煌陽学園には、二つのコースがある。
一つは、全国トップレベルの大学進学を目指す進学コース。
もう一つは、芸能・スポーツ・自由な学園生活を謳歌する総合コース。
──そして、進学コースの片隅にいるのが、“陰の王”と揶揄される男子・朝霧 蓮(あ
さぎり れん)。
勉強以外は無関心、女子とも会話ゼロ、友達は一人だけ。
だが彼の正体は――
・全国模試トップクラスの学力
・鍛え抜かれたボディと元・武道有段者の身体能力
・しかも、かつて学年三大美少女をそれぞれ助けた「伝説の恩人」
……という、“全部持ってる”スペック男子だった。
しかしその事実は、誰も知らない。
陽キャに絡まれ、陰口を叩かれ、影で笑われる日々。
だが、些細なきっかけで、少しずつ周囲が気づき始める。
「えっ、あの子が……?」「まさか、私の“恩人”が……」
学年三大聖女が動き出すとき、蓮の人生は静かに加速していく――!
そして始まる、じわじわと陽キャを追い詰めていく“ざまぁ”と恋の反撃劇!
隠された実力、すれ違う初恋、溢れるカタルシス。
これは、“目立たない少年”が“誰よりも光る存在”になっていく、逆転ラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 06:00:00
75720文字
会話率:35%
伯爵令嬢ヴィエナ・エムリット(15歳)は、
ある夜、舞踏会の練習の合間に庭を散歩していた際、賊に襲われ、左眉の上に残る傷を負ってしまう。
その傷は「令嬢として致命的」とされ、世間は彼女を“傷モノ”と蔑む。
婚約者のアイクも冷酷に彼女を見放
し、婚約破棄を言い渡す。
彼女は孤立し、陰口を叩かれ続ける。
しかし、悲嘆に暮れるだけではなく、「ならば自らの力で領地を発展させて陰口を叩く貴族を見返してやる」と決意。
医療と商才を学び、誇れるエムリット領を築こうと奮起する。。。
※毎日19時に投稿頑張ります。
※評価励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 19:09:01
72617文字
会話率:38%
幼い頃におきた戦争が原因で貴族だった両親が亡くなり、顔にも獣に引き裂かれたような傷を負ってしまったルチカ。
遠縁の親戚の世話になるも顔の傷のことで幼少期から腫れ物扱いされ、商人でもあった彼らの所有する港の倉庫で、朝から晩までタダ働きの重労
働の毎日。
そして年頃になった今は、碌な縁談は来ないだろうと陰口を叩かれる日々を送っていた。
そんな折、ある辺境の騎士爵から縁談の申込みが。
先の大戦で英雄級の働きをし、王から領土を与えられた獣人の騎士だという。
そんな人物がなぜ自分を……?
不安が募る中会ったその人は、もっふもふのお耳を生やした紳士なおじさまだった。
ケモ耳紳士なおじさまとの甘々訳アリ婚約生活がはじまる!
かと思いきや、高慢俺様幼馴染やルチカのある秘密を狙った輩も現れて……。
ケモ耳紳士なおじさま獣人騎士団長との年の差恋愛物語的なお話になります。
獣人度は人間にケミ耳と尻尾が生えてる程度と想像して下さい。
※元々音声作品と制作した作品の小説版です。詳細は作者プロフか活動報告をご確認ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 18:00:00
185587文字
会話率:36%
大陸で一二を争う強国の第一王女の12歳の誕生会が開かれた。招かれているのは国内外の王族・貴族。白豚王女と陰口をたたかれている王女の婚約者を決めるための誕生会だ。例え、白豚と言われても、国王に溺愛される王女の婚約者の地位は、非常に魅力的で、多
くの候補者が集まった。
その中に、貧乏王国の第二王子もいた。貧乏故、傭兵団を組織し外に出稼ぎに行かざるを得ない国で、強さを求める少年は、他国人には乱暴者に見えた。
そんな二人が出合い頭にぶつかって転がり落ちた先で出会ったのは、古の封印された魔法使い。
そこで知る衝撃の事実。
転がり落ちて封印を壊した時に王女と王子の心が入れ替わってしまった。
これは、そんな二人が元に戻る為に奮闘する中で、成長する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 07:00:00
331341文字
会話率:42%
恋なんて嫌い
ただまっすぐ誠実に生きていたいだけなのに
どうして人を傷つける結果にしかならないかな
ほんとに…バカ
私は高校一年生の佐々木華。只今絶賛修羅場中です。
原因は…入学式の時にの理人くんから告白されたけど、初日でいきなり
付き合えないですってお断りして
一ヶ月後にクラスで隣の席になった南くんに告白されたけど、お断りして
その後も何十人かに告白されたけどお断りして
それでいつのまにかぼっちになっちゃった。
クラスでカリスマ性があって可愛い原田さんが山﨑先輩と付き合ってたけど、山﨑先輩が私のこと好きになったからって理由で振られたみたいで、それが原因で私がいじめられるようになった
いじめられるって言ってもそんなに大したことじゃないけど
調子乗ってうざいとか陰口言ってたり
机に変な液体ばら撒かれたりしたぐらいかな
陰口も気にしてなかったし、
机だって綺麗にすればよかっただけだったから
気にしてなかったんだけど
クラスの男子達がめちゃ怒ってて
大丈夫?って何回も聞かれて
大丈夫だよ。気にしてないよ。って答えてたんだけど
担任の先生とか学校の校長先生とかも出てきて大事になってきてしまって
大丈夫なのでってずっと言ってるんだけど
健気だとか本当に優しいねとか言われて
そんなつもりじゃないんだけどな
だって大好きな人が取られて辛い気持ちになるし、衝動的にやってしまう気持ちもわからなくもないし
原田さんが校長先生や親に呼び出しされて怒られてる姿を見てる方が辛かった
クラスは完全に原田さんの味方である女子チームと私を哀れに思う男子チームの二極化されたまま
遠足に行くことになった
帰りのバスで不運にも事故に巻き込まれて
前方の方に座っていた私含め女子数名が亡くなった。
目が覚めるとなんか陽気でチャラそうな神様がいて
君達は乙女ゲームの世界に転生して貰うよ
華ちゃんはもちろんヒロインね!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 23:54:50
406872文字
会話率:86%
昔から何かと面倒を見てくれた幼馴染の『愛月真海』を一途に思う高校3年生『小鳥遊裕介』は3度目の告白を経て、遂に真海が不明瞭だった答えを明かしてくれた。
『受験期だからその⋯⋯今は恋愛してる余裕はないの。ごめんね⋯⋯』
1度目、2度目
と何かと答えをはぐらかされては避けられていた裕介にとって、その拒絶は心を大きく抉るもの。
『これ以上は流石に真海に申し訳ない』そう彼女への思いを心の奥へしまおうと決意した裕介はその日の帰り道、思いもしなかった真海の姿を見てしまう。
傷心の末、思い出の公園で思いを馳せていた所に現れたのは⋯⋯かつて真海と裕介と一緒に遊んでいた、2人目の幼馴染『桜木佳奈美』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 13:10:00
72553文字
会話率:29%
魔王討伐後、平和になった世界、その世界では魔物狩りが盛んになっており、ほとんどの魔物は絶滅。今では地底深くに住む魔物のみが生き残っていた。
だが、残っていた魔王軍の残党達が手を組み、新たな軍 魔神軍 を結成。魔神軍の力によって、再び世界は危
機にさらされてしまった。
ある街に住む少年 デーモン 彼は、悪魔の名を付けられ、街の子供から陰口を言われていた。
そんな日々が続くある日、友人のパッチンから勇者選別試験というものがあることを知る。
姉の言葉に背中を押され、試験へと向かうデーモン。
そしてその試験で、デーモンは勇者であることが判明する。
デーモンは戸惑っていたが、姉の言葉で決意が固まり、ついにデーモンは、魔神軍を倒すための旅に出ることになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 23:30:29
242987文字
会話率:28%
人は退屈を潰す為ならば、何処までも残酷になれる。
クラスの誰かが行うランキング付もきっとそうだろう。
では何故、ランキングが幅を聞かせるこの世の中に、それだけが問題視されるのか。
マナーがなってないからだよ。
注意事項1
起承転結はあ
りません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
バレなきゃ犯罪じゃないんです。
倫理は置いといて、論理で攻めれば。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 12:24:06
810文字
会話率:7%
私には仕事がしこたま出来る先輩がいる。
何時もふんわりおっとりしていて、口調も丁寧。素敵な人だ。
けれども、ふんわり、おっとりしているだけじゃないと思い知った。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
こんな人には絶対なれないなぁと思いながら、後輩ちゃんと共に縮こまります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 19:42:48
999文字
会話率:43%
称号
それは人々が神から与えられる特別な力
勇者の称号を手にすれば人々を救うための力が
聖女の称号を手にすれば人々を助けるための力が
賢者の称号を手にすればあらゆる魔法を行使する力が
魔王の称号を手にすればあらゆる魔を統べる力が
そして、嫌われ者の称号を手にすれば………
勇者? 聖女? 賢者? はぁー? 私の嫌われ者に比べたら雑魚ですけどなにか?
あまりに理不尽、あまりにチート、あまりに狂ってる嫌われ者の力はどの称号と比べても異質だった
一つ目の力は陰口………二つ目の力は悪口………嫌われ者がやる行動のオンパレードの力はどれも最強の特別な力ばかり
そんな嫌われ者の力で世界を救う一人の少女の物語。嫌われ者は嫌われると誰が決めたのか?嫌われている人は本当に嫌われる人なのか?嫌われ者は自由を愛する人?嫌われ者だと言われても嫌われたいわけじゃない。そんなクロエの物語をお楽しみに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 22:18:51
138661文字
会話率:63%
四方木・礼祀(よもぎ・れいじ)は霊能力者である。霊能力を博打や投資に使ってだらだら生きている父親を反面教師にして、地球の平和を守るために夜な夜な悪霊を退治したり妖怪の愚痴を聴いたりしていた。例え学校では「休み時間に寝たフリしてるだけの友達
いない陰キャ」と陰口を叩かれていようが、礼祀はそれで自己満足に浸れる充実した日々を過ごしていたのだ。
気紛れで礼祀に興味を持ったクラスの美少女のせいで、スクールカースト上位気取りの連中が余計な騒ぎを起こしてしまうあの日までは……
調子に乗って人を見下してる輩が、心の中だけにしとけばいいのにワザワザ行動に移して、ヤバい奴を怒らせるという有りがちな懲悪エンタメです。ホラー的不条理さのため勧善ではないです。
全20話で、最後まで書き溜め済み。最初のざまぁまで一気に投稿した後は、毎日1話づづ更新する予定です。
カクヨムにも投稿してますが、なろうの方が早いです。
過去作含め、評価・感想まことに有り難うございます。今作が一段落したら随時返信させて頂きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 07:28:44
40117文字
会話率:41%
タマヌヤ王国の三代公爵であり、水・火・葉・光のうち、水の魔法をすべるルー家の末端分家であり貧乏子爵であるアグア家の長女、ソフィアは、貧乏な家族のために本家であるルー家のメイドとして働くことになるが…。
陰湿ないじめにも、陰口にも真っ向から
立ち向かう…と言うよりは鈍感すぎて全く気がつかない、そんなソフィアの愛されストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 10:40:34
7751文字
会話率:41%
元々平民で人格者であった祖父が男爵位を賜ったことにより、「成金の偽善者」と陰口を叩かれるセドリック・トリエ。
それは婚約者である伯爵令嬢カテリーナ・ラドゥメグも例外ではなく、神経をすり減らす日々を送っていた。
そいてラドゥメグ伯爵家を訪れた
セドリックと、父クレマンが切り出したことは……。
※pixiv、カクヨム、アルファポリスにも同じものを投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 23:00:35
8647文字
会話率:51%
古民家カフェ『TAKATSUKI』の店主である高月護琉の一人娘・高月海織は幼少より護琉からカフェ営業の関するありとあらゆる教育を受け、中学卒業後の四月から店主という立場に就く。
だけど、正社員、アルバイト含め多くのスタッフの多くは海織よ
りも歳上であり、歳下である彼女に上に立たれるのが気に食わず何かにつけ彼女に陰口を叩く日々。そんな半ば四面楚歌の状況であっても、仕事さえある程度してくれれば問題ないと気に留めないでいた。
それでも、そんな中でも海織を尊敬している部下が一人。それが、大卒二年目の人懐っこい可愛い系の美男子・戸波小夜で――
当作品は、小説投稿サイト『エブリスタ』『カクヨム』でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 07:57:24
50942文字
会話率:51%
貴族の名門に生まれながら、生まれつき脚が不自由で「公爵家の恥」と陰口を叩かれてきた令嬢。華やかな舞踏会の喧騒から遠ざけられた彼女の唯一の拠り所は、人知れず花を育てる小さな庭園だった。そこに咲く花で飾られたドレスをまとい、誰かに優しく手を差し
伸べられて踊る――そんな夢を抱き続ける彼女の前に、ある青年が現れる。周囲の圧力に押し潰されそうになりながらも、想いを通わせ、秘密の計画に踏み出す二人。けれど、その儚い希望を揺るがす大きな試練が迫るとき、夕暮れの庭で咲く一瞬の奇跡が、静かに彼女の運命を変えていく。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 12:36:51
12339文字
会話率:41%
「アイリーン・セラーズ公爵令嬢! 私は、お前との婚約を破棄し、このエリザと婚約する!」
「はいわかりました! すみません退出してよろしいですか!?」
ある夜会で、アイリーンは突然の婚約破棄を突きつけられる。けれど彼女にとって最も重要な問題は
、それではなかった。
視察に来ていた帝国の「皇太子」の後ろに控える、地味で眼鏡な下級役人。その人こそが、本物の皇太子こと、ヴィクター殿下だと気づいてしまったのだ。
更には正体を明かすことを本人から禁じられ、とはいえそのまま黙っているわけにもいかない。加えて、周囲は地味眼鏡だと侮って不敬を連発。
「私、詰んでない?」
何がなんでも不敬を回避したいアイリーンが思いついた作戦は、
「素晴らしい方でしたよ? まるで、皇太子のヴィクター様のような」
不敬を防ぎつつ、それとなく正体を伝えること。地味眼鏡を褒めたたえ、陰口を訂正してまわることに躍起になるアイリーンの姿を見た周囲は思った。
……もしかしてこの公爵令嬢、地味眼鏡のことが好きすぎる?
一方で、その正体に気づかず不敬を繰り返した平民の令嬢は……?
笑いあり涙あり。悪戯俺様系皇太子×強気研究者令嬢による、テンション高めのラブコメディです。
◇
同タイトルの短編からの連載版です。
一章は短編版に5〜8話を加筆したもの、二章からは完全書き下ろしです。ゆっくり更新になりますが、こちらもどうぞよろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 22:59:07
181139文字
会話率:58%
「アイリーン・セラーズ公爵令嬢! 私は、お前との婚約を破棄し、このエリザと婚約する!」
「はいわかりました! すみません退出してよろしいですか!?」
ある夜会で、アイリーンは突然の婚約破棄を突きつけられる。けれど彼女にとって最も重要な問題は
、それではなかった。
視察に来ていた帝国の「皇太子」の後ろに控える、地味で眼鏡な下級役人。その人こそが、本物の皇太子こと、ヴィクター殿下だと気づいてしまったのだ。
更には正体を明かすことを本人から禁じられ、とはいえそのまま黙っているわけにもいかない。加えて、周囲は地味眼鏡だと侮って不敬を連発。
「私、詰んでない?」
何がなんでも不敬を回避したいアイリーンが思いついた作戦は、
「素晴らしい方でしたよ? まるで、皇太子のヴィクター様のような」
不敬を防ぎつつ、それとなく正体を伝えること。地味眼鏡を褒めたたえ、陰口を訂正してまわることに躍起になるアイリーンの姿を見た周囲は思った。
……もしかしてこの公爵令嬢、地味眼鏡のことが好きすぎる?
一方で、その正体に気づかず不敬を繰り返した元婚約者や平民の令嬢は……?
笑いあり涙あり。悪戯俺様系皇太子×強気研究者令嬢による、テンション高めのラブコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 21:15:14
30277文字
会話率:55%
暴走族総長 狩屋(かりや) 帝夢(ていむ)がかわいくて凶暴?なぬいぐるみ魔族がたくさんいる異世界に転生してしまう。
異世界に転生した帝夢の住む街は男性のほとんどが冒険者になるのが宿命となっているので、生活の為にと迷わずギルド登録をするのだ
が、、、
他の人は1つ仕事を請け負うと才能が開花しすぐにバトルの仕事などに着けるのだが、帝夢だけ簡単な仕事をこなしていってもなかなかスキルが開花せず、酒場で他の冒険者から何もできない堕天使と陰口を言われてしまう。
そんな悩んでいる帝夢を見て上級スキル持ちの縫(ぬい)胡桃(くるみ)が声をかけてきてスキル開花の手伝いをしてくれる事になった。
果たして帝夢は無事スキルを持って冒険に旅立てるのであろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 13:41:01
2088文字
会話率:47%
アマリア・セーブルズ伯爵令嬢は、今をときめく宰相、サミュエル・ドーム公爵閣下の秘書として、王城の文官勤めをする20歳の独身女性。
「喪に服しているの?」と訊かれるくらいお堅く地味な格好をしているのだが、それでも「宰相の愛人では」と陰口を叩か
れている。
(それもこれも閣下が妻どころか恋人さえ作らないからいけないのよ!!)
サミュエルが超美形で非常にモテるが、女性に対しては冷たい態度を取る為に「氷の貴公子」と呼ばれる存在なのもその一因だ。
ある日、失礼な男から「俺の愛人にもなれ」と迫られたアマリアはその男を一本背負いで投げ飛ばす。
「えーい! どっせい!」
ところが姿を見ずにその声だけを聞いたサミュエルが恋に落ちた!?
「ああ……あの力強い声。きっと俺の理想の女性だ……」
(くっ、キラキラが眩しい!! ……っていうか、多分それ私の事じゃ……!?)
過去のトラウマから、キラキラ美形に恋をしたくないアマリア。彼女は優秀な宰相閣下に正体をバレずにやりすごせるのだろうか!?
※短編コメディー「ズルいお姉様被害者の会」の、その後のお話(本作の主人公は短編では脇役だった人物)です。前作を読んでいなくてもお楽しみ頂けます。
※長岡更紗様主催「イセコイ冒頭ミュージアム #イセミュ」参加作品です。皆様のお陰で三位を頂けました。ありがとうございます!
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 07:00:00
180749文字
会話率:55%
▼カスティーネとマロニエ(栗の木の精霊と人間)
恋人未満、悪友以上。
姉弟のようであり、兄妹のようでもあり、庇護者と守られる者でもある。
※本文中に流血表現あり。
【出会い】
「……お前、コンカーナに唾つけられてんじゃねーの?」
「
誰、あんた…」
「この辺りで見目麗しい美青年が居たら精霊に決まってんだろーが」
「美青年…?少年の間違いでしょ。まあ見た目は確かにいいけど…」
「お前、名前は?」
「マロニエ」
「最悪だな!あのババアと同じ系統じゃねーか!」
「はあ?人の名前にケチつけないでよ!そういうアンタは何ていう名前なわけ!?」
「………」
「なによ…もしかして、名前ないの?」
「あるけど、精霊から名前を授かるってことは物凄いことなんだぜ?アンタにその覚悟があるのかと思ってな」
「何それ、わけわかんない。教える気がないならいいわよ。一刻も早くこんな面倒な儀式終わらせて家に帰らなきゃいけないんだから。片道十日もかけてきたのよ?それなのにみずぼらしい身なりだ何だって陰口ばっかり言われてさ。地方の平民見るのが嫌なら王都以外でも儀式やれっつーの」
「本当にな」
「………ちょっと、なんで付いて来んのよ」
「面白そうだから」
「はあ?……守護くれるつもりならあんたの宿る木、この鉢植えに入れて行かなきゃいけないんだけど」
「そんなちっぽけな鉢に入るかよ。俺を閉じ込めたいなら国土丸ごと使わなきゃな」
「出口どこ〜」
「無視すんな。俺は栗の木の王カスティーネだ。忘れるなよマロニエ」
「出口〜」
▼過剰な暴力表現はありませんが、作中に多少の流血表現があるためR15にしています。こちらで注意喚起済みとし、本文前書き等には記載しておりません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 00:03:42
12160文字
会話率:24%
◆ルーナは魔法が使えない「無能」な王子様。毎日のように泣いていた少女が気分転換のピクニックで出会ったのは、一匹のちいさなスライム。◆この最弱魔物の魂、極悪陰陽師の血を引く転生者だった。妹を泣かせるやつは許せない!というわけでまず成敗するのは
、毎日聞こえるように陰口を言っていた意地悪メイド。◆スライムと侮るなかれ、魔力でガチガチに強化した必殺体当たりを喰らえ!◆◆これは臆病で優しい女の子が、メンタル強暴スライムのおかげで笑って、成長して、自分の力で世間を見返すようになる、絆の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 18:12:07
99368文字
会話率:55%
誰にも言えないうちに秘めたような、言ってしまえば人を失ってしまうような狂気、ましてや墓場まで持っていこうとすらしているその狂気、この男は右向け右で決して左に向いてしまうような人間ではない、しかし、右向け右で右を向くことに疑問を持ってしまうの
だ。左を向く奴を野蛮でぶっ飛んでいると見下し笑いながら、右を向いていることに疑問を持ち、どこへ運んだらいいのかわからない自分という存在を手放すこともできず、苦しんでいる。
片田舎で生まれたからにとっての宇宙は小さな64㎠の教室であった。そんな小さな社会で、逸脱する事を恐れた彼は、必死におどけて笑い物になったり、人の陰口を言う事で何とかその輪の中に居ようとした。そんな彼が向かっていく先とは一体、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 11:02:51
3920文字
会話率:0%