叔父大好きヒロイン(二〇歳無職)とヴードゥーの精霊バロン・サムディ、男子高校生(金髪)とちびっこデュラハン、大食い男子大学生(眼鏡)と喋るカラスが、中高生ばかりを狙う殺人ピエロの化け物に立ち向かう物語。
K県磨陣(まじん)市では、健
康状態に何ら問題のない中高生が、睡眠中に突然悲鳴を上げたり苦しみ出し、そのまま死に至るという不可解な出来事が多発していた。
「その身に危険が迫ったら、サムディを呼び出すんだ」
最愛の叔父・綾鷹(あやたか)がそう言い残して自分の元を去ってから、道脇茶織(みちわきさおり)は不貞腐れていた。
手元に残されたのは、綾鷹が所持していた、何かの骨で作られた十字架。嘘か真か、ヴードゥーの精霊バロン・サムディを召喚出来るのだという。
ある日茶織は、カフェで不気味なピエロを目撃する。幻覚かと思いきや、ピエロは帰宅した茶織の前にも現れ、襲い掛かってきた。
茶織の声に応えるように現れたのは、夜の闇のように黒いボロボロの山高帽と燕尾服を纏い、皺が刻まれた真っ白な顔にサングラスを掛け、杖を手にした男──バロン・サムディだった……。
※暴力・残酷描写あり。
※他投稿サイトでも公開しております。
※矛盾点や誤字脱字、その他変更すべきだと判断した部分は、気付き次第予告・報告なく修正しますのでご了承ください。
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参考文献(敬称略)
佐藤文則『ダンシング・ヴードゥー ハイチを彩る精霊たち』(凱風社)
檀原照和『ヴードゥー大全 アフロ民俗の世界』(夏目書房)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 23:05:40
4229文字
会話率:53%
あるところに一人の復讐者がいた。復讐者は仇を全て討った後、死刑にされてしまう。
刑を受け入れた復讐者だったが、気が付けば妙な場所に立っていた。死に行く間の幻覚だと思った彼だったが、それに付き合った彼は薄れ行く意識の中でハッキリと聞いた
。
『WELCOME TO HELL!』と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 00:00:00
1822739文字
会話率:44%
ベネディクト王国の辺境の街マリスに住む、子爵令嬢クエル=ガーランドはある日、高熱を出し倒れてしまう。
その際、自分が邪神によって世界のバランスを保つために、悪の救世主として異世界から転生させられたことを思い出す。
だが、元々の気弱な性格と、
優しい母やメイドと暮らす中で悪としての使命を放棄していた。
そんな平穏な暮らしが、ある日、崩れ去る。
貴族である母に恨みを持つ、犯罪組織に誘拐されてしまうクエル。
囚われたクエルは、そこで魔薬を打たれ、媚薬漬けにされてしまう。
その後、救助されたクエルだが媚魔薬中毒者にされてしまい純潔も失ってしまった。
魔薬の禁断症状・幻覚・幻聴に加え、媚薬漬けにされた後遺症により身体は淫らに作り変えられ日常生活を送れなくなってしまう。
更にクエルは自身の出生の秘密を知り、逃れられない運命を悟った彼女は次第に悪女へと豹変していく。
※本作品中には性的事項が含まれます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:20:12
92250文字
会話率:39%
◇
突然人の頭上に数字が表示されたら、皆は何を想像するだろう。
ある人は集団幻覚をまず訴えた。ある人はそれは努力の数字だと怖がる子供をあやした。ある人はそれは才能の数だという説を提唱した。
それから数十年、未だに真相は明らかになっていない
けど……確実に言えることが一つある。
その数字が『0』の人間に、存在価値はないということだ。人間というものは、数字は高ければ高い方がいいと思いがちなんだそうな。
レベルゼロである主人公は周囲から馬鹿にされていた。それでも冒険者になる夢を捨てられず、己の肉体を鍛え続けてきた。
冒険者育成学校の中でも最底辺、そんなある日、こんな声が聞こえてきた。
『――アチーブメント・陰を極めし者を獲得しました』
アチーブメント? なんだそれは?
その瞬間、謎の魔物たちを率いた魔族がやってきて、こう告げる。
「これより、人間狩りを始める」
魔族が連れてきたのは魔大陸の深部にしかいないような強敵ばかりだった。
立ち向かう人類。または蹂躙される人類。
「む、無理だ……こんなの、勇者か何かの仕事じゃないか!」
だが奇妙だ。主人公だけは襲われない。誰もが横を素通りしていって存在自体が消えてしまったかのようだ。しかし、そんな好機を逃すわけにはいかない。
主人公は魔物の背後から一刺しし、殺す。いとも容易かった。
防御力も攻撃力も無視した一撃とは、これほど恐ろしいとは。
「俺にだって、できることはあるんだ……」
そんな作業を繰り返し、ついに魔物を殺しきる。
『――アチーブメント・魔の天敵を獲得しました』
「この世界にそれが必要なら……俺が、勇者になる」
◇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:18:59
8190文字
会話率:45%
2017年末から2018年夏までに囚われている私たちへ、強めの幻覚を贈る。
Vファンおじさんは死んだ! ところが悪魔がやってきて人生やり直しの機会を? でも特にやり直したいことはない。いや、ひとつだけ――もっとVtuberのてぇてぇが
見たかった。それならいっそ、自分がVtuberの親分になればいいのでは?
ちょっとのチートを使って目指すは世界初のVtuber。ところでなんで女の子になったんですかね? おじさん、男の子だよ?
※本編完結済み。番外編不定期更新中。
※前提※
すべてのVtuberが大好きで、それを支えるすべての技術者に敬意を表します。現実には勝てないことは重々承知です。この物語に実在のVtuberは出てきません。
2020/11/12 タイの方によるタイ語翻訳版の連載が開始しました。Dek-Dというサイトで公開されています。URLは以下になります。
https://writer.dek-d.com/nijimedaka440/writer/view.php?id=2161350
訳者連絡先:https://twitter.com/nijimedaka440 nijimedaka440@tutanota.com折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 22:39:36
854626文字
会話率:60%
ある日私は、栄螺を拾った。
本当にダメになった時に私が見た幻覚です。
頭がおかしくなりました。今もきっとおかしいですが、せまいワンルームで一人、なんとか生きています。
最終更新:2025-05-09 03:48:50
31230文字
会話率:29%
この小説は東方project(原作:上海アリス幻樂団 様)の二次創作です。
射命丸が霊夢のことを昔から一方的に観測していたようなセリフとか、妖怪の山のお偉いさんたちの間で「妖怪の山で霊夢のことを一番知っているのはあいつ」と認知されているよ
うなセリフが私の情緒を狂わせ幻覚に火をつけたんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 19:46:33
7844文字
会話率:50%
短編ラブコメ【彼は「使ったら死ぬから使うなよ系の力」をすぐ使うので、私たちはあの馬鹿野郎を全力で拘束します。】の続編です。
「次に変身したら死ぬ」
そう宣告されたスーパーヒーローが、またまた懲りずに地球を救おうと走り出す!!
そんなヒーロ
ーを止めるために立ち上がる幼馴染の闘いが、再び!!
「ッ!? 何で君は全裸なんだ!?」
「今回の発明品は【私の事が好きな奴にだけ私が全裸になっている幻覚を見せるフェロモンを出せるようになる薬】よ!! 実際は脱いでいないから何も恥ずかしくない!!」
「!!!??!?!」
「今あんたは、私が全裸に見えるって言ったわね?」
「そ、それは……いや、その……」
「私が全裸に見えるって言えェェェ!!」
……なんか目的が変わってない?
まぁそれはそれとして
ヒーローと幼馴染、正義の心と愛の心が衝突する!!
ヒーロー拘束系ハイテンション・ラブコメディ第二弾!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-25 18:28:34
8245文字
会話率:36%
赤羽の喧騒の中で異変は静かに始まっていた。
異臭が街に広がると、人々は次々と倒れ、救急車のサイレンが鳴り響く。
異臭騒ぎの中で意識を失った長瀬良治は、気づけば病院の一室にいた。だが、そこはただの病室ではなかった。異常な静寂、微かに聞こえる囁
き、不自然に揺らぐ影——まるで現実が少しずつ侵食されているかのようだった。
同じ被害者たちも次々と異常を訴え、やがて「それ」が現れる。
声なき存在は長瀬に語りかける。「選べ」と。
果たして、彼が目にしたものは幻覚なのか、それともこの世界の境界が崩れ始めた証なのか——
消えた被害者、歪む空間、囁きの正体。そして、向こう側に続く扉はもう開かれている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 12:00:00
15954文字
会話率:16%
“人生に代えても欲しいものがある”。
それは例えば、今いる場所から逃げること。不遇な生涯のやり直し。生まれなおしてでも逢いたいひと――
強い願いが鬼化を招く現代。異類対策本部北支部に配属された少年は、双子の妹に会いたいのだと言った。『どんな
手段を使ってでも』。
(注意書)先に立たない後悔、人間性の不確かさ、すこしふしぎ(異能)
※2020/09/19//1~3章(現代編)完結しました。
4章と称した過去編を執筆予定ですが、スピンオフ……? 独立した章完結モノですので別ブックで作成いたします。公開の際は「あわいのかたり」シリーズでまとめます。ご縁がありましたらよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 20:08:44
384852文字
会話率:38%
高校生・伊零(いれい)は、いつもと変わらぬ日常を生きていた。
……あの日、白い大衣を纏った男に出会うまでは。
「これ……前にも、あった?」
突然襲った強烈な既視感。過去の記憶か、夢の残滓か、それとも——。
男の姿を見た瞬間、現実が少
しずつ崩れ始める。時間、記憶、世界。すべてに“ズレ”が生じていく中、伊零は気づき始める。
これは偶然でも、幻覚でもない。
この世界には、最初から「仕組まれた何か」が存在するのだと——。
現実と非現実の狭間を描く、タイムループ×記憶ミステリー。
これは、世界を“リスタート”する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 07:42:27
5161文字
会話率:50%
彼女の幻覚に、僕は手を伸ばす
キーワード:
最終更新:2025-04-28 12:58:49
1055文字
会話率:25%
古城の「氷の悪徳令嬢」と呼ばれたアドリアーナ・フォン・ヴェルデン。
十五歳の春、政略結婚の陰謀によって家門の汚名を着せられ、すべてを失った彼女は、深紅の薔薇を棘ごと引き抜き、復讐の炎に身を焦がす。策略と幻覚薬で貴族たちを追い詰める日々を送る
中、胸の奥底には幼馴染ルーカスへの想いと、失われたかつての無垢な笑顔への後悔が凍りついていた。
ある晩、凍てつく薔薇園にひとつだけ残った蕾が囁く。「真実は、氷を溶かす」――その声を頼りに、アドリアーナはルーカスとの再会を決意する。凍りついた心に触れたのは、長年抱えた痛みと償いの涙。やがて運命は二人を邂逅させるが、幸福は束の間──崩れ落ちる蔦の支柱が二人を引き裂く。
戦慄と深い悲哀の中、凍える薔薇の庭園には、最後の一輪の薔薇と「永遠の微笑み」だけが静かに咲き続ける。
これは、悪徳令嬢となり果てた少女が、復讐と赦しの狭間で最後に見つけた真実の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 00:37:35
1364文字
会話率:14%
深夜、海沿いの駐車場に車を停めた「おれ」は、人知れず地下に存在する違法なアンダーグラウンドスペースへと足を踏み入れる。
そこは、MARIAという名のドラッグに浸る者たちが集う異世界。
鬱屈とした現実から逃れるように、主人公は煙に身を委ね、孤
独な魂たちと無言の交感を重ねる。
中でも若く美しい少女との接触は、彼に一時の陶酔と奇妙な親密さをもたらすが、やがて彼女の顔が亡き恋人・紗季に変わり、幻覚が現実を侵す。
紗季の命日にこの幻を見るという皮肉に打ちのめされ、主人公は逃げるように夜の海へと向かう。
濃いニコチンの煙を吸い込みながら、彼は静かに己の喪失と絶望を噛み締める。
海へ投げ捨てたタバコの火が消えるように、人の命もまた儚いものだと悟りながら――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 19:43:10
3744文字
会話率:3%
海洋生物学者K博士は、突如として謎の政府機関から招集され、「マンダラ計画」という国際深海掘削プロジェクトに参加させられる。太平洋上の海洋研究施設「ヴァースキ」で、K博士は「アムリタ」と呼ばれる未知のエネルギー源の採掘に関わることになるが、そ
の正体や目的について完全な説明を受けることはない。同僚のL博士が突然失踪し、K博士はアムリタのサンプルを偶然発見する。それを見つめると奇妙な幻覚や記憶が浮かび、掘削が進むにつれて科学者たちは皆、奇妙な夢を見るようになる。海底から初めての「発見物」が引き上げられ、K博士は徐々に施設内の不可解な現象に気づきながらも、自分の精神状態を疑い始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 13:23:58
6365文字
会話率:0%
エリスのもとに届いた、差出人不明の手紙。
「湖の底にある部屋で、待ってる」と記されたその言葉に導かれ、彼女は奇妙な旅へと出る。
逆さに吊られた車掌、複数の自分、水中を走る列車、そして顔のない女。現実と記憶が溶け合い、過去の影が形を変えて現れ
る。
彼女を待っていたのは、誰だったのか。
水に濡れた靴、十二を指さない時計、瓶詰めの記憶——すべては「問い」のかたちを変えるための装置だった。
エリスが辿り着いた真実とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 16:16:52
1526文字
会話率:25%
主人公は会社勤めの男。
日常の鬱屈と刺激を求め、いつしかパチンコ『CR海底物語』に没頭するようになる。
台の演出として登場する魚群を目にした瞬間、脳が震えるほどの快感が走り、次第にその幻影に取り憑かれていく。
仕事も仲間との付き合いも顧み
ず、飲み会のために集金した金ですら魚群を追い求めて注ぎ込んでしまう主人公。
やがて彼の視界には、どんな場所にも魚群の影がちらつくようになる。
深海をのぞき込むような不気味な圧迫感が日増しに強まり、現実と幻覚の境界があやふやになっていく。
ついに借金までしてしまうほどの執着の果て、彼が店の奥で見たものは――まるで深海の底からこちらをうかがうかのような、異形の魚たちの群れだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 01:13:16
3887文字
会話率:6%
町外れの花街では、美しい幻の罠に酔わされる人々が後を絶たず、雪山には“魔女の呪い”で遭難者が絶えないという。
これらの噂の裏には、旅する幻影魔術師サイラスの存在があった。
孤児時代に手にした秘術書によって開花した才能は、光や音を自在に操り、
人々の恐怖や歓声を等しく生み出す。
彼の目的は金でも名声でもなく、ただ「怯えた顔と喜びの絶頂」を同時に見ること。
落とし穴や猛獣の幻を仕掛け、周囲を翻弄しては満足げに姿を消す。
やがて旅芸人の舞台にも関わったサイラスの手によって、ショーは狂騒と歓喜を同時に迎える。
恐怖と快感がないまぜになったその光景の先に、人々は彼の真意を見抜けるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 20:46:53
19007文字
会話率:15%
三人の女が寝取られて、自ら進んで凌辱されまくりボロボロになった後、魅了のスキルで女達を好き放題した勇者が、反王政派の活動家に曖昧宿で刺され、あっけなく死にます。
正気に還ったドロシー、ステラ、エリスの三人は、自分達の犯した罪の深さと、
愛した幼馴染の想い人を筆舌に尽くし難い方法で裏切り、取り返しのつかない穢れにまみれてしまった自分達に気が付き、蒼白となります。
錯乱した挙句、もう、心も身体も廃人レベル確定です。輪を掛けるようにして、勇者亡き後の“剣帝”、”賢者”、”聖女”の地位を剥奪され、王宮を追放されます。
頭、脳天パーだった勇者チームの女達は、初めて人民から深く疎まれていたことを知りますが、国中から総スカンを喰らっていた彼女らは、居場所を追われ、石を投げられて彷徨います。
国中を逃げ惑い、絶望の淵に死ぬことも試みますが、ただの意気地なしの彼女達には、ためらい傷が増えていくばかりでした……
ときには這松も生えない高山を超えて、足をくじき、ときには水場が無い熱砂の砂漠に、脱水症状で幻覚を見る。街の裏通りに隠れひそめば痰壷の中身を掛けられ、犬の糞を投げ付けられる。
従者としてのスキルを全て失ったドロシーは解離性記憶障害と原因不明の疥癬に悩まされ、ステラは重度のアルコール依存症に、エリスはショックのあまり失語症になった後、幼児退行を起こしてしまいます。
絵に描いたような不幸のドン底状態。もう、これ以下は無いというところまで追い詰められ、後は襤褸布のように擦り切れていくだけになります。
ハードがボイルドで、ヒロイン無双するはずが、どうもスピード感と爽快感が出ません。血沸き肉躍りません。
ご都合主義オンリーでやってるのに、なかなか殺戮しないし、メソメソしてばかりです。自分で読みたい物語を作ろうと始めてはみたものの、なかなか盛り上げるのは難しいですね。
自分は、小説の作法など、これっぱかりも学んでませんので、くどい表現も多く、スマートフォーンで読まれる方とかには不向きかもしれません。
運営様にガイドライン抵触の注意を頂き、改稿しました。少なからず性描写が御座いますので、苦手な方はパスされてください。これを機会にタイトル、少し長くしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 08:51:37
1604374文字
会話率:25%
暇人の妄想か、狂人の幻覚か、常人の現実か。
とある掲示板に投稿されたスレッドをただ読むだけのお話。
主人公はこれを読んでいるあなたかも知れません。
最終更新:2025-03-31 12:00:00
68422文字
会話率:1%
33歳の誕生日を迎えたある男、久夛良木亮クタラギリョウは突然、幻覚が視えるようになった。
職歴はアルバイトと派遣社員だけ、厚生年金はおろか、国民年金もろくに払っていない。
恋人はおろか、友人もゼロ。祖母はボケていて何を言っているのかわか
らないし、父親は一階で暴れている。ちなみに、作家志望である。もちろん、目が出たためしもない。
将来への希望何て、もうこれっぽっちも残されていないような、人生どん底の男の前に現れた”幻覚”。
「ー人生を諦めるのは、まだ早いピョン♪ 久夛良木亮、今から人生を立て直すアルよ♪」
自称”マイナンバーカードの妖精”、通称”マイナ”はそんな事を言ってのけた。
ーこれは、そんなマイナと久夛良木亮が起こす人生再建の物語である。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-30 21:26:53
2137文字
会話率:18%
幻覚と幻聴、クラスの森下くんは、僕にこの症状を相談してくる。
僕は、精神科に行た。
最終更新:2025-03-26 21:45:00
4651文字
会話率:60%
業界屈指のブラック企業で、不眠不休の激務をこなし続けていた俺、羽田頼太。気がつけば、生きる意味なんて昇給と昇進しかない歪んだ生活を送っていた。そんなある日、突然俺の頭に幻聴が響く。
『お主は人間の身に余るほど働いておる、それはなぜじゃ?』
最初はただの疲労からくる幻覚だと思っていた。だが、気がつけば俺は本当の願いを……働きたくないという願いを俺は思い出した。
すると幻聴がこう言い放った。
『お主の願い通りにお主を……私の知る中で1番働いていない人間に転生させる!』
そして次に目覚めた俺は――まさかのアンデッドになっていた!?
呼吸も睡眠も不要、食事もいらない、そんな体を手に入れた俺。果たしてこの体で働かないスローライフを送れるのか!?
働かないための俺の異世界アンデッドライフが、いま幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 23:18:51
110755文字
会話率:29%