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3部作の第1部で、全23話の長編小説です。
設定はファンタジーですが、中身は結構なミステリーです。最後の最後にならないと、謎は解けない仕様となっています。
また、随所に、神秘学的な要素を散りばめていますので、興味のある方は、ぜひ探
ってみてください。
(神秘学については、別途、解説予定)
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夜中の寒空に、少年コウタは親友、亮平の声に呼び出され、外へ飛び出した。路面は氷のようにピカピカで、けやきの葉は生い茂り何故か、温かい。四人一組で、けやき通りの外れになる水曜亭へ行くようにと告げられ、二人は、クラスメートの翔、謎の少年オー君と共に、水曜亭へと向かう。
古き懐かしき水曜亭は、不思議でいっぱいだ。四人は、特別な冒険旅行に選抜され、終点の銀河原では、願いが何でも叶うと聞かされ、大喜びする。そのために、ヒスイ餅を食べ、四人はエメラルドの炎に包まれ、水曜亭を出発する。
ところが、安全だと言われていた、黄金の砂金川から、突然四人は投げ出され、そこから苦難の旅が始まった。
四人はマンジの記号を見つけ、それを開けて、別の世界へ次々と移動しながら、天上界の頂点にある銀河原を目指すことに。冬将軍と言う正体不明の何者かに追われながらも、四人は数々の困難を経て、また、不思議な世界の住人たちの助けを得て、何とか銀河原にあるススキが原へと到着する。
ススキが原で銀ギツネの粉を浴びれば願いが叶うが、翔とオー君が、天罰と囁かれる雷の矢で撃ち落され、地上へ落下。その二人を助けるため、コウタと亮平は、世にも恐ろしい近道を通って地上へ降りる。
地上は、冬将軍の影響により、ひどい有様に一変していた。コウタたちは、水曜亭に戻り、真相を耳にして愕然とする・・・
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最終更新:2025-01-29 18:15:11
329057文字
会話率:28%
本作は、江戸風情と現代が入り混じる奇妙な近未来の東京を舞台とする。主人公・神田(いなせの語源の元)セイナは、その名が示すように「粋」や「鯔背(いなせ)」といった江戸っ子気質を体現した女子高生。舞台は下町風情が色濃く残りつつも、一部がサイバー
化し、奇妙な武器や異能力が当たり前のように存在する不思議な時代。セイナは普段から、古風な着流し風セーラー服に三度笠をモチーフにした帽子をあしらい、下駄に似たスニーカーを履くなど、突飛な格好をしている。性格は豪快で喧嘩っ早いが、人情に厚く仲間思い。彼女の家は代々「いなせ」の魂を受け継ぐ正体不明の一族で、江戸から連なる特殊な血統とされるが、その詳細は謎に包まれている。
物語は、彼女が通う東京下町区の「浪花坂(なにわざか)高校」での奇妙な日常からスタートする。ジャンプ的なインパクト重視の出だしで、超常バトルや奇怪な事件、下町の風物詩、部活の延長線上にあるような小競り合いが連続。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 08:51:27
10469文字
会話率:8%
夢を見続ける主人公、緋月はとある日に不思議な夢を見る。その夢の内容は、自分の住んでいるマンションでのサバイバル生活。隣人もいない。いるのは謎の自分達と同じサカイビトと正体不明のユメビトのみ。謎だらけの夢で緋月は一体どう生きる?
最終更新:2024-11-20 21:20:05
3241文字
会話率:41%
『口は災いの元』
獅子崎流可、彼女は学校でまあまあな地位を望んでいた。そしてそれを実現していた。彼女にとってまさしく理想の学園生活を送っていた。
しかしある日、彼女の安寧は突如脅かされる。
正体不明の謎の怪異、降りかかる言葉、彼女の運命やい
かに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 02:18:46
32146文字
会話率:21%
とある事情から不登校気味であった高校三年生の降谷流星は、自分を心配してくれる唯一の幼なじみ、天根結にうながされて久しぶりに登校することに。その日、居眠りをしてしまった彼は夢の中で不思議な少女、雫ツイと出会う。彼女は自分のことをバーチャルラ
イバーだと言い、さらに事情を抱えて上手く生きられない流星を笑顔にすると宣言する。
夢は夢だと思っていたが、なんと現実にも彼女は存在するらしい。それも、現実ではその一切が正体不明である謎のバーチャルライバーグループ〝アイムヒア〟のメンバーとして。
現実と夢の中を行き来するようになった流星は、あらゆる体験を通してアイムヒアのメンバーたちと絆を育んでいく。一方で、現実は変わらず彼の心を蝕み続けていた。
どうしてここが現実だと言えるのか。
どうして仮想に魂がないと思うのか。
魂を肉付けるのは虚実ではなく、魂の在り方そのものだ。
痛々しい現実と、やさしい仮想。どちらかを選択できるとしたら、彼は―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 10:41:51
87269文字
会話率:44%
陰謀論者の影村真介はインターネットの書き込みで家の近くに正体不明の赤い着物を着たが出現するといった情報を得る。
しかし全くの印象がバラバラのために全く信用していなかったので、コンビニに行く途中に試しに行ってみると顔が人間で体が獣という謎の
少女がいた。
影村は少女に惚れ込み自慢の陰謀論を得意気に話すが、逆に説得されてしまう。
否定されたと思い込み激怒してコンビニに向かうが、自身が間違っていることに気付く。少女に謝る影村だが、影村は少女の秘密を聞くことになる。
少し前に作った全くどこにも公開しなかったお話なので、古い要素がありますがよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 20:30:26
6530文字
会話率:11%
この世界はすべての一瞬が美しい。
バーチャルリアリティーで作られた世界YAMATOは、おおよそ現実と遜色のない生活をそこで送ることが出来た。
そんな環境の中、女子中学生つばさは苦悩していた。
YAMATO内の学園祭で出会った気になる
彼は、あるはずの本名が表示されない、という正体不明の謎の人。
しどろもどろでデートにこぎつけたが、彼を追う黒い人影たちに不思議な逃走劇が始まる。
これがYAMATOの一大事件へと発展していく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 09:12:34
106988文字
会話率:29%
〈異能力〉が一般に知れ渡り、〈能力者〉が当たり前に認知される、そんな変化が突然に起きた世界。
それは、とある一つの大事件から始まった。
世に《狂気聖餐:首都異界化事件》と呼ばれる日本の首都である東京の異界化は、日本に停滞した破滅の領域を
刻んだ。
それはとある宗教団体が運営していた企業の研究部門より生み出された禁忌の命【ホムンクルス】の研究員の研究成果の異能力の発露によりなされた。 そして、現地から救い出された少女が一人。
彼女は黙して語らず、報道は彼女を追求したが遂には彼女はとある高貴な家柄の"お嬢様"に頼り、悉くを打ち払い、襲撃にはその異常な肉体能力ですべてを沈めた。
そのときは彼女の一生の中では余りある程に長く、然してたったの六ヶ月のことだった。
周りの何者にも決して正体を明かさない〈正体不明:アンノウン〉【咎女 禊】
外部の人間には理解が及ばない程に謎に包まれた《詩音家》の令嬢〈原理不明:トゥルー〉【詩音 糸冬】
ある日二人は出会い、そして禊は怪奇な感覚に魘われる。 それは、あるはずもない彼女...詩音 糸冬への既視感だった。
不思議に思う禊は接触を諮り、互いに初めての友柄となる。
一年後、知識を培ったその少女は与えられた名前を名乗り、中学教育のすべてを十日で学びとり異能力研究の中心である〈詩音高等学校〉へと進学し、唯一人の学生〈生徒監督委員会〉として活動し、恐れた者たちは次々に彼女から離れていった。 そして生徒会役員が彼女のみとなった、彼女が【異界】より現れたその二年後、彼女ら二人は地頭はいいのに言動が残念と評判のムードメーカー【詩樹 伽織】を加え
【詩音 糸冬】の学園支配を手伝うこととなる。
果たして、謎に包まれたお嬢さまの目的とは...?
そう不思議に思っていた二人に、なんとあのお嬢さまからとあるVRゲームの機材一式をプレゼントされる。
夏休み期間を利用してゲームの世界で繰り広げられる大冒険...!
かと思いきや、なんと其処は【機械】【人造人間】【混沌の眷族】が跳梁跋扈し人類の行く末を勝手に争奪する最悪の世界!
【ガチサバイバル ✕ 魔法文明:ポスト・アポカリプスVR /Chaos → guilty】の舞台を少女たちは駆け回る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 22:40:59
51760文字
会話率:63%
主人公・氷狩 誓矢(ひかり せいや)は普通の高校生。
ある日、誓矢の通う学校が正体不明の怪物に襲われてしまう。
為す術もなく怪物の爪にかかっていく生徒たち──だが、その時、誓矢に謎の力が発現した。
両手に現れた青銀色の銃。そして、
その銃から放たれる強力な光線で、あたりの魔物を一掃してしまう誓矢。
北欧神話に残る伝説の神狼──フェンリルの強大な力。
それはこれから始まる世界を超える大戦争のはじまりでもあった。
「自分たちは大人たちに利用されるために戦っているんじゃない! 我々は自分自身の意志で戦う──それがあたりまえじゃないか!」
力を発現させたのは誓矢だけではなかった。誓矢の力からは数段劣る下級神族の力ではあったが、同世代の多数の学生たちも不思議な力を手に入れ、怪物たちへと立ち向かうことになる。
特に誓矢たちの学校でリーダーとなった霧郷 深津夜(きりさと みつや)は、自分たちを選ばれた存在と位置づけ、学校を拠点とした独立勢力として立ち上がることを強行に主張し、実行する。
だが、誓矢は霧郷の主張には同意できずにいた。
ただ、襲い来る怪物たちから、抵抗する術をもたない人々を守る──そのためだと自分に言い聞かせて、仲間たちとともに戦いの日々に身を投じていく。
国や公権力による度重なる介入、日毎に増えていく避難民たちの保護、同じ力を発現させた学生集団との軋轢など、様々なしがらみも発生し、誓矢ら生徒たちは緩やかに追い詰められていく。
そんな中、ついに業を煮やした霧郷が独立を宣言し、同時に日本各地で戦っている学生たちに蜂起を呼びかける。
「怪物たちと戦っているのは自分たち学生なんだ! だからこそ、選ばれた学生たちを中心に統治機構を変更しなければならないんだ!!」
大混乱に陥る日本、そして、同時に突如発生した怪物たちの大規模侵攻。
指揮が分散され、学生たちや各組織の連携もままならず、人々は襲い来る怪物たちの大軍に次々と飲み込まれていく。
絶望の闇が覆い被さろうという中、ついに誓矢は決意する。
「この脅威を取り除くために僕は戦う──それが神々が相手だとしても」
この物語は、神の力を得た少年が、学校や国だけではなく、ついには神々との戦争へと挑み、戦い抜いていく──そんなお話。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 20:00:00
145835文字
会話率:41%
文明崩壊から1500年後。その星には今も人が住まうが、大地の多くは水没し、正体不明の機械の残骸が転がり、空はクジラが泳いでいた。
歴史は消滅し、白紙に戻された人類。一人の好奇心旺盛な少年はこの星の過去に何があったのか、その秘密を知るべく冒険
の旅に繰り出す。
不思議な香りでいっぱいな世界の謎を紐解く、準和風冒険ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 14:22:34
46751文字
会話率:44%
ふとしたことから異世界に転移したごくごく普通の珍名高校一年生、「愛咲 丹生人(アイザク ニュート)」は、同時に転移されて来た日本各地の珍名高一(四十名ほど)と共に、諸々を取り仕切るプロモーター的立ち位置の猫耳女神から有無を言わさず「能力」
を与えられ、「七曜(しちよう)」と呼ばれる正体不明の「敵」を倒すことを強制されてしまう。
逆らえば死という八方塞がりの状況の中、与えられたるは、漢字の部首を模した能力を宿した黒い玉―「部首魂《ラディカルソウル》」……使い方次第では世界を統べる代物であることをいち早く察した漢字検定準一級保持者であるところのニュートだったが、自らがガチャ引いた「部首」は使いどころも該当漢字すらも定かではないマイナー部首「鼎《かなえ》」なのであった……
開幕直後の絶望の中で、それでも持ち前の優柔不断さにより次々おみそ仲間を得ていくニュート。噛ませ犬という概念を擬人化したかのようなニヒルを何かと履き違えているイキれ眼鏡坊主「タカアリ アリタカ」、古文書にわずかにその存在が記し遺されているとされる原始ツンデレの使い手、現役トップJKモデル「遠藤 ダリヤ」、そして人の良さがいつもその困り笑顔のハの字眉から放射されているかのようなベトナムからの留学生、「袁文陽(ヴィエン ヴァン ヅオン)」……
諸々モメながらも四人は「異世界」へと何とか着到するが、そこはいきなり敵ボスがひとり「月の七曜」の居城のほど近くなのであった……。まったり異世界ライフを満喫する間もなく鉄火場に放り込まれた体のニュートだが、「鼎」に宿る謎の妖精カナエの導きも受け、「部首魂《ラディカルソウル》」を顕現する能力「聖★漢字《セカンヅ》」の力により、敵の刺客たちを仲間と共に次々と屠っていくのであった。
そして迎えた「月の七曜」との決戦。全ては猫神の掌で踊らされていたという事実が明らかになるものの、割と流し気味ですべてを受け止める覚悟を示したニュートは、神すら予測不能だった摩訶不思議なる「ハイパボリック聖★漢闘士《セカント》」と化して、のめるように食い気味に屠り切っていくのであった……!!
結果、諸々込みで異世界にて生きることを選んだ一行は、報酬を得るために次の目的地へと向かう。ニュートたちの冒険はこれからだぜッ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 08:45:04
115291文字
会話率:28%
時は西暦2035年。15年前に突如として棋界に舞い降りたとある天才の降臨によって、日本は空前の将棋ブームにいざなわれていた。世は正に、大将棋時代……国民の半数以上が段位を有する未曾有の世界で、いまや「棋力」はすべての価値観を推し量る指標へ
と置き換わりつつあるのであった……
進学も就職も恋愛も結婚も、政治も経済も文学も芸能も。あらゆるものが将棋を核に廻り巡る、そんな歪曲した世界。そのいびつさに引き寄せられるかのように、別次元の狭間から、「二次元人」を標榜する正体不明、謎の軍団が姿を現す。戸惑う人々を「異次元対局」へと引きずり込み、己が存在意義を突き突けるかのように、「二次元人」はこの「三次元」の人々に対して宣戦布告の狼煙を上げるのであった。
そして、
将棋偏差値71の「国立千駄ヶ谷棋青舎」中等部に通う一年生、禿頭(とくと) 三郎花(ミロカ)は、将棋に対する熱意を失い、幼少の頃からの憧れであるキックボクシングを密かに練習する毎日。しかし悶々とした生活の中で、偶然出会った謎の老人の強引な勧誘により、摩訶不思議な力を持ったヒーロー「ダイショウギレンジャー」の一員として、二次元人と戦う羽目になってしまうのであった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 14:38:04
103635文字
会話率:38%
改機はじめ、16歳。
彼はある日とんでもない異常事態にあってしまう。
空の上にいきなり飛ばされたのだ。
そしてなんとかその絶望的な状況を打破すると、ハジメは不思議な事実を見つけてしまう。
種族が機人族になっていたり、正体不明のス
キル『メカナイズ』を持っていた。
さらに最後に、
「人間滅んでるじゃん」
という事実。
この物語は、そんなハジメの人間族絶滅の謎を解き明かす冒険の物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-23 22:11:28
257509文字
会話率:29%
突如見つかった異次元空間――奇妙なダンジョン。だがその発見当初、世間ではネット上の都市伝説だとしか思われていなかった。
そんな中、平凡な大学生の高梨孝司はダンジョンの実在に偶然気付き、その探索中、ダンジョン内でアイテムショップを開く謎の
少女と出会う。そして彼女との行き違いと勘違いの結果、最強の特殊ジョブ『店主』にクラスチェンジすることになってしまった。
店主としての強大な能力や特権を得て、ショップ運営やダンジョン探索をしていくことになった孝司は、身元を隠して日常生活を守りつつも、正体不明の最強探索者として社会に大きな影響を与えていく。
ダンジョンの存在が少しずつ知れ渡り変わっていく世界。そんな激動の時代を生きる、冒険と日常のサクセスストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 20:00:00
94737文字
会話率:29%
中学3年生の少年、内田千秋。彼が高校入試から家へ帰ると、家の地下に謎の洞窟が発生していた。その洞窟の中に入ると正体不明の化け物に殺されかけるも、なんとか化け物を倒すことに成功する。翌日、朝起きると彼の体に不思議なことが起きていた。化け物と
の戦闘で折れたはずの足が治っていたのだ。さらには、ステータスなんていうものまで出てくる始末。 これは、ダンジョンが発生した世界で生活する少年の冒険と日常の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-24 21:02:45
75271文字
会話率:18%
千葉、北海道、大阪、各地で3人の人が突然消えた。
消えた3人を見つけるため、それぞれの家族が動き出す。
彼らの正体が分かっていくにつれ事態は最悪の方向に動き出す。
3つの場所での狂ってる世界にご注目。
最終更新:2017-09-30 01:13:40
18799文字
会話率:54%
六月のある雨の朝。高校三年の蓮は通学路で、見知らぬ女の子から空き店舗になったレストランのことを尋ねられる。蓮はおなじ日の夕方、骨折した中年女性を助けたあと、再び朝の女の子と出会った。謎めいた彼女はこの街に思い出旅行に来たと言い、空子と名乗っ
て蓮に好意を見せた。骨折した中年女性は空子が気にしていたレストランの、マスターの妻だった。クラスメイトのはじめがマスター夫妻の息子と知り、蓮は移転したレストランでバイトすることを申し出て――。
少々変わり者の少年と、正体不明の女の子との、初夏にはじまるラブストーリー。第22回電撃大賞二次選考通過作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-19 06:00:00
63780文字
会話率:44%
ある文芸部の十二月。部長の長峰あすかは高らかに宣言した。「タローさんを探しましょう」茶色の雪だるま状の正体不明のモンスター『タローさん』は文芸部室に現れた。タローさんを探して、捕まえて、倒したら勝ち。勝ったらご褒美。その不思議な追いかけっこ
を舞台に、文藝部員たちは翻弄されていく。全ての真実と、その行き着く先はタローさんのみぞ知る。
2016年1月5日完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-05 05:00:00
79334文字
会話率:33%
<殺し屋なんじゃない?
いや、暗殺者かも!>
誰も知らない、正体不明の謎の少女は、助けてという声を聞き現れる。全てが謎に満ちた、彼女の物語に、ある少年少女たちが巻き込まれていく。
生まれつき、人の心のSOSに、強く共鳴してし
まう、主人公、虚空葉月。そして、その闇を壊すことができるという、不思議な力を持っている。
これは、彼女に起こった、青春アクション《ゲーム》ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-05 10:58:06
2294文字
会話率:46%
中央自動車道……。
それは、高井戸インターから小牧ジャンクションまでの約三五〇キロで、東名と並行する流通の動脈でもあるが、走り難さが際立つため、ドライバーから敬遠されがちな裏通りの脇道でしかなかった。
理由としては、魔のカーブ二六〇キ
ロポストや中央道最強と称される難所、須玉の最終コーナーが走り屋達の行く手を阻み続けており、三五〇キロの行程のなかで難なくスピードを出せる区間が少ないからだ。
だが、そのような中央道にあえて踏み込んでくる物好きな連中がいた。
大型トラックを二〇〇キロ以上の速度で操作するF1レーサー並みの強者たちである。
前輪二軸、後輪一軸の路線トラックを操る走り屋だ。
小牧‐八王子間についやす時間は、二時間以内という基準を軽く定めて走る連中だった。
彼らは常に先頭で風を切って走ることから、『風切りびと』とも呼ばれていた。
その彼らですら太刀打ちできないほどの強者が、あのころの中央道には存在した。
『中央道の神様』である。
夜の中央道で、高速バトルの頂点に君臨してきた正体不明のトラックドライバーだ。
ある日の夜、山梨から東京西部にかけて立ち込めた濃い霧の影響で、中央道八王子付近が通行止めになった。
二五キロポスト付近にある八王子本線料金所、通称八王子ゲートでは、謎の通行券が発端となり不思議な現象が次々に起こり始める。
通行止めで時間を持て余していた収受員たちは、一人の語り部を中心に過去にあったとされる『中央道伝説』なるものに耳を傾けていた。
物語が進行していくにつれリスナーも増え、物語自体も複雑な展開を迎える。
そして『中央道伝説』が終えんを迎えたとき、謎の通行券が再び騒動を巻き起こす。
終わったはずの中央道伝説は、『風切りびと外伝』へと第二の語りに発展する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-10 07:00:00
207782文字
会話率:24%
世界と世界をつなぐ、正体不明の道。
それは、場所や時を選ばず、関連性の全くない場所へと度々現れる謎に満ちたもの。
紙が渡り歩くと囁かれる道は、ある時一人の少女を連れて、歪み腐って悪臭を漂わせる世界へと繋がった。
それは神々が選んだ世界を救う
救世主____________…、の姉だった。
ハゲタカを追って迷い込んだだけの少女、アルト・フォーリアは、平平凡凡の植物愛好家で弱シスコン。
とある事情で沢山の人々に忌み嫌われるが_________…?
亀更新ですが、頑張りたいと思っています。
the★自己満足。文章も拙いですが、暇つぶしにでもなれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-21 12:11:46
9481文字
会話率:16%