孤児院で育った少女・リチェルは、十二歳の時その歌声を見初められ隣国の貴族の楽団に引き取られる。けれども引き取ってくれた当主がすぐに病死した事で境遇が一変、日々屋敷と楽団の雑事をこなす下働きとして暮らしていた。
そんなある日、丘で隠れて歌って
いたところを一人の青年に見つかってしまう。ヴァイオリン弾きである青年は、リチェルにまた歌を聴かせてほしいと告げて──。
「俺はただ、君の歌が聴きたくて降りてきたんだ」
これはある目的で旅を続ける貴族のヴァイオリン弾きと歌うことを愛する孤児の少女の優しい旅のお話。
◇毎週土曜日、月4回更新予定。(第5土曜日はおやすみ)
◇原案でもある若野未森さんのとても素敵な挿絵がついてますので、挿絵機能は是非ONにして頂ければ^^
※このお話は19世紀末のヨーロッパをモデルにしたファンタジーです。地名や当時の政治・慣習等の背景を含め、多々フィクションが含まれます。
※時代背景などを反映した差別的な表現が含まれている場合があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 09:51:40
549308文字
会話率:38%
孤独な少女ルミネスは失った記憶の欠片を探しながら魔術師見習いとして過ごしていた。
壊れた青年カールドは贖罪とたった一人の家族の為に司法機関で危険な任務をこなしていた。
そして両者をつなぐ存在しえぬ者は知らず知らずのうちに悠久の時の中に閉
じ込められていた。
三者が一同に集い、かつて止まった時が動き出す。遠い過去の因縁、罪が絡み合って世界の全てを巻き込みながらーー
これは、神々と人間達の物語。過去と今の物語。己を賭けた戦いの物語。
そして、運命と宿命と、その否定の物語。
未来は神々でさえまだ知らない。
――この世界を続けるか、終わらせるか。さあ、我らが『聖戦』を始めよう。
※一人称で三人の語り手により話が進みます(序文のみ例外)。毎月15日更新。世界観が共有の作品があります。ダークファンタジーなので死ぬ時はあっさり登場人物が死にます。また、多重人格や前世物です。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 08:42:29
35960文字
会話率:42%
【隠れた才能を持つ気弱な少女】✕【皮肉屋の腹黒従者】が織りなす異能和風ファンタジー。
自らに穢れを取り込み祓う者達を〈祓い師〉と呼び、なかでも四季家と呼ばれる四つの家は花祓いと呼ばれていた。
周囲に災いをもたらす疫病神と罵られ、不遇を強いら
れてきた孤独な少女・志季(しき)。陰鬱な日々を送る彼女のもとに、突如黒づくめの男・帳(とばり)が現れる。慇懃無礼な帳は初対面の志季を『あるじ』と呼び、外の世界へと連れ出した。彼に翻弄されるままに、志季は課せられた宿命を知り、自らに隠された力を少しずつたぐり寄せていく。歪な『主従ごっこ』から始まった志季と帳のふたり。志季は本当の主従になるべく奔走するが、実は帳にも秘密がありーー?
これはひとりの少女が、祓い師の頂点へと駆け上がるまでの物語。そして、本当の信頼と愛を知るための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 22:19:09
23408文字
会話率:44%
ネクロシウスの魔女。アリアはそう呼ばれている。
それは人々から忌み嫌われる存在である。だからアリアは誰も訪れない森でひっそりと暮らしていた。
アリアには特別な力があった。それはこの国に蔓延る人を襲う異形である、魔卵から生まれる卵獣を卵に戻す
ことができる『眠り歌』の力だ。
魔卵が再び孵らないように森の中に集めて、浄化をするのがアリアの役割である。
一人きりで役割をこなしていたアリアのもとに、王からアリアを捕縛するように命じられた騎士シヴァルが現れる。
森の魔卵を孵してしまい多くの卵獣に襲われて瀕死になったシヴァルを、アリアは助ける。
シヴァルはアリアを『魔卵を生み出す魔女』だと信じていた。
だが、アリアに救われ、共に暮らすことで、アリアは害のある魔女ではないと知る。
アリアは『魔卵とは、恨みを抱いて死んだ者の成れの果て』だと、シルヴァに話す。それは、今までアリアの一族の中に守られ続けていた秘密だった。
アリアの一族は、今はアリアしか残っていない。
シヴァルはアリアの無実を人々に証明しようとするが──。
真面目な騎士と、魔女と恐れられている孤独な少女の話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 14:01:07
24738文字
会話率:22%
高校一年生の芦部冬樹は、文芸部の先輩である二年生の若菜奈緒に恋をしていた。
ある日、芦部は若夏に恋文を送るが、若夏は他に好きな人がいるとして芦部を振った。
だが、若夏の好きな人物というのは明治の女傑、宮秋清華(きゅうしゅうせいか)で、
若夏はその紡ぐ文章に恋をしたのだという。
芦部は、宮秋清華よりも美しく文学的な文章ラブレターを書いて、若夏に振り向いてもらおうと決意する。
後日、芦部が自室にて恋文をしたためていたところ、突如として一陣の閃光と共に一人の女が現れる。
それは現代に幽霊として出現した、宮秋清華であった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 18:54:16
4067文字
会話率:25%
両親を亡くした孤独な少女・あかりは、ある夜大きな翼を持つ異形のものと出会う。彼──シリウスとの交流を経て小説家になるという夢を抱いたあかりだが、なかなかうまくいかない。そんな中、シリウスの語る不思議な寝物語を元に小説を書き、それが評価され
たことをきっかけに、あかりは自分の夢に苦しめられ、葛藤の果てに、自分が何を望んでいたのかを悟る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 00:00:00
21133文字
会話率:36%
色褪せた世界で生きている少年・・・野田輝明(のだてるあき)は何を得るのか
そして色のない世界に色鮮やかな色にさせることができるのか
暗殺を繰り返す少年と孤独な少女たちによるラブコメである
最終更新:2023-04-20 16:52:22
660文字
会話率:43%
生前にはまってやっていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生した孤独な少女。両親を早くになくし、生前では虐げられていたが、転生した先では、たくさん愛されていて、このまま悪役令嬢のフラグを回避しよう!そう思っていたけど、両親は、、、転落して、死んでしま
う。それに加えて、大好きな使用人達は全員行方不明。少女の心は少しずつひび割れていく。でも生前やってきた事は簡単にはやめられない。つい体が動いてしまう。これはそんな少女が愛されて、幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 10:00:00
650文字
会話率:0%
地球から転移した孤独な少女は奴隷となり、とある「主」に買われる。少女は自分を孤独から救ってくれた彼に忠誠を誓っていたけれど、彼は彼女を奴隷とは思えぬほど丁重に扱っていた。
しかしある日突然、「ぼくのために死んで?」と言われてしまい...
...?
主絶対な奴隷少女と(かなり)言葉が分かりにくい美形主の恋愛譚です。
______異世界転移要素は薄め、というか匂わせなだけで転移のての字も出てきません。
初投稿です、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 04:53:23
1573文字
会話率:42%
身体は大人、頭脳は子供になっちゃった元悪役令嬢のお話の長編版です。
一話は短編そのまんまです。二話目から新しいお話が始まります。
最終更新:2023-02-11 16:00:00
120618文字
会話率:70%
「孤独な少女が異世界転生した結果」の続きです。異世界転生した主人公です。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2022-10-22 22:09:52
1967文字
会話率:70%
身体は大人、頭脳は子供になっちゃった元悪役令嬢のお話。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2022-10-21 13:11:21
3109文字
会話率:64%
魔法と精霊と信仰と研究の世界
名家の三女として生を受けながらも
ある事件がきっかけで
家族からの愛を一切受けずに育った孤独な少女フレスベルの支えは、
幼いころに会った少年との2つの約束とネックレスだけだった。
貴族の習わしとして、進
学した魔法学校でフレスベルは
たくさんのことを学んでいく
「でも、ー--に愛された君だから、今こうやって僕は君を知れて、一緒にいられるんだよ」
名家で、在学中ながら学者のポストを持つ青年クォーツ
フレスベルより身分は下だが、心優しい、フレスベル相部屋のファラ
フレスベルは自分の強力すぎる力とどう向き合い、どう成長していくのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 22:12:29
73511文字
会話率:39%
少女には、誰にも言えない秘密がある。
それは、怪獣が見えるということ。
誰にも秘密を隠す少女は、ただ絵を描くだけ。
孤独な少女は、ただ自分にしか見えない怪獣たちを描くだけが楽しみだった。
しかし、世界は彼女が気付かない間に変貌を遂げていった
。
これは、名前の無い怪獣たちを愛した一人の少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 23:41:27
15784文字
会話率:18%
母を亡くして人ぼっちのナナは、世界を社会を憎む孤独な少女は、ピストル一つで、他人も自分も傷つけて生きてる。
裕福で何不自由ないガードマンとナナ、出会うはずのない時間軸を生きていた二人の出会いにより、周りを巻き込んで大きく動き始めます。
最終更新:2022-09-11 15:08:16
3839文字
会話率:34%
母親の再婚により、侯爵家の養女になった少女・マーガレット。
生家を離れ、侯爵家に向かう道中、
少女は、ありふれた中学生として生きていた記憶を思い出す。
もしも少女が、愛されることに何のためらいもないような人間だったら。
きっと、物語のヒ
ロインのように幸せの中で生きられただろうけれど。
天真爛漫なヒロインのようにはなれない、孤独な少女のお話です。
異なる世界で生きていくのは大変なんだろうなと思って書き始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 07:00:00
7860文字
会話率:14%
ある日、不思議な少年がサイコロを投げました。
出た目は1。その一の出目から少女が映し出された。
少女は孤独を愛した者であり、他人を信じず、とある人との約束を守るため独りで人生を生きていこうと考えました。
「独りで生きていくことに他人
を信じる必要はない…。信じていいのは自分自身だけ。」
そんな少女の前に一人の少年が現れました。
「君を絶対に救う。狂気が目覚める前に…。」
少年は少女にそう告げました。
この物語は孤独な少女と一人の少年の物語…。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-08-31 19:59:15
6844文字
会話率:53%
わたしはリベルタ。森で一人暮らしするために、町から逃げてきたの。でもその途中、凶暴と言われている巨人(ロッサ)族に出会ってしまって──え、もしかして、この物語、これで終わっちゃうのかな!?(終わりません)
天涯孤独な少女と、低音ボイスな巨
人の温かな交流を描く、日常ファンタジー。ぜひご覧ください!
※本作は幸路 ことはさん主催【そうだ、ファンタジー世界へ行こう】の企画作品です。
参加者同士の相互応援はしていません。
それ以外の読者さんの応援★・ブクマ・感想は大歓迎です!どうぞお気軽にお願いします(*´ω`*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 10:00:00
15145文字
会話率:46%
孤独な少女は不思議な声に導かれ『音楽』に出会う。
孤独を慰めるため、飢えを凌ぐため、少女は歌う。
そして、少女は少年と出会い、新しい音を紡ぎはじめる。
コレは、そんな始まりの物語。
日々の合間にポツポツと書き溜めていたお話をそっとリリース
します。
注意)作者に音楽的素養はありません。フワッと知識とでっち上げでできているので不快な方は回れ右、でよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 19:00:00
22868文字
会話率:21%
『元気? こっちはまあまあ、元気よ。まあ、いっかい死んだのに元気って言うのも、ちょっとあれだけどさ――』 雨降りの九月。死んだ姉のまりあから届いたダイレクト・メッセージには、ある架空の島の名が記されていた。死せる姉からのメッセ―ジだけを頼り
に、フルダイブRPG「ロード・オブ・ソウルズ」のワールドマップ中、最北の海に浮かぶ禁断の島「メ・リフェ島」に、少女たちは足を踏み入れる。そこで待つモノ。そこで待つ人。世界の仕組みが、ここを起点に根本から組み変わる―― リアルとバーチャルの境界線で展開する、孤独な少女たちのファンタジー。【以下は、結末までのネタバレを含みます。一般の読者の方は、この先は読まずに本編にお進みください!】 死んだ姉から届いたメッセ―ジを頼りに、少女カナナ(16)はフルダイブRPG「ロード・オブ・ソウルズ」のマップ中の海に浮かぶメ・リフェ島を目指す。島への船が出る城塞都市で、カナナはアーチャー少女のリリアと出会う。リリアも、死んだはずの弟からのメッセージを頼りに同じ島に渡ろうとしている。二人が到着した島はグマ帝国兵の侵攻を受けており、各所で戦闘が発生中。帝国兵の攻撃からひとりの「人形」を救ったカナナは、兵士らの追撃で窮地に立つ。そこに現れた武闘家少女「ヤンカ・ヤンカ」が敵兵を瞬殺、カナナを助ける。ログアウト不可のその島で、カナナとリリアは、人形の少年・シーマの案内で島の中央「工房都市ウトマ」に避難。シーマの姉・エルナが出迎える。この街に暮らす人形たちはすべて、リアル世界ですでに死んだ子供たち。彼らは島の主・フォーの力でここに転生した。入島照会コードを手掛かりに、姉との面会にのぞむカナナ。現われたのは、武闘家少女のヤンカ・ヤンカ。リアル世界で自ら命を絶った姉は、転生先のこの島で「島守り」の立場で戦いに明け暮れていた。二人はリアル世界での思い出や、自殺の理由を率直に語り合う。一方リリアには、フォーから、直接会って話したいとの申し出が届く。島の北部の「フォーの聖所」に移動し、リリアはフォーと面会する。フォーは、生と死のはざまで死者に干渉する力を備えた少女だ。リリアの弟は確かに島に転生したが、ここ数日の島内の戦闘で再び命を落としていた。フォーのはからいで、リリアは次世界に移行しつつある弟の魂と短時間の会話を交わす。その後、カナナとリリアは小舟を使って島を出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 13:57:27
97889文字
会話率:48%
育ての親の遺品であるブローチから現れたのは、獣の耳と尻尾を持つ全裸の美青年だった。孤独な少女は不思議な美青年とであう。そして自分の不思議な力とも向かい合うことになりー。 無自覚イチャイチャラブコメ。 お人好しな少女と常識外れの美青年による日
常をお届けします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 19:50:49
4904文字
会話率:12%
家族との関係に悩む孤独な少女百合奈は、家族旅行で出向いた高原の森で、圭と名乗る少年と運命的な出会いをする。
それから3年間、毎年夏の夜に百合奈と圭は森で会って話した。
2人の交流は続いていたが、4年目の夏の夜、圭は『君の事を絶対忘れな
い』と言って、百合奈の前から消えた。
文字通り、目の前から忽然と消えた。
本来ならパニックになりそうなところを、百合奈は何故か、ああ、帰ってしまったのね、と受け入れた。
あり得ないような現象をどうして受け入れたのかわからない。しかし握りしめていた胸元の石がほんのりと熱を持っていることに、百合奈は気がついていた。
実は圭は膨大な魔力を使って時空を超えてやってきた異世界人だった。
一方、百合奈にも秘密があり、百合奈は自分自身を救うために、時空を超える決心をするのだった。
全5話予定です。
*
異世界転移がメインの話ですが、設定はゆるゆるです。
結果的に異世界転生になります。
異世界ではありませんが、生まれ変わりの記憶持ちが出てきます。
魔力を溜めて異世界へ渡る原動力にしたりしますが、そこら辺は本当にゆるい設定なので、軽い気持ちでお読みいただけると幸いです。
自死やナイフで刺されたりと、センシティブな表現が出てきます。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 21:00:00
26758文字
会話率:27%