昭和23年3月25日横浜
琴葉は桜の並木道で成人式の後撮りをしていた。カメラマンが野辺に咲いた赤い薔薇の花を見つけると琴葉にこれを手に撮影を勧める。
「芳子様 どうしてるかしら。」
赤い薔薇は少女時代の琴葉の思い出を甦らせる。
最終更新:2025-04-06 19:36:30
2800文字
会話率:43%
明治時代
令嬢暖子はイギリスに留学中王子様と恋に落ち内緒で女児を出産。淡い青地に枝に桜の咲き誇る模様の振り袖と共に娘を修道院に置いて戻り、日本に帰国。そして今の夫である宮家のご子息と結婚した。
それかり15年後宮家の貴婦人となった暖子の元
に成長した娘の桜がやって来る。しかし桜と名乗る令嬢は1人ではなく2人であった。
暖子はどちらが本物か試験をすることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 23:32:46
6041文字
会話率:42%
前に今市子さんの漫画とかで、旧家では魔除けの為小さい男の子に女装させる風習があると聞いていたので、そういう恋愛のワンシーンです。
話し手の女性が会ったのは本当に父の言う通り将来の王子=許嫁の少年ですが、振り袖の女装の為、お姫様だと思い、その
まま美しく優しい姫を「私の王子さま」だと、
どこかで現実に気づきながら、想う少女になりました。
最後のは大人になり、男性としての
「お姫さま」にずっと惹かれていた自分に
気づいたヒロインの告白です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 03:34:08
216文字
会話率:24%
碧い振り袖姿の君。その思いとは。成人式の日の小話、昨年に続き第二弾。
最終更新:2023-01-09 18:58:55
413文字
会話率:75%
紅い花の簪を付けた君のその姿。成人式の小話第一弾。
最終更新:2022-01-09 19:23:48
335文字
会話率:29%
ホスピスにいる主人公が、毎朝窓から人々の日常を眺めながら想いを馳せていたある日の事。
一昔前にタイムスリップした様な出で立ちの女性を見つける。肩まで届く黒髪の淡い紫色の振り袖姿に、蛇の目傘・・・なぜか、その女性が印象深く脳裏に焼き付く。
そ
して、心の奥底に眠っていた主人公の誰にも言えない過去と不思議と繋がりはじめる。
雨、虹、命、懺悔、輪廻転生・・・
悠木 泉の処女作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 21:07:31
4990文字
会話率:0%
大学生の知花が、バイト先の資料館で出会った桜柄の振り袖。
その振り袖を見てから夢に女性が出るようになった。
何やら元の持ち主であるこの女性には心残りがあるようだった。
最終更新:2022-04-17 11:49:31
10522文字
会話率:43%
表には糸桜の。裏には山桜の樹がある。
はにかむ様な枝垂れ桜は座敷前の表の庭に。嫋々と柔らかく赤い葉と共に開く山桜は蔵の側。今は亡き先代の隠居道楽、山から居抜きで運ばれ植えられたそれぞれ。
――、ぷちり。ぷちり……。裏庭。
指先
で柔らかな草をちぎる、振り袖姿の娘。袂を膝の上に絡げしゃがみ込んでいる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 20:52:03
4528文字
会話率:35%
懐古の舞。ここはどこか、黄昏の國。
外灯の下で舞う、振り袖姿の娘。
最終更新:2020-11-25 11:00:43
494文字
会話率:0%
なとの懐古的、幻想暗黒童話詩。
今回は影法師ネタが多いです。
人魚も、蝶も、すべてが妖(あやかし)…
夜の、家の路地の灯りの下で踊る、赤い振り袖姿の女の子。
最終更新:2020-11-22 14:12:20
669文字
会話率:0%
若干ホラーな
街道沿い、宿場町の詩。
陽炎、白昼夢。蝉時雨、振り袖姿の娘、鬼の子。
いつもの、なとの不思議でちょっと怖い詩集。
最終更新:2020-11-17 02:05:06
798文字
会話率:17%
ある庭で、少女が鞠付きをして遊んでいました。
金色の糸が縫い込まれたきれいな紅い鞠でした。
少女は金色の糸で刺繍されたきれいな紅い振り袖を着ていました。
少女はころころと歌いながら機嫌良く鞠をついていましたが、なにかの拍子に鞠は少女
の手から離れ、ほろほろと転がっていってしまいました。
少女は鞠をおいかけます。
とてもお気に入りの鞠なのですから。
やがて鞠は転がるのをやめて、翡翠色をした池にぽちゃりと落ちました。
少女が見つめていると、鞠はどんどん沈んでいって、やがて見えなくなってしまいました。
少女は急に悲しくなって、涙をほろほろとこぼしました。
とてもお気に入りの鞠なのですから。
やがて池からちゃぷりと音をがして、少女がみると、池から大きなかえるがのぞいていました。
黒々とした大きな目で、少女を見ています。
「きみが鞠を落としたのかい」
かえるがききました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-09 16:00:00
1878文字
会話率:23%
月詠様に頼まれて、異世界で幸運を捧げます。
初詣に訪れた神社で、狐に屋台のお菓子をあげたら、月詠様に選ばれてしまった、天海瑠那。
とある異世界の幸運値がだだ下がりしてるので、幸運を振り撒いて欲しいらしい。
その世界でただ、幸せに過ごすだけ
で良いと言われ、承諾してしまうルナ。
ルナ・スイーツと名乗り、異世界に移転!
着ていた振り袖一式は、神の加護つきのエルレア防具に。持っていたカバンや中身もエルレア道具に変換。月詠様から月光の太刀をもらう。
お供は小狐。
移転したのは、比較的平和ないち王国の辺境都市。に続く街道。
さっそく、からまれているお兄さんを発見! 助けに入ります! え?
幸運に過ごすのであって、人助けはお仕事に入ってない?
いやいや、違うでしょ。自分だけ幸運でどうするのよ。まわりも幸せでなきゃね!
ということで、頼まれてないけど勝手に幸運にします! ルナのおせっかい異世界に幸運を振り撒きますよ道中、はじまりはじまり〜(*´ω`*)
そして、記念すべき最初に助けた?お兄さんは、王都から辺境に左遷された騎士で、不幸の連続だったらしく、ルナに会ったら幸運の連続で──。
出逢う人々、みんなラッキーが続けばそりゃ不思議がられますよねー!
辺境伯爵さまに目をつけられたり、ギルドのギルドマスターに怪しまれたり、貴族令嬢にケンカ売られたり、友達ができたり。
けれど……ルナは幸運を振り撒くたびに、リアル世界のことを忘れ──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 22:31:01
5347文字
会話率:35%
――二十歳になるお嬢様方へ――
この度ご成人おめでとうございます。
成人式に向けて振り袖をこれから選ばれるかと思います。
高校卒業する頃には色々な会社から振り袖のカタログ、勧誘が山のように届いているかと思います。
お母様をはじめ
としたご家族ご親戚からも振り袖の話題を振られることもあるでしょう。
成人式も近づけばご友人同士でも振り袖が話題にあがることもあるでしょう。
ですが、誰も振り袖の選び方を教えてはくれません。
それもそのはずです。
――だって振り袖はただの衣服ですから――
好きな物を好きなように着ればいいんです。
成人式はお嬢様あなたのお祝いです。
主役はあなたなんですから。
でも、それが難しいんですよね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-05 17:52:42
4493文字
会話率:3%
二十歳の誕生日を明日に控える彩陽(さよ)に、思いがけない人物から手紙が届く。
細野 雨衣(ほその うい)。
その人物は、五年前に他界した彩陽の大伯母であった。
信じられない思いで封筒を開いた彩陽は、便箋に書かれた内容に驚く。
【高田 彩陽(たかだ さよ)ちゃんへ
二十歳の誕生日、おめでとう。
直接会って伝えたかったけれど、手紙に残すことにします。彩陽ちゃんの振り袖姿が見られない事が残念で仕方がないけれど。
さて、この手紙が届くのは二十歳の誕生日前日でしょう。それには理由があるの。
誕生日のサプライズに謎解きイベントを行った事、覚えているかしら ?
同封した名刺の場所に、私からの最後のサプライズが待っています】
誕生日当日。
恋人と共にギャラリー茜へ向かった彩陽は、待っていたサプライズにワクワクしながら挑戦する。
それが、大好きな大伯母の閉ざされた過去を開くとも知らずに――。
前半:ほのぼの、後半:少し重め、な展開です。
謎解きと言ってよい推理ですが、お楽しみ頂ければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-31 00:00:00
23424文字
会話率:37%
二十歳で振り袖を着られなかった「私」が、初めて振り袖を着た時の話。
Tumblrにも載せています。
http://unikohuu.tumblr.com/post/107782183086
最終更新:2015-01-11 20:56:35
2339文字
会話率:26%
成人式の日に交通事故に遭ってしまった玲菜。気づいた時には知らない世界に飛ばされていて、さらには振り袖のせいで身分を勘違いされ・・・。
王座を狙う旅に巻き込まれるストーリー。
最終更新:2010-12-31 13:42:25
766文字
会話率:8%