【モブ】とは、その他大勢の名無しであり、どこにでもいそうな特徴のないキャラクターである。
物語でいえば主人公でも敵役でも、ましてや脇役ですらない。背景に溶け込んでいるような、顔も名も無く目立たない存在だ。
だけど僕――佐藤太一は、敢えて
モブとして生きることに徹している。
何故、わざわざ自分からモブになろうとしているかって?
恐らく誰だって、己の物語の主役になりたいと思うだろう。だけど僕は違う。主役なんて一切合切興味がない。
人生に荒波を立てず、可もなく不可もなく、平凡平穏な生活を過ごしたいのだ。
ならばどうやって平穏平凡な生活を送ることができるか。その答えにたどり着いたのが「モブ」だった。
モブとして生きることこそが、平凡平穏に過ごす為の最大の近道なのだ。
けれど、モブに徹して生きるのも意外と難しいところがある。
人生とは社会で、誰かと関わり合ったり柵《しがらみ》も多いものだから、否が応でもあちらから物語に引きずり込もうとしてくるんだ。
例えばそう…放課後の帰り道にナンパから“助けてさせられてしまった女の子”が、アメリカから僕の学校に転校してきた帰国子女であり、カリスマモデルの蘇芳アカネだったこととかね。
そんな蘇芳アカネに目を付けられてしまい、モブ生活が脅かされてしまう。
そんな事は許さない。
僕は必ず、モブとして生き抜いていやる。
僕が編み出した、【モブの流儀】を使って。
登校日2025/2/1折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 19:00:00
103942文字
会話率:41%
50年ほど前、待機中の特殊な物質"マナ"を用いて"魔法"を行使できる人間が発見された。それ以来、世界各国では"魔法学"が発達し、もちろん日本にも"魔法科"の各
種学校が作られた。
その一つ、"山倉第一魔法高校"に通う浅井正宗は、中学時代のある事件をきっかけに不良生徒となり、気に入らない者を殴って回る危険人物。ゆえに山倉高校の落ちこぼれや腫れ物が集まる"Fクラス"に入れられることになった。
だがそのクラスの担任は、概ね教師とは思えない12歳の幼女・桜キリカであった。
初めは正宗ら生徒に舐められっぱなしだったキリカだが、その驚異的な魔法の才能と、生徒第一の想いは、将来を諦めていたFクラスの生徒らを徐々に変えていく。
いつからだって、誰だって人は変われる──彼女は今日も、それを信じているから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 20:32:27
112037文字
会話率:55%
人間関係、自分の在り方。
誰だって1度は持つであろう悩み。
それを題材にした作品です。
最終更新:2025-02-09 06:00:00
697文字
会話率:0%
天使みたいな女の子と仲良くなる話。
誰だって、美しいものは好きなのです。
最終更新:2025-01-30 18:41:09
8637文字
会話率:54%
たくさんお勉強をして、たくさん努力をして、世の中の色んなことが分かってくると、人は誰だって自信を持つようになります。ヘカッテもそうでした。自分は十分おとなになった。そう思っていた矢先、ヘカッテは旅をして道に迷っていた透明人間のラダマントと出
会ったのです。どうしてもたどり着きたい場所があるけれど、怪物がうろついていて先へ進めないと困っているラダマントに対し、ヘカッテは迷宮の道案内係を買って出ました。何度も足を運んだ迷宮のことなら、知らない事なんてないはず。そう思いながらラダマントを案内するヘカッテでしたが、進めば進むほど目の前に広がる世界は、知らないものばかりでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 19:00:00
16843文字
会話率:39%
何処にでもいるような少女 リディアは自身が主演であった贈名祭の劇を終わらせ、青年 エドワーズと会話していた。突如、仮設舞台の屋根が落ち、リディアを庇ったエドワーズが大怪我をしてしまう。教会で神に彼と共に生きたいと願うリディアはこの時初めて淡
い恋心を自覚した。そんな彼女に対して、世界で最も貴い創世の神は神託を述べた。
「―人類のために死になさい、リディア」
誰だって失敗はする。
これはちょっぴり失敗してしまった少女の罪滅ぼしの旅物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 14:10:18
48570文字
会話率:20%
新年は誰だってお祝いしたいこと。
だから人じゃないものも騒ぎ出す。
まぁ日本は奥ゆかしいらしいから落ち着いてるとか。それでも動員かかるくらいには騒ぎになるわけで。
新年早々働きますか。
※ハロウィンネタの先輩と同じ先輩です。
最終更新:2024-12-31 23:50:00
6227文字
会話率:48%
自分に自信を持つためのお話。
千文字作文。
御都合主義のハッピーエンド。
本当は誰だって、自分を好きになりたいのです。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2024-12-05 01:13:09
993文字
会話率:13%
家出少年と、お兄さんと、お姉さんのある夏のお話
何歳だって、誰だって、悩むことなんてたくさんあるのにね
キャラクター設定はサイトにてどうぞ
https://lirianet25.wixsite.com/website
最終更新:2024-11-25 19:46:06
1297文字
会話率:20%
誰だって、大好きなこの場所に、いつかは別れを告げなきゃいけない。
だからこうして幸せを感じられるのは、かけがえない時なんだ。
最終更新:2024-10-20 18:30:00
3012文字
会話率:0%
誰だって、疲れてどうにかなってしまうときがある、のかも
最終更新:2024-03-17 19:00:00
2385文字
会話率:0%
誰だって、その命を長らえたいと思うもの。
しかし独りよがりな延命は、より苦しみを増してしまうものになる恐れも……
最終更新:2022-07-30 12:00:00
3246文字
会話率:4%
俺が童貞をきったときの話をしよう。ただしミリタリー的な意味でな。
5分前まで俺は上機嫌だった。
バーで知り合った青年が家に来るんだ。
彼のために肉を切っていたら、突然誰かに首を絞められた。
一人暮らしの自宅でそんな目にあってみろ
、誰だってもがく。
『刃物を持っている人間に抱きつくな』って叱られたことはあるか?
そう、今想像した通りのことが起こった。
あと10分足らずで彼が来る。
俺はどうしたらいい? そして、目の前で死んでるこいつは誰だ?
◇◆◇
いろいろ起こりますが約束されしハッピーエンドです。
余裕ぶったお兄さんが青くなったり赤くなったりするのはお好きですか。私は大好きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 12:40:00
8099文字
会話率:32%
誰だって楽に稼ぎたい。
面白おかしく簡単に金が出に入って、遊んで暮らせるならその方がいいに決まっている。
そこに他人からの称賛があるならなおのこと。
今最も、世界で若者たちに受けている職業。
それは、『ダンジョン配信者』だ。
まぁ、俺はそんなことやらないけどな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 21:32:17
10329文字
会話率:29%
世界最強はドラゴンだッ!
稀代のドラゴニック世直し活劇、いざ開幕!
世界は、思ったほど優しくなくて……?
知らないことがいっぱいの世界で、ドラゴンは今日も友だちを探す。
魔法を魔法でぶっ飛ばし、剣も魔法でぶっ飛ばすッ!
エルフ、獣人、ド
ワーフ、魔人。そして人間、いろんな種族がいるけれど、誰だって大歓迎さッ!
44億年もの間、引きこもりぼっちを貫いてきたドラゴンが、友だちを探しに世界へ参るッ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 12:00:00
313946文字
会話率:34%
いじめの見て見ぬ振りが一番良くない。
なんて言うじゃない?
私はそうは思わないんだよね。
誰だって虐められるのは嫌だ。
我が身が一番可愛い。
それを棚に上げて、責めたくはない。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申
し訳御座いません。
注意事項2
いじめの見てみぬ振りって、仕方がないと思うんですよ。
虐められてた側だから分かるんです。
庇った事によって自分が対象になる恐怖。
また虐められると思ったら、きっと掌返しでいじめてしまうかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 19:08:52
888文字
会話率:36%
赤い瞳が揺れる。
いつになったらこの茶番は終わるのかと。
貴方のために、愛されるために、努力したのに。その結果がこれか、と鼻で笑う。
「元第一王子妃、ローズを処刑する。」
後ろ手を鎖で繋がれピタリと首に刃をあてがわれる。
「っはは、あははは
っ!!」
狂ったように笑う。心の底から笑ったのは何年ぶりだろうか。
青い瞳の獣人が驚いたように目を見開く。
黒の瞳の男は凛としてこちらを見ている。
民衆は殺せ殺せと喚いている。
雑音の中その声は私の耳元ではっきりと聞こえた。
深紅の瞳の悪魔が囁く。
『次はもっと上手くやってね。』と。
深呼吸をし、答える。
「もちろん。だって私は‥」
『悪役』令嬢ですもの。
鮮血が舞う。舞台が赤に染まっていく。
そう、これからが彼女の舞台なのだ。
物語は常にハッピーエンドで終わる。まぁ誰だって物語を読むときくらいは幸せな気持ちになりたいだろう。しかし、そんな物語に必要な役が悪役というものだ。
これがいないと物語はハッピーエンドへと話が進まない。悪役こそが唯一幸せを運ぶ者なのだ。だから、私は決めた。
真実を知り、決意したのだ。
魔力で溢れた世界のこの美しい物語の悪役。
そう。私は完璧な悪役になると。
後に誰かが言う。
「あの子は僕の可愛い愛し子さ。悪役なんてあの子には似合わないけどね、僕は彼女のためならなんだってするよ。」
と深紅の瞳の少年。
「あの人はなんと言うか、手のつけようがございません。」
と死んだ目で言うメイド。
「アイツを怒らせたく、ない。」
と耳を倒してばつが悪そうに言う獣人。
「さすがはローズだ。」
と嬉しそうに語る銀髪の男。
「‥加減を知らない人だ。」
と黒い瞳を細め楽しそうに笑う男。
これは愛されることを知らない、死に戻り『悪役』令嬢が作り上げる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 16:51:44
50437文字
会話率:42%
ゲーマーたちの夢、それはゲームの世界を実際に体験すること。
最新型ゲーム「オンライン・ファンタジア」。VRMMOと呼ばれるそのゲーム機は、そんなゲーマーたちの夢を叶えてくれる夢の機械だ。
剣と魔法の世界。誰もが憧れる世界。
そんな中、
俺に与えられたジョブは「暗殺者」。剣も魔法も得意でないその役割に、初めは落胆した。
誰だって漫画の主人公のように、カッコいいスキルや剣で、敵をバッサバッサ倒したいものだ。
しかし「暗殺者」ジョブは、玄人向けな仕様ではあるが、極めることができれば、かなり強いスキルを扱うことができそうだ。
ワクワクする。いや、していた。
あの日、ボス戦を心待ちにしていた日。
ただのゲームが、命を賭けたデスゲームに変貌してしまったその日までは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 12:30:11
59614文字
会話率:18%
「君は運命を信じるか?」
なんていう問いかけは、この際、やめておこう――ってこれプロローグと一緒じゃねえか! あらすじでこれ書いたら本文読む必要ないだろ!? 何考えてんだよ、おい!
は? あらすじはアドリブで頼む!? 言ったことをそのま
ま使う!? 嘘だろマジかよ……マジだった……!
えーっと……何言えばいいんだ……?
ジャンルはたぶんローファンタジー。異能力はあるがバトルはしない、たぶん。基本的に日常系……なのか……?
「ご主人の日常を描くんだから日常系じゃないのかい?」
そういうもんかねえ……。
なあ、もうこれくらいでいいんじゃね? 充分喋っただろ?
あ? まだ足りない? あと百文字!? いや百文字って逆に難しいんだが……。
ネロは何か思いつくか?
「主人公はご主人じゃなくてボクだよ」
嘘をつくな、嘘を! 主人公は間違いなく俺だよ!
「名前もまだ決まってないのに?」
それを言われると……何も言えねえが……。
「あと猫が出るにゃ」
おう、タイトルからしてそりゃそうだろ。ってか誰だってそう思うだろ。
「そして喋るにゃ」
それネタバレなんじゃね……? いやまあ一話目から喋るからいいのか……?
え? もう五百文字だから終わりにする? ちょ待ってまだ何も折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 03:05:28
49326文字
会話率:39%
誰だってバカ話をすることはある。
そしてバカ話とは身内でするものである。
それは断じてその他大勢の人に聞かせるような話ではない。
もしそんな他愛のないバカ話が、周り全員に聞かれているとわかったら……?
イケメンだろうが、美人だろうが、金
持ちだろうが、勉強ができようが、運動ができようが、何も役に立たない。
──武器は己の喋り、ただ一つ。
窮地で懸命に悪あがきしてみてみたら、結果として校内放送が日本中へと轟いていくことに──
※カクヨムで掲載していたものをコンテスト用になろうに投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 12:22:25
63091文字
会話率:59%
運命なんてどこにでもあるんですよ。形はどうあれ、そこかしこに。
彼女は不幸なのか幸福なのか、果たしてそれは誰の物差しによるものなのか。
ただ、わたしは彼女の手助けをしたかったのです。
ええ。荒唐無稽なうわさでしょう。
ですが、縋るものは誰だ
って欲しいでしょう?
幸福に駆け出そうとする彼女を止めることなど誰が出来ましょうや。
まあ、頑張る彼女がうわさ話になるのもまた一興…失礼、運命なんですかねぇ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 02:18:43
2970文字
会話率:10%
「死ぬ気になったら何だって出来るのだから死ななくても良かったのに、と言う人は何も分かっていないんだよ!
それが出来るくらいなら絶対に死なない。
自分が死ぬという事は考えるだけで体の震えが止まらなくなるくらい怖いし、誰だって本当は死にたくな
いんだよ。
でも……、でも、それが出来ないから皆死ぬんだよ!
お姉ちゃんは自分を殺すことでしか壊れていく自分を守れなかったんだよ!」
【あらすじ】
昨日、姉が自殺した。
いつも家の中で明るく振舞っていた姉。彼女の心の奥ではどのような闇が広がっていたのか。
姉は一通の遺書を残していた。そこに書かれていたこととは・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 11:40:00
42944文字
会話率:29%