時は1960年、南の大国ヤーハブルクと北の大国アデルメルによる戦争は泥沼と化していた。
アデルメルの友好国であり、同盟国のヒュテルもこの戦争に参加していた。
二ヶ月前、地獄の戦場だったアデルメル領の大都市ケベルに、最悪の形で幕が下ろ
された。我が軍は全滅、民間人からも甚大な被害が出た。
この都市を防衛していた兵士の中に一人の少女がいた。金髪、青い目、身長1.5mほど。歳はたったの13。
名をルーツィエ・コベル。
ヤーハブルク兵にはほとんどこの名前は知られていない。が、一種の都市伝説のように囁かれていた。
「相手の国には死神がいる。腕利きの機関銃手で、出会った人間は全員蜂の巣にされちまうから誰も素顔を知らない」
よく、夕食の席で持ち出された。誰かが気味悪く感じ、誰かが勝手にオチをつけて笑い話にする。
その正体がたった十三の少女と知らずに。
だが、先の戦闘の最中、彼女は被弾し、現場の判断で右腕を切断した。
部隊は解散し、ルーツィエも前線から退いた。国内の仕事に就くことになり、ヒュテルに帰国。彼女の噂はそうして消える…はずだった。
ある日、ルーツィエ宛に召集令状が届く。
前線で指揮を執って欲しい、と。
これは、とある少女兵の再起の物語。
そして、その子に振り回される青年の物語。
※物語に出てくる国名、都市名、人物名などは全て架空のものです。また、実在する銃名をルビ振ってますが、私が振りたいだけなので気にしないでください。
また、主人公の女の子の一人称が「僕」なので、苦手な方はご注意ください。
感想、ブックマーク等いただけると作者が喜びます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 06:16:37
11517文字
会話率:38%
ドイツ西部の田舎町、ヘクスターの片隅に生まれ育った、ひとりの青年・アーダルベルト・ヴァイス。
その手は父の静かな筆を継がず、誰にも描けなかった“もしもの名画”を生み出していた。
カンペンドンク、マックス・エルンスト、フェルナン・レジェ──
。 “存在しない名作”を、完璧な筆致でこの世に蘇らせることで、彼は「誰かの人生」を生きようとしていた。
だが、それは芸術か、偽造か。 彼の絵に魅せられた者たちは、やがて真実と嘘の境界を見失ってゆく。
舞台は1960年代ドイツから現代へと及び、 美術館の館長や警察、そしてひとりの妻との絆を巻き込みながら、 ヴァイスの“空白の時間”に隠された真実が浮かび上がっていく。 ──描いたのは過去ではない、“本物以上の贋作”。
空白を埋めるため、他人になりきった人生とは何だったのか。 芸術と欺瞞のはざまで生きた男の、静かで鮮烈な軌跡。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 16:10:56
87199文字
会話率:35%
1960年代、地球上のいたる所で”歪み”という現象が起こり始めた。
歪みは異世界と繋がっており、そこから屈折体という化け物が出てきて、人類は大きな被害を受ける。しかし半世紀以上経ち、人類はこの現象に適応した。
歪みから得られる資源を
エネルギーとして使い、歪みで手に入れた武器、装備、アクセサリーを使って屈折体を倒したり、それらを戦争に使ったり…
そういう風に何度も入れるものもある。ただ大半は1回しかいけないし、放置すれば大きな被害を出すかもしれない。そのため、ほとんどの歪みは閉じてしまう。
そうやって生きてきた人々の中でも特に強かったり、有名だったりする人を人々は”クローザー”と呼び始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 18:30:45
23435文字
会話率:35%
時は1960年代頃当時私立煉獄中学校の一年生として入学した烏丸雷蔵(カラスマ・ライゾウ)は一般社会に溶け込むと同時に不定期の
様々な依頼を解決して中学生活を続けていく。
サブエピソード:生まれた日
年代は1952年4月1日AM23:59:
59の時間に最年少の息子,雷蔵がこの世に生を受けた。
逆子でも帝王切開でもなく安産だった。
元気に鳴く子供だった,1万500gの体重だった
為担当した助産師はびっくりしたと語る。
よく食べよく寝て,早くも月日は流れた。
英才教育は赤ちゃん3ヶ月後の首が座って即時
始まった,プランクや様々な重量のダンベルを
使い肉体を効率的に鍛えられて行き幼児教育も
同時に進められて行った。
栄養価のバランスが取れた離乳食を摂取し
続けて身体は元気すぎるくらいだった。
骨成長を止めず身体に傷が出来ることもなく,
最適化された中,身体に最適の運動と勉強を
最大限に努めて行く。
風はひかず病に倒れず生まれ持つ壁はなく,
完璧なバランスに調整されたビタミン,
毎日ルーチン化した身体に一番適切な睡眠時間と一番高い質,完璧に調節された運動,適切に
配分されたあらゆる環境のあらゆる度合いの
ストレス耐性,こまめな水分補給,規則正し過ぎる生活リズムやありとあらゆる予防薬品つまり
抗生物質の投入それに加えて完全な予防は
あらゆる病魔すら無効化する健康体を
形成し切った。
年齢は1歳,2歳と子供の成長は光影矢の如し,
その間に様々な世界の言語を学び,あらゆる格闘技を体得して行き子供だから覚えが早いなんて
言うことに甘えず覚えた事を往復して完璧に
脳に刻み身体に覚え込ませた。
世界には蛇の毒液を注入してあらゆる毒に抵抗を持つ人類がいた,その人をモデルとした様々な毒液の少量追加訓練をして完全な毒耐性
を得ていた。
若干11歳の頃既に身長は巨人症ではないのに
220.40cmとなり,体重は200kgに到達していた,体脂肪率は2,8と言う数値を叩き出して
いた。
12歳の頃,成績表は常にトップで担任からの
一言でも良いことしか書かれないまま,中学受験を推薦に加えて一般のものを受けてオール満点を叩き出して余裕綽々で名門中学校,私立煉獄中学校に入ったのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 09:21:10
13640文字
会話率:63%
1960年代後半、学生運動が盛んだった頃。
大学生・水原三郎は、デモの帰りに寄った飲み屋で、見知らぬ隣客に反米帝論を語る。
その客はジャズサックス演奏者の内田勝男。終戦後、演奏の機会をくれた米軍に感謝の念を抱いていた。
※執筆にあたり生成A
Iを使用しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 18:02:05
1520文字
会話率:41%
現実世界とVRで体験するバーチャルの様なパラレルの世界の物語。
第1章
主人公はVRの古代の世界で仮面の勇者として存在する。王女アレクシアとの結婚発表の日、帝国軍の大艦隊が襲来、アレクシアが人質になって連れ去られる。アレクシアを助けに帝国の
船に潜入する主人公。はたしてアレクシアを救出できるのか?
第2章
150年後の火星。フェイスマスクで管理された地球の支配から逃れるため火星のコロニーに移住した人々を支える歌姫セリーナが歌う「星空の旋律」。そんな時、火星をも支配下に置こうとする独裁者ゴメス大統領の策略で大量のアンドロイド軍が火星に襲来する。
第3章
ここは、1960年代に想像した様な2030年の未来都市。そこで仮面の歌手になっていた主人公は音楽祭のパーティで美しい令嬢リナと運命的な出会いをする。二人が運命を感じた時、リナに政略結婚の話が持ち上がりリナが反発、二人で会社の極秘資料を盗みに潜入するが警備に見つかり絶体絶命に陥る。その時…..。
第4章
現実世界リナを探す主人公。ようやくリナを探した時、リナはここでも政略結婚が決まっていた。結婚式当日彼は、意を決し最後の行動をとる。
さて、二人に待ち受ける結末は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 10:52:14
28728文字
会話率:42%
1984年8月、《積層学園都市(バビロン)》と化した名古屋。
その北に広がる"東春日井(ひがしかすがい)"と呼ばれる土地に、太古からある一族が住んでいた。
双子の高校生をその血は、どこに誘うのか?
テクノロジーの檻の
中で、呪われた血が膿み、零れてゆく……。
中世以降、われわれの歴史とは別の道を辿って辿り着いた《戦後》世界は、東西思想圏による緩やかな冷戦と、ヴィクトリア朝時代に誕生した英国 - 植民地間を結んだ官製電信から広がったインター・ネットワーク上のサイバー・スフィアでの抗争という複重構造の中で駆動していた。
1960年代には《インター・ネットワーク》が地球上を覆い、宇宙開発も格段に究められた"現在"。
これは神をめぐる物語。様々な《神》の対立が輻輳し、精神と理想が相克する。名古屋圏から始動する、《伝奇ロマン》というかつて聳えた〈バベルの塔〉の末裔――。
「あなたのSFコンテスト」参加作品(選外)。
ここでのSFは「ソノラマ文庫(っぽい雰囲気の)フィクション」(?)です。
※2016年6月30日、投稿していた「1.」「2.」を「1.」~「5.」(「1/-1」~「2/-3」)に分割しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 16:40:00
178148文字
会話率:24%
1960年代初頭、ケネディ大統領が暗殺されてまもなくの頃、一人の女子大生が南米のとある国へやってくる。祖父の病院を訪ねるためだ。そして様々なゆくたての後、彼女は祖父が指名した男と二人きりで、病院までの旅に出る破目になる。ところがその男とい
うのが、がさつで野蛮を絵に描いたような男で、礼儀を毛ほども解さないという北京原人にも等しい不届き千万な輩だったのだ。そんな男に、彼女は強い反抗心を抱くが、一緒に旅を続けるうちにその男の行動の背後にある優しさや思いやりに気づくようになっていく。そんな男と彼等の仲間達は、主として彼女の祖父の病院とその周囲の医療施設、さらにはその周辺のそれに付属する広大なエリアの守備・防衛を担当していた。そのエリアは軍事拠点としては絶好の地形で、常に反乱組織などの脅威にさらされ続けてきたからだ。特に、この国の軍部はアメリカの豊富な資金援助を背景に軍事施設建設をかなり強引に推し進めていたのだ。ところが、ケネディ大統領の代になるとその計画に待ったがかかり、突然軍事施設建設から医療施設建設へと方向転換することになる。その医療施設建設の途上でケネディは暗殺されてしまうが、その理念はケネディ直属の特殊部隊員だった男とその仲間達に引き継がれていったのだ。彼等は権力の一切を排除し、一般の国民達のためだけの医療施設を作り上げる。そのため、その医療施設は「ケネディの遺産」と呼ばれ、国民の圧倒的な支持を集めることになった。彼女の祖父は、そんな彼等が作り上げた医療施設の院長に迎えられていたのだ。一方、軍部の者達は、「ケネディの遺産」のある広大な地域への軍事施設建設にたっぷり未練を残していた。そのため、何度もちょっかいをかけては、ケネディの残党共に手痛いしっぺ返しを食うという事を繰り返し続けてきた。そんな彼等にとって俄に現れた彼女の存在は格好のウイークポイントに等しかった。彼等は彼女をターゲットとして執拗に攻撃をかけ続けた。その挙げ句、男は彼女を守るため瀕死の重傷を負う破目になる。彼女の必死の治療によって男はかろうじて一命を取り止めるが、それも所詮一時のことに過ぎなかった。祖父の病院へ運ばれた後も、病状は徐々に悪化していく。そして10日ほどたったある日、男のいた病室は空になっており、病室の窓の外の陽だまりの中で、彼女は仲間とともに男の追憶に浸るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 15:17:13
138671文字
会話率:42%
時代にはその時代の特有の流れというものがあって、過去にはフランス語が1960年代に流入されたように、最近は日本語がフランス語化しているケースが目立つ。これは前エッセイで列挙したのでご覧いただきたい。本稿では日本に輸入されたフランス語で原義
逸脱、もしくは、部分的に逸脱した用語をご紹介しよう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 23:18:17
1119文字
会話率:0%
某県某所。
進学校として名高い妙音高校に【家から近い】という単純な理由で入学した古倉匠人は、大のクラシックオタクである。
然し、とある事情で貧乏学生として生活している匠人は、MP3プレイヤーやiPodなど当然持っておらず、唯一使えるのは
親から貰った使い古しのMDウォークマンと、百均で買ったちゃちなイヤホンだけ。
友達も作らず、代わり映えの無い毎日をクラシック音楽で満たす匠人が、ある日ふと見つけた部活【オーディオ部】。
おそるおそる中を覗くと、そこには憧れの高級ヘッドフォン【STAX】を装着してアニソンを聴く女の子の姿があった。
ーーアニソンなんて煩くてくだらないと思っている匠人と、クラシックなんて退屈でつまらないと思ってる女の子。
喧嘩しつつも、段々とお互いの好きな音楽ジャンルに理解を深めていく2人。
そこにオーディオ部の個性豊かな面々も加わって、オーディオヲタ・クラシックヲタ・アニソンヲタetcが歓喜する新感覚ラブコメ……になる予定の物語です。
※誤字・脱字・意見・要望・アドバイスなどございましたら、お気軽にレビューして下さい。
※1ページ毎の文字数にバラつきがございます。
検索↓
stax/クラシック/アニソン/オーディオ/学園/恋愛/ラブコメ/友情/青春/お嬢様/アイドル/耳栓/100均←便利。
♢♢♢♢♢
※STAX(スタックス)は1960年に世界初となるコンデンサー型ヘッドフォン(イヤースピーカー)の製品化した、日本が世界に誇る音響機器メーカーさんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 12:32:48
13136文字
会話率:34%
大国と呼ばれる国々では、1950年代初頭から長年に渡ってひとつの研究に膨大な資金が投入されてきた。
学問では超心理学といわれ、有識者からはオカルトと批判されるようなパラノーマルな研究だ。
すなわち、ESPやサイコキネシスなどと呼称される
超能力である。
1960年代以降にはサイバネティックスと呼ばれる学問も成立し、人間と機械のシンクロを解き明かす科学的試みも実施されてきた。
1980年代後半には日本が誇る世界的なコングロマリットが超能力研究所を開設し、透視能力やテレパシー、気の科学的な検証などを行っていたことを知る者も多いだろう。
現代において、超能力というものはフィクションの世界ではテーマとして取り上げられることも多いが、現実社会のニュースとしては記事として記されることがほとんどない。
生まれつき高いIQ値や才能を持つ者は、天から才能を授かったとしてギフテッドと呼ばれる。近年ではメディア露出の多いパワーワードだが、彼らこそが超能力者なのだろうか。
答えは否である。
超能力は過去には神通力とも呼ばれていた。しかし、実際には天や神から授かった能力ではなく、先天後天問わずに脳や遺伝子の突然変異で現れる能力との見解もある。そして、それは鍛錬や思考により、複雑なロジックを形成して昇華を可能とするものだと考える学者たちも存在した。
その理論から、一部では超能力者はホルダーと呼称されている。
一般的な視点から考えると、ギフテッドに比べて超能力者のメディアへの露出が極めて少ないことに疑問を感じる者もいるだろう。
では、超能力の研究は衰退したのだろうか?
これも答えは否である。
それらは国家機密として厚いベールに包まれながらも、様々なレベルで国家安全保障の名目において継続されてきた。
数万、数千万にも及ぶ実証実験。
そして、禁忌とされる人体改造や脳機能への介入など、倫理から外れた研究が行われていることを知る者は稀である。
その研究の結果、生み出された超能力者のひとりが、閉鎖的な日々に辟易して研究施設から逃走を決意した。
彼を待ち受けるのは過酷な未来か、それとも心躍る至福の人生だろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 13:18:07
83773文字
会話率:11%
1960年 昭和35年。
私は男の子を出産しました。
初めての我が子でした。
でも、日が経つにつれて誰にも似ていないことに気づきました。
気づいても「もしかしたら、曽祖父母とかに似てるのかも?」と思いました。
それが……我が家の、家族の心の
繋がりを試されているような日常になるとは思いもよりませんでした。
昭和に起きた新生児取り違えを題材にしています。
実際に起きたことであり、その実数は不明です。
今までドラマなど作られています。
私は読んでいませんが、作:奥野修司「ねじれた絆」が良いそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 13:12:37
97836文字
会話率:46%
時は1960年代!二度目の大戦で勝利したツェントルム国はオイローパ帝国としてその栄光を謳歌していた。その国で最もえらい人である総統は齢68歳。二次大戦当時秘書であった若い女性と結婚して、一人の娘を設けていた。彼女の名はエヴァ・ユレーヴェン
。今年で14歳のうら若き少女である。
しかし、ある日総統が倒れてしまう。懸命な治療も数日の延命にしかならず、総統は妻とまだ若い一人娘を残してヴァルハラへ旅立ってしまう。突然絶対的な権力者を失った帝国。そして父を失ったエヴァ。彼女の運命やいかに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 15:49:26
6125文字
会話率:33%
舞台は1960年の架空の中国
貧しさから盗みを働く青年ハル
盗みに入った家は拳法家の少女の家!?
凸凹コンビの織り成すラブコメバトルファンタジー!
最終更新:2024-01-13 01:01:54
7980文字
会話率:49%
1960年代、碰上大学構内にある池が、突如として異常な活動を始めた。送り込まれた調査隊は、行方不明となる。
医師の竹野は、帰国早々、反りの合わなかった元上司から、強引に新たな調査を任される。
一方、碰上大学の新聞部も、独自に調査を始めていた
。
異変を目撃した中学生も巻き込み、事態は混沌の様相を呈する。
「元ねこ、大学へ行く」の前日譚に当たります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 21:19:23
59684文字
会話率:40%
姉の軌跡、運命の導。
1944年6月6日、アメリカ合衆国並びに英連邦軍が日本列島に同時上陸を敢行。地獄のような血みどろと泥濘の戦いを経て、天皇は玉音を通し国民に降伏要求受諾の旨を通告した・・・・・・
それから16年。地球は3つの世界に分
かたれた。自由民主主義の名の下に弾圧と支配を広げる連合国、ユートピアのために人々をミキサーにかける社会主義圏、新たなる総統に飢える国民社会主義ドイツ。三極世界体制は長らく続いた。
1960年。一人のCIA職員が、冷戦の最前線となった日本に降り立った。姉の無念を晴らすために・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 14:02:06
3888文字
会話率:70%
何気ない出逢い系ツール使用から
長期間の交際に至った男女の話
最終更新:2023-10-22 12:47:49
3492文字
会話率:9%
1950年代から1960年代に活躍した卓球選手の玄三。彼は、数々の世界選手権にて、8個の金メダルを獲得した超一流の卓球選手。しかし、どんな一流アスリートも老いには勝てない。病院の一室で死期を悟りながらも、一つだけ、やり残したことを悔む玄三。
それは、オリンピックへの出場だ。オリンピックに卓球が種目として採用されたのは、彼が現役を引退してからの事だった。たった一つの悔いを残して天寿をまっとうした彼はなんと、気がついた時には美幼女へと生まれ変わっていた!! しかし、何のリスクもなく、ただ生まれ変われるなんて、そんな都合の良い話はない。彼には一つ呪いがかけられていた。それは、卓球の試合で負ける度に、前世の記憶を少しずつ失っていくというものだった……。
これは、ジジィが幼女に生まれ変わり、大事な記憶を失いながらも、自らの願いを叶えるため、ゼロからオリンピックを目指す、爽やかスポーツロリコメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 19:19:58
239146文字
会話率:32%
時は1960年代後半。舞台は田舎町。川上正太(しょうた)は大学生になっていた。正太は大学に初めて自転車で乗ってきたので、恋人の清子は珍しがって正太にその理由を聞く。喫茶店で正太はその理由を説明するために清子に中学生時代の過去について話し出す
・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 23:27:08
19332文字
会話率:53%
宇宙の何でも屋、三毛猫商会に、大企業プラナル・コーポレーションから仕事が持ち掛けられた。
仕事の内容は、「社長の娘をエレメン星系に連れて行くこと」
娘、イリア・サンダースは、惑星開発技術者。辺境の星系エレメンは今、惑星改造の最中で、改
造に必要な貴重な『ラマタキオン』も一緒に輸送してほしいということだった……。
※1960年代のスペースオペラをイメージしております。エーテルは宇宙に満ちてはいませんが、世界設定は限りなくその時代に近いものです。
※この作品は、なろう、カクヨムの連載です。
※毎日20時更新。力尽きるまで
※この作品は、たこすさま主催『この作品はだーれだ企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 20:00:00
54596文字
会話率:42%