舞台は中世から近世へ移り替わりつつある剣と魔法の国「ノヒン」突然転移してきた青年が勇者として魔王を倒すべく新たな一歩を踏み出す。
この物語はプロローグにすぎない。
最終更新:2025-07-21 04:05:13
156190文字
会話率:65%
舞台は中世ヨーロッパ風の異世界。
配属されたばかりの新任将校マケランは、いきなり籠城戦の指揮をとることになってしまった。
すべての騎士が、共和国軍の奇襲によって殺されてしまったからだ。
城を攻囲する共和国軍の兵力は1万人。
対する守備側
の兵力は300人。しかもその全員が「女」だ。
彼女たちの生死は、俺が握っている……!
初めはやる気のなかったマケランだが、絶望的な状況に追い込まれたことで指揮官として目覚めた。
士官学校時代、その天才的な戦術眼と冷静さで「黒蛇」と呼ばれていた彼は、的確な指揮によって共和国軍の攻撃をすべて防いでいく。
女性兵士たちの絶大な信頼も得たが、それでも不利は変わらない。
なぜなら共和国軍には、人知を超えた力を持つ「魔法使い」がいるのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 10:35:08
175958文字
会話率:53%
......『異世界』......それは、人々が剣に盾、槍や、魔法の杖を手に取り、魔王軍の魔物と激戦を繰り広げる世界......
というのは、あくまでも『その一』の話。
今作の主人公が転生したのは、『異世界その二』。
そこは、人
と未確認生物が共存する世界。
現実的な異世界へとおもむいた主人公は、まず衣食住を確保することを目指す。
そんな時、不思議な雰囲気を持つ、背丈の小さめな少女に出会う.........
※舞台は中世ヨーロッパ的な異世界ではありません。
※超不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 16:02:54
905195文字
会話率:38%
人との縁を通して、巡る魂の成長を描いた物語
舞台は中世ヨーロッパのフランス 百年戦争時代
最終更新:2025-07-15 20:31:34
62171文字
会話率:28%
舞台は中世ヨーロッパ風。
口も性格も悪くい少年がひょんな事から聖剣を抜いてしまう。
聖剣から魔王を倒す使命を課せられた少年だが、自分の事しか考えていない彼は、果たして聖剣の力で魔王を倒すのか、それとも私利私欲を満たそうとするのか・・・。
キーワード:
最終更新:2025-06-26 13:11:02
28893文字
会話率:50%
舞台は中世風ファンタジー。
この世界には生まれつき『魔力』を持つものがおり、
彼らは魔導士として高い地位を得ることができる。
基本的には魔力を持つものは貴族にしか生まれないが、
主人公の『ラウル』は平民ながら類まれな魔力を持っており、
貴族のレクター達からいじめられていた。
そんな彼に普段から優しく接してくれる弱小貴族の幼馴染。
彼女の名前は『トリア』。
彼女は100年に一度隔世遺伝するサキュバスの血を引いており、18歳に達すると、
相手の魔力を奪い、自分の魔力を永続的に高める「※レベルドレイン」が可能になる種族であった。
(※魔力は才能のようなもののため、一度奪われたら元に戻らない)
そんな彼女もまた周囲からいじめを受けており、
ラウルとトリアはお互いに支え合って学園生活を過ごしていた。
ラウルもトリアも互いを恋愛相手として意識していたが、
ラウル側は、
「自分の魔力が目当てだから、彼女は優しくしてくれているだけなんだ」
と解釈し、トリア側も
「レベルドレインをされるのが怖いから、彼は優しくしてくれているだけなんだ」
と解釈していたため、関係は進展せず、
それでも二人は「つかの間の青春」を大事に過ごしていた。
そんな二人と、彼らをいじめる者たちが織り成す、
少し切ない両片思いのラブストーリー。
カクヨム・アルファポリスでも掲載しております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 08:20:00
64585文字
会話率:40%
舞台は中世風ファンタジー。
主人公の『サラ』は元の世界ではマーケティング会社に勤務していた優秀な女性だったが、
上司に才能を疎まれたことで雑務を大量に振られ、その疲労によって事故に遭い異世界に転移する。
転移先では帝国の将軍「テイラ
ー」と呼ばれる男に助けられ、
市民権を得るために婚約してもらうなど、様々な便宜を図ってもらい生活する。
だが、最初のうちは優しかったテイラーだったが、サラが元の世界での才能を発揮しだすと、
やはり嫉妬するようになり、簡単な仕事しか割り振らなくなる。
それでも拾ってもらった恩もあり我慢していたサラ。
だがそんなある日、彼が犯した横領の罪を擦り付けられ、
離婚されたうえで城を退職させられる。
だが、これによってサラは逆に、
「やっと本気で『現代社会で身に着けたマーケティングスキル』を活かしたスローライフができる!」
と考えて、住み込みで働きだした道具屋で頭角を現し、
バンダナが似合う店主のアデルと、その可愛い妹ルチナと一緒に店を繁盛させる。
自分のスキルを活かしながら、念願のスローライフを送るサラ。
だが、そんなある日彼女は、謝肉祭の日にベルトランという男と出会い、騒ぎに巻き込まれていく。
カクヨム・アルファポリスでも掲載しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 16:00:00
59959文字
会話率:42%
フィクションで出てくる
「世間知らずのお嬢様を陥れ、その後復讐される『ざまぁ担当の男たち』」が、
復讐するまでもないほどの、底の抜けたレベルのクルクルパーばかりだったら……
という、何も考えずに読めるドタバタ・ラブコメファンタジー。
舞台は中世風ファンタジー。
ヒロインの女子高校生『アンジュ』は、ある日異世界に転移した。
だが、彼女は『いかにも悪役令嬢』といった釣り目な容姿はそのままに、
チート能力は愚か『レベルアップ』もできない、無力な少女のままだった。
加えて、転移前は家庭も比較的裕福で苦労知らずで育ったため、
「怖そうな見かけに反して、人の悪意についてまったく知らない世間知らずのお嬢様」
であった。
当然、そんな世界に来たら周りは彼女を食い物にしようとする。
その中には『現代知識』を豊富に持つ転移者や転生者たちも含まれていた。
……しかし、彼らは知らなかった。
この異世界に住む男性は転移者も含め、どいつもこいつも『アホの子』ばかりだということに。
そして「現代知識など、基礎技術も基礎インフラも整ってない異世界では、クソの役にも立たない」ということに。
そしてアンジュが剣も魔法も使えず、レベルも上がらない理由は、
「あまりに、この世界の男たちがバカなので、少しでも公平を保つために彼女に神が与えたハンデ」
であることに。
実際に彼らは、アンジュが何もすることなく勝手に自滅を繰り返していき、没落していく。
一方で、彼らの自滅によって、どんどん成りあがっていくアンジュ。
更に彼女の天然ボケな性格と『悪役令嬢っぽい見た目』が悪い方向にかみ合ったせいで、
「あの女は男たちを惑わし破滅させる、得体のしれないチート能力を持つ、最凶の悪役令嬢だ」
と、あらぬ誤解を受けていくことになる。
だが、極楽とんぼの彼女はそんなこともつゆ知らず、
「この世界の男性はみんな親切な人ばかりで、毎日が楽しい」
と、彼らの悪意に気づくことすらなく、お気楽に過ごしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 20:47:56
85881文字
会話率:48%
魔法が存在するファンタジー世界。ロジッカード国の王都に住む女研究者、ブラジェナは夢で「バレンタイン」と言う行事を見た。その夢について騎士、ジーノに話をした。そこから騒動に巻き込まれることに!
ツンデレ女研究者と紳士的な騎士の恋愛・フ
ァンタジー物です。魔法が登場します。時代・舞台は中世の西洋物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 22:10:18
58342文字
会話率:37%
医者である私は、手術のミスで、患者の家族から恨みを買い車にひき殺され、転生した。
一度目の転生の舞台は中世ヨーロッパで、女性だった。もともと私も女性なので扱いやすい、でも一度目でよくわからなかったので、なんか馬車にひき殺されて死んだ。
そん
で、また転生して、今度は日本風な舞台で江戸時代末期から昭和初期くらいで、医者としての知識を活用して、頑張ってたんだけど、左右確認を怠って機関車にひき殺され…あれ?なんかひき殺されすぎじゃね?
まぁその話は置いておいて
今度は、未来に転生したと。そんでもって今回はどんな仕事しようかなぁ…まぁそれはタイトルから察して
兵隊になって頑張っちゃうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 11:18:52
12818文字
会話率:42%
舞台は中世ファンタジー世界のとある王国。
名門貴族の御曹司と貧しい平民の娘が結ばれた愛の実話が国民的ラブストーリーとして長く語り継がれている。
二人の間を引き裂こうと暗躍した悪役令嬢は非業の死を遂げ、世にも恐ろしい怨霊となった。
そして百年
後、その怨霊に取り憑かれた不幸な男が本編の主人公。呪いを解くため悪役令嬢ゆかりの地を訪れ、彼女の死の真相と隠された本当の想いを解き明かす。
現在連載中の長編<a href="https://ncode.syosetu.com/n7844jn/">「ハズレガチャを君に 〜 ガチャ運ゴミカス以下の俺がソシャゲ世界に転生したら最強裏技を発見したので今度こそ憧れのSSSレジェンドを手に入れる!」</a>の外伝的なお話ですが、本編を知らなくても単体で読める短編として書きました。
こちらは悪役令嬢、恋愛、ミステリー、ホラー。
本編はチート、無双、ハーレム、ギャグ。
180度方向性の違う作品ですが、気になったら本編の方もちょっと覗いてみて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 13:05:18
26974文字
会話率:51%
物語の舞台は中世ヨーロッパ風のファンタジー世界。
その世界には火、水、風、土、光、闇の6属性を元にした魔術が存在し、各属性にはそれを司るドラゴンが存在しています。
魔術にはルールがあり、『呪文を詠唱する』または 『魔方陣を使用』 しなけ
れば魔術を発現させることは出来ません。
そんな世界の大前提ともいうべきルールを破る存在が、あるとき現れました。彼らは『呪文を詠唱する』こともなく、『魔方陣を使用』することもなく魔術を使えました。
彼らは、こことは異なる世界で無念さを抱えて死んだ異世界転生者と呼ばれる存在です。彼らは、各々が抱く思いからこの世界での第二の人生を謳歌していました。
しかし、異世界転生者自身も知らないことですが、異世界転生者の使う魔術はこの世界を滅ぼしてしまうほど危険なものでした。これを危惧したドラゴンたちは、異世界転生者を抹殺することを画策しました。
この物語は、ドラゴンたちが異世界転生者を狩るために生み出した『殲滅者』と呼ばれる男と異世界転生者たちとの戦いを綴ったお話です。
殲滅者は、最初はドラゴンに提示された報酬の為、利己的な目的で異世界転生者を狩っていきます。しかし、異世界転生者との戦いやそれを取り巻く様々な人との出会いが彼を変え、そして彼に関わった人々も変わっていきます。
いつしか異世界転生者との戦いは、世界全てを巻き込む大きなものへと発展していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 20:10:03
1669435文字
会話率:45%
恋愛短編は処女作です。普段はエッセイ専門ですが、筆者なりに読んだことも書いたこともない恋愛作品などをここに(おい)。女主人公とも男主人公ともとれるお話。けっこう怒涛の展開となるので、ご都合主義な溺愛ものみたいにはなっておりません。ひょっとす
るとサスペンスか、これ? 主人公がいったい誰なのか最後まで分からないお話。舞台は中世の架空の神聖ローマ帝国風。貴族社会の裏物語とでもいっておきましょう。連載や時代小説でもないのに、なんでこんなに冗長にあらすじを書いているのかというと、それは秘密です(筆者の他作品であるエッセイを参照)。とりあえず美男、美女の挿絵(画像)が出てきます。まあまあイメージどおり、画像生成のAIで作れたので、それだけでもご覧ください。物語の最後が、まさに今から始まる壮大な物語の序章のようになっております。戦記モノになって騎士たちが戦争へと明け暮れるような展開もよし、無血クーデターを起こすトリッキーな宮廷闘争の物語にするもよし、どうとでもなりそうな結末。え、これほんとうに恋愛小説なのかって? ん、あとがきでも書いているけど筆者的には十分最高のカップルになったんじゃないかな、と思うよ(思うよ)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 20:26:38
3266文字
会話率:52%
3つの秘薬を巡る物語。
舞台は中世ヨーロッパ剣も魔法も無いが謎の薬はある!
最終更新:2024-04-19 19:54:26
1022文字
会話率:15%
「私を忘れてね」
ティアを愛するたびに、俺は彼女に記憶を消された。
ティアは敵だった。
隣国と長年続く戦いは『ウロボロス』と呼ばれ、なぜか俺と彼女はそれを強いられていた。
不可解なルールに、理不尽な設定。
誰も不思議に思ってい
ない状況はあきらかに変だった。
けれど俺にとってもそんなことはどうでもよかった。
記憶を消されるたびに抱く大きな喪失感のせいで、無気力な毎日を送っていたからだ。
ところが、彼女が記憶を消すのには大きな意味があって……
これは、悲惨な運命にあらがい、どこか狂気じみた愛情で結ばれる2人のお話です。
完結まで書き上げています。
毎日7時台〜8時台に1話更新予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 07:07:12
74600文字
会話率:33%
この世界では最初から能力が決まっている。俺が天から授けられた能力はゴブリンテイマー。
舞台は中世ファンタジーの世界、大国二か国の境にある街のごく一般的な家に生まれた俺はこのゴブリンテイマーの能力を活かすために、森に出向きゴブリンを発見!
早速見つけたゴブリンをテイムしようとしたら、隠れていたゴブリンに包囲されリンチにあいボロボロにされゴブリンの巣穴に放りこまれてしまう。
巣穴にいるゴブリン達は、俺を切り刻んだり酷使してくる。
やがて酷使されながらも力をつけた俺は、この野蛮なゴブリンどもをテイムすることに成功してとてつもない規模のゴブリンを使役できるようになってしまった。
子供の頃からの夢である王様になるためにゴブリンを使役して、国を建国します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 17:10:24
41084文字
会話率:47%
これは、仮面の王との政略結婚から始まる、ある姫君の物語。
舞台は中世欧州風の異世界。
ラヴェイラ王国の妹姫である主人公リリアスは、長い吊り橋を渡ろうとしていた。事の発端は、政略結婚。正体の不明な隣国の新王に嫁ぐことになったのだ。
王命なので粛々と従おうとするも、粗末な身なりでとても花嫁が通るとは思えないような吊り橋をたった一人で渡るという、理不尽な状況に不満を漏らすリリアス。
しかし、この吊り橋を渡り切った時、更なる試練が待ち受けていた。
無事に仮面の王に対面するも、いきなり命の危機を告げられ⁉︎
この政略結婚の背景とは。
主人公の夫となる隣国の新王とはどんな人物なのか。主人公は無事に王城へたどり着けるのか? そして彼女自身の持つ秘密とは?果たしてこの婚姻の行く末は⁉︎
*第二章より戦闘描写、残酷描写があります。苦手な方はご注意願います。
*転生等はありません。
*この作品はアルファポリス、ノベプラにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 23:00:00
111736文字
会話率:47%
私、ナディアは27歳の隠れ大富豪で、某国のスパイかつ作家である。私はスタイル抜群で運動神経抜群だ。空手と柔道の有段者だ。さらにアーチェリーの名人だ。つまり、最強だ。私は作家活動の合間に世界を救う活動に勤しむ毎日を送っていた。
中世ヨー
ロッパに生きるガストロノムバックストッカー家の子孫として、3人の子供たちがいた。長男のピーターは燃えるような赤毛の13歳の少年であり、長女のジョージアは長い豊かなブルネットの髪を三つ編みにしている12歳の少女だった。末っ子のレオはサラサラの金髪が伸びきって、長髪になりかけている8歳の少年である。
俺は26歳の普通のサラリーマン。システム会社で働いている。ひょんな理由でニューヨーク旅行を思い立った。
ある日、中世ヨーロッパの村で、食料を求めて3人の子供たちが命がけの冒険を始めた。そして、現代に生きる私と夫ジャックは、ニューヨークの街で3人の子供たちに出会った。結果、色々あって颯介を含めた6人で冒険を重ねることになった。
舞台は中世ヨーロッパに行ったり現代NYを行ったり来たりする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 21:40:58
139325文字
会話率:10%
ベリアル王国では、女が本を読むと不幸になると言われている。
本を読めば、はしたない妄想にとらわれ、裁縫や炊事洗濯などの家事がおろそかになる。
そのうえ、頭でっかちのうぬぼれやになり、嫁に行かれず、不幸になると。
そんなわけない!!
ロザリ
ンドは思っていたが、不幸は押し寄せてきた。
本が大好きな少女の成長と再生の物語。
なろうのムーンライトノベルで連載中の「ベリアル宮廷の物語」のスピンオフとしてかいています。
この小説の主な舞台は中世の裁判所です。
あの時代の裁判は、自白と証言のみが頼りで、なかなかいかがわしくて素敵な世界。
なんちゃって法廷物語なのですが、お付き合いいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 13:35:50
277262文字
会話率:38%
舞台は中世のドイツ。ミュンツァー市に住む貿易商の一人娘のメリーナ・フォルツァーは、父のベンヤミンが病気で倒れたことから父の仕事を代理人としてこなす。貿易商の仕事が難しいので苦しんでいる中、グレモリーという幼女の姿をした魔王を呼んで記憶力を高
めてもらい問題を解決した。結果としてメリーナの記憶力は高まったがその対価として時々淫らに男を誘う「闇のメリーナ」という別の人格があらわれ、料理人のマルティンなど周囲の男性を混乱させる。
料理人のマルティンは、メイドのエルマとともに神父のトーマスに相談する。その結果トーマス神父と幼女悪魔グレモリーの対決になるが、対決は引き分けに終わる。トーマスがグレモリーの魔力を完全に遮断した際に「彼女は君より強い」と言ったことから強力な女性天使がトーマスを守っていることを確信したグレモリーは上官である大魔王アシュタルテにその事を報告する。
アシュタルテはその女性天使が熾天使の一柱であるガブリエルという女性だと知り、トーマスとの正面対決を避け、トーマスとメリーナを仲たがいさせる様に仕組む。一時はアシュタルテの仲たがい工作が成功したが、料理人のマルティンが仲直りさせてアシュタルテの工作は失敗する。一方のマルティンはメリーナに想いを寄せていたのでメリーナがトーマスと交際する様になり落ち込む。そんな中、グレモリーが彼女の好きな男性魔王のキマリスの嫁になることを目指すべく、マルティンに「花嫁修業をしたいから料理やお菓子の作り方を教えて」と言ってくるが、マルティンはその交換条件として「メリーナお嬢さまとの契約を解除して、お嬢さまが二度と『闇のメリーナ』という淫らな状態にならないようにしてほしい」と言う。グレモリーはその案を拒否し、魔力でマルティンを痛めつけて料理を手伝わせる。その後マルティンは(グレモリーがお酒に酔って眠っている隙に)メリーナを含むミュンツァー市の人々と交わした契約書を盗んで燃やし「闇のメリーナ」は出現しなくなる。メリーナおよび他の市民も元通りになったミュンツァー市だが、グレモリーは立腹。しかし婚約者のキマリスが「私と君が婚約できたのはマルティンのおかげ」と言ったので、マルティンとグレモリーは和解する。
最終的にメリーナはトーマスと、グレモリーはキマリスと、そしてマルティンはエルマと交際し、アシュタルテは契約以外の方法で悪魔崇拝を普及させる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 08:28:21
157374文字
会話率:56%
舞台は中世、ベルロッド王国。
名門イヴスナー家嫡男、エルクハルド公は憂鬱な表情を浮かべていた。
彼がその若い背に負っているのは一家の命運。その手に食い込む爪の後は、彼の深い後悔の傷。
馬車に揺られ、エルクハルド公はとある伯爵令嬢の元へ向
かう。
彼の目的はその彼女が負った闇。“亡き者とされた”彼女の爵位。
様々な思惑を背負って彼はゆく。
すでに、後退は許されない。
***
長丁場になる予定ですが、もしよろしければご感想などいただけますと励みになります。
***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 23:20:34
390文字
会話率:0%
彼氏いない歴=年齢の人は、日本に何人いるのだろうか。「まあ、いつかできると思う。まだ、友達もできたことないし。」などと現を抜かしている間に周りに置いてけぼりをくらった人は一体どれだけいるのだろうか。
甘夏咲(あまなつさき)、どこにでもい
る大学生(21)は、冒頭句からお察しの通り彼氏いない歴=年齢。これが数ある咲の悩みのひとつ。
彼女いわく、『最後に好きな人がいたのは高校生。大学生になったら勝手にできるものだと思ってた。いい感じになったことがないわけじゃないけど、いざそういう感じになると自分に引く。好意を抱いてくれる相手が気持ち悪く感じてしまう(失礼なのは重々承知)。頭でっかちになっちゃって、恋愛が面倒になっている気がする。今まで、彼氏いなくてもそれなりに楽しい人生だったんだし、もしかしてできなくてもいいんじゃない?いや、でも、人生一度は誰かを本気で好きになって、好きなってもらいたい。それに高校生で好きな人がいた時、世界が輝いて見えたしもう一回あんな風に、いやいや、でも別に…(長いので省略)』だそうだ。
ここまで読んできて、共感できる人もいるかもしれない。最近このように好意を持ってもらうことを気持ち悪いと感じてしまい、恋愛できない人が増えていると聞く。そんな咲は、異世界でも恋をしないのか。
※これは実際に咲と同じような悩みを抱える人の解決になるような小説ではありません。現実逃避としてお楽しみください。
※また、異世界の舞台は中世ヨーロッパですが、設定は面倒くさがりの筆者が考えたでたらめなものです。あらかじめご了承ください。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 14:59:12
599文字
会話率:0%