妹に婚約者を奪われた挙句、第二王女暗殺未遂の濡れ衣を着せられ、王国を追放されてしまった第一王女メアリ。しかし精霊に愛された彼女は、人を寄せ付けない<魔の森>で悠々自適なスローライフを送る。はずだったのだが、帝国の皇子の命を救ったことで、正体
がバレてしまい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 05:24:35
67079文字
会話率:61%
王女の幼馴染みのマルキオは、幼い頃に王女を暗殺未遂に巻き込まれたことがある。
王女が近衛騎士に救われる光景が忘れられなくなったマルキオは、自らも王女を守る近衛騎士になることを誓い、研鑽を積んだ。
願いが叶って近衛騎士として任務についたマ
ルキオはある日、王女から誕生日プレゼントを手渡される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 00:36:14
18169文字
会話率:48%
※ 今、ここに生きる星のリメイク版です。
前世、現代日本で親の会社のネット炎上に巻き込まれ、一家無理心中して亡くなり
見事異世界転生したエリーゼ(日本名友原のゆり)。
異世界セターレフではしかをこじらし前世の記憶を取り戻した
そこは大人
気漫画ないとなう! と同じ世界と気がついたものの両親の伯爵は
魔大戦においてコマとコマの間で死んだらしきモブ。
実際、魔族との戦争において今度は両親が華麗の殉職。
孤児となったエリーゼは両親の戦友である侯爵家に引き取られ、養女となった。
魔大戦に帝国は勝利したものの 前世で無理心中→漫画の中で両親爆死
ですっかりやる気をなくして引きこもりとなった養女に、今度は新年の祝賀会で
英雄暗殺未遂のイベントが起こる!!
やる気のない引きこもりは、帝国における英雄(わりと両親が死んだ原因)イケメンを
守り、自分の未来を切り開く事が出来るか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 12:00:00
62365文字
会話率:16%
ひたすら親の命令に従って生きてきた大公家の長女「エルーシャ」。出来のいい兄や弟、妹と比べられ、家族にも愛されず「出来損ない」として生きてきたエルーシャの心は少しずつ壊れてきていた。18歳になった頃、彼女は両親によって隣国の皇太子、彼女の婚約
者を暗殺しようとした罪を着せられることとなった。隣国の皇太子は剣術、魔術共に優れていて、とても寛大な心の持ち主。民衆や貴族からの信頼は計り知れないものだった。そのような人の暗殺未遂となったため、彼女は家族の盾となりあっけなく断頭台にかけられた。エルーシャは深い悲しみと怒りの中、また過去で目を覚ました_____ __。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 19:22:44
1287文字
会話率:32%
記憶を無くして目覚めた竜皇国後継者グンティーヴァは、暗殺未遂が起こったと聞かされ、混乱する。誰の言葉を信じていいのかも分からずに逃げ出すその姿は、かつて国民の絶大な信頼を勝ち取っていた若き名君から程遠いものであった。慕っていた者は失望し、覇
権を狙っていた者は勢いづく。敵竜国の侵攻が迫り、人族国やエルフ国が軍備強化を固め戦に備える中、先帝崩御に加えた後継者暗殺未遂に混乱を極める竜皇国。国内外の危機に次期竜皇は戸惑いながら歩を進める。
Ghunthiva, the successor of the Dragon Empire, awoke with no memory and was confused when he was told that an assassination attempt had taken place.
He runs away, not knowing whom to believe.
It was a far cry from the young mastermind who used to win the immense trust of the people.
Those who adored him were disappointed, while those who had been aiming for supremacy were emboldened.
The Dragon Empire is in turmoil due to the fall of the previous emperor and an assassination attempt on his successor.
With the invasion of the enemy Dragon Kingdom looming, the Human Republic and the Elven Kingdom were strengthening their armaments and preparing for war.
The next Dragon Emperor with amnesia began to search for the way to go.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 08:25:00
12383文字
会話率:20%
新章、突入!
美濃の武士・斎藤利三(としみつ)は、自分への暗殺未遂事件を機に明智光秀と知己の仲となり、光秀が目指す世の実現のために尽力することを決意する。
光秀が夢見る世とは、亡き斎藤道三が目指した「武」「富」「和」の力が揃った世。現状
、それを実現させられるのは、尾張の織田信長ただ一人。この信長の覇業を支えるため、光秀も利三も行動を開始する。
光秀は、京の将軍家に近づき、美濃平定後に行われる信長の上洛の下準備を始める。一方、利三は、美濃に在って信長の美濃平定のための調略を進める。だが、そこには、利三が考えていたより遥かに厚い、美濃の旧体制・旧秩序の壁があった。
利三は、織田家の美濃調略担当官で「人たらし」の才をもつ木下秀吉、古今稀有の謀才をもつ竹中半兵衛と共に、その壁に立ち向かうのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 17:41:49
61097文字
会話率:40%
オルドラン王国には魔法という概念が存在しない。にもかかわらず、ある日突然治癒の力に目覚めた公爵令嬢ロジーヌは、そのことをひた隠しにしていた。
両親だけではなく、オルドラン王国の王子でもあり婚約者でもあるエルランにさえも。
ある日、エルラン
の父にして、暗君で知られるオルドラン王国の国王ドルニドの暗殺未遂事件が発生する。
エルランとともにその場に居合わせたロジーヌは、命の危機に瀕するドルニドに、ひた隠しにしていた治癒の力を施すことを決意する。
そのおかげで命を救われたドルニドは、近衛の騎士たちに命じる。
「我が騎士たちよ、ロジーヌを……この化け物を拘束せよ」
エルランは牢に囚われたロジーヌを救うためにドルニドに抗議するも、ロジーヌの両親を盾にされてしまったため何も言えなくなり……結果、ロジーヌは国外に追放されることとなってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 00:23:04
22096文字
会話率:33%
私、小鳥遊由紀美(たかなしゆきみ)、27歳。
某IT企業に勤める課長。いわゆる中間管理職。
男社会が根強い会社からクビにされ、異世界へ転生することに。
転生後は、公爵家の令嬢メリア・アルストールとして生まれる。
前世で習得したスキルが、
異世界でも継承されていた。
メリアは、能力と成長率が10倍になり気づいたら、とんでも少女に成長していた。
メリアは異世界ライフ満喫のため、目立たないための努力が全てにおいて自分を最強にしてしまう。
幼少期から王国の王女セシルと親友となり、萌苦しむこともしばしば……。
7歳になり貴族学校に入学すると、メリアの無自覚の暴走が止まらなくなる。
将来有望な可愛い美少女を取り込んで、友人をそれぞれの分野で最強少女に育成していく。
貴族学校卒業後、サイネリア王国は崩壊の危機におちいり、メリアの父は暗殺未遂で昏睡状態にされてしまう。
父に代わり、メリアは迫り来る悪意から友人たちの力を借りて王国を再建していく。
聖属性の魔法を使えるメリアは、聖女様と言われるようになる。
メリアは賢者の書物で聖属性魔法の研究をして父を目覚めさせようとする。
王国再建後も、メリアの勢いはとどまることはなかった……。
※カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 17:46:05
73299文字
会話率:37%
成金貴族の令嬢ヴァイオリアは、婚約者でもある王子の暗殺未遂容疑を掛けられてしまう。更に屋敷は燃え、家族の行方は知れず、更に王子からは婚約破棄を言い渡されて全てを失った。
その結果、色々ぶっ飛んだ没落令嬢が爆誕。倫理と道徳とお上品さを置き去り
に、自分を陥れた貴族達に復讐することを決意。数々の犯罪行為に手を染めながら、明るく楽しくぶっ飛びつつ、裏社会を突き進んでいくことになるのだった。
これは、没落令嬢が悪党になって、裏社会の愉快な仲間達と共に楽しく犯罪しながら復讐していく話です。
※主人公の標準語はブロークンお嬢様言葉です。ご注意ください。
※毎日22時更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 01:05:51
870653文字
会話率:39%
――幸せになりたかった。幸せになれるはずだった。
アリサ・ウィルシュタイン侯爵令嬢は、ずっと昔から慕っていた王太子との婚姻を一か月後に控え、幸せの絶頂にいた。けれど、何者かに嵌められ、王太子暗殺未遂の罪をきせられ、処刑されてしまう。次に目覚
めたとき、アリサは、王太子と婚約する直前の12歳になっていた。全力で王太子との婚約を阻止しようとするが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 00:01:31
34461文字
会話率:40%
――生涯君だけを守り愛すると誓うよ。だから君の周りにいる敵は、僕が排除する。
それなりに裕福な伯爵家の令嬢として生を受けた、アルリナ。アルリナは十歳のとき、国を加護する乙女、『聖女』に選ばれ、第二王子の婚約者にもなった。けれど、義妹
のカレンに嵌められ、聖女の座と婚約者を奪われて、婚約者の暗殺未遂で処刑される。しかし、ギロチンの刃が落とされた瞬間、時間が巻き戻り、アルリナが聖女に選ばれる直前まで巻き戻っていた。最初から聖女に選ばれるのが義妹のカレンだったら、殺されないのではないか。そう思い、聖女試験で手を抜き、カレンが聖女に選ばれた。しかしなぜか、正式に『聖女』に選ばれたものしか使えないはずの、聖力をアルリナはなぜか今世も使いこなすことが出来る……って、え!? それどころか以前よりも力が増してるんですが!? 聖女じゃなくて、「稀代の大聖女」? なんですか、それ!? って、そういえば、この強大な力があれば、病気で亡くなる王太子殿下を助けられるのでは? よかった、無事治りましたね……ってあれっ、王太子殿下、なんだか距離が近いような……?
※アルファポリス様でも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 19:28:39
1932文字
会話率:32%
第二子王子ラインハルト暗殺未遂容疑により、第一王子アルベルトが幽閉された。アルベルトの婚約者であるレイチェル。幼い頃は仲が良かった三人だが、アルベルトが留学した頃から三人の関係、取り巻く環境が少しずつ変わり始めた。婚約者が容疑者となったレイ
チェルの選択は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 22:35:25
15042文字
会話率:49%
先日起きた事件。『第一王女暗殺未遂事件』の犯人に理不尽にも仕立て上げられてしまった俺、ハルト・マサツグは死刑宣告されてしまった。
牢屋で孤独に過ごすはずが、何故か優しい兵がいたり王女様が来たり、何だか変な死刑囚生活。
しかし呑気に暮ら
している暇はなく、早く脱出しなければ……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 15:27:15
6485文字
会話率:42%
第二王子に転生した俺。何故か兄の第一王子の暗殺未遂の犯人にされ、人気無い北の宮殿という牢獄に監禁された。そんな所に赤子の可愛い妹が来てしまう。妹の幸せの為、前世の記憶を全開してチート魔法を完成させる。そして5年後に妹の為の楽園を探す旅に出よ
うとするが、涙目の妹に勝てず、過酷な一緒に過酷な旅へ向かうこととなる。ブラコンシスコンの2人が織りなす勘違いな旅。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 21:00:00
374157文字
会話率:26%
ある秘密組織の凄腕暗殺者『192番』は暗殺任務の標的である王国第一王女ホープ・シエラベルデと入れ替わってしまう。
次々と襲いかかる暗殺者の罠から逃れ続ける王女(中身は暗殺者)。
暗殺未遂犯として指名手配され逃亡し続ける暗殺者(中身は王女)。
これはそんな二人の危険で愉快な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 20:00:00
24507文字
会話率:26%
昔々神仙により遣わされた五の仙獣(せんじゅう)、青龍・朱雀・白虎・玄武・麒麟が、人を怪より守護する国、大爛国(たいらんこく)。
名門貴族燕家の娘、朱里(しゅり)は皇帝の指名により身代わりを命じられる。事の発端は齢十五の皇帝の暗殺未遂だった。
呪いにかけられた皇帝の療養の間、皇帝の身代わりに指名された皇帝の従姉たる朱里。二つ返事で身代わりを引き受け、仙獣・白虎の力を身に宿す護衛の皓虎月(こうこげつ)と皇宮に向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 20:00:00
117198文字
会話率:45%
これは、意地っ張りで頑張り屋さんの悪女が救われるまでの物語。
.*・゜.*・゜.゜・*..゜・*.
悪女レオリナは、その美しさと有能さ、誰にも媚びない強さゆえに誤解され、人々から嫌われていた。
なにをやっても裏目、なにをやっても「
強そう」。
挙句の果てには「悪そう」「聖女に嫉妬しているんだ」とまで言われて、ウンザリする日々。
そんな彼女が聖女暗殺未遂で投獄される。
そこへ尋ねてきたのは──稀代の美貌を持つ魔王、ディノ。
一見すると優しげなディノは言った。
「暇だからさ。嫉妬に駆られて聖女を殺そうとしたっていう悪~い女を見に来たんだ。ね、君の話を聞かせて♡」
最悪すぎる出会いに腰を抜かしそうになるレオリナだだったが、こちらも暇なのは事実。
彼女は、これまでの事をとつとつと語り出したのだった。
.*・゜.*・゜.゜・*..゜・*.
レオリナ(21歳)
♡
ディノ(年齢不詳・外見年齢29歳)
.*・゜.*・゜.゜・*..゜・*.
感想や評価を頂けると、とても励みになります( *ˊᵕˋ*)
ゆるりと楽しんでいただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 11:08:30
17636文字
会話率:38%
龍騎兵戦術を得意とする大陸北東の国家、ローヤン帝国。
天才的戦術家であり、人智を超えた能力、天法術の使い手でもある第一皇子リューシスは、玉座への意思が無いにも関わらず、常にその優れた器量を異母弟でもある皇太子の一派に警戒されていた。
そして
ついにある日、リューシスは皇太子派の中心人物である宰相マクシムによる陰謀にかかり、皇帝暗殺未遂の大罪人として追われてしまう。
数少ない仲間たちと共に辺境の地まで逃亡するリューシスを、マクシムら皇太子派は執拗に追い続ける。
だがまた、そのようなローヤン帝国の騒乱を好機と見て、帝国を狙う数々の敵が現れる。
強大な隣国の侵攻、かつて大陸を統治していた国の末裔の決起、政治に不満を持つ民衆の蜂起、そしてリューシスを憎悪し、帝国そのものを破壊しようとする謎の天法士の暗躍。
皇子から大罪人へと転落したリューシスは、数々の難敵に対処しながら、自らを陥れた宰相らへ戦いを挑む。
ローヤン帝国の紅い玉座を巡る熾烈な戦いが始まる。
タイトルは紅き(あかき)龍棲(りゅうせい)の玉座、と読みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 10:06:18
520541文字
会話率:41%
孤児院から公爵家へ引き取られ、公爵令嬢となったオルタンシア。
しかし家族には馴染めず使用人にはいじめられ、つらい日々を送っていた。
やがて王子の婚約者候補として宮廷に上がるも、別の婚約者候補の暗殺未遂の疑いを掛けられ……。
「公爵家の恥さら
しめ。俺は一度もお前を妹などと思ったことはない」
唯一の家族である義兄に見捨てられ、あっさりと冤罪で処刑されてしまう。
だが次に目覚めた時には、公爵家に引き取られた日まで時間が巻き戻っていた!
今度こそ絶対に、穏やかな人生を送りたい……!
生き残るためにお義兄さまに好かれようと頑張ったら……。
「どうしたシア、何故泣いている? 誰がお前を悲しませた。消してやるから言ってみろ」
何故か過保護に愛されて、こんなの想定外です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 22:39:39
256616文字
会話率:28%
王宮女官として働くメリッサは、王太子暗殺未遂事件に巻き込まれ、怪我を追ってしまう。
それから毎夜、夢に現れるのは、同じく事件に巻き込まれたアイザック第二王子殿下。
「私別に王子のファンでもないのになんで?」「知らん」
夢かと思っていたら、身
体から離れてしまった王子の魂は、どうやら私の身体に留まっていたらしい。
元に戻る方法を探すうちに、どんどん面倒に巻き込まれていくメリッサ。
メリッサの夢に居座るアイザックにも、何やら秘密があるらしく…。
毒舌王子と巻き込まれ女官の二心同体な同居生活?が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-05 12:17:42
184971文字
会話率:38%
異常なほどに気が小さいエルディアは、メディット伯爵家の次女。
女伯爵になる予定の姉マルティナのスペアだ。彼女はそのことを悲観したり拗ねることもなく、せっせとスペア要員としての役目に精を出していた。
ところが姉に成績優秀でしかもイケメン
の婚約者ができたことで、彼女はスペア要員ではなくなった。
自由になったエルディア姉の通う王立女子学院ではなく、共学の王立学園に入学した。
親はそこで自分の婚約者を見つけてこいと言った。しかし彼女には別の目的があった。それは初恋の人を遠くからでもいいから眺めていたいと思ったからだ。
そしてその初恋の相手は身分が違うので、絶対に結ばれることはない。だから、結婚しなくても一人でも生きていけるように、勉強に励もうと思った。ところが、何故か生徒会役員となって、図書館ではなく生徒会室に日参することになってしまった……
ちょっと変わり者の少女の話。モチーフは『俺たちは天使じゃない』ですが、彼らと違ってヒロインは一応お上品?な白爵令嬢です。犯罪者ではありません。
完結しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 11:00:00
50694文字
会話率:23%
実家で冷遇されていた伯爵令嬢のミラージュジュは、三年間学生寮に住んでいた。しかし学園を卒業をすると再び伯爵家に戻らなくてはならない。
自立を目指して王宮で働くつもりだったが、危険人物に目を付けられてしまったので、泣く泣く断念したのだ。こ
れからどうしたものかと悩んでいた時、隣国から婚約者が帰国した。
そして、彼女は、学園の卒業の翌日、侯爵家を継いだレオナルドと結婚する事になり心底安心した。
夫は婚約してすぐに隣国に外交官として赴任してしまい、ずっと会えなかった。しかし、手紙のやり取りで心を通い合わせていたので、結婚出来るを楽しみにしていたのだ。
しかし、結婚式を挙げたその夜、自分には真の愛情で結ばれた女性がいるので、君とは白い結婚になると告げられる。しかも、その女性はすでに屋敷で暮らしているという。
夫が妻に望んでいる事は侯爵夫人としての社交と、いずれ生まれて来るでろう愛人との子を実子として育てる事だという。
そして悪魔のような要求をしておきながら、君の望みも一つ聞くよ、何を望むのか?と夫に尋ねられた妻は・・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 19:00:00
364936文字
会話率:24%