可愛くなることを夢に見た35歳の男は、清々しい気持ちでその生涯を終えた。
しかしそんな彼に美少女として異世界に転生できる機会が巡ってきたことで、このお話は始まる。
彼を転生させる女神への躊躇のない土下座、心の9割を占めている想いを誠
心誠意伝え、男はついに夢へのスタートラインに立とうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 23:36:17
1347181文字
会話率:58%
家族から虐げられている伯爵令嬢のエレインは、父にこんなことを言われる。
「汚らわしいお前にピッタリな仕事を与える。床に額をこすりつけ、誠心誠意の謝罪をしてくるのだ」、と。
詳しく話を聞いてみれば、王国内でも大きな権力を持っている公爵家に嫁
いだ義妹が、当主の娘に手をあげたらしいのだ。
その現場を見ていた当主は怒り心頭で、義妹との縁を切ったらしい。
大きな権力を持つ公爵家に敵とみなされたら、貴族社会で孤立すること間違いなし。
そんなことを危惧した父は、エレインを謝罪に向かわせることを選んだ。
つまりは、やらかした義妹の尻ぬぐいという訳だ。
思うところはあれど、エレインに拒否権はない。
謝罪をするため、重い足を動かしながら仕方なく公爵家へと向かう。
その先で待ち受けていたのは、想像を絶する絶望。そして、それを綺麗に塗りつぶしてしまうくらいに、幸せに満ちあふれた生活だった。
※他の投稿サイト様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 18:12:54
34373文字
会話率:24%
半年ほど前に書いた自衛隊ものの作品を投稿します。2024年10月4日現在、実際にレバノンに自衛隊機が派遣されて邦人退避が行われていますが、タイムリーな話題になってしまったので投稿いたします。
この場を借りまして、国民の安心安全の為に誠心
誠意、命がけで活動をされている陸海空自衛隊員の皆様に、心から感謝を申し上げます。
(ノベルデイズ同時投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 17:39:10
10008文字
会話率:47%
灘木優、会社員、既婚、子なし、27歳。
平日昼間に忘れ物を取りに家に帰ったら、体調不良で休んでたはずの旦那がうちの会社のゆるふわ肉食系女子と浮気してました。
何故かこっちが責められて『出て行け』とか言われたけど、このアパート家賃払ってるの私
だから出て行くのはそっちだよね。
…とか言ってるうちに気が付いたら全員まとめて見知らぬ石造りの部屋に飛ばされ、ファンタジーな服装のご老人に、旦那は『勇者()』、浮気相手は『セイジョ』、私は『主婦』と判定されました。
「よう、主婦。お前が頭を下げて『誠心誠意勇者様のために尽くします』と誓うなら、養ってやらんこともないぞ」
「お断りします」
有り得ない状況だけど、これはチャンス。
不良債権は悦に入ってる間に他人に押し付けるに限る。
──そんなこんなで始まる、ネコ好き・童顔・毒舌アラサー『主婦』の異世界ライフ。
主婦だからって、大人しく家に収まってるモンだと思うなよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 12:00:00
518349文字
会話率:42%
初めまして、御機嫌よう。
探偵活動をしております、十郎新和と申します。
推理小説やドラマ好きが高じて始めた活動ではありますが、依頼人様のご期待に副えるように、日々努力致します。
詳細につきましては、是非面談時にてご説明させていただきま
すので、恐れ入りますが貴女様が抱える全てをご説明いただきますよう、お願い致します。
警察、弁護士は勿論のこと、先生方にも相談できない依頼まで誠心誠意対応させていただきます。
私の悪意と憎悪を添えて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 05:11:36
52982文字
会話率:47%
人気俳優でクズの中沢煌は、キモオタに刺されて死んだ。
次に目が覚めると何かの拍子に異世界転生していて、希少スキル【外見変化】を持っていた。
俳優としての才能も相まって、剣と魔法の世界で演技力を使って、今度こそは誠心誠意を尽くして生きていく。
最終更新:2024-09-18 10:35:46
124085文字
会話率:17%
聖女ーー
人智を超えた癒しの力を持つ彼女たちは、数百万人に一人生まれるかどうかの稀有な存在だ。
それが故に聖女は人々に崇められ、讃えられ、息をするだけで感謝される存在だと言っても過言ではない。
ここ、ラクレージュ王国にも幸運なことに聖女が
暮らしている。そのおかげで土壌は潤い、豊かな森林は守られ、空気は澄み渡り、国民たちも平和で裕福な生活ができていた。
おまけにその聖女は、世界最強のカンストレベルの癒しスキルの持ち主だった。彼女が歩けば植物も背を伸ばし、歌声は嵐すら収め、祈りの力は魔の脅威を完膚なきまでに退けた。
そんな誰からも尊敬されている彼女には、たった一つ、大きすぎる落ち目があった。
それは、誰もが止めるクズな男に心惹かれ、恋をし、誠心誠意尽くしてしまうと言う、どうしようもない性癖を抱えていたのだ。
これは、救いようのない恋心を持つ聖女様と、それを利用するクズな騎士団長のどうにも報われないお話。
そして、決して結ばれることはないが、少しずつ親密になっていく二人の切なくも愛おしい、たぶん片想いなお話。
◇◇◇◇◇◇◇
nolaノベルに投稿したものを、少し編集して投稿しています。まだ、ムーンライトノベルズには年齢制限付きで投稿しています。
完結までかけている作品のため、毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 14:18:55
151118文字
会話率:45%
◆---------------------------------◆
あの姫様は絶対に怪しい。だって光る指輪つけてるし。これはさっさと逃げなくては。
あのお姫様は怪しいわね。だって戦争には不都合な事を話しているわ。これは
早急に逃げる必要があるわね。
2年2組の男子高校生、高音風舞は前期中間試験中に異世界に転移した。
異世界に召喚された彼は王族の様子に不審な点を感じ同じクラスの美少女、土御門舞と共に樹海へと転移したのだが、王族は帰還のできない召喚に責任を感じて誠意を持って全てを話しただけでただの勘違いであった。
ステータスポイントを全て転移魔法の為につぎ込んだ高音風舞は、ステータスを万遍なく上げた土御門舞に助けられながら「あれ?俺、いらない子じゃね?」と感じながらも樹海を探索していると美しい金髪の少女が倒れているのを見つける。
二人で彼女を保護していると目を覚ました少女が自分は魔王で謀叛を起こされて逃げて来たのだと語った。
「相変わらずお主の転移魔法はデタラメじゃな」
「風舞くんはチートキャラね」
「なんで急に耳を触るんですかぁ?って、ひゃう!?」
これは、勇者であるはずなのに万能美少女や魔王に助けられてばっかりな転移魔法ぐらいしか取り柄のない主人公が、チートキャラを目指して日々奮闘する物語である。
多分。
◆---------------------------------◆
※大体一週間に1話投稿しています。
※感想には全て目を通していますが、諸事情によりお返事できない場合もございます。
※表現の不自然な点などをご指摘いただきました感想は修正した旨をお伝えした後、数日で削除させていただきます。ご了承ください。
※上記項目以外にも諸事情により、いただいた感想を削除する場合がございます。ご了承ください。
※イラストは最下部のリンクからどうぞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 18:32:00
2969449文字
会話率:62%
「ナーハルテ公爵令嬢、聖女候補に対する平民差別とは、我が国における最大級の愚劣なる行い!ここで第三王子たる僕との婚約破棄を・・・」するわけないでしょう!
大好きな乙女ゲーム『キミと歩む道筋』略してキミミチ。攻略対象がショボくて悪役令嬢?の皆
様が最高で悪役令嬢もといイケメン令嬢様達が大人気のこのゲーム。このゲームのイケメン令嬢様達を愛する皆(勿論私も含まれます)が生んだ精霊さん(自称)に万事をクリアして転生させてもらったら、なんと、私が大大大好きな筆頭公爵令嬢ナーハルテ様の断罪中!許すものかと思ったら、なんと私が婚約者本人、たわけ王子こと第三王子!
ゲームには存在しなかったすご腕の女性衛兵とかに転生するのかと思ってたんだけどなあ・・・でも待って、これって私が直にナーハルテ様を幸せにしてさしあげられるってことじゃない?
前世名暦(こよみ)まとい、現世ではナーハルテ様、貴女に誠心誠意、全てを捧げる所存です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 03:16:54
1003319文字
会話率:36%
大好きな乙女ゲーム『君と歩む道筋』略してキミミチ。攻略対象がショボくて悪役令嬢の皆様方が最高で悪役令嬢もといイケメン令嬢達のサクセスストーリー編が発売されたほど。イケメン令嬢の皆様を愛する現世の我々が生んだ精霊さんに万事をクリアして異世界に
転生させてもらったら、大好きな悪役令嬢?ナーハルテ様の断罪風景!許すものかと思ったら、なんと私が馬鹿王子こと婚約者の第三王子?でもなんだかナーハルテ様を幸せにしてさしあげられそうなので誠心誠意貴女にすべてを捧げる所存です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 22:17:03
5790文字
会話率:34%
「目が覚めたか悪女」
前世の記憶だけを持ち目覚めたリリーは、騎士服姿のイケメンにいきなり責められる。一切の記憶はない。
鏡を見ればホワイトブロンドの美女で、どうやら異世界転生したらしい。そのイケメン・アンディは聖騎士団の団長でリリーの婚約者
。彼が言うにはリリーは大聖女にしてとんでもない悪女らしい。そしてある罪で捕らえようとしていた。
自分のやらかした数々の罪を聞き絶望するリリーは、前世の後悔から罪を償うことを決める。
「どうか罪を償ってから私を捕まえてください」
リリーを疑いながらも見守ることを了承したアンディは、リリーが出頭するその時に婚約破棄をすると告げる。
自分がやらかしてきた罪に次々と直面するリリーだが、他人を大切にする彼女の誠意に周囲も変わっていく。それは婚約者のアンディにも影響を与えていて……。
二人の距離が近付く時、リリーは自分がとんでもない悪事をしていたことを知る。
これは、いきなり悪女のレッテルを貼られたヒロインがそれを覆し、みんなに愛され、幸せを掴むお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 21:02:31
101818文字
会話率:47%
1700年代の江戸時代。科学技術が発達し始めが妖(あやかし)がお伽話だと人が考えるようになったころ、都に近い大江山では妖達が結界の中で暮らしていた。
一部の妖の中には人の世に紛れ、人として暮らすものもいる。結界を制している酒呑童子の末裔
、銀童の余命はわずかで大江山では次期頭首の決定が急がれていた。
半妖の銀童の息子で、妖の力をほとんど持たない白童(はくどう)は、大江山の中の悲田院で都から逃れてくる人の子や年寄たちを保護し守ってきた。
彼らを助けたく医術を極めたくも毒消しの焼酎で気を失うほど酒に弱く、女子の肌に触れられないほど奥手で、蘭方医に弟子入りするも破門にされる始末。
だが、もし、同じ鬼の蒼親が主になれば悲田院はつぶされると知り、せめて酒に強くなろうと都の請負酒屋の主人で男装の麗人、数年前に英国貿易船の難破で日本にたどり着いた、恵司郎(けいじろう)(恵・ケイト)に弟子入りを申し入れる。
恵司郎(恵)は、救ってくれた養父の小島屋を酒蔵として復活させるため、大江山の妖酒蔵での自身の杜氏修行を交換条件に白童の酒修行を承諾する。
女子であることに驚きつつも、恵と接するうちに白童は、本当に守るべきは人も妖も幸せに暮らせる世の中だと気づく。
お互いの志に強くひかれあう恵と白童。だが、住む場所も、志すことも違う二人はどちらからも自分の気持ちを言い出せないまま。
一方、銀童の危篤で結界が破れた時、おりしも都の奉行所が地震の調べに山に入っており、悲田院がみつかってしまう。
人を食べようとする蒼親とそれを止める白童。妖達の前で、大江山の将来についての考えを語る二人。
妖の能力を人は絶対に越えられないことを理由に、大江山に人はいらないという蒼親。たいして、白童は悲田院を交流の場としてよりよく妖を人の世に送り出すことによって、自分達は人の世に貢献できるはずだという白童。山が選んだのは白童だった。
苛つく蒼親は、酒に強いなら、自分の嫁にと強引に恵を攫う。救い出そうとする白童。恵は蒼親が本当は白童に頼ってほしくてあれこれ奪おうとすることを知り、蒼親に利き酒勝負を持ち掛ける。もし自分が負ければ蒼親の妻に、もし勝てば、蒼親は誠心誠意、白童の志を支えることという条件をつけて。
勝負の行方は、恵の酒造りは、白童の酒精克服は、そして、二人はお互いの思いを告げられるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 20:42:01
119400文字
会話率:46%
世界と秤にかけてでも、きみを選んでしまう、そんな恋。
最終更新:2024-07-09 07:00:00
346文字
会話率:0%
『麗しの貴公子』の名を持つルドヴィクの婚約者リリン=ベリは、初対面の際ルドヴィクに「くさい」と言われてしまう。こんなのと婚約をするのは嫌だと叫ぶが両家の事情で婚約者になってしまう。
実はリリンは淫魔の母を持つ。聖女の末裔でその血が濃いル
ドヴィクは拒否反応を無意識に発動していた。
初対面の失言からはルドヴィクの誠意ある謝罪や婚約者として大切にしてくれる姿勢から、ルドヴィクを許し恋心を抱いていたリリン。
しかし、リリンを嫉視する王女にリリンの事が「くさい」とルドヴィクが話してしまったのを聞いてしまい、我慢の限界が来てルドヴィクが王都にいない間に婚約を解消した。
婚約を解消しても復縁をしつこく望むルドヴィクに苛立ち、リリンは長年愚痴を聞いてもらっている現婚約者が昼寝をしている所に現れたのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 01:05:49
11773文字
会話率:58%
本格ハイ・ファンタジー・ジュブナイル。
ネトコン12に参加します。基本的に毎日夜20:10更新。
四季が定まらず入り乱れる世界。
常に秋の土地があり、その森の深奥に、
不思議な果実が生るという。
ユークレース国の国王は病に伏して久しく、
病状は悪化の一途である。その王を救うには、神々のものと伝えられる秋の地の果実、「奇跡の林檎」を手に入れる他、手立てはない。
その実を木から取れるのは、汚れなき乙女だけ。
ユークレース国の王女ラピスは、父を救うため、海の見える街から秋の地を目指し、ただ一人の従者の青年クエルクスとともに国を出立する。
魔法も呪術も今は古の力となり、二人にあるのは従者の些細な力だけ……。
いく先々の危険を乗り越え、王女は本当に父を救えるのか。
最愛の者のために、人はいったいどんな行動に出るのか。
これは、心優しき王女と忠義を誓った従者の新たな伝説の物語。
***
魔物やら、力強い魔法などは出て参りません。
ヨーロッパ風の世界で、姫とその従者の青年が、最愛の人のために冒険をします。姫の成長と、従者の誠意をどうか追ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 20:10:00
119845文字
会話率:42%
高校生の碧 悠太は、ある日トラック転生大好き女神の手によって異世界に転移した。
そこで出会った、自分と似た境遇のケモ耳孤児少女のメル。
倫理観が少しだけズレいる碧と、若干依存気味なメルの織り成す痛快無双ファンタジー
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◇◇
基本的に明るい話にはしますが、時々シリアス気味な所もあるかもです!
ヒロインは1人、ヤンデレでは無いですが、少しだけ主人公に依存気味です。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
処女作です!この作品を読んで良かったと思って貰えるように誠心誠意頑張るので暖かい目で見守って頂けると幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 20:11:17
40123文字
会話率:39%
【第一章終了まで、毎日17時更新予定】
高校二年生の春、始まりの日。俺、芝原ナルタカは後輩の女の子、小山内ツツミちゃんに告白された。しかし、俺はそれを、断腸の思いで断った。だって俺には、他に好きな人がいたから。
ならば先輩も告白してきて
欲しい。もし駄目だったら、自分の元に戻ってきてね、とツツミちゃんに言われた俺は、早速同じクラスの好きな人、皐月アヤヤへの告白に踏み切った。こんな俺に告白してくれたツツミちゃんに、誠意を返す為にも。
そうした俺の一世一代の告白に対する答えが、これだ。
「私と付き合うのは駄目ですけど、あなたに彼女ができるのはもっと駄目ですッ!」
待って、俺これ理解できない。付き合えないのは解るけど、俺に彼女ができるのも駄目だって? ホワイ、何故?
とりあえずツツミちゃんに報告に行ったのだが、なんとアヤヤもついてくる。
「……ボク、負けないからね」
「ナルタカさんには意地でも独り身を貫いてもらいますッ!」
そうして始まったのは、よく解らない戦いだった。
俺に彼女が出来ないように妨害してくるアヤヤ vs 俺と付き合いたいツツミちゃん。うん、俺にどうしろと?
こうして、俺の高校二年生の春が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 17:00:00
118914文字
会話率:46%
※こちらは連載版です。
名門中の名門、ヴィオーザ魔法学院に、何故か遅れて現れた新入生。
平民とは思えない圧倒的な魔法の才能、身体能力、そして恐れ知らずなでかい態度、冷酷な表情。
白髪に褐色の肌、血のように赤い目をした少年、ユリウス・ヴ
ォイド。
誰もが彼を『やばい奴が来た』と認識していた。
「現状、俺がお前に負ける方が難しい」
「ふざけんな!」
その天才的な能力、空気を読まない言動、身分すらはね除ける立ち振舞い。
これらに誰もがユリウスを「頂点を取りに来た」と勘違いしていく。
だがユリウス本人は敬愛する師匠のため、「友達を千人作る」ため、誠意をもって友達を作ろうと誠心誠意本気で頑張っている、つもりだった!
「仲良くしよう」と言っても誰も信じてくれない、それどころか実は友達の意味もよく分かってない。
自分の無表情さも言動の冷酷さも無自覚なユリウス・ヴォイド。
彼が頑張って友達を作っていき、勘違いされながら、初めて出来たお友達かもしれないジョージ君とか色んな人々が巻き込まれる、そんなお話。
本作はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 13:00:00
243022文字
会話率:29%
〜*
この胸、これがお前の鞘なのよ……。
*〜
剣と魔法の異世界に敵対する全てを砂に変えてしまう少女がいた。彼女の魔法は強大で数万の兵士さえ一瞬にして灰燼に帰すことができる。
ロゼという名のその少女は、ある国の抑止力として幽閉生
活を送っていた。自身の魔法ゆえ、交わる者をも殺してしまう彼女は、国防の要を維持するため、死刑囚と子を成すことを強いられようとしていた。
十五歳の誕生日が来ればその儀式が行われる。だとしても……。心優しいロゼは民のため自らを犠牲にする覚悟を決めていた。
暗い未来しか見えぬ彼女の慰めは、幼いころから誠心誠意尽くしてくれるメイド、アンジュの存在だった。 実は、アンジュ、ロゼに対し主従を超えた想いを持っていた。だが、この世界には厳格なソドミー法があり同性間の情交は死刑、軽々に胸中を明かすことなどできない。
そんなある日のこと、隣国の勇者ニールがやってくる。大国の侵略に苦戦している勇者の国、ロゼの助力が欲しいというのだ。協力して敵を撃退した二人に恋が芽生える。しかしロゼは二国間の条約で貸し出された身、籠の鳥に戻り再び憂鬱な日々を送っていた。
そこへ、全てを捨てた勇者が囚われの姫を迎えに現れる!
「私の不在は国の滅亡を意味する」戸惑うロゼ。「誰かを贄とする幸福などあってはならない」アンジュは恋情を抑えロゼの背中を押した。
逃避行を続ける中、ロゼが持つ死の魔法は勇者に無効だと分かり、隠れ里に落ち延びた二人は子宝に恵まれる。安住の地で平穏な毎日が続くかにみえたが……。
中世ヨーロッパ風エピックファンタジーワールドを舞台に綴るロミジュリ・ストーリー、その結末や、いかに?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 21:00:00
173689文字
会話率:48%
勉強も運動もダメ、ニートで特技も忍耐もなし、コミュ障ぼっちで価値観や考えも誰とも合わずいつも嫌われる…
上登 凜は、まさに“社会不適合者”を絵に描いたような女の子。
ある日、凛は新しく買ったばかりのペンを使っていつものように空想しながら絵
を描いていると、絵から突然、謎の男が出現!?
その男は、“凜が描いた絵から実体化して現れた”と言い、なんと凜が使ったペンには、“頭の中で思い描きながら絵を描けばその通りに現実化する”という特殊な力があることが判明。
凜は早速その力を使い理想の世界を創り“世界を攻略する”と決意し、男は“凜の執事として誠心誠意仕える”ことを宣言する。
執事は凜を溺愛し、いつも全肯定してくれたりサポートもしてくれる唯一の良き理解者だが、凜への想いが時に度を超えて“変態”と化すことも……
大好きな空想癖を活かして夢の〖世界攻略〗を目指すダメダメ系女子と、ダメな女子を全肯定する溺愛系変態執事のちぐはぐな想いやズレを描いた、現代ファンタジーコメディ!
※当作品は「カクヨム」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 03:36:46
6318文字
会話率:41%
大腸ガン腸閉塞で入院するも、39.6度の高熱が襲いかかる。白血球が6万を越え、白血病が疑われた。次は前立腺ガンマーカーのとんでもない異常値。4以下が正常だが、36という9倍の数値。
トイレに行こうとして足が滑り、転倒し頭を強打し朦朧(もうろ
う)となる。
ガンは痛みとの闘いであり、本当の痛みは声が出ない。末期ガンにモルヒネを使う理由が理解できた。
入院生活6週間をベッドで寝ながら、携帯に書き綴るドキュメンタリーである。
人は一人では生きていけないし、誠心誠意で面倒見てくれる看護師たち。そうでない人も、少なからずいるのは神のご愛敬だろう。
現実に起きたこと、思ったことをそのまま書き流す事実小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 15:32:17
30049文字
会話率:34%