ショートショートです
最終更新:2025-07-25 11:50:00
1642文字
会話率:46%
二人目のカノンシリーズ第六弾!
ある日、郊外にある公園で若い男性の遺体が発見される。
男性の身元が判明し、警視庁捜査一課の小川沙知と御厨圭介は被害者の自宅へと向かう。
被害者の妻は、なんと十年前活躍したガールズバンドの元メンバーで……。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 10:55:58
4753文字
会話率:39%
二人のカノンシリーズ第五弾!
ある日、河川敷で一人の女性の遺体が発見された。
殺人事件と断定され、木下花音は警視庁捜査一課の小川沙知、御厨圭介らと共に捜査に乗り出す。
被害者の同級生達に話を聞くと、様々な過去が明らかになり……。
最終更新:2025-01-20 17:40:00
17692文字
会話率:48%
警視庁捜査一課の刑事である小川沙知は、休暇でとあるリゾート地を訪れていた。普段は捜査協力者として接している木下花音も友人として同行している。
花音は、滞在先のホテルで行われる推理劇を楽しみにしていた。
しかし、推理劇を楽しんだ翌日、ホテルで
殺人事件が起こっていた事が判明する。
沙知と花音は、図らずも捜査に協力する事になるのだが……。
『二人目のカノン』シリーズの第四弾です。
今回も多重人格者、木下花音――いや、瀬尾秀一郎の推理が冴えわたる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 18:45:18
22693文字
会話率:56%
東京・霞が関。
灰色のビル群を抜けた先に、若者たちが静かに集まる一室があった。
「総裁養成ゼミ」と名付けられたその秘密の勉強会に集うのは、
公務員試験を突破したばかりの、熱意だけが武器の新人官僚たちだった。
「いいか、お前ら。俺たちは出世
街道のエリートじゃない。
だが……人事院の頂点に立つ総裁だけは、俺たちが掴み取る!」
リーダー格の青年、**白石 知紀(しらいし とものり)**が吠える。
彼は小さな町役場職員の息子として育ち、
「誰もが平等に評価される公務員制度」を夢見てきた男だった。
知紀の横には、
冷静沈着な法学オタク、緒方 ひかり、
筋肉と人情が取り柄の体育会系、田所 俊介、
誰よりも試験に落ちた回数が多い苦労人、山下 悠真。
それぞれが自分の弱さを抱えながら、
「いつか人事院を変えたい」という一つの願いだけを胸に抱いていた。
出世争い、上司の横やり、裏切り……
霞が関の権力の荒波に揉まれながら、
彼らの友情は、時にぶつかり合い、時に助け合い、
やがて「総裁への道」という一つの奇跡を起こしていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 09:00:00
3692文字
会話率:33%
男は猫を連れていた。彼等は奇妙な探偵であった。
彼等は二人、いや、一人と一匹で探偵なのだ。彼等は悪霊と戦っていた。
そして、悪霊を浄化する事が彼等の仕事だった。
悪霊に取り憑かれた人間は、凶悪な事件をおこす。
しかし、悪霊が殺人事件
をおこせるわけではない。彼等は言う。
「幽霊に人殺しなんてできません。人を殺せるのは人間だけです」
結局、この世でおこる事件は、この世で生きる人間がおこすのだ。
悪霊を浄化する力を持つ男「健吾」と、人の言葉を理解する黒猫「源之助」が、悪霊が関わる事件に挑む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:00:00
114519文字
会話率:49%
男は猫を連れていた。彼等は奇妙な探偵であった。彼等は二人、いや、一人と一匹で探偵なのだ。そして、彼等は悪霊と戦う探偵でもある。しかし、悪霊が殺人事件をおこせるわけではない。彼等は言う。
「幽霊に人殺しなんてできません。人を殺せるのは人間だけ
です」
結局、この世でおこる事件は、この世で生きる人間がおこすのだ。
今回は、猫と男の会話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 20:05:49
1656文字
会話率:97%
男は猫を連れていた。彼等は奇妙な探偵であった。彼等は二人、いや、一人と一匹で探偵なのだ。そして、彼等は悪霊と戦う探偵でもある。しかし、悪霊が殺人事件をおこせるわけではない。彼等は言う。
「幽霊に人殺しなんてできません。人を殺せるのは人間だけ
です」
結局、この世でおこる事件は、この世で生きる人間がおこすのだ。
今回は、猫と男の八極拳についての会話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 20:21:36
2880文字
会話率:97%
幼馴染と違う高校に進学し、時は過ぎて早くも二か月半。
ただひとり入学直後と変わらず頬杖ついて窓の外を眺める日々は、どこか馴染めずけれど静かに溶け込むようでいて、浮いているのか沈んでいるのかよく分からない自分の状態を、他人事のように自認する日
々。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:00:00
27067文字
会話率:46%
彼の名はマックス・ベル、元ニューヨーク市警の刑事で、今は探偵をしている。
彼の名前の意味、ファーストネームのマックスは最高を意味し、ラストネームのベルはハンサムな男と言う意味がある。
これを続けて解釈すると、最高にハンサムな、つまり最
高にカッコいい男になるわけだ。
刑事時代に敏腕刑事としてならしていたが、職場の環境、特に年齢や階級による上下関係に嫌気がさして、探偵として殺人事件の犯人捜しでもやろうと独立したものの依頼される仕事は身元調査や浮気の調査ばかり。
あるときマックス好みのヒスパニック系美女ダイアナに依頼された浮気調査をしていると、浮気相手と一緒にホテルに入った旦那と彼女が何物かに殺害される事件に巻き込まれる。
ホテルを見張っていたときにコートを貸してくれた背の高いリズと名乗る美女。
優秀な事務員レベッカ。
そして或る日、元上司でレベッカの叔父にあたるピーターから、事件を調査するように依頼された。
見事に事件を解決して男を上げたあかつきには、未亡人となったダイアナ、もしくはリズのどちらかにプロポーズするという下心を胸に抱き、久しぶりの事件調査に張り切るマックス。
ダイアナ?
それともリズ?
それとも、ことわざ通り、二兎を追うもの一兎も得ず?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:00:00
87252文字
会話率:19%
彼の名はマックス・ベル、元ニューヨーク市警の刑事で、今は探偵をしている。
彼の名前の意味、ファーストネームのマックスは最高を意味し、ラストネームのベルはハンサムな男と言う意味がある。
これを続けて解釈すると、最高にハンサムな、つまり最
高にカッコいい男になるわけだ。
刑事時代に敏腕刑事としてならしていたが、職場の環境、特に年齢や階級による上下関係に嫌気がさして、探偵として殺人事件の犯人捜しでもやろうと独立したものの依頼される仕事は身元調査や浮気の調査ばかり。
あるときマックス好みのヒスパニック系美女ダイアナに依頼された浮気調査をしていると、浮気相手と一緒にホテルに入った旦那と彼女が何物かに殺害される事件に巻き込まれる。
ホテルを見張っていたときにコートを貸してくれた背の高いリズと名乗る美女。
優秀な事務員レベッカ。
そして或る日、元上司でレベッカの叔父にあたるピーターから、事件を調査するように依頼された。
見事に事件を解決して男を上げたあかつきには、未亡人となったダイアナ、もしくはリズのどちらかにプロポーズするという下心を胸に抱き、久しぶりの事件調査に張り切るマックス。
ダイアナ?
それともリズ?
それとも、ことわざ通り、二兎を追うもの一兎も得ず?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 21:47:59
38777文字
会話率:13%
不死の魔術師ルドルフと魔術師志願の少女セラ。
「リッチさんに学びたいんです!」
ダンジョンに引き籠っていたところを冒険者に襲撃されたリッチは、どこにも行き場のない少女を弟子にする羽目となる。
かつてともに世界を救ったエルフからのゴリ押
しゆえだ。リッチキングを倒す神子として育てろと言う。理由は面白そうな子だから。何を言っているんだ。
「お前なぁ、他人事だと思って」
やがて抵抗空しく言いくるめられたルドルフは、セラとともに安住の地を求めて未踏のダンジョン深層へと一歩を踏み出す。それは弟子の異才にひたすら驚く日々の始まりでもあった――
魔術と育成と冒険の人外ファンタジー。
===
一日一話投稿。
カクヨムにも同じ作品名で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:00:00
522174文字
会話率:36%
2050年。人型ロボット〈ヒューマノイド〉が人間と共に生きる時代。
そんな未来で、“ロボット専門の葬儀屋”という少し変わった職業に就く男がいた。
小津マモル――彼には、ロボットの記憶を読み取る特殊能力(ALA)があった。
同僚のナギサ、元
SPの社長・赤井とともに働く日々のなか、
ある日、小さな悲しみの葬儀の帰り道で、殺人事件に巻き込まれていく。
ナイフを握ったのは、10歳の子ども型ヒューマノイド。
記憶か、命令か、それとも――意志か。
「ヒューマノイドが人を殺した」という前代未聞の事件の真相に、
小津の目が、ALAが、迫っていく。
AI、ロボット、そして人間。
葬儀屋が見届けるのは、死ではなく”記憶”かもしれない──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:16:29
114955文字
会話率:42%
死ぬ前に、なんとしても彼女を見つけ出さなくてはならない。
この物語は「死のうと思った」で始まり、「私は窓から射し込む陽の光に照らされながら、密やかにそう決心した」で終わる。
舞台は二〇一四年の八月八日から、十月十五日にかけて。
重度
の精神障害を患い、自殺願望に苛まれながら、世捨て人同然の暮らしをしていた私は日々自宅と酒場を行き来する自堕落な生活を送っていた。そんなある日、夢の中のプールサイドでアッシュ・グレーの長い髪をした不思議な女と出逢う。
「人を探している」と彼女は唐突に、俯き加減に呟いた。
名前は二見れな。私は彼女と夢と現実のはざまでささやかな交流を重ねていくも、彼女はやがて、
「わたしを見つけて、あっち側の世界で」
と告げて、行方をくらましてしまう。
二見れなを探すことを決心した私は思いもよらぬ境遇に立たされ、解決しようと奮闘する中で、様々な人びとと出会うこととなる。
類まれなる美貌と財産を有しつつも、心に深い闇を抱えるサキ。その友人でいつも屈託のない黒崎彩夏。ずっと笑顔を絶やさずに図書館で働く気弱な吉名千那。そして両親に虐待されつづけた過去を持ち、今でもその影に怯えているハス美。
彼女たちの導きによって、私は失踪した二見れなの存在に少しずつ近づいていくことになる。またその一方で、海辺で出会った同世代の青年と親しくなり、徐々に友情を深めてもいく。
しかし突然にもその中のひとりが何者かによって殺害されてしまい、私はひどく困惑する。駅の多目的トイレによる密室殺人事件であった。さらに私はその被害者と親交が深かったことから警察にマークされる羽目になり、追われる恐怖、環境の変化、さらに身の内からくる懊悩により、次第に正気を失っていく。
「ケイコク、ケイコク、サガシビト、メイフニテマツ」とオウムは言った。
自らを痛めつけ、いつしかその右手の甲には青黒い不吉な痣がこびりついていた。それは段々と熱を帯びていき、私は世界のねじれの渦の中でアイスペールからアイスピックを抜き取り、その手に握り締める。
「永遠に醒めることのないような夢」と彼女は言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:00:00
44449文字
会話率:46%
自分の名前は|九竜美里《くりゅうみさと》。性別は女性。年齢は16才の高校生。そして薬師という生産職系の開拓者でもあります。
実は、高校に入学して16才になった時にダンジョンにある職業部屋で調合というスキルと薬師というジョブを授かったのです。
このジョブとスキルは、第一階層ボスのいるボス部屋にある職業部屋に入ったときに、ステータスによってはジョブを取得出来ない事があります。まあ、自分は両親が開拓者で、ジョブの取得条件を知っていたのでその辺は余裕でした。
その日のうちに開拓者ギルドと呼ばれる政府機関に薬師として登録。ダンジョンでドロップする薬草の類を採集して、ポーションを作製するという個人事業主の道も開かれました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:00:00
261957文字
会話率:44%
若くして医者となった涼風 愛夢は、中高の同級生綾川 大犀と神酒 創と再会する。久しぶりの再会に喜び、三人で飲み会をすることに。
一方世間では、女性の連続殺人事件が起きていた──
最終更新:2025-07-25 00:00:00
25462文字
会話率:50%
2018年12月。新米の女性刑事、佐倉(さくら) 悠夏(ゆうか)が配属された部署は、警視庁の"特課(とっか)"という新しい部署であった。メンバーは、ロボットの警部”鐃警(どらけい)”と2人だけ。某ドラマなどを想像し、窓際
かと思えば、さまざまな部署や地方の事件で活躍して、警察の名誉回復を目論んだ人事らしい。が、そんな目論見などお構いなしに、当の本人達は自由に活動する。東京都内や関東近郊で発生した事件や、悠夏の地元である四国の事件など、全国各地へ。
さらに、事件は小さなものから不可解なものまで様々。現実では説明できないファンタジーな事件に遭遇も。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:00:00
800426文字
会話率:55%
魔力暴走により生成された”ルーイン・エンパイア”に異世界転移し、螢と志乃救出してから2ヶ月後。西阿波市で4年前に発生した殺人事件を追う、警視庁特課の悠夏。元クラスメイトを救うべく、単独で来訪するシェイ。渦中の螢と志乃は、居場所なき故郷を歩き
、悪魔の囁きが。
シェイと螢、当時の学校生活と家庭内の騒動とは……
【時系列】
2019年
2月 龍淵島窃盗事件発生(前々作)
4月 ルーイン・エンパイア 異世界転移(前作)
5月 本作
『路地裏の圏外』螢・志乃篇の続編(最終部)開幕。
【螢・志乃篇】
第1部『龍淵島の財宝』→https://ncode.syosetu.com/n1514fd/
第2部『MOMENT・STARLIGHT』→https://ncode.syosetu.com/n3599fv/
『紅頭巾』『エトワール・メディシン』『黒雲の剱』などのクロスオーバー作品です。
『紅頭巾Ⅴ』→https://ncode.syosetu.com/n0307gf/
『エトワール・メディシン』→https://ncode.syosetu.com/n9218fh/
『黒雲の剱 =転生の楔=』→https://ncode.syosetu.com/n5309gj/
『黒雲の剱(旧ブログ版ベース)』→https://ncode.syosetu.com/n4463ep/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 22:00:00
31962文字
会話率:56%
三年前の失敗した事件を背負うマックス・ヴィルソン探偵。相棒だったマーク・バロット警部を裏切る結果となり対立してしまった。ある日、怪盗ゼロから予告状が届き、現場へ急行したマックス。しかしそこには、殺人事件が起こっていた。そして、マーク警部と出
会ったが、前のように相棒と呼べる状態ではなかった。三年前、一体どんな事件で変わってしまったのか……。だが、マックス探偵とマーク警部は、ちょっとしたきっかけで、ともに行動するようになる。
そして、怪盗ゼロから"三年前の汚名返上"をしようということで、犯行予告状が届いた。果たして、汚名返上はなるのだろうか……
さらに、マックス探偵の親友のルーズ・ハドレットと、マーク警部の部下のポリスン・ハードいう人物が現れる。そして、怪盗ゼロの正体とは……
この作品は、過去に自分のブログ[※](https://blogs.yahoo.co.jp/sassov007)に掲載していた『メイズ・ラビリンス』です。修正は誤字脱字のみです。他作品とは異なり、当時からの加筆修正はしていません。
[※ブログは、2019年12月15日サービス終了に伴い、閉鎖]
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 22:00:00
40124文字
会話率:55%
誰もが目にしたことのある制服を着た女子高校生。
これは、そんな女子高校生が殺し屋で働く物語。
主人公の名前は藤沢貝。彼女は高校一年生でありながらも、依頼を受けて殺しにかかる殺し屋に勤めている。相棒の加藤直之と共に、2017年最大の凶悪殺人事
件『武蔵野市主婦殺害事件』の犯人を殺そうと奮闘する。世間を揺るがした殺人事件の真実とは?女子中学生が送る殺人ミステリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 21:12:53
140404文字
会話率:33%
※本作品は、性的描写を控えたR-15相応のBL作品です。
ヒューマノイドが地球から全宇宙に旅立ち、繁栄を極めた時代。ルルイェ星という、見捨てられた星があった。
主人公アイザックは、恋人のリュウとクルーズ船に乗ってルルイェ星から脱出すること
に成功する。
だが、クルーズ船の航海の途中、不可解な事故に巻き込まれてしまい、リュウ共々宇宙空間に放り出され、漂流してしまう。
アイザックが目を覚ましたのは、海賊たちに乗っ取られた豪華客船。しかも、リュウが行方不明になってしまった。
そして船の中で起こる、連続殺人事件。「インサージェント」なる、人ならざる者による犯行だと船内は騒然とする。インサージェントの疑いはアイザックと、もう一人が分からない。インサージェントはいったい誰なのか、疑心暗鬼に陥るクルーたち。
一方でアイザックは潜伏したリュウが自分へ向けて存在をアピールするための犯行だと確信する。
果たして、アイザックはリュウと共に豪華客船を脱出することができるのか。
「SF×BL×ミステリー×人狼×クトゥルフ神話」てんこ盛りのコズミックノベルをどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 20:00:00
47824文字
会話率:58%
国で最も優れ信仰されている仙人の姫琳/ヂェン・リンは国で起こる事件を仙力を使い解決していた。
ある日後宮で殺人事件が起こり、調査へ行くことになる。そこで数日前に失踪していた弟子の風仙/フォン・シエンと再会する。
教え子×天才仙人による中華フ
ァンタジー。
ムーンライトノベルズにてBLのR18版も載せています。こちらは全年齢版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 18:10:00
5940文字
会話率:53%
世界中で発生した人体消失事件。人体一部消失と言えば良いかもしれない。白い光に包まれた者は人体やその身体の一部が消失する事件が発生した。世界中の警察、科学者、果ては霊能力者までもが事件解決の解明を行っているのだが、一向に手がかりすら掴めていな
いのが現状であった。消失時の痕跡もなく、人々は白い光が発生した場合は逃げるしか手立てがないのであった。どこにも逃げ場はないと言うのに。
現在も多種多様な憶測が飛び交う中、日本人はいつもの日常を送っており、世界的な消失事件であっても他人事として気にする者は少なかった。
しかし今年初めて日本でも消失事件が発生したことにより、日本人も危機感を覚えるようになった。それと言うのも動画配信サイトや各マスメディアがこぞって消失事件を取り上げ人々を煽っていたのも一因かも知れない。
1999年の預言書の時のように。
デマとして信じない者、滅亡論者の両極端に別れたのも同じであった。
先日、俺の幼馴染の女友達が巻き込まれた。白い光に包まれた小学生を助けるために身を挺して助けた際に左肩からスッパリと消えた言う。結果、失血性ショック死で亡くなってしまった。今日は彼女の四十九日法要の日、俺は彼女の勤務先であり、飼育担当だった黒ヒョウの檻の前でひとり物思いに耽っていた。考えても考えても分からない。何故、彼女が対象になったのか、彼女の代わりに俺が対象であったなら。悔やんでも泣いても彼女が戻ってくる筈はないのに。
帰ろうと思い檻から離れた刹那、俺は白い光に包まれて…
一文字良、その名前が表すスキルを与えられた男と養子の次のライフステージ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 18:10:00
294459文字
会話率:53%
― 湯けむりに揺れる真実と、心に触れるミステリー ―
私は白石美琴(しらいし・みこと)。東京の出版社で編集者として働いていた26歳のある日、偶然目にした再放送のサスペンスドラマが、私の運命を変えた。
舞台は石川県金沢市にある老舗旅館「テ
ルメ金沢」。画面に映った仲居姿の女性――それは、私の祖母だった。
そして数日後、実家の旅館から届いた「大女将危篤」の知らせ。駆けつけた私に、祖母は「この旅館を継いでほしい」と告げる。悩んだ末に出版社を退職し、私は金沢での人生を選んだ。
4年後、30歳で正式に女将に就任。旅館を切り盛りする一方で、私は中学時代の憧れの先輩であり、今や県警捜査一課の刑事となった高橋悠真に想いを伝え、結ばれる。そして、彼と、祖母の幼なじみにして悠真の従兄弟でもある片桐刑事という不思議な縁に導かれ、私は“事件の現場”に居合わせることとなる。
第一部では、旅館や金沢市内で起きる不審死や、宿泊客の残した謎に挑む。やがて“ただの偶然”ではない因縁が、私の足元を揺らし始める。
第二部では、舞台は北陸三県へ。福井・富山の名所――三方五湖、越前大野城、永平寺、木場潟、黒部ダムなどを訪れる中で、いじめによる暴行事件、古文書の盗難、行方不明者の謎など、人間の深い闇に触れていく。そして事件の裏にある“誰にも届かなかった想い”を、私は拾い上げていく。
第三部では、物語の核心となる“10年前の未解決火災事件”が浮上。ある女性客の証言と、母を失った娘・椿原瑠璃との出会いを機に、美琴は“記憶から消された通報者”“火に消えた告発者”の真相に迫る。封印された記録、改ざんされた過去、失われた名前――それは旅館の静寂の奥に、ずっと潜んでいた。
北陸の美しい風景と、日常のすぐ隣にある非日常。
湯けむりの向こうで、真実は静かに息を潜めている。
これは、事件を解くだけではない。
心を解きほぐし、記憶をたどる“人間の物語”――。
HJ大賞6
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 17:00:00
35921文字
会話率:30%
神仙祟り呪いで彩るオカルトミステリー。そして『いまだ何者でもない彼らの織りなす』青春のモラトリアムコメディ
紀元前6世紀、春秋時代の晋。
文武両道だが傲岸不遜な貴公子・ざんねんなイケメン士匄。
生真面目でツッコミ属性の後輩・美少
女風美青年な趙武。
この凸凹バディが、次々と巻き込まれる奇妙な怪異の謎を解き明かす! 迫りくる呪いや祟りを退け、神仙にケンカを売り、無鉄砲な若者たちは生き抜けるのか?
手に汗握るオカルトミステリー、そして思わず笑ってしまう青春コメディと一瞬の切なさがよぎるかけがえのないモラトリアム。
中国古代の怪異譚が今、幕を開ける。
春夏秋冬連作シリーズ
【因果応報、春の祟り】
自業自得で祟られる主役……! 周りは迷惑、主役は反省するのか?
【夏は星狩りの季節】
友達の家に巫女が居候。友達をめぐり巫女と主役の仁義なき戦い!
【恋は秋菊の香り】
恋と女の子たち、そして密室。となれば連続殺人事件開幕!
【冬が来たりて夢幻の旅路】
神域の荒野で彷徨うはめになった主役&後輩バディ。厳しい寒風と共に幻覚が襲う。もう神なんて知るか、ぶっ倒す!?
※この作品は歴史フィクションです。実在の人物、組織、事件、史書記録には関係ありません
※この作品は改稿版です。
※カクヨム、ネオページにも記載有り折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 16:50:00
221918文字
会話率:40%
28歳の巡査・日向駿(ひなた・しゅん)は、警察学校をギリギリの成績で卒業し、地方都市・灰門市(はいもんし)の片隅にある交番勤務に就いている。正義感は人一倍強いが、観察力も判断力も少しズレていて、周囲からは“バカ警官”と呼ばれている。
だが
ある雨の日、殺人事件の現場で「赤い傘を差した女」に出会った瞬間から、彼の平穏な日々は一変する。
遺体の男は、裏社会との繋がりが噂されていた不動産会社の幹部。女は「通りすがり」と語るが、その言葉の端々に不自然な点があり、日向の直感が「違和感」を訴える。
事件を追ううちに、日向は倉世市の裏に広がる“腐った現実”を知る――
孤児の失踪、街を覆うドラッグの流通ルート、警察内部の情報漏洩、そしてすべての裏に潜む謎の慈善団体「カノン」。
やがて、唯一の相棒である巡査部長・国見が突如失踪し、日向自身も組織から命を狙われる存在となる。
だが、彼は止まらない。
どれだけ傷ついても、バカにされても、人を見捨てることだけはできない。
心優しき“おバカ”な巡査は、嘘と暴力が支配するこの街に、たったひとつの武器――“信じる心”だけを持って立ち向かう。
そして迎える最終決戦。
「最後に笑うのは、正義か、それとも闇か」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 15:00:00
1126文字
会話率:50%
自然豊かな海。
そこで発生する悲惨な殺人事件。
原因を駆除するべく、大海原へ向かう男たち。
手がかりは遺体に遺された『穴』のみ・・・。
最終更新:2025-07-24 14:22:35
2198文字
会話率:59%