これは、縁と呪いに囚われた──
ひとりの少年と、ひとりの少女の物語。
──あらすじ──
恐怖から始まり、静かな余韻で終わる物語。
幽霊が視える少年・悠斗と、呪われた村から来た少女・美琴。
桜織市――春になると桜が舞うこの街で、ふたりは
数々の霊障に立ち向かいながら、過去に封じられた“呪い”の真相に迫っていく。
命をかけて、誰かを守るということ。
恐怖の中で芽生える、あたたかな恋。
そして、桜が導く――運命の選択。
これは、「祓う」のではなく「結ぶ」物語。
怖さの裏にある“悲しみ”と“赦し”を描いた、心揺さぶるミステリーホラーです。
最後に残るのは、恐怖ではなく――優しい余韻。
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【作者の言葉】
毎日20時更新です!
この物語は、「恐怖の中にある優しさ」や「別れと再生」をテーマにしています。
もし何か感じるものがあったら、ほんの一言でも感想をいただけると、とても励みになります。
応援していただけると、本当にうれしいです。
怖さは控えめで怖いのが苦手な方も是非。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 20:27:34
54255文字
会話率:19%
孤独感から自身に霊を取り憑かせ、 霊障をもって寂しさを紛らわせようとした、そんな愚かな男の日記。
最終更新:2025-04-21 23:10:14
8122文字
会話率:0%
神祇省の零護庁に所属する三正照好(みせいてるよし)は守護神官として、大規模な社「海母大神宮」の警護を主な職務として、日常を過ごしていた。
ある時、海母大神宮の氏神域で悪霊による怪死事件が起こる。その事件には悪霊の上位種である「霊魔(れい
ま)」と呼ばれる危険な存在が関与していた。事件の容疑者として、三正の上司である五島が挙げられて身柄を拘束されてしまう。
しかし、事件が霊魔によるものであると報道され、神祇省本省より広域の守護神官と連携して、事件解決を目的とする神官統制の発令が下される。
捜査を進めていくと、五島が半年ほど前から霊障による体調不良のため通院をしていたことが明らかになる。
五島が通っていた病院の診断書を調べた結果、身体に無数の障害霊が憑依していたことが明らかになり、五島の自宅を捜索したところ、霊を引き寄せる邪悪な術が込められた護符が見つかった。
三正は、地元の霊視警察とともに護符を発行した貝村八幡神社社務所長である橋川に任意同行をかけるが抵抗したため、鎮圧して身柄を確保する。
しかし、署長に憑依していた霊魔、百視入道(ひゃくしにゅうどう)が姿を現す。
三正は百視入道を鎮圧することに成功するが、百視入道は今回の怪死事件を裏で画策していた霊魔でないことが判明する。
社務所長の橋川に不当な護符を渡した違法物売買集団を突き止めるため、捜査を続行すると、主犯格の笹山が浮上した。
笹山の居所を突き止めた三正は、名廻駅において、他の違法売買集団の構成員もろとも身柄を確保することに成功する。
名廻駅の現場捜査により、検出された神氣から海母大神宮の関係者が儀式術を行使した痕跡が見つかったため、海母大神宮の零護署及び社務所の職員を対象とした霊能身体検査を行った結果、萩原と佐岡の付き人である田代のものと一致する。
三正はすぐに萩原に連絡をするが、その直後、田代が突然変貌して更に元締めの霊魔、牛天閣(ぎゅうてんかく)が姿を現した。
事件の真相は、田代が秘密裏に行っていた「悪霊売買」と称す市場を五島に感付かれ白日に晒されそうになったことがきっかけである。
三正は、萩原、佐岡とともに牛天閣を無事に鎮圧し封じ込めた。
その後、五島の無実が証明され、無事に身柄の拘束を解かれ釈放された。
三正たちは五島を喜々の表情で迎え入れて、守護神官としての通常職務に戻った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 00:06:12
86572文字
会話率:46%
――臨 兵 闘 者 皆 陳 列 在 前! 鬼祓い、商わせていただきます!
閑静な高級住宅街に響く奇声! 鬼気たちこめる豪邸に浄光が走る!
よろず霊障承りサービス・土帥門春暁、ご依頼とあらば即推参!
自称・陰陽師の敬語イケメンと毒舌ちび
っこ少女が送る現代退魔アクション短編です。
どうぞ、お楽しみくださいませ!
※本作に登場する「陰陽師」は、一般的に想像される安倍・土御門家のそれではなく、その体制下で脈々と現代まで受け継がれてきた民間陰陽師という設定になっています。あくまで現代ファンタジー。皆さんのイメージと違っていたらスミマセン。
【この作品について】
カクヨムで開催されたイベント「KAC2025 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2025~」のお題 「三題噺: 天下無双/ダンス/布団 + トリの降臨」で書かせていただきました。
※この作品は以下のサイトでも公開されています。
カクヨム: https://kakuyomu.jp/works/16818622171236127691折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 07:12:56
6396文字
会話率:39%
五月の中旬、昼休中に清水莉子と幸村葵が『こっくりさん』で遊び始めた。俺、月森和也、野風雄二、転校生の神代渉の三人が雑談していると、女子達のキャーという悲鳴が。その翌日から莉子は休み続け、学校中に『こっくりさん』の呪いや祟りの噂が広まる。その
ことで和也、斉藤凪紗、雄二、葵、渉の五人が莉子の家を訪れると、彼女の母親は憔悴し、私室いた莉子は憑依された姿になっていた。莉子の家から葵を送り届け、暗い路地を歩く渉は不気味な怪異に遭遇する。それから恐怖の怪奇現象が頻発し、ついに女子達が犠牲に。そして怪異に翻弄されながらも、和也と渉の二人は一つの仮説を立て、思ってもみない結末へ導かれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 16:55:39
131750文字
会話率:32%
私はある日、死んだ。サラリーマン生活を突然打ち切られた私は、家族を養うことも出来ずに宛もなく街を彷徨う。だが、しかし、帰って来る場所は、いつも決まって家の電信柱の影。家の中にいると家族に霊障っぽいのが出る為、外に居る。ところが、ある日──
。ある起業家の青年と出会う。会社に再び就職した私に与えられた役職は〝魔王〟だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 15:08:24
52569文字
会話率:60%
7年前に投稿していたホラー短歌をブラッシュアップしました。
1首ごとに短歌の背景となった解説をつけています。
100首を目指して書き進めていきます。
なお、これを読んでいくことによる霊障などのトラブルには責任をもてませんので、自己責任でお読
み下さい。
私自身の実話をもとにしたものが多く、出てくる人物が自分のことではないかと思われる方もいるかもしれませんが、いやいやそれは思い違いだと受け流して下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 21:24:39
47141文字
会話率:19%
霊が視え、手で触れると霊や霊障を破壊してしまう主人公。そんな主人公は地下で竜(トカゲ)と出会う。竜は自らの罪償う為に存在し、主人公はそれに偶然(?)巻き込まれてしまった。
最終更新:2024-12-18 10:46:30
32759文字
会話率:38%
この作品は著作者本人の体験をもとに制作されました。
人物名、地名、来歴等は全て仮名を使用し、一部脚色を加えています。
亜岳國春の作品を閲覧中、あるいは閲覧後の霊障については一切の責任を負いません。
ただし、著作者本人は怪談話をよくよく好ん
でおりますので、類似した実体験や弊作品を通しての霊障に関しましては、お力にはなりませんが、いつでもご連絡ください。
本文をはじめ、亜岳國春が公開している全著作物を、無断で転載、複製、編集、改変、または引用する等の二次利用を固く禁じます。
無許可での上記行為は法律により罰せられます。
2024年11月30日 亜岳
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 14:01:21
6528文字
会話率:16%
竜祭のバンダナ芋兄ちゃんこと俺クンの学生時代のお話
最終更新:2024-11-28 19:16:26
2352文字
会話率:25%
今の科学では説明のつかない「怪奇案件」。世の中には奇妙な噂の絶えないスポットが多数存在していて、その裏には知られざる背景が隠れている。それを解き明かし、負の連鎖を断ち切るのが「霊障」の役割。
最終更新:2024-11-18 23:59:22
6094文字
会話率:64%
とある未発表の作品。
※本作品はフィクションです。実際の事件や事故、及び登場人物は架空の者です。
※本作品により霊障、その他精神的異常を感じた場合の責任は一切受け付けません。
※本作品は投稿の都合上、短編形式を取っております。
※投稿の日時
について連絡は一切致しません。
※本作品について質問等はお答え出来ない事もございます。予めご了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 19:43:47
3504文字
会話率:41%
生前、日本で退魔師をやっていた少女。
若くして亡くなった彼女は死後、剣と魔法のファンタジー世界に異世界転生していた。
孤児として教会に育てられた彼女はジャンヌと名付けられ、聖魔法を発現させ聖女として生きてきた。
13歳になったある日
、不思議な声に導かれ、彼女は森にて地面に突き刺さった不思議な魔法の杖を拾う。喋るその不思議な杖=ハヤテを手にしたとき、彼女は生前の退魔師である記憶を取り戻した。
杖こと日本刀とともに前世の記憶を取り戻したジャンヌは、何故か現れる日本由来の妖怪を相手に、人々を悪しき霊障から守る退魔聖女として戦い始めるのだった。
「その悪しき感情、私が断ち斬る!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 12:00:51
21163文字
会話率:33%
霊道上にあるという噂の喫煙所で煙草を吸っていた私は、なんの前触れもなく酷い耳鳴りに襲われた。
筆者の実体験を元に描いた当時としてもヒヤリとし、だいぶ時間が経過してからまたヒヤリとした出来事を描いた作品です。
キーワード:
最終更新:2024-09-09 20:00:00
352文字
会話率:0%
怪異風評蛇足文書は小説家になろう公式企画「夏のホラー2024」のテーマである噂をモチーフにして思いついたホラー小説になります。あまり怖くないかもしれませんが噂というものの危険性を十分に表現できたと思います!更新頻度は遅くなりますが気長にお待
ちください!
以下、あらすじです!
町の外れにある蛇足神社。その神社の神主から貰える奇怪なデザインのキーホルダーには強く願うと願い事が叶うという噂がある。
町に住んでいる幾人かの住人はそれぞれの状況で異常に遭遇する。そうだとしても決して諦めてはいけない。ホラーにとっての蛇足はハッピーエンド。あなたもその方が嬉しいでしょう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 15:00:00
14488文字
会話率:63%
“たたり”といえば皆さんはどんなことを思い浮かべるでしょうか。
家の物がこわれたり、ケガをしたり、家族に不幸があったりといったものを連想する人もいるでしょう。あるいは霊障が起きて毎日怖い思いをする、ということもあるかもしれません。
でも、この町で起きたものはどれにもあてはまりません。ただ“たたり”があったという噂だけが聞こえてくるのです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 19:34:33
2336文字
会話率:12%
これは私が集めた怪談集です。ただし実話ではありません。採集後に調査を行い、確実に創作であるとわかったものをこの度公開することとしました。つまり、全てフィクションです。
だからこそ、存分に楽しめる。
どんな霊障も差別も、ここに記されたも
のはどれも非実在ゆえに、何者への配慮も必要ありませんので。
存分にお楽しみください。
良ければブックマークや評価の応援をいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 19:10:00
44332文字
会話率:6%
霊障を引き付けやすい体質の元不良少年、凡場久秀。
怪異渦巻く堅洲町にてその体質は致命的。
霊に憑かれて呪われる日々から逃れるべく、今日も宝嶺寺で修業を行っていた。
そんな中、凡場の師にして宝嶺寺の住職である弁慶の下に依頼が届く。
肝試しで禁足地である鹿驚の森に赴いた学生達が、森の主である蛇の恨みをかって呪われてしまい、如何にかして欲しいと助けを求めてきたのである。
除霊と調伏、その現場を知る為の修業と住職に言われ、凡場は鹿驚の森に赴くのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 12:16:16
13129文字
会話率:41%
三門 太志は正義感にあふれた子どもだった。いじめられていた同級生を護るためにイジメを肩代わりし、閉じ込められた体育倉庫で熱中症で死んでしまう。
死後、なぜか成仏しなかった太志は、霊媒師のおばあさんに拾われて、その正義感に流されるまま霊
障被害者に憑依する。
しかし、憑依先は同い年の美少女で……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 15:09:23
22326文字
会話率:47%
時は現代、202×年。
人々は突如増加した霊障に怯えながら過ごしていた。
しかし、隠れ、怯えるだけでは無い者もいた。
一部の人間は武器を取り、霊達に立ち向かった。
霊関係の事件に探りを入れ、それぞれの方法で祓う彼らを、人々は 『霊能探偵
』と呼んだ。
不真面目な高校生、文乃 松原はある時の事件を境に、霊の見ることが出来ない『零』能探偵である、神園 輝と出会う。
霊が見えるだけの松原と、霊を祓えるだけの輝。
あべこべコンビによる、霊を巡る物語が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 11:50:00
14134文字
会話率:55%