日本では自衛隊と内閣が解体され、2052年6月14日に『各県将軍制度』を始めた。
日本という枠組みの47都道府県が個別に政治をし、武力の1番高い者がその都道府県を治める。まさに 戦国時代の将軍のような制度をとった。
そんな戦乱の
世で主人公である『霜山 颯太』は、征夷大将軍になる事を夢見て全国統一の目標を掲げる。
近未来の戦国時代を描いたハイアクションファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 00:51:52
38123文字
会話率:36%
雷に打たれて死んだと思ったら、異世界に転生したリク。
なんとこの世界には魔法があるらしい!
12歳になったリクは、冒険者ギルドの初心者講習で魔物の解体を習ったとき、とあることに気付く。
「……魔石って、これ…電池じゃね?」
最終更新:2024-12-30 19:00:00
11903文字
会話率:29%
魔力。
それは人類七種が例外なく宿すことのできない超常の力だ。
そう。人類は魔力を宿せない。
全人類のちょうど平均値に近い能力を持つヒューム。
森に住み、その森の魔力を加工する秘術を修めるエルフ。
暗い洞窟の中で鉱石と共に暮ら
し、火と鉄を見極める目を持つドワーフ。
沼や乾燥地帯に住み、歌と戦いを尊ぶ硬い鱗を持ったリザードマン。
砂漠を起源とし、金儲けを愛する猫の顔と特徴を持つマオ。
あらゆる環境に適応し、毒と病を喰らって嗤うゴブリン。
全人類の中で最も身体能力が高く、豚の頭を持つオーク。
そのどれであっても例外なく魔力を宿せない。
それでも人類は蟲憑きなどの外法を用いて魔物に抗って来た。
それでもそれはスラムの孤児であるイチゾーには関係のないことだった。
毎日生きる為に迷宮ペンギンのニゾーと一緒に解体屋として、或いは盗みをして働かなくてはいけなかったから……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 13:28:14
75855文字
会話率:31%
1945年、連合国に降伏した大日本帝国は解体され、日本本土は米軍の占領下に入った。帝国陸海軍は武装解除、将兵は復員し、軍隊は消滅する。軍国主義を主導した戦争犯罪者は逮捕され、極東軍事裁判所が開廷した。GHQは日本政府を指揮して戦時体制の
廃棄と民主化を推進する。急激な変革だった。特高警察の廃止とは共産党員の釈放であり、経済民主化は経営陣の追放だ。宇垣内閣はポツダム宣言の履行と内政の安定に邁進する。
第二次世界大戦に勝利した連合国だったが、早くも対立と分裂の危機に直面していた。欧州では、ドイツとその占領下にあった中欧・南欧の処遇をめぐって新たな緊張が生まれる。極東では、対日参戦を履行できなかったソ連に対してヤルタ密約が破棄された。中近東と東亜では独立を宣言した国々が武装蜂起する。連合国は国際連合を組織して結束を強化しようとした。だが、大戦の勝利者である米英中ソの各国にはそれぞれ山積する問題があった。
1947年5月、中ソ国境で軍事衝突が起きた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 09:00:00
84575文字
会話率:66%
昭和二〇年八月七日、ついに大日本帝国はポツダム宣言を受諾し、連合国に降伏した。連合国にとっては意外な急転直下の大戦終結だった。太平洋方面の主軍たる米軍は、フィリピン、硫黄島、沖縄と増大する日本軍の抵抗に、本土決戦は必至であり、激戦と甚大な
損害は免れないものと覚悟していたからだ。
予想外の状況は、ソ連軍が侵攻した樺太と満州でも起きた。樺太守備の日本軍は逆襲し、ソ連領内まで攻め入った。満州の関東軍の抵抗も頑強で、撃退に成功するかと思われた。結局、米軍の満州領内への進撃と原爆投下があって、一五日に日ソ両軍は停戦した。ともあれ、あと一年は続くとされていた戦争の終結に連合国は安堵した。
早すぎる終結は連合国の準備不足を意味した。大日本帝国の解体と占領は既定事項だったが、その詳細計画は未定だったし、大東亜に大きく広がっていた日本軍の占領地については何も考えられていなかった。単に日本軍を武装解除し解散させれば済む問題ではない。日本軍の消滅は力と統治の空白を生む。すでに、ビルマとベトナムには独立政権が存在し、インドネシアでも独立が宣言された。大東亜各地で大きな混乱と騒乱、そして内戦が予想される。
いよいよ連合軍の進駐と占領が開始される。先行きは予断を許さない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 12:00:00
185529文字
会話率:59%
え? 聖女召喚に巻き込まれた?
想定外の事故? 元の世界に帰れない?
……え?【解体】スキルってなんですか?
社会人2年目、ブラック企業に勤めるサチはいつものように終電間際まで働いて帰路を急いでいると、突然眩い光に包まれて意識を失った。
目を覚ますと「聖女召喚成功だ!」と盛り上がる人々と、『聖女』と持て囃される1人の女子高生の姿が。
え? これってアニメとか漫画でよく見る異世界召喚ってやつ?
そう思っていると、「あっちはどうする?」「魔法陣に入ってしまったのか?」「なんてこった」「間違いだ」と何とも失礼な話をしているではないか。
は? 聖女召喚の魔法陣にたまたま私が乗っていた? 巻き込まれ? 事故?
おまけに【天恵(ギフト)】と呼ばれる特異な能力の鑑定を受けると、【解体】と診断されたサチ。
魔王討伐には不要と捨て置かれるが、冒険者ギルドのサブマスターに「ギルドで働かないか」とスカウトされる。
案内されたのは冒険者が持ち込んだ魔物を素材別に解体する血生臭くて過酷な『魔物解体カウンター』(※超多忙)。
……え? 私の職場、ここなんですか?
聖女召喚に巻き込まれた限界OLサチは、ギルドの『魔物解体カウンター』で毎日激務をこなしながら異世界で逞しく生きていく! ……つもりが、なんでクエストに出ることになってるの!?
※魔物を解体するシーンがあるので保険で残酷描写有りにしています
※マッグガーデン・ノベルズ様にて書籍化進行中です
※カクヨム様でも公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 07:10:00
421546文字
会話率:40%
祖父同士が決めた政略結婚により夫婦となったアネットとクロヴィス。
ほぼ初対面にも等しき二人が結婚して0日目。二人にフィーナという四歳の義娘ができた。
夫婦としてだけでなく、家族としてもお互いのことを知っていかねば……と思っていたら、何やら義
娘の様子がおかしくて――?
「推しカプ最高」って、なんのこと?
一方、フィーナはある日突然前世を思い出していた。
なんと、ここは生前愛読していた小説の中の世界で、何を隠そう義理の両親はかつての最推し。推しカプに他ならないのだ。
だが、原作ではヒロインは別で居て、アネットとクロヴィスはすれ違いを重ねて離婚する運命。
推しカプのバッドエンドは絶対に回避してやる!!
様子がおかしい転生幼女は推し活の輪を広げつつ、家族の幸せのために全力で奔走する!!
★情緒おかしめの転生幼女が推しカプ(両親)のバッドエンド回避のため奔走するハイテンション推し活コメディです
★短編版からパワーアップしてお届け。第一話から加筆しているので、短編版をすでにご覧の方も第一話よりお楽しみいただけます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 07:10:00
101402文字
会話率:37%
「婚約破棄だ!」
第一王子イーディスの婚約者であるフォルテナ・ウェスティアン公爵令嬢は、彼の十八歳の誕生日を祝うパーティで突然婚約破棄を突きつけられた。
彼の腕の中にはか弱い男爵令嬢が寄り添っている。
そう、婚約破棄をされたのだ。フォ
ルテナの予想通りに。
今日この日にきっとこうなるだろうと予想していたフォルテナは、すでにとある準備を整えていた。
イーディスからの突然の宣言を快諾したフォルテナは、堂々とした佇まいでスラリと細く長い腕を真っ直ぐに上げた。
そしてその場にいる人々に、「今この時を持って王国一の才女である自分はフリーになった。さあ、娶りたいものはいないか」とそう問いかけたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 21:11:26
5204文字
会話率:23%
ここは広大な宇宙の中にいくつかある惑星の中の一つ地球
その地球に住む人類が初めて宇宙へと飛び立ってから数百年後の話
地球では他の星から来た人間の様な生命体との交流が行われていた、地球人と異星人の違いは殆ど無く、ハッキリ違う所は瞳の色くら
いだ、この瞳の色は星毎に特徴があり、水星は青、金星は金、火星は赤、木星は緑、といった感じだ、因みに地球人の瞳は国や土地柄に関係無く、全員黒である
数は非常に少ないが異星の者同士の結婚もある、その場合は、母親の瞳の色になる、しかし両親のどちらかが地球人ならば必ず黒以外になる
異星から来た彼らは地球の環境などに興味があった、また地球人も他の星の環境などに興味があった事から互いに情報を交換し、資源のやり取りなども行われていた、
交流が始まるキッカケは人類が金星や火星などに飛んだ時、不測の事態が起き、現地の者に助けられたからだと言う、最初はお互いに言葉も通じなかったが、現地の者達の驚異的な学習能力のお陰で、今では地球に訪れる異星人は、地球の共通語を話せるまでに至っていた
その交流の過程で彼らがいたそれぞれの星は未知の生命体、ドラーベ(彼ら命名)に度々侵略行動を受けている事を知らされた、彼らいわく対話が通じず初めて襲来してからの数年はやられる一方だった、彼らはそのドラーベに対抗する為、対ドラーベ人型兵器、通称【アハッド】を造り戦っていた事を伝えた
その交流から数十年、彼らの協力によって宇宙へのより高度な飛行技術、医療や科学、アハッドや対ドラーベ戦艦、【カッド】の開発、すでに存在していた軍を解体し、カッドやアハッドを操れる優秀な人材を各地から集めて作られた地球連合軍、【フォースデルタ】の発足など、あらゆる面で地球の技術は飛躍的に発展していった
交流を始めた一方で異星から来た彼らをよく思わない者達は一定数存在し、地球から排除しようとする者達もいる
それが反異種族連合軍、通称【アフィア】
主に多くの地球人が集まった者達で結成されたそれは、ここ数十年で規模を広げ今ではフォースデルタに次いで地球を二分に分ける程力を持った存在に、あくまで自分達は地球の為に行っていると正当化し、異星から来た彼らの技術を盗みアハッドまで造り出していた
そして…物語は現在へ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 20:00:00
587931文字
会話率:72%
その世界には周期的に魔王が誕生する。
大英雄と謳われし初代勇者が存在した古から、遍く人々に畏怖の象徴として今尚、君臨し続ける怪物。
それは夥しい数の魔物が跳梁跋扈する世界の中心地に古城と共に忽然と出現し、クライスター星全土に史上、最も甚
大な魔力災害を齎したとされている。
そんな異世界に不幸で不可解な召喚をされてから、生徒達の勇者育成を皮切りに激動の数年間を終え、最東端の辺境の村に身を潜めて、束の間の平穏を享受していた青年、国枝京介ことレグルス・アイオライトが新たな家族と食卓を囲んでいると突然、10代目勇者を名乗る謎の来訪者を迎えることとなった。
魔王亡き当代の勇者は異邦人として召喚された国枝京介を北大国の王の命によって、抹殺すると宣言。
本来、痕跡と素性の知れぬ京介を不思議と見つけ、突如、姿を消した謎の先代の過去と現在が、10代目の過去が交差し、次第に嘘と真実が明らかになるにつれて、空と共に暗雲が立ち込めていった勇者達。
遂に鈍りと驕りと怒りで互いの完全に錆びかけた刃に火花を散らした激闘の末、満身創痍の双方の間に再び、望まぬ襲来者の影が静かに忍び寄っていた。
そして、今まで召喚の移植から常に京介に纏わりついていた最高値に達していたステータスが消失し、新たなる初期化ステータスのシーフが付与される。
剣と魔法の世界に存在し得ない金属による銃器類。それらを用いて戦意喪失した当代勇者達を圧倒し、最後にレールガンによって塵も残さずに抹消される筈が、取り乱した京介の一言によって武器の解体と共に襲来者は泡沫に霧散し、姿を消してしまった。
夜明けと共に一触即発の中で互いの利害が一致した勇者達はステータスと襲来者の謎を求めて、新たな仲間と出逢い、魔王城へと旅をすることとなった。
アルファポリス様、カクヨム様にも投稿しておりますが、大分内容が異なります。何なら結末も違います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 17:36:19
324430文字
会話率:58%
今からおよそ五十年前、人類と魔族の存亡を懸けた大きな戦いが始まった。
後に神魔大戦と呼ばれる戦争である。
はじまりは魔族の侵攻によるものだった。突然変異体として生れ落ちた魔族が王を名乗り、本来群れを為す習性のない魔族を統率し始めたの
だ。魔族よりも身体能力が劣る人間に勝ち目はなく、人類は瞬く間にその数を減らしていった。
このままでは人類が滅亡してしまうと判断した神々は、救いの手を差し伸べる。
ある神は勇気ある者に加護や祝福を授け、ある神は聡明な者に魔法を与え、ある神は他の世界から力ある者を召喚できるシステムを構築した。
神々の介入の甲斐あってか、二十年にも及ぶ戦いの末、人類は勝利することができた。
種族の頂点に君臨していた魔王を失った魔族たちは、今まで通り散り散りに。魔王に代わって魔族を統一しようとする者も、ついぞ現れることはなかった。
そうして平和となった地上を見届けた後、神々は「あばよ!」と言って神界に帰っていったのだった――。
「って、『あばよ!』じゃねえんだよおおおお!!!」
舞台は神魔大戦が終結してから三十年後。
自称女神のメル=クロームは、そんな神々の尻拭いをさせられていた。
神々のおかげで魔族に勝ったまではよかったが、彼らは人類に助力した痕跡を地上に遺したまま神界へ帰ってしまったのだ。
具体的に言えば、魔法が記された書物だったり、神秘を纏った神造兵器だったり、地上に滞在するため仮宿として造った神殿だったり。それらを総合して『神遺物(レリック)』と呼び、三十年経った今でも調査を余儀なくされているのである。
その『神遺物』の一つに、『異世界人選別システム』なるものがある。
その名の通り、異世界から助っ人を召喚するシステムだ。しかし管理していた女神が解体せずに帰ってしまったため、戦力を必要としなくなった今でも、異世界人が頻繁に訪れてくるのである。
このまま放置していると、この世界は異世界人で溢れ返ってしまう。
そこで白羽の矢が立ったのが、女神の血を引くメルである。
彼女は純粋な女神に代わって、ひっきりなしにやって来る異世界人を追い返す仕事を担っていたのだが……。
これは不本意にも女神業に就くことになった自称女神メルの苦悩を描いた物語――。
※あらすじは本文から引用
※更新ペースはかなり遅めです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 19:44:29
46442文字
会話率:41%
かつて地球に住まう人類は、宇宙へと活動領域を広げた。
人口爆発による資源不足と、地球外の星の領地の奪い合いが勃発し、やがて宇宙戦争へと発展。
ひとたび宇宙戦争が始まると、人類の科学は凄まじい勢いで進歩。
人々は軍艦を宙に浮かせ、戦闘機は星間
の移動を可能にした。
更にはそれらに人工知能を搭載し、無人化に成功させたのである。
無人で戦争を行う兵器を、人々は「アーティファクト」と呼んだ。
各国が持つアーティファクト同士の戦争は、数年間にも及ぶ。
そんな中、とある科学者が開発した小さな人型のアーティファクト部隊が、この宇宙戦争に終止符を打つこととなる。
彼らはかつてないほどの驚異的な制圧力で他のアーティファクトを滅ぼし、参戦中の国々を無力化していった。
とある人々は褒め称え、またある人々は恐怖し、彼らの集団を「星のアーティファクト」と呼んだ。
終戦に導き、平和を取り戻した彼らだが、平和条約が結ばれる条件に開発者である科学者の死刑と、「星のアーティファクトの解体」という残酷な結末が待っていた。
しかし非常に強固に作られた彼らを完全に破壊することは出来ず、メモリの消去をした上で戦争で荒れた遠い星に永久に隔離するという形でこの宇宙戦争は幕を閉じた。
再び戦争が起こることを恐れた人々は、この宇宙戦争を空想のものとして後世に伝えていった。
人々は戦争を忘れ、アーティファクト達の存在もまた、忘れ去られたのだった。
数百年の時が経ち、惑星運送業を営む少年レイが、彼らが隔離されている星に不時着してしまう。
宇宙船も故障し絶望的な状況下、レイは謎の黒い機械生命体に襲われていた記憶を亡くした小さな人型ロボット『N2』を救出する。
『N2』は、助けてくれた恩返しとして宇宙船を直すことをレイに約束するが、パーツを修理するには謎の黒い機械生命体の部品が必要だった。
これはレイと『N2』が、仲間を増やしながら未知なる星からの脱出を目指す物語である。
※カクヨム、ノベルアップにも同作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 08:23:14
329506文字
会話率:27%
「私は昔から『普通』の日常を夢見ていた。その夢を叶えられるのであれば殺し屋なんて存在がどうなろうと興味が無い」
殺し屋御三家の一人、天瀬楓の「殺し屋の解体」を手伝う代わりに、同じく殺し屋御三家の一人、死神こと夕凪日和が提示した条件。
そ
れは──。
「普通を生きたい」
親の仇そのものである「殺し屋」の解体を目論む少年と殺しの道以外を知らない少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 20:18:08
19697文字
会話率:62%
「血は水よりも濃く、水は命より重い」
四大災害により世界人口が激減し文明は後退、国家の多くが解体された時代。
民間企業による【統治区(ドミニオン)】のなかでは民営化水道局が人々の生死を握り、最下層の貧民は命をつなぐための水にすら困窮する
始末。
そこで貧民窟を根城とする極道・華僑・商業組合の三組織は手を組み、水道網から水の窃盗を繰り返していた。
張り巡らされた水道網を守るのは末端子拡張機構(エンデバイス)と呼ばれる増幅器で感覚器官の能力を強化された――水道警備兵。
挑むのはトラウマを種に目覚める特殊能力『プライア』を宿した――水泥棒たち。
もはや日常と化した水の奪い合い。
そのさなか、水泥棒のひとりである円藤理逸は異邦人の少女と出会う。
「少しだけ──頼らせてもらっても、いいですか」
言って、彼女は水道局の強力な電子制御錠を単独で支配(ハック)した。
失われたはずの電子技術を持ち、追われる身の少女。莫大な価値を持つ彼女と共に、理逸は否応なしに事件に巻き込まれていく。
雨の恵みを求めてうごめく、アポカリプティック・サイバーパンク始動。
※カクヨムにも同タイトルで掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 11:38:18
598678文字
会話率:40%
長きに渡る世界大戦が終結し、環境が汚染された未来の地球。
戦火を辛くも生き抜いた人々は、戦争責任が「国家」という社会形態にあると断じ、同じ間違いを繰り返さないために国家を解体し、より小さなコミュニティの、しかし巨大な造形の「都市」を世界各地
に建造し、新たな生活を送り始めた。
だが、過酷な環境を生き抜くためか、戦時に発展したサイバネ技術を放棄するまでにはいかず、歴史の影で暗躍してきた呪術士たちの血も、途絶えてはいなかった。
巨大都市の一つである《プロメテウス》は、最先端のサイバネ技術と、太古より歴史の陰で編まれてきた呪術が共存するバベル型積層都市である。最上層・上層・中層・下層の4つの居住区域から成る格差社会都市。金があれば、誰もが機械の力を手にし、金がなくとも、気軽に他人を「呪える」都市。そんな風潮ゆえに、プロメテウスは複雑怪奇な事情を抱える人々でごった返していた。
人間になりたいアンドロイド。人の心を捨てたい機械混じりの青年。絶滅を免れた女吸血鬼。奇跡を叶えると豪語する異能の少女。都市の悪徳に苛まれて精神を病んだ元刑事。
幸せになりたい。誰もがそれだけを願い、しかし都市の暗黒に呑み込まれていく。
これは、閉ざされた、しかし限りなく広大な異形の箱庭世界で生きる、人と機械と怪物の物語。サイバーパンクとオカルトの融合を図ったSF群像小説。
※本作品は、1st Story、2nd Story、3rd Storyの全三部から構成される連作長編小説です。
※ただいま2nd Storyを書き進めています。投稿は不定期ですが、できる限り間を開けないように頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 20:10:00
926202文字
会話率:38%
目覚めた世界は――とある乙女ゲームの舞台――明治21年。絢爛豪華な豪邸の中で少女は気づく。
「わたしって悪役令嬢?」
用意された宿命は悲惨なれども、この島国の行く末はそれ以上の真っ暗闇。
日清戦争。日露戦争。そして世界大戦へ――その末
の破滅へとこの国は突き進む。
「救済ルートにしたって華族が解体されちゃ没落じゃない」
敗戦、それはゲームでは描かれないアフターストリー。つまり破滅か没落しか道がない。となれば歴史を改変するしかなくて――。
「ストーリー? 攻略対象? 知りませんよ!」
ゲームの舞台・華族学修館から逃げて陸軍士官学校へ。死に物狂いで運命に足掻く悪役令嬢は、現代知識を手に、小銃を肩に、航空部隊を背に、機甲師団を擁し、重武装お嬢様となって最前線へと飛び立つ。
滅亡必至の帝国を舞台に、破綻必至の悪役令嬢が織り成す壮烈無比なる破滅のマーチが、いま始まる。
【前作のリメイクです】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 08:20:00
212495文字
会話率:53%
セヰレキ 2025年、日本で「アイドル抑制法」が施行された。全てのアイドルは政府の管理下に置かれ、まず政府は男性アイドル界を解体。女性アイドルだけが存続を許された日本だったが、それでも政府は「審査」によって彼女らの選別を行い、やがてアイドル
は3つの階級に分かれた。……アイドル活動が犯罪となる「自称アイドル」、アイドル活動が制限付きで許可された「プロアイドル」、そして、自由なアイドル活動が認められるごく少数の「一流アイドル」。
……そんなアイドル界で、逮捕された「自称アイドル」の「音咲らら華」らは、「一流アイドル」になるための「特別審査」を受けることになる。しかし、その審査の参加者の中には、「一流アイドル」の皆殺しを企む「自称アイドルX」が紛れていた。
……最後に笑うのは、誰か。
──そして最後に、誰か死ぬ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 23:42:38
126644文字
会話率:50%
およそ50年前、魔界の王により群雄割拠の現界はついに統一された
そこにはかつて、勢力を誇った魔女たちの国、魔女王国があった
統一によって王国は解体され、魔女たちは世界中に散ったが、歴史の舞台から降りようとはしなかった
魔女協会
そこ
で毎年のように魔女たちは集まり、学会を開いては、自らの見識を世に送り出していた
次の学会に招かれるのは13名
"眼の魔女"、"石の魔女"、"鉄の魔女"、"光の魔女"、"群の魔女"、"胞の魔女"、"兵の魔女"、"界の魔女"、"鳥の魔女"、"腑の魔女"、"鋤の魔女"、"軍の魔女"、"史の魔女"
彼女たちに招待状を届ける役目を仰せつかったのは、17歳にして、魔女協会で唯一の「生きている」男子、クロス・フォーリーズ
彼は何を見、何を得るのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 18:52:07
839805文字
会話率:23%
とある地方都市の郊外にある自動車解体所。
両親の仕事の都合上、祖父母と暮らす高校3年生の沙菜は、バイト代欲しさに、特殊能力を使って祖父の解体所を手伝う。
そこにやって来たクルマ達の最期を看取り、残された前オーナーの痕跡から、その車達
の在りし日の姿が見えてきてしまう特殊な能力を通じて紡ぎ出される在りし日のドラマの数々を『車葬』を通じて残された人たちへと伝えていく語り部 沙菜とのちょっと切なくも温かい物語。
「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 00:06:44
334865文字
会話率:13%
死んだ人間が生き返るはずがない。一人の男を完璧な計画で殺した坂田は、マンションの下の階に殺したはずの男(博多)が生きていることを知った。彼をもう一で殺そうと会いに行くが、自分が殺したはずの男が自分のことを知っていた。そこで出てくる謎の人物綾
子。殺した博多の体を解体して証拠を消した。だがしかし、朝になると、その男は生きていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 20:06:38
814文字
会話率:57%
西と東の国の文化が混ざり合ったドラゴンの国
ドラフィール王国で唯一のドラゴンの解体師として働いていたアナトミアは、ある日、クビにされてしまう。
仕事が無くなったアナトミアは、アテもなく彷徨っていると、街の外でドラゴンに襲われている集団に
遭遇した。
仕事道具を持っていたアナトミアは、ドラゴンを瞬く間に解体して、彼らを助ける。
彼らは、後継者争いに敗れた王弟オアザと、その護衛だった。
一方、アナトミアをクビにした役人は焦っていた。
アナトミアの後任として雇った者たちが、誰もドラゴンを解体出来なかったのだ。
そんなことになっているなんて知りもせず、アナトミアは王弟と共に、旅立つのだった。
※カクヨムでも連載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 07:20:00
550164文字
会話率:44%
次元の波。人々は度重なる災いに立ち向かっていく……。
というVRMMOをプレイする事になった主人公が竿を片手に向かったのは、海岸だった。
最終更新:2024-10-15 17:22:29
841183文字
会話率:41%
人類が宇宙に旅立ち数百年、今や木星での資源採集が軌道に乗るなど、宇宙開発は大きく躍進していた。
しかしそれと同時に、宇宙のゴミ――スペースデブリは増加の一途を辿り、看過できない状態となっていた。
一度は解体されたスペースデブリ課へ、ア
ンドロイド課から左遷されたヒナバチ・カグヤは、史上最年少でEVA(船外活動)ライセンスを取得した少女と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 18:00:00
85435文字
会話率:52%