【Sランク】と鑑定されたのにも関わらず国から追放された主人公・エストは、同じく国を追放された少女・レッドと共に”世界を変える石”を探す旅に出る。レッドの目的は如何に……? 中世の魔法世界を舞台にした、ちょっと特殊なハイファンタジー作品。
一方、記憶喪失の主人公・スカイは、研究者のシアンやキミカ、討伐者のガイアと共に世界に蔓延る存在・モンスターの謎を解明して行き、世界の闇に足を踏み入れていく。徐々に暴かれていく主人公の切ない過去とは……? 近世のヨーロッパを舞台にした、友情のハイファンタジー作品。
また一方、2029年の日本では、何でも願いを叶える謎の粉を使った犯罪が横行していた。東京に暮らす主人公・星田健誠(ほしだけんと)は、違法薬物特別対策軍に所属し、日々薬物使用者を捕まえていたが、自身も薬物使用者だったことが判明し、警察や組織から追われる存在に。何とかヒーローとなった彼は、自らの能力を駆使して、同胞である薬物使用者を捕まえるために奮闘する。
不思議な粉は何故この世に存在しているのか、主人公はいつ粉を使用したのか。謎が謎を呼び、謎が謎を解く、アクロバティックなローファンタジー作品。
世界滅亡を防ぐため、国を追放されたSランクの少年、記憶を失った討伐者、東京暮らしのヒーローが東京の街に集結する。彼らは運命に抗うことはできるのか? 国や世界を超えた、胸熱展開のSF・ファンタジー作品。
この作品は『カクヨム』『ノベルアップ+』『アルファポリス』でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 18:39:53
797630文字
会話率:37%
検察。
政界にも切り込む最強の捜査機関。
巨悪に屈しない正義の番人。
不偏不党の公益の代表者。
それが検察。
検察庁には、検察官を支える「検察事務官」がいる。
検察官と二人三脚で捜査・公判にあたり、検察官の頼れるパートナー。
通称「G(じ
ー)」。
映画やドラマでは、検察官の取調べのときに、検察官の横に座ってパソコンを打っている者として描かれるが、Gの職務はそれだけではない。
捜索差押(ガサ)では段ボールを抱え、逃亡した被告人を追い、罰金未納者から取り立てを行う。
時に尾行し、時にスマートフォンの解析を行う。
Gの存在は検察官の影に隠れて見えにくい。
しかし、検察官の目立つ仕事の裏では、検察事務官の目立たない業務が幾千にも重なっている。
目立たぬ業務をまるで当たり前のことのように着実に行う。そんな検察事務官がいるからこそ検察庁が成り立っているのだ。
司法修習を終えたばかり、検察官1年目の新任検事の多田野武雄は、才色兼備の女性事務官、横居さやとペアを組むことになった。
女優顔負けの美貌を持つ横居に、目すら合わせられない多田野。
執務能力の高さから、新任検事の指導官たるGに選ばれた横居だが、彼女には大きな欠点があった。
「ツンデレ」と称され、被疑者にも同僚にも鉄面皮の横居は、被疑者に「言い訳こいてんちゃうぞ」と言い放つほどの短気で勝気な性分なのだ。
捜査官としてはもちろん、法律家としても社会人としても未熟な多田野を叱咤激励する横居。
どんくさいことから「どんP」と言われ、人情だけが売りの多田野は、涙も鼻水も流しながら横居について行く。
それはもう一種のSMプレイ?
そしてこの凸凹コンビにも、容赦なく事件は起きる。
薬物中毒、常習窃盗、特殊詐欺に傷害事件。
手練手管を弄する被疑者に、二人はどう立ち向かっていくのか。
そして、横居に惹かれていく多田野は一体・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 05:46:24
46328文字
会話率:35%
出来事で悲しんでいた冴えない男子高校生の杉井豊花は、ある日を境に突如として異能力者になってしまった。能力の内容は、容姿年齢14歳歳前後の美少女に変貌して戻れなくなるというもの。
最初こそは願ったり叶ったりだと嬉々としていた杉井豊花だったが、
想定以上の厄介な出来事が立ち塞がるようになっていく。
女性ならではの悩み。想定以上の性差に戸惑う。異能力者となったことによる弊害。忍び寄る裏社会の存在。さらには命の奪い合いにまで発展してしまう。
些細な問題から大きな事件にまで次々と巻き込まれるハメになってしまった豊花は、否が応にも解決を余儀なくされるのだった。
杉井豊花はまだ知らない。
己の異能力は女体化になること以外にもあることを……。
いざとなれば戦える力もあることを……。
戦える力を自覚した杉井豊花は、次第に、次第に……裏社会へと身を浸していくことになる。
次第に異能力のコツを身につけていく杉井豊花は、やがて非常に強い存在へと成り変わる。
【注意】
・本作品は『前代未聞の異能力者~自ら望んだ女体化なんて、もう無理!~』の加筆修正&一部物語の改訂版です。
・戦闘、犯罪、百合、薬物、過激描写を含みます。苦手な方はご注意ください(でも読んでくださると光栄です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 00:53:02
641071文字
会話率:28%
未だに咳止め薬を手放せない、薬物依存症人間である私ーー砂風(すなかぜ)は、いったいどのような理由で薬物乱用を始めるに至ったのか、どういう経緯でイリーガルドラッグに足を踏み入れたのか、そして、なにがあって断薬を決意し、病院に通うと決めたのか
。
その流れを綴った体験談である。エッセイの側面もあり少々癖が強く読みにくいかもしれない。どうか許してほしい。
薬物乱用の怖さは合法でも違法でも変わらない。乱用自体、恐ろしい。
※留置所編は記憶が薄れている等の理由からスキップして断薬編からスタートしました。楽しみにしていた方、申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 10:29:10
87960文字
会話率:17%
寂れた雑貨屋の店主である二十歳の女性ーーかなたは、裏で特殊な物を売買して金銭を稼いでいた。
これは、薬物も扱う雑貨屋の店主と、それを取り巻く人物たちの物語。
最終更新:2022-03-17 08:04:53
43170文字
会話率:41%
三人の幼い子どもを育てながら、王太子妃として日々懸命に努めるルウラ。
だが、夫である王太子は協力するどころか、「冷たくなった」「浮気しているんじゃないか?」と被害妄想を募らせていく。
夜な夜な城を抜け出す王太子の真実を知ったルウラは驚愕す
る。違法薬物、浮気、妄想──そして暴力。
このままでは子どもたちの命が危ない。ルウラは密かに子どもを連れて隣国へと逃れた。
だがその後、彼女を待っていたのは驚くべき転機だった。
王太子の破滅、そして──ルウラ自身が“王国の未来”を担う立場になるとは、誰が想像しただろうか。
「私は王にはなりません。ただ、子どもたちの未来のために、生きると決めました」
モラハラ王太子との決別から始まる、スカッと系王宮再生譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 12:26:51
1198文字
会話率:26%
一年間みっちり魔法少女やって、相方とケンカして仲直りして、家族を怪物にされたり月に行ったり、ヘンな本に話しかけられたり、そのせいで薬物乱用を疑われたり。
今ならわかる、あの頃の私は輝いてなんかいない。
きっと何かの奴隷だった。
やっとの思い
で悪の親玉を倒して一夜にして世界一有名な中学生になったその夜に、気づけば異世界にいた。
最初はなんの罰ゲームかと思ったけど、それなりに生活できるように
なってからは穏やかな毎日も悪くないかなって。
原初の魔女? 黄衣の導師? 妖精騎士団? 知らん知らん。
今週はポーションの注文が多くて忙しいの。
食べ盛りの子もいるしね。そういや私、いつの間にかお母さんが結婚したのと同じ年齢になってたわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 13:10:27
49727文字
会話率:30%
「正体がバレたら即刻処刑!?」
少年剣士ジェイドは敗戦により孤児となり、敵国に拾われて育てられることになる。様々な事情によりジェイドは正体を隠してティロと名乗り、無惨に殺された姉の復讐を企てる。
港が破壊される災禍から特務予備隊を経て上
級騎士への推挙。トライト家への復讐の詳細な動機と反乱の一部始終。過酷な環境を生き抜くために手を出した薬物への依存と一途すぎる姉への思慕。そしてこれは「友達」の話。
この作品は鬱展開まっしぐら異世界ダークサスペンスミステリーの第二部、全容編です。内容は第一部である事件編と同じですが、ほぼティロ/ジェイド視点になります。また今回はティロが完全に開き直り事件編より過激な復讐を行うため、事件編とは違った結末を迎えます。それでは今度こそよい復讐劇を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 21:30:00
503933文字
会話率:44%
日常はいとも簡単に崩れて消える。王国と帝国に挟まれる小国群は、様々な脅威に日夜晒され続けており、そこに住まう人々は先行きの見えぬ未来に不安を抱えていた。
帝国に半ば身売り状態を続ける『キカ国』では、王国の有力貴族クロプア家と繋がりを強く
するためにあるお願いを聞き受ける。それは大陸で使用を禁止されている覚醒薬物の原料『シゼ』の栽培だった。
表立って『シゼ』を作る事の出来ないキカ国は、大陸南方最大勢力である組織【ザスベヌファミリー】に協力を仰ぐ事になる。しかし、この判断がこれまでの日常に捻れを生んだ。
日常の隣にはいつ飛び込んできてもおかしくない暴力が住みつき、自分を押し殺す毎日。新聞の隅に昨日死んだ知り合いの名前が掲載され、表立って批判しようものならどんな制裁が加えられるのか住民達は見せつけられてきた。
ギエンの住むイバラの街でも鬱屈とした光景は広がっていて、両親と兄のジスとささやかな幸せを見つける毎日を過ごしていた。
そんなある日、【ザスベヌファミリー】は内部抗争を激化させ、その影響は王国や帝国、小国群全体に広がっていく。
その一つとしてギエンの住むイバラの街は終わりを告げ、兄のジスは死体を弄ばれた。ギエンは今まで覚えたことのない全身を焦がすような熱情を胸に、復讐を決めた。
一方、【ザスベヌファミリー】の内部抗争の原因を作ったセギオラはファミリーの追手から逃げ続け、偶然死にかけているギエンの命を救う事に。
2人は手を組み、お互いの目的のために物語は動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 07:20:00
43675文字
会話率:26%
『指定日より宮廷へと向かい、暫しの間は宮廷医として他の宮廷医と共に後宮及び宮廷で医者として従事すること』
珍しく自身宛てに届いた手紙を開くと、そんなことが書かれていた。
『薬術の魔女』は軍医として働いていたはずだが、突如、王命によって宮
廷医として宮廷に従事するよう言われてしまう。
宮廷医として働く日々で、薬術の魔女はどうしようもない宮廷の薬管理に頭を抱えてしまうのだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 15:45:10
102154文字
会話率:56%
「……やば」
薬術の魔女が無くした薬はどこに?
本編『薬術の魔女の結婚事情』(https://ncode.syosetu.com/n0055he/)
本編2『薬術の魔女の宮廷医生活』(https://ncode.syosetu.com
/n2390jk/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 08:00:22
1443文字
会話率:51%
思い付いた事を書き連ねていくエッセイです。ネタがあったら更新するスタイルですので、不定期の更新となります。ガチでリアルなノンフィクションであり、危険なネタも扱ってますが……信じる信じないは、あなた次第です。たまにアニメや漫画や映画などにつ
いても語ってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 00:20:55
597001文字
会話率:11%
ある日、五人の男女の自宅に封筒が届く。中には他人に見られてはいけない写真とともに「お前は人殺しだ」と書かれた便箋が同封されていた。やがて五人にパーティーの招待状が届き、生まれ育った町の近くにある廃墟に集合する。そこで彼らは、十五年前にひと
りの人間を死に追いやっていたことを知らされた。主催者の指示により、彼らは廃墟の中を探索することになるが……。
※作中に登場する地名は架空のものです。また、最低最悪の人間しか出てきません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 00:23:24
120626文字
会話率:31%
能見唯湖は、酔っ払いの起こした交通事故に巻き込まれ、左腕を切断してしまう。同時に夢も失い、さまようように生きていた。そんなある日、元彼との揉め事の最中に奇妙な中年男と出会う。男はかつて、最強の格闘家と言われた伝説の空手家だった。どん底にま
で落ちたふたりは、失われた誇りを取り戻すためリングに上がる──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 00:24:32
36984文字
会話率:33%
承知いたしました。いただいた文章を元に、前半部分の「ですます調」を後半の「断定的な文章」に合わせて手直しし、統一感のあるあらすじを作成します。
あらすじ
あらゆる創作物が規制され、物語が人々の日常から失われた日本。厚生労働省の一員である篠
崎衛は、そんな社会で違法な薬物が取引されているという通報を受け、現場へと向かう。
テレビからタレントが消え、漫画もアニメも、そして古典文学でさえも「不適切」として禁止された世界。かつて内戦まで引き起こした徹底的な規制は、人々の感情の表現までも奪い去り、世界はまるで音を失ったかのように静まり返っていた。
篠崎が追うのは、人の心を伝え合うことができる精神感応薬『レトリカ』。テロにも利用されるという理由で禁じられたこの薬の、地下のバーでの取引現場で、篠崎はアオイという女性と出会う。
レトリカの効果は間違いなく本物だったが、篠崎は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 23:51:28
1850文字
会話率:14%
※この作品には、虐待などの暴力表現、社会的差別、薬物とその売買、近親相姦、異性愛、同性愛などの要素が含まれています※
昔むかし、ある街で、特定の病をもつ人々を「人魚」と呼び 湖のほとりに隔離する風習がありました
「人魚」は独特の聴覚と声を
持ち 「ヒト」とは区別…差別される存在でした。
彼等の住む夜の街を「水中」と呼び、表社会では違法とされるような商いや実験がそこでは行われていました。そのうちに、いつしか水中は人魚たち以外にも表社会から移住した落伍者たちの集う街になっていきました。
しかしそんなに遠くない昔、ある人魚が水中を作り上げたヒトとその関係者をもろとも殺したことで
水中の統治は崩壊し、
人魚たちはヒトの中に紛れはじめます。
これはそんな過渡期の物語であり
ヒトと人魚の共存を目指した青年たちの物語です。
https://494979.tumblr.com/page/2 に掲載しているものと同じ作品です。
その街に伝わる都市伝説
夕暮れを境に「水中」へ沈む
人魚達が泳ぎ、歌う
引きずり込まれてしまうから、夜に出歩いちゃいけないよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 23:24:26
150283文字
会話率:35%
私は、必ず成功する。如何なる相手だろうが、誰を踏みつぶしても最後に渡したそこに立つ。
最終更新:2025-06-29 21:22:46
14716文字
会話率:25%
――その依頼、引き受ける。
賑やかさと深い闇が交錯する巨大都市――桃源郷。
何もかもが入り乱れる都市のその一角で万屋と呼ばれる何でも屋【ヤオヨロズ】をやっている葛宮八百と萬幸平は、ある日仕事終わりに仲間である与次郎梓から三億円という破格
の値段の護衛依頼を受ける。
そこで出会った少女、409番は異世界から召喚された異世界人だった。
そして都市で起こる薬物事件と行方不明者の謎――少女を巡る全てを【ヤオヨロズ】が解決する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 18:12:59
47630文字
会話率:53%
ごく普通の高校生、花芽三月(はなめ みつき) は、ある日突然、中世ヨーロッパに酷似した異世界へと転生する。彼に与えられたチートスキルは、現代のあらゆる医療知識と、思考するだけで医薬品を生成できる異能力「薬物生成(ポーションクリエイト)」
でした。
転生した異世界は、人類史上最悪の疫病「黒死病(ペスト)」が蔓延し、多くの人々が命を落としていた。人々は病を「黒い血」と呼び、神の罰だと恐れる一方で、瀉血(しゃけつ)といった非科学的な治療にすがっていました。そんな絶望的な状況の中、三月は、血液を操る異能を持つがゆえに「魔女」と忌み嫌われる少女、マナ・レーデル と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 17:34:31
12757文字
会話率:31%
16歳の私は、何もかもがうまくいかなかった。
愛され方も、生き方も、何ひとつ知らないまま大人の世界に踏み込んで、
光のふりをした闇に魅せられていった。
「これが普通なの?」
「私って、なんのために生きてるの?」
そんな問いを、何度も心に浮
かべながらも、
転んで、間違って、傷だらけになって、それでも歩いた。
これは、居場所を探して迷い続けた女の子が、
ひとつずつ、大切なものを取り戻していく物語。
涙も、絶望も、やさしさも、ぜんぶ引き連れて。
ほんの少し強くなるまでの、ほんの少し眩しい記録。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 22:40:50
39329文字
会話率:14%
目を、覚ます。
暗く澱んだ空気は重く、容赦なく肺を穢していく。
視界に広がる景色は、まるで天上迄続いているかと錯覚してしまう程窓が立ち並んでいた。
此処は彼等の最期の砦、至上の地獄。
この世界に希望は無い。
この世界は未だ、夜が明けな
い。
▎注意事項
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
この物語には、性的な表現や暴力的な描写、倫理観に欠如した描写が含まれています。
また、扱う時代背景を勘案し当時の表現を使用しているため、一部現代では不適切な描写も出てきます。
未成年の飲酒・喫煙・犯罪行為、性犯罪、反社会的勢力、違法薬物、ポルノ、虐待、自殺、いじめの表現が随所に出てきますが、これら行為や存在を肯定する意図はございません。
読み進めている最中に気分を悪くした場合は速やかに読書を辞める事をおすすめします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 16:23:52
78439文字
会話率:43%
異世界の都市ゾーニア。
そこでは無数のスライムが人々の生活を支えている――水の浄化、排水の処理、死体の分解さえも。人々は彼らを「生きたインフラ」として扱いながら、その恩恵に浸っていた。
街の裏側でひっそりと生きる転生者のサトゥ。
彼はテレ
パシー能力を使い、違法薬物の非対面取引に従事することで、異世界での生計を立てていた。
荒んだ暮らしの中、彼には「ある目的」がある。だがそれは、誰にも語られることはない。
一方、街の片隅では、金属を取り込んだ珍しいスライムを探す依頼が舞い込む。
好奇心半分で受けた探偵の仕事は、やがて都市の深層に横たわる歪な構造へと触れ始める。
スライムに依存した都市。教会、地下、そして目に見えない変化。
この街で、何が始まりつつあるのか。
そして、それに気づくのは――誰か。
※カクヨムでも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:14:29
10610文字
会話率:31%
学校に行けずに毎日引きこもっていた高校生、八草十。高校に行けなくて不登校になり、毎日怠惰で不規則な生活を送っていた。
とうぜん、こんな生活をしていたら心が病んでしまうのが当たり前。彼も例に漏れずどんどん心が病んでいき、様々な物事への
関心も無くなってしまった。
ただ、彼が一つだけ感心しているものがある。それは『薬』である。あぁ、勘違いしないでほしい、違法薬物とかではない、人間を治すことができる『薬』これに興味を抱いている。
『薬』はどのようにして作られているのか?どのような種類があるのか?様々なことに興味を示している。
でも彼に自分の願いを実現する知識も技能もない、これではただの落ちこぼれのまま人生を過ごすことになってしまう。
しかし彼はある日、とんでもない厄介ごとが起こってしまった。だけどその時、彼に奇跡が起きた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 19:26:51
155691文字
会話率:65%
「エリィ、これは運命なんだ」
ゆりかごから共に育ってきた婚約者から、そう告げられたのは結婚式が半年先に迫っていたある日のことだった。
親同士の友情で幼いころから決まっていた結婚、けれどエレノアは不満に思ったことなどなかった。彼と結婚する
ことは、エレノアにとって息をするのと同じく当然のこと。最も幸福な政略結婚と言う人もいた。
婚約者であるアドリアンは温和で優しく、エレノアにとって唯一無二の男性。よき伴侶になると疑っていなかった。
けれど、エレノアの確信とは反対に、現実は残酷だった。
「頼んだよ、エリィ。どうか、僕たちの運命を祝福してほしい」
エレノアの二十二歳の誕生日を半年後に控えたある日、美しい女性を抱き寄せながら、婚約の破棄を突きつけてきた。……
そうして、呆気なく破談となった婚約の傷を抱えたまま、エレノアは父の紹介で隣国のとある子爵と出会うこととなる。
お互いを知り切らぬうちに新たに婚約を結んだが寡黙ながらも誠実で親切な彼にはからずもエレノアは惹かれていく。
今度こそ、この婚約が――結婚がうまくいくように。
二十年余の長い婚約を経て、それを失った今、エレノアは過去と現在を深く顧みながら、懇願する。
しかし、幸せを手にしようとするエレノアに反して、思いがけない事態が彼女を襲うことになる……。
結婚とは。
愛とは。
――運命とは。
これは一人の女性が、愛を知り、自らの運命と人生を手にするまでの物語。
朝8:00 夜20:00ごろの更新予定です。
※作中にて戦争や禁止薬物等に関する説明・描写があるため、念のためR15の設定をしております。
※この作品はフィクションです。参考とした実在国家や歴史等はありますが、あくまで参考であり、作中で書かれる内容につきましては現実世界に一切関係がございません。
※登場する人物名や地名・固有名詞つきましても、架空のものがほとんどであり、実在する場所や物とは分けてお考えいただけますと幸いです。
初異世界ファンタジー…!投稿のたび手に汗握りながら緊張していますが、楽しんでお読みいただけたら嬉しいです!
2025.06.04~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 20:00:00
144232文字
会話率:29%
一人の少年と、薬物中毒者のお話。
最終更新:2025-06-15 22:53:24
762937文字
会話率:65%