魔王を名乗る存在によって大陸の最北端にある小国が滅ぼされた。その後、魔王は世界へ宣戦布告をした。危機感を抱いた世界各国は強い者を選別し彼らに勇者の称号を与え、魔王討伐に向かわせる。しかし100年が経とうとする現在も戦いは続いていた。
あ
る日、メンバーがほぼ勇者という冒険者パーティは魔王討伐への旅に出ようとしていた。一人だけ勇者の称号を得ていなかったジークは足手まといになるからと自らパーティを抜けた。
一人となり喪失感に包まれたジークは町の公園の池をボーっと覗き込んでると奥底から少女が浮かんでくるのを見つける。
少女の正体は日本から来た異世界人だった。助けた少女から貰った丸い物体を食べ謎の力を得たジークは魔王を倒して英雄になることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 13:00:00
63428文字
会話率:44%
憧れだったゲームデザイナーへの夢に破れ、他の会社への就活を始めた由美世。文章を書くことが得意だった彼女は、第二志望だった新聞記者を目指す。
しかしその最中、最愛の母を事故で亡くしてしまう。唯一の肉親だった母と死別した由美世は、大きな喪
失感から失声症を発症してしまう。就活も頓挫し、悲嘆にくれることに。
ある日、気分転換にTVゲームのRPGで遊んでいた彼女は、ゲーム画面内の異変を察知する。魔王と思しき人物が、ディスプレイ内でこちらへ語り掛けてくるのだ。
「ユミヨ。あなたに、私の真意を世界に伝える役割を担ってほしい。この世界に来てはくれまいか?」
画面上に現れる選択肢に戸惑う由美世。震える指で「はい」を選んだ彼女の体が淡い光に包まれる。その場から消え去った彼女は、ディスプレイ内のキャラクターに転生をとげていた。
亡くなったはずの母と再会し、喜ぶ由美世。ゲーム世界の新聞社に入社した彼女は、勇者パーティに同行し魔王との邂逅を目指す。
本当の自分を取り戻すため……。由美世の心の隙間を埋める旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 07:29:57
48872文字
会話率:43%
「私を忘れてね」
ティアを愛するたびに、俺は彼女に記憶を消された。
ティアは敵だった。
隣国と長年続く戦いは『ウロボロス』と呼ばれ、なぜか俺と彼女はそれを強いられていた。
不可解なルールに、理不尽な設定。
誰も不思議に思ってい
ない状況はあきらかに変だった。
けれど俺にとってもそんなことはどうでもよかった。
記憶を消されるたびに抱く大きな喪失感のせいで、無気力な毎日を送っていたからだ。
ところが、彼女が記憶を消すのには大きな意味があって……
これは、悲惨な運命にあらがい、どこか狂気じみた愛情で結ばれる2人のお話です。
完結まで書き上げています。
毎日7時台〜8時台に1話更新予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 07:07:12
74600文字
会話率:33%
妻のカレンに浮気をされ、この世の果てにいた徳間純は、これまでに大きな挫折や喪失感を経験した事がなかった。それは裏返せば、無難な道ばかりを意図的に選んでいたという証だった。不測の事態に対応出来ない純は、所持金5万円を握りしめて、一度も訪れた事
のない土地“大阪”へと逃げ込んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 16:53:07
7459文字
会話率:59%
心にある喪失感がにらむ。
最終更新:2024-03-12 21:58:56
302文字
会話率:0%
日常をテーマとしたショートストーリー。
私たち姉妹はふたりとも心のどこかが欠落していて、何かが足りないのよね、まるで体の一部が損なわれているみたいに…
最終更新:2024-03-01 12:29:22
983文字
会話率:0%
日常をテーマとしたショートストーリー。
なんとか生き残ろうと必死だったビリー。
心の片隅に、常に喪失感を抱えた僕。
出会いと別れは、いつも突然に訪れる…
最終更新:2024-02-09 03:50:31
1076文字
会話率:0%
主人公 天城颯 (あまぎ はやて)は実は異世界転移者であり、世界を救った英雄の1人だった。
しかし、その裏には大事な人を失なった喪失感、貴族や王族から迫られる生活に嫌気が差した彼らは現実世界に帰還したが、世界には異世界にしかいなかったはずの
魔物が出現していた。
力を隠しながら、今度は現実世界を救うと決めた颯。
みんなを救うヒーローに憧れ、1度は挫折した英雄が立ち上がる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 12:33:01
1683文字
会話率:24%
「カクヨム」のヌードモデルをテーマにした自主企画向けに書き下ろしたものの転載です。
美術部に所属している僕、「竹内大護(たけうちだいご)」の部屋を、幼馴染の「杉里穂波(すぎさとほなみ)」が約半年ぶりに訪れた。
以前は何度かヌードデッサンを
描かせてもらっていたのだけれど、穂波に彼氏ができて以来、遠ざかっていたのだ。
彼氏とは別れたという穂波。久しぶりに見る彼女の裸体は、以前とは違って見えて……。
※ヒロインは他の男性と経験済みです。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 20:00:00
5191文字
会話率:30%
たまに夢を見る。
駅の改札から逃げ惑う人々。
" 〇〇が無事で "
私の腕の中でどんどん冷たくなっていくーー。
" 本当によかったぁ "
ーーの腹部から流れ出る血。私はハンカチで力一杯
抑える。だけど、止まらない。
" ずっと怖くて言えなかった "
寒い時に握るとカイロの代わりになって暖かいーーの手。今は信じられないほど冷たいーーの手が出血部を抑える私の手を握った。
" おれはずっとお前のことが "
その夢を見た後は酷い喪失感に苛まれる。それはまるで、大切な何かを忘れてしまったような感覚。
それでも、
「かーわーいーいー!どの服もミリアたんにピッタリ!端から端、みんなちょうだい!」
という騒がしい父に、
「あははは!今日も寝坊したんだって!お嬢様!」
「ま、俺たちは昨日の夜から今まで飲んだくれてるんだけどな!」
「よっ!人でなしー!」
「ちげぇねぇ!ぎゃははは!」
毎日飲んだくれる領民達に囲まれて幸せな日々を送ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 20:03:08
24021文字
会話率:39%
鹿島 海は海の底に引きずり込まれるような喪失感に苦しんでいた。
崖っぷちに立たされ、彼女は橋から身を投げ出した。ところが、意識を取り戻した彼女は湖畔にいた。 そこで出会った自称女神によって、彼女は異世界に送られることとなった。
そして、
自称女神は無理やり彼女に黒幕を倒すという目標を与えた。
果たして、海は黒幕を見つけ出し、倒すことができるのか?
自分のココロと向き合う異世界生活。
今、彼女の新しい冒険が始まろうとしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 23:43:18
5368文字
会話率:85%
大学受験を乗り越えた高校三年生の青年『相模 型太(さがみ けいた)』。
無事志望大学に合格し、受験勉強のため封印していた幼少からの趣味、プラモデル作りを再開した。
しかし、長い間押さえていた衝動が爆発し、型太は不眠不休で作業に没頭してし
まう。
気付けば体力を使い果たし、型太は椅子から立ち上がると同時に気を失ってしまう。
やがて型太が目を覚さますと、そこは見知らぬ土地だった。
アニメやマンガ関連の造形が深い型太は、自分は異世界転生したのだと悟る。
もうプラモデルを作ることができなくなるという喪失感はあるものの、それよりもこの異世界でどんな冒険が待ちわびているのだろうと、型太は胸を躍らせる。
しかし自分のステータスを確認すると、能力値は最低ランクで、スキルはたったのひとつだけ。
それも、『モデラー』という謎のスキルだった。
竜が空を飛んでいるような剣と魔法の世界で、どう考えても生き延びることが出来なさそうな能力に型太は絶望する。
しかし、意外なところで型太の持つ謎スキルと、プラモデルの製作技術が役に立つとは、この時はまだ知るよしもなかった。
これは、異世界で趣味を満喫しながら無双してしまう男の物語である。
※全体的にゆったりと話が進行しますのでご了承ください。
※この作品はアルファポリス様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 22:42:28
270499文字
会話率:39%
「……私はただ、貴方を救いたかっただけだったのに」
魂に刻まれた宿命と罪に、一人の男が溺れてゆく。
竜や精霊、魔物が棲む世界。その大陸の一つに存在する国・アルヒ王国に暮らす騎士カシェ・ファーガスは、類稀なる魔法の才を持っていた。領地経営、
人間関係、縁談。ありふれた問題に頭を悩ませる、ただの平凡な伯爵である……はずだった。
父の死に関する事件、突然現れた義兄弟、魔王討伐——。様々な問題や面倒事がカシェの身に降りかかり、否応なしに渦中へと放り込まれる。
生来苛まれる、身を裂くような喪失感と焦燥感。その真因に触れた時、彼が想い、選び取ったものは──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 21:29:53
268332文字
会話率:51%
卒業式前日
彼女が死んだ
何日が立ったのだろうか、もう泣き疲れてしまった。
今日もただ喪失感に襲われながら消化していくだけの日々。
いま私の記憶の中にあるのは今見えている天井の小さなシミだけ、食事はどうやってしているのか自分でもわからない
。
ただ、ただただただただただ ひとつだけ望むとしたのなら
またあの日々に戻りたい
運命に翻弄された二人の高校生が送る、やり直しの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 00:47:01
1328文字
会話率:9%
妻の葬儀だ。私は長年連れ添った彼女の喪失感に溺れていたが、ある家族との交流で救われた。そして、私の嫌いあっていた娘とも。
最終更新:2023-04-25 09:13:16
2910文字
会話率:67%
パーティーでお荷物扱いされていたトールは、とうとう勇者にクビを宣告されてしまう。最愛の恋人も寝取られ、居場所がどこにもないことを悟った彼は、一人喪失感を抱いたまま街を出ることにした。だが、実は彼は世界を揺るがす超レアスキル【経験値貯蓄】の所
有者だったのだ。勇者も超える力を手に入れたトールは、傷心の旅も兼ねてのんびり世界を回ることにした。
一方、追放した勇者達はなぜか次々と活躍の機会を奪われ、次第にどん底へと追い詰められていく。
オーバーラップノベルス様より第②巻4月25日に発売予定!
Webデンプレコミックにてコミカライズ開始しました。
※旧タイトル:勇者に恋人を寝取られ追放されたが、『経験値貯蓄』スキルが壊れてレベル300になったのでのんびり傷心旅行でもしようかと思ってます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 19:00:00
757571文字
会話率:38%
愛するジルベルトを妹に奪われ婚約破棄されたセレシアは、父からもいわれのない横領や使用人達への迫害を責められ、それを理由に家を追い出されてしまった。
妻を失ったショックから仕事をしなくなり、妹を甘やかす事で己の喪失感を埋める父。
そんな父の
甘やかしのせいで我が儘がエスカレートしてく愛を知らない妹のミーシャ。
そんな彼らに対してセレシアは何を思うのか……
天国の愛する母を想いセレシアは二通の手紙を書く――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 23:07:16
4800文字
会話率:20%
「人生やり直したいなーって思うことない?」
高校からの帰り道、悠は幼馴染の莉生と他愛もない話をしながら歩いていた。
二人にとって、それはずっと昔から変わらない日常だった。けれども、ふとした拍子に全てが変わってしまった。
そして悠に残ったのは
、大きな喪失感だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 08:00:00
2839文字
会話率:38%
暗闇の中で誕生した獣は生まれたと同時に持っていた喪失感に慄いていた。
この喪失感の理由は分かっている。
独力で誕生した獣は強い殺意を抱いて立っている。
「「「我らは転生者に宿るはずだった肉体を奪われた!!!」」」
獣の咆哮が生まれ落ちた森の
奥で轟いている。
「「「「「殺せ、全ての転生者を!!!!!」」」」」
獣は転生者を求めて森を出た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 21:00:00
524928文字
会話率:40%
悲しい。
こんなとき、いつも涙はおせっかいをやく。
最終更新:2022-11-02 07:00:00
309文字
会話率:0%
火薬庫に落ちた火種が燃え盛り、世界の政治も国境線も変えてしまった。四年間に及ぶ初の世界規模の戦争は立ち上がれなくなるまで疲弊することで終わり、世界は平和になるはずだった。しかしそれは二十年の"停戦"にしかならず、世界は
二度目の大戦を迎えていた。
燃える街、拡大する戦線、増大する死傷者。そして拭いきれない喪失感と涙。
先の大戦の敗北から周辺国家を敵にし、世界の覇者として君臨する軍事国家--軍国の兵士として戦う独立特殊大隊の一等兵『錆ウサギ』。
だがある日、血と泥の極寒の戦場から戻った前線帰りの新兵の彼に与えられたのは戦争からかけ離れた平和の花園で過ごす"お嬢様の護衛"だった!
世界の人々に悲嘆を撒いた残酷な戦乱の時代にも恋に勉強、部活に委員会で憩いの一時を。
人を殺め続けた男の娘軍人と学園に守られた籠の中の癖ありお嬢様たちの学園生活が始まる。
「でも、忘れてはいけないよ。世界は戦争しているということを」
「私の手は汚れてますよ」
「私は好きです」
「あいつだけは赦さない、絶対に」
「遊ぼうよ、せーんぱい」
「私を愛して、お兄ちゃん」
「私たちどうなっちゃうのかな」
「それでも私は、あなたを守り抜きます」
「たとえ軍国が負けても、君が隣で笑ってくれるなら私は幸せだよ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 11:00:00
254708文字
会話率:51%