似ていながらも違う世界、欧州の中世。
魔法が有る世だとしても、あまりの違いに戸惑う主人公。
conspiracy intrigue plot
この3つの単語が意味する通り、陰謀・策略をかいくぐり、主人公はこの先生き残れるのか。
ほのぼの
とは程遠い、殺伐とした空気、イケメン。
もし、冷静に判断しなければ……。
アナタなら、この先生きのこれますか。
※カクヨム、アルファポリス同時掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 15:00:00
400011文字
会話率:44%
記憶を無くして目覚めた竜皇国後継者グンティーヴァは、暗殺未遂が起こったと聞かされ、混乱する。誰の言葉を信じていいのかも分からずに逃げ出すその姿は、かつて国民の絶大な信頼を勝ち取っていた若き名君から程遠いものであった。慕っていた者は失望し、覇
権を狙っていた者は勢いづく。敵竜国の侵攻が迫り、人族国やエルフ国が軍備強化を固め戦に備える中、先帝崩御に加えた後継者暗殺未遂に混乱を極める竜皇国。国内外の危機に次期竜皇は戸惑いながら歩を進める。
Ghunthiva, the successor of the Dragon Empire, awoke with no memory and was confused when he was told that an assassination attempt had taken place.
He runs away, not knowing whom to believe.
It was a far cry from the young mastermind who used to win the immense trust of the people.
Those who adored him were disappointed, while those who had been aiming for supremacy were emboldened.
The Dragon Empire is in turmoil due to the fall of the previous emperor and an assassination attempt on his successor.
With the invasion of the enemy Dragon Kingdom looming, the Human Republic and the Elven Kingdom were strengthening their armaments and preparing for war.
The next Dragon Emperor with amnesia began to search for the way to go.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 08:25:00
12383文字
会話率:20%
エーゲル大陸最北端の国、バイラン王国。
この国の王子専属の遊び相手の少年《バレル=ルゴモル》は、いわゆる孤児であった。
首都の外れにある森で倒れていたところを賢者《トンデラ》に保護され、
何故か城で育てられることになったのだ。
彼
は城に来る以前の記憶を失っていた。しかし彼は記憶を取り戻したいとは思わなかった。
自分の過去について、明るくない想像をしていたからである。
「嫌な事なら思い出したくない」「今が楽しければ過去なんてどうでもいい」
彼はそんな考えの持ち主であった。
ある日彼は、記憶を断片的に思い出す。
それは彼が想像していたような嫌な過去ではなかった。
その記憶の中には、自分に対して親しげに話しかけてくれる人物がいたのである。
自分と親しかったその《誰か》は、何者なのだろうか。
自分の過去は、そこまで嫌な物では無いのではないか。
その日彼の心は、初めて《過去》の方を向いたのである。
これは、記憶を取り戻すために動く少年と、その仲間たちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 03:30:12
12466文字
会話率:24%