?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 17:51:17
101930文字
会話率:41%
異世界から召喚された聖女様は、瘴気を全て浄化すると王子様と結婚し、末永く幸せに暮らしましたとさ。
おとぎ話なら、それで終わりだったが、残念ながら現実はそんなに甘くなかった。
異世界から召喚された少女・アミリは、大人しい性格で、従順に聖
女としての役割を全うし、王太妃、夫の王位継承によって王妃となり、聖女としての力以外は平凡ながらも頑張って、少しでも周りの期待に応えようと努力していた。
それなのに、夫は浮気してた上に、真実の愛に目覚めたとかのたまい、
王が側妃を持つのは合法だと周りに諭され、
聖女らしい度量の大きい王妃、もとい、都合のいい女であることを求められる。
そんな環境にストレス溜まってイライラしてる自分が不快だったので、四年間、従順だった聖女は逃げ出すことにした。
夫の浮気を知って一週間、
思い立った日の夜の出来事だった。
そんなお話です。
基本的に聖女の独白のようなもので、夫も浮気相手も周りもモブ程度にしか出ません。
浮気されて冷めた時点で夫含めて、聖女にとって全員モブなので仕方ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 15:54:16
5863文字
会話率:16%
ある日、サイラス宛に元同級生より手紙が届く。中には、婚約破棄の原因となった事件の驚くべき真相が書かれていた。
かつて侯爵令嬢アナスタシアは、誠実に婚約者サイラスを愛していた。だが、サイラスは男爵令嬢ユリアに心を移していた、
卒業パーティ
ーの夜、ユリアに無実の罪を着せられてしまったアナスタシア。怒ったサイラスに婚約破棄されてしまう。
ユリアの主張を疑いもせず受け入れ、アナスタシアを糾弾したサイラス。
後で真実を知ったからと言って、今さら現れて「結婚しよう」と言われても、それは無理。だって、あなたは……、
アナスタシアは失った名誉も、未来も、自分の手で取り戻す。一方サイラスは……。自業自得の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 20:02:19
21318文字
会話率:26%
整った顔立ちと、凛とした立ち居振る舞いで同僚や後輩に人気のあるアラサーなバリキャリウーマン上月美沙都だったが、そのプライベートは決して充実しているとはいえなかった。
モラハラ的言動で美沙都の上げ足を取ることが多い漆崎哲人との恋人関係は、一見
すると順風満帆だった。しかし哲人は何かと美沙都を蔑ろにし、遂には彼女を裏切って若い女子社員と逢瀬を重ねる様になっていた。
将来の結婚資金の為にと必死に積み上げていた貯金も、哲人が浮気相手の為に次々と浪費し、遂には消費者金融にまで手を出す始末。
とうとう耐え切れなくなった美沙都は哲人との同棲マンションを飛び出し、雨の降る街中でひとり、涙に濡れて佇んでいた。
そんな彼女に手を差し出してきたのは、見覚えのある巨漢、天堂厳輔。
美沙都の勤め先で清掃担当の契約社員として働く武骨な男だったが、彼は美沙都をひとりの女性として丁寧に扱い、自身の住むマンションでひと晩の宿まで提供してくれた。
せめてもの御礼にと、厳輔の寝室を訪れた美沙都だったが、そこで彼女が見たのは、無表情のまま闇の中をじっと凝視する彼の姿だった。
厳輔は、実は元アメリカ海兵隊二等軍曹で、数々の戦地で勲章を得てきた歴戦の勇士だった。が、PTSDが原因で除隊した彼は今も尚、夜になると戦地での地獄の記憶に苛まれていた。
★R15は念の為につけてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 18:12:07
18370文字
会話率:18%
本作の主人公けんと。彼にはとんでもない秘密がある。それは、たくさんの女性と交際をしているということだ!!そんな彼には51人の彼女がおり、1人目の彼女である玲奈に浮気していることがバレてしまい、玲奈は浮気相手を排除していくことにする。
最終更新:2025-05-10 08:01:33
11233文字
会話率:50%
コリンヌの婚約者であるアベルは、コリンヌのことを放置して、いつも自由に浮き名を流している。
コリンヌはコリンヌで、面倒なアベルを放置してのんきに過ごしていた。
浮気を繰り返すアベルを、コリンヌは少し呆れた目で見ながら、あの方、そのうち刺され
るんじゃないかしら、などと思っていたら、アベルは本当に女性に刺されて死んでしまった。
その葬儀の場で、コリンヌは第一王子に非難されることになる。
「婚約者が亡くなったのに涙も見せないなんて、冷たい女だな」
実際、悲しくもなんともなかったコリンヌは第一王子に正直な心情を語る。だけの話。
全体的に不謹慎な雰囲気が漂っています。
ボツにしたタイトル案
・故人を偲ばない
・おいしいワインのための婚約折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 18:00:00
5927文字
会話率:63%