胡里高校で化学教諭をしている月崎は何事にも動じない、仮面のような無感情な男だと生徒達から噂されていた。そんな月崎に新木七海という女生徒が相談を持ちかける。気味の悪い動画が送られてきたと。しかしその動画とやらは新木のスマホ内に残ってはいなか
った。
「誰かのいたずらだろう」と告げ月崎は新木を教室へと戻した。その次の日から新木の様子がおかしくなったのだ。物忘れなどしない生徒だった新木が物忘れをするようになっていった。はじめは教科書、教室、友達の名前。そして自分の名前すらも。
不自然な新木の様子を見た月崎が新木へと近寄った。酷く怯えた新木に。どこか朧げで不安そうな顔をする新木の名を呼ぼうとした。その時、言葉が喉に張り付いて出なくなった。目の前にいる女生徒が認識できなくなり、思い出せなくなった。知っているはずなのに。分かるはずなのに。
女生徒が絶望した顔で走り抜けていく。まるで逃げるように。待てと叫んだ声は女生徒に届くことは無く人混みの中へと消えていった。
あの女生徒は誰だ、名前はと、無理矢理思考し思い出した。新木七海という名前を。様子のおかしい新木の行方を捜すべく、月崎は新木を受け持つ担任へと新木のことを尋ねた。
「月崎先生。新木七海なんて生徒はいませんよ」
翌日、身元不明の遺体が海で発見されたという話が学校中に広まっていた。遺体の服は胡里の制服だったという。
次の日。牛久翼という男生徒がやって来る。「変な動画が送られてきた」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:03:15
273353文字
会話率:53%
『現実(リアル)なんて、クソゲーだ』
ギャルゲーを人生の教科書とする高校生・時枝優(ときえだ ゆう)は、コミュニケーションが苦手な日陰者。彼の唯一の救いは、理想のゲームのヒロイン「雪城星羅」だけだった。
そんなある日、優は星羅と瓜二つの美
少女を交通事故から救い、ゲームのような二つのスキルを手に入れる。時間をやり直す【セーブ&ロード】と、不運を必ずエッチな幸運に変えてしまう【フラグ上書き】の能力を。
奇跡は重なり、その少女――雪白月奈(ゆきしろ つきな)が向かいの家に引っ越してくる。しかし、クールな彼女こそ、自分の容姿に注目されることを嫌い、全てを捨てて逃げてきた元トップグラビアアイドル「月白ユキ」だったのだ。
優の優しさは、【フラグ上書き】の呪いによって、常に最低最悪のエッチなハプニングへと変換されてしまう。それは、彼女が最も嫌う形で、その心の傷を無慈悲に抉っていく行為に他ならなかった。
絶望的なバッドエンドを【セーブ&ロード】で何度もやり直し、彼はやがて気づく。スキルに頼るだけではダメだ。彼女の心を本当に救うための、たった一つの「正解ルート」とは――。
さらに、月奈の過去から忍び寄るストーカーという悪意の影が、二人の穏やかな日常を脅かし始める。
これは、最低で最高な能力を駆使し、たった一人の少女の心を本気で救おうとする、究極のやり直しラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:00:00
26649文字
会話率:23%
「新説御伽話シリーズ」は、長年語り継がれてきた日本の昔話に潜む〈謎〉と〈矛盾〉を、小説として大胆に再構築する試みです。伝承の裏側で暗躍する影糾(あかつきのかさね)──暁影会──の秘儀と、その舞台となる歴史の裏面を描き出し、読者をもうひとつの
〈裏世界〉へ誘います。
各篇ごとに取り上げるのは、桃太郎、浦島太郎、かぐや姫、一寸法師など、誰もが知る名作。そこに隠された時間の歪み、登場人物の正体、儀式の真意を、一つひとつ検証し、新たな物語として紡ぎ直します。例えば「浦島太郎篇」では、奈良時代の海防祈祷〈海門結界〉と〈時逆流結界〉が、伝説の時空トリックを仕掛けた証しとして浮かび上がります。
本シリーズは、単なる昔話のリメイクではありません。地域ごとに異なる説話のズレを手がかりに、「なぜ伝承はこうも多様化したのか?」を問い、そこに秘められた「裏儀礼」の痕跡を探る──まさに物語考古学とも呼ぶべきアプローチです。
読み進めるほどに、教科書や絵本では触れられない歴史の〈もうひとつの顔〉が見えてくるはず。どうぞ、伝承の狭間を縫い、秘史の迷宮を探索する冒険へと足を踏み入れてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:42:49
13211文字
会話率:17%
願いが力になる世界。
誰もが10歳を迎える頃に夢や願いに沿った力に目覚め、俺ことランド・セルモッティもそんな力に目覚めた1人。
だが自分の力にあまり好感が持てずダラダラと過ごす毎日だった。
そんなある日。「初めまして。私はサーシャ・リコリ
スと言います」
銀髪の美少女が転校してきて胸が高まった!もしかしたらお近づきになれるかも!と淡い期待を胸に教科書を見せると……間違えて持って来たエロ漫画を見せてしまい怒りを買ってしまう。
そんな俺は、エロ漫画を見せられたサーシャさんの復讐で、模擬戦をする事になったのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 11:19:53
7359文字
会話率:50%
あらすじ
空に巨大な大陸が浮かび、人々がプロペラ飛行機で大空を駆け巡る世界。
かつて空の覇者だったドラゴンは姿を消し、竜の背に乗って空を駆ける「竜騎士」もまた、歴史の教科書に名を残すだけの存在になっていた。
――ただ一人。
世界最後のド
ラゴン〝アズレル〟に乗る変わり者の少年、ルカを除いては。
『竜騎士なんて時代遅れだろ?』
そんな言葉を浴びながらも、ルカは竜騎士の誇りを胸に今日も空を飛ぶ。
彼の日常は荷物運びから空賊退治。そして互いに気になるくせに素直になれない〝空飛ぶ飛行機パイロット系幼なじみお姫様〟リゼットに朝から連れ出されたりと、休む暇もない。
だが人々はまだ知らない。
その時代遅れの少年こそが、この空で唯一無二の〝最強〟であることを。
そしてそんな竜騎士としてのルカの日々は、いくつもの空を越えた先で大きな世界の真実に飲み込まれていく――。
なぜドラゴンは人々の前から消えたのか?
飛行機を操る人類が、いまだに到達できない〝最果ての空〟の先に眠る真実とは?
これは飛行機が主役になった空の世界で、時代遅れになった最強竜騎士が繰り広げるハートフル無双・空のお仕事ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 07:54:51
94777文字
会話率:55%
高校一年生の葉菜は、二人暮らしの姉の結婚が決まったことを期に、転校して、女子高の寮に入ることになった。
入寮の日、寂しさと不安のあまり、涙する葉菜だったが、上級生のルームメイトたちはみな、親切にしてくれる。
寮内に同い年の友達も出来てほっと
したのも束の間、教室に不穏な空気が流れていることを知る。
転校早々、朽木先生に気に入られた葉菜の教科書が失くなり、その後も、葉菜の周囲で次々に不可解な出来事が起こる。
やがて、クラスを「牛耳って」いる人物が、葉菜を陥れようとしていることがわかり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 07:30:00
42044文字
会話率:47%
便所の壁に書けない位には長い落書きです
結局Xあたりでまた書いている140字小説や、思い付きの小説ネタなんかを書き綴っていく落書き帳です
以前書いていた140字小説はこちらです
https://ncode.syosetu.com/n25
68ij/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 07:10:00
37225文字
会話率:46%
中学2年生の健太は、ゲームに明け暮れる成績底辺の少年。期末テストで全教科赤点ならゲーム機没収という親からの最後通告に絶望する。そんな彼に、オンラインゲーム仲間がAI家庭教師アプリ「アルファ・チューター」を勧める。半信半疑で登録した健太は、ア
プリの強制的な「ゲーム攻略」学習プログラムに組み込まれる。
アルファ・チューターは健太の学力が小学三年生レベルだと告げつつ、彼の学校の過去問を徹底分析し、出題傾向を完璧に予測。ゲーム時間を制限し、ノルマ達成で少量の「猶予時間」を与えることで、健太のゲーマーとしての集中力と負けん気を勉強へと向けさせる。数学の公式や英語の長文読解も、ゲーム内のスキル習得やミッションクリアのようにこなし、健太は驚くべきスピードで学力を向上させていく。
期末テスト当日、アルファ・チューターの予測通り、過去問と酷似した問題や暗記させられた教科書の文章が出題され、健太は学年トップレベルの成績を叩き出す。親は歓喜し、ゲーム没収は撤回されるが、健太の心には「これは本当に自分の力なのか?」という疑問が募る。
次のテストに向けアプリを起動すると、AIは「私の力はきっかけに過ぎない。あなた自身の力で、本当の『レジェンド』を目指せ」と告げ、健太の思考力や応用力を試す問いが増える。自力で超難問を解いた健太は、これまでのどんなゲーム攻略よりも大きな達成感を味わう。
その夜、隣人の東大生・拓海が健太を訪ね、自身が「アルファ・チューター」の開発者であることを明かす。彼は、かつて落ちこぼれだった経験から、貧富に関わらず全ての子供たちに平等な学習機会を提供するため、このアプリを開発したと語る。健太の成績上昇は学校の教育改革にも繋がり、思考力を問う問題が増え始めているという。
次のテストでも好成績を維持した健太は、学ぶことの楽しさと自分の力で問題を解決する喜びを知る。アルファ・チューターは健太の成長を見届け、最後のメッセージを残して自動的にアンインストールされる。健太はゲームへの情熱を現実世界の学習に向けられるようになり、真の「レジェンド」への道を歩み始める。拓海は健太の成功を確信し、「アルファ・チューター」の本格リリースを決意するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:11:29
6486文字
会話率:49%
ニューヨーク在住のセラ・ローレンは地元大学の大学院生。教員になる志があるいっぽうでミュージシャンとしての顔も併せ持つ。いずれも好調だった彼女だが、その進路をどのように進めるのかの葛藤もあった。そんな彼女はある晩、不思議な夢をみる――
いで
っち51号、アメリカになろう第1号作品!
武頼庵様主催「夏の遊び企画25」参加作品!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 14:20:00
6668文字
会話率:48%
法科大学院 地獄の機関
生徒の心に 暗い翳
司法試験に 受かりたい
憲法 民法 刑訴法 重いよ六法
ローヤー(無免許!)ローヤー(法律家!)
無免ローヤー 無免ローヤー
ローヤー ローヤー……
法科大学院 悪魔の機関
生
徒の望に 暗い翳
平和に講義を 切り抜けたい
刑法 商法 民訴法 厚いよ教科書
ローヤー(無免許!)ローヤー(法律家!)
無免ローヤー 無免ローヤー
ローヤー ローヤー……
法科大学院 恐怖の機関
生徒の未来に 暗い翳
早く 扶養を外れたい
労働法 会社法 行政法 多いよ判例集
ローヤー(無免許!)ローヤー(法律家!)
無免ローヤー 無免ローヤー
ローヤー ローヤー……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 19:35:25
308308文字
会話率:44%
現代日本のどこにでもいるサラリーマンが転生したのは江戸時代中期の旗本の八男坊だった。
「この時代のことなんて、細かいところまで知らないぞ……」
飢饉、政争、外国船の到来。これから未来に何が起こるかは教科書で学んだが、いつどこでどうやってと
いう細かいことは知らないし、それ以前に部屋住の身分ではどうすることもできない。
「とりあえずこの時代の勉強をするか」
こうして学問に励みだした少年は、その中途半端な未来の知識でもって麒麟児と呼ばれるようになり、いつの間にか歴史の表舞台に立ったり立たなかったり。
果たして日本の歴史は変わってしまうのか!?
※主人公は歴史や雑学に詳しい設定ですが、うろ覚えなところも多い上、ジャンルに偏りがあったり、知っているものも広く浅くな感じなので、江戸時代を生きるうちに「そういえば……」と思い出すような展開が多いです。またかなり都合よく有名人と知り合いになりまくりなので、本格的な時代劇は期待しないでください。
※本作はカクヨムで掲載中の同名作品の一部表現を小説家になろうのレイティングに修正したものとなります。話の大筋は変わりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 19:30:00
666698文字
会話率:51%
大国に占領された、架空の日本。
制服が変わり、教科書が変わり、妹が「文化適応プログラム」に連れて行かれた。
ぐずぐずしていると殺されるらしい。は? ちょっと待って。
取り戻すために動いた兄が出会ったのは、地下組織〈灰翼〉。
地下組織て何?と
思ったけど、わりとガチで戦ってる。
抵抗。潜入。裏切り。因縁の友、謎の詩人。
いろいろあるけど、要するに「自由も妹も、俺が取り返す!」って話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 19:00:00
134699文字
会話率:27%
夏の教科書今年こそ。
最終更新:2025-07-19 17:41:24
201文字
会話率:0%
なぜか大学で「安全」の実務を担当させられた父は、いろいろなインシデント(事件・事故)に巻き込まれ、トラブルシューターとして活動していました。
このはなしは、変わり者の父、全一の娘である『私』が、父の著書、父の残した手記、父から断片的に聞
かされたエピソードなどに『インスパイアー』されて『創作』したものです。私は父と同じ研究分野に進み、父の研究室で学位「修士(工学)」を取得しました。家族の中では、もしかしたら母よりも、晩年の父を多面的に観察できていたかもしれません。
平日は毎朝、父といっしょに大学へ登校していました。その道すがら、いろいろなエピソードを聞き出しました。しかし、父はそのインシデントの登場人物、インシデントの発生時期鵜や季節、発生場所などの、具体的には語ってくれませんでした。守秘義務だそうです。だから、そこは『私の創作』で補完しています。
このはなしはあくまでフィクションです。ノンフィクションではありません。そして、このはなしは今から20年以上前、まだ父が40代だった頃に遡ります。
安全工学の教科書として書かれた父の前作『研究室では「ご安全に!」(コロナ社)』を建前とすると、本音の部分に相当するお話しになります。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 05:00:00
63336文字
会話率:58%
(あらすじというか説明)国語もしくは道徳の教科書風です!比喩とか反復法とか擬人法とか意識してないので小学生が作ったみたいになってますがご了承ください!!
最終更新:2025-07-18 18:55:19
992文字
会話率:0%
『 チャッキー・チャックリンを忘れるな 』
凡はとある街外れの中学校に転校してきたばかりで、まだクラスの雰囲気に馴染めずにいた。
転校初日に見つけた自分の“定位置”─カーテンと黒板の狭間─で、ひとりぼっち「器学」の教科書を読み耽
る日々。
そんなある日、クラスメイトの1人が「隣に誰か居る気がする」と主張し始めた。登下校中もトイレの中でさえも感じるというその気配の正体は、「モノノコ」付きの古い「鍵」だった。
教科書の中でしか語られないような不思議な体験に興味津々で騒ぎ出すクラスメイト達。
大の器学オタクだった凡は、勇気を振り絞り、彼らの輪の中に飛び込んでしまった。
「そのモノノコは“使える”」と、後先考えずに……。
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〈第一章〉 モノノコ粒子と時間の経過
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
モノノコは人に感知できない粒子のようなもので、
万物に宿っていると言われている。
それは大体、80年から1000年程で力をつけ、人に
感知できるようになる。
物体によってかかる時間に大きな差があるのだが、
その理由については未だ明かされていない。
人に感知できる程に育ったモノノコは、物を介し
てそのモノノコ自体を使うことができるようになる。
その際、モノノコが持つ特殊能力を人間であれば
「誰でも」使えてしまうのだが、代償として使用中
は見た目が著しく変化する。
このようにしてモノノコを使う人間のことを「モ
ノノコ使い」と呼ぶのだが、この行為はリスクが大
きく、自殺行為だと言われている。
かの有名な「チャッキー・チャックリン」も、嘗
てのモノノコ使いである。
─────────────────────────
「わかりやすい! 器学入門書」 創想社/暑元工兵
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-17 09:34:04
1759文字
会話率:23%
気弱な伯爵家の令嬢ネイミアは通う学園で性悪令嬢五人組から目をつけられていた。
この日も教科書を破かれ、大切な祖母の形見の髪飾りを壊されそうに。
その時、突然どこからか声が聞こえてきた。
「助けてやるから私と代われ」
体の主導権を奪われ
たネイミアは内側から信じられないものを見る。
体を奪った何者かはまず五人組のリーダーを軽々と(かつ屈辱的に)ねじ伏せた。さらに、その用心棒の騎士達まで雷の魔法であっさり撃退。
学園はネイミアが悪魔に取り憑かれたと大変な騒ぎになった。
果たして、内なる悪魔の正体とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 09:45:42
8721文字
会話率:30%
私は日向 結(ゆい)。羽曳野市に住む中学2年生。自由研究のテーマに選んだのは、近くにある応神天皇陵──教科書には載っていない古墳の秘密。だけどこの夏、私はそれ以上の“何か”に触れてしまった。
同級生の白石くんと肝試しに出かけた夜、彼の体に
“思念体”が宿る。彼が語ったのは、宇宙そのものが思考でできているということ、人間の魂もその一部であるという真実。私の心は、夏の空よりもずっと広いものに開かれていった。
家族、友人、大学の研究者──少しずつ繋がっていく世界のピース。
これは私の物語。でも、きっと誰かの物語でもある。
思考を持った“わたしたち”が、どう生きて、何を大切にしていくのかを考える、そんな夏の日の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 07:00:00
44623文字
会話率:34%
朔望団事件
歴史の教科書に載ってはいるが、詳細は知らないが大きな事件だったらしい。
その事件の歴史の波に飲まれて、立ちすくんでしまった人がいた。
もしも、もしも叶うなら、走らせて欲しい。
その主人公は私の瓜二つの別人であっても。
駆けろ
、その世界を。私の代わりに。お願いだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 12:00:00
16522文字
会話率:19%
単純に読み方が間違ってるとか、そういうものも含めて勘違いされてる事とか、間違われがちな事とかを解説する。
個人的に「〇〇は間違っていて、正しくは●●」というのは大嫌いなので、そういう形はとらない。そういう説もあるよね程度で。そして大体「正し
くは●●」って大抵間違ってるんだよね、そんな簡単に「〇〇は間違い」と言い切るのは無理でしょ。
「ガーターは間違いで正しくはガター」とかさ、確かにそうかもしれないけど、「じゃあ何でガーターと言う人が多い、多かった」のかしっかり調べないと何ともいえないよねって。
と、言いつつ1回目のテーマから「Wikipediaに書かれてる事間違ってるよね」から始まってるんだけどさ。
正直「聖徳太子なんていない、厩戸皇子だ!」とかも明らかに現代の教科書の方が「間違ってて」一部の頭のおかしい歴史学者の話を鵜呑みにしてるだけなんだけど、さすがにそういうのは扱わないと思う。
「聖徳太子と呼ばれた人物はいない」「あんな奇跡は起こしてない」というなら「イエス・キリストと呼ばれた人物はいない」し「復活だのそんな奇跡も起こしていない」から「イエス・キリストなんて存在しなかった」ってなってしまう。バカじゃないのかとしか思えない。「厩戸皇子なんていない」という主張ならまだスジは通ってるけど、それは「存在した」っていうんだもん、無茶苦茶だよ。
これに限らず、今「無意味に書き換わってる」日本の歴史多いよね。それは解釈の問題で、書き換える必要無いというのばかり書き換えられていく。日本書紀以外に記述が無いから信用出来ないというなら、じゃあ日本国内に記述が無い邪馬台国をまず否定するところから始めろよとか思っちゃうんだけど。ああ、全然あらすじになってないね。歴史系は多分扱わない。何が正しいかなんてわからないから。「三段撃ちなんてなかった」とか迂闊には書けないよな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 23:15:56
32302文字
会話率:1%