教会や聖職者が中心の王国。そこには【聖職者連盟】と呼ばれる機関が存在する。冠婚葬祭はもちろん、生活に関わることから、人間に害をなす“悪魔”退治まで担う。
『魔王殺し』と呼ばれた悪魔退治専門の司祭ルーシャは、子どもを身籠っていた妻とその両親
を、彼の留守中に悪魔に殺された。その後、退治員を辞めたルーシャは聖職とは離れた生活を送る。
五年後、ルーシャの目の前に現れたのは、死んだと思われていた彼の子供、リィケだった。
リィケは生まれてすぐに生身の身体を奪われて『生ける傀儡(リビングドール)』として人形の身体を得て退治員となったのだ。リィケと退治のパートナーとなり、再び悪魔と戦う決意をしたルーシャ。しかし、リィケは【サウザンドセンス】という特別な能力を持つ者だった。
これは人間と悪魔、そして『神の欠片』と呼ばれる特殊能力を持つ【サウザンドセンス】たちの抗いの物語。
※残酷な描写があります。ご注意ください。※聖職や悪魔の定義などが、現実のものとは異なる場合があります。※ノベリズムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 17:50:00
623147文字
会話率:45%
鷲巣忠隆(わしずただたか)は安土桃山期の武将である。
九州釜崎藩の初代藩主に仕えて武勲をあげ、死後は樅木神社(もみきじんじゃ)に神として祀られた。
時は流れて2021年。樅木神社は過疎化の波に寂れ、宮司の健さんこと白神健一郎(しらかみけん
いちろう)がひとり祭祀を守っていた。
だが冬至の祈祷の最中、健さんは脳梗塞で倒れ帰らぬ人となる。
祭神である鷲巣は、健さんと最後の別れをするべく、黒猫の身体を借りて葬祭センターへと向かった。
12月24日、市中がクリスマスイブに沸く日であった……
※作中に登場する人名・地名・家名・施設名等はすべて架空のものです。
※ノベルアッププラス・カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 18:11:08
9999文字
会話率:30%
訳ありおかまと訳あり女が旅をしているようです。
ヨハン・オロバス 12才
仕事で外国に行くと家を出た父親の身を案じるヨハンの元に一通の手紙が届く。
「学園長の死」
母と共に向かった前葬祭でヨハンがはハクレイ族のマクレーンと出会う。
この出
会いがヨハンの人生を大きく変えることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 21:24:13
1369文字
会話率:26%
前作『砂漠の賢者カエムワセト』に続き、第二幕を始めました。
時系列順としては、『草色神官の秘話』の次になります。
魔物戦と戦友の葬儀を終え、平穏な日常に戻ったカエムワセト。ジェトとカカルはライラが結成した親衛隊の隊員となり、ライラにしごか
れる日々を送っている。
そんな中、実兄である第二王子ラメセスがテーベからぺル・ラムセスに帰還した。ラメセスはエジプト軍の大元帥(将軍)である。
家族間の冠婚葬祭もしくは軍事情くらいでしかテーベを離れられないラメセスが帰って来たとあって、ぺル・ラムセスの王宮では歓迎会代わりに王子同士の戦車模擬戦が催され、そこにカエムワセトと第六王子のネベンカルが抜擢される。
怪我を負いながらも、何とか無事に模擬戦を終えたカエムワセト。しかし、そんな弟に、ラメセスは、有事の為にもっとしっかりしろ、と諭す。
カデシュの戦いから10年。新たな戦争の幕が開けである。
戦いの場所はダプール。
ラムセス二世は出兵を決意。カエムワセトは新たな仲間と共に別動体を編成し、ゲリラ作戦を実行に移す。
本作は、ラムセス二世治世10年目に起こったと言われているダプールの包囲戦を元に作成する予定です。
本作では史実と比べて若干、ダプールの戦争勃発時期が遅くなっていますが、その辺ご容赦いただけましたら幸いです。
また、前作の『砂漠の賢者カエムワセト』同様、出来る限り資料を参考に作成していく予定ですが、集めきれない情報も少なからずあり、加えて私の創作も絡んでくるため古代エジプトに詳しい方には不快な想いをさせてしまうかもしれません。その時は御教授いただけましたら、修正も検討し、勉強と励みにさせて頂きます。よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 19:47:39
263016文字
会話率:31%
古代エジプト唯一の女性ファラオ、ハトシェプストの葬祭神殿の遺跡で、偶然、それまで未発見だった隠し部屋が見つかった。その部屋で、神聖文字が書かれた石板数枚が見つかり、解読してみると、ハトシェプストがはるか未来の人々にあてた手紙だとわかった……
。
ずっと昔、ハトシェプスト女王が夢で未来を垣間見る予知能力者だったという設定の歴史ファンタジーを自費印刷してコミケなどで頒布したことがあり、今回、テーマ「手紙」で歴史小説を募集しているのを見て、同じ設定で書いてみたくなりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 20:03:22
2385文字
会話率:40%
霊が当たり前に出る現代社会。
いつしか、普通の霊ばかりではなく、著名な故人の霊まで現れるようになってしまった。
それどころか、自分が過去の偉人の生まれ変わりだと吹聴する文化まで。
そんな世の中を隠れ蓑に、暗躍する悪霊たち。
そして、そんな
悪霊たちを成敗する者も。
警視庁葬祭課は、今日も現世を駆け回る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 17:30:47
119406文字
会話率:29%
市役所に就職した穂高が配属されたのは、市民課葬祭係だった。死は人に平等に訪れるものではあるが、決して同じではない。
最終更新:2022-03-23 05:00:00
35473文字
会話率:38%
家出したフランにはヤバい姉がいる。
その名も『殲滅の野獣』アイヴィー・アイブス軍曹。過保護で謎のブラコン根性を発揮する姉は、フランを追ってきた挙句に世話を焼こうとする。
ある日、姉の目を盗んで出かけるも不幸の始まりとなる事件に遭ってし
まう。挙句「え? 俺が死んだ?」な状況に。
葬儀社、ミツギ、モドリモノ、政治――そして姉の秘密。
フランが知らずにいた世界の真相が明らかになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 19:36:57
110366文字
会話率:49%
近年、葬祭業はめまぐるしい変化を迎えた。今日も私は、トラック転生オプションを勧めるのだった。
最終更新:2022-02-01 23:34:39
1823文字
会話率:49%
オエンドランドという江戸時代に良く似た世界で定町廻り同心をしている五歳の幼女オンドちゃん。婿養子で冴え無い昼行灯と言われている万年平同心の彼女ですが、その裏の顔はオエンドランドの闇に蠢く悪党をお金を貰って成敗するプロフェッショナルの殺し屋な
のです。
仲間の破戒僧で同じく五歳の幼女「御呪いの悦」と、三歳の幼女「葬祭ディレクター屋のお嬢」と共に、オンドちゃんは今日も市井に生きる力なき庶民に代わって、晴らせぬ恨みを晴らしているのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 08:58:26
11342文字
会話率:51%
『ルーズ、そのフロイトと葬祭』・・・『詩の群れ』から
何を言いたいのか分からないのが、詩の特徴だとしたら、例えばこの様な詩も、形作られる訳である。詩集『詩の群れ』、から。
最終更新:2022-01-06 07:42:46
301文字
会話率:0%
さまざまな歴史を刻んだ二十世紀も終焉を迎え、ほんの数年が経った頃のこと。
世界は唐突にそして確実に、混沌の闇へと染められた。
ヒトのなかに突如として発症した屍症候群は、健常な体がある日突然に屍となって死に至る病だ。
遺伝子異常だとか伝染病と
か、研究者の間でさまざまな憶測が飛び交う間に、恐ろしいくらい世界中に拡散され、猛威を振るった。
しかしそのわずか数ヶ月後、その屍症候群に免疫を持つヒトがぽつぽつと現れ始め、彼らの抗体細胞からワクチンが作られる。
事態は呆気なく、しかし急速に終息へと向かった。……かのように思われた。
『屍人加速細胞性免疫』。
一般人のなかでもっとも浸透している通称は【アンデッド化】。それが抗体細胞の恐るべき正体だ。
アンデッド化すると屍の身体になっても死に至ることはないが、屍のまま生き続けることを余儀なくされる。しかもその身体が求める栄養は、普通の食事ではなく。
————『ヒトの死』である。
水神龍二はアンデッドを狩る仕事、狩人を生業にしている。
そんな彼が出会ったのは、美しい涙を零してヒトを喰らうアンデッド《葬祭のマリア》。
彼女と関わるうちに龍二に芽生えた感情は、果たして……?
悲しき運命を背負わされた男女の、許されざる恋の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 17:10:04
17446文字
会話率:7%
葬祭ディレクターとして働く女性が、故人の死、遺族の気持ち、自らの人生と向き合う。
時代ともに移りゆく家族のカタチ、葬儀、墓、供養の方法などに戸惑いながら、彼女なりの答えを出していく。
最終更新:2017-09-21 03:56:53
13513文字
会話率:26%
ある嵐の晩、就職先である葬祭業社の倉庫で片付けをしていた農家の長男坊の桑名耕作くわなこうさくは、何の因果か外に出てスマホを使おうとした瞬間に運悪く落雷に撃たれてしまう。
死の縁であろう意識の混濁から目覚めた耕作は、中世ヨーロッパと見間違う
ような部屋にいるのだった。
「ああっ!勇者様、よくぞいらっしゃってくれました!」
はっ?何いってるのこの人たち?ってかどこここ?勇者??!!
教科書や本でしか見たことのない人々に囲まれながらも、心のなかでそう嘯く彼は、姫様然とした格好の女の台詞に疑問しか湧かない。
「ゆっ……ゆゆゆ勇者ああああ??」
こうして勇者として|召喚(よば)れたにも関わらずこの美しき大地【ゼフィーリア】が抱える魔王軍侵攻という大災厄を農業で平和へと導いた、希代の凡人の歴史が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-26 22:49:12
583文字
会話率:46%
焼肉文明大陸、カナリア。ここは神聖な供物、焼肉によって人々の信仰が形となる世界。人々は冠婚葬祭に焼肉をし、時に神々を称え、時に自然に感謝し、時に死者を鎮め、時に人々を労う。
そんなカナリア大陸には人類と敵対するもう一つの焼肉文明、グループ企
業・“焼肉大魔王”があった。大陸の東西南北には“焼肉大魔王”の提携社が陣取り、カナリア大陸の焼肉市場を独占せんとする。
東には竜王直営焼肉店“アドベンチャー・アイランド本店”
西にはデーモンロードが代表取締役を勤める焼肉チェーン“エロイム・サムイム”
南には吸血公の経営する高級焼肉店“夜王宴”
北には死者王率いる完全自立焼肉商事“うらメシ屋・亜”
そしてカナリア大陸上空では、天空の焼肉店“焼肉大魔王本社ビル”が君臨していた。
これに対して人類は焼肉市場を死守せんと、大陸焼肉組合を結成、腕に覚えのある焼肉屋を育成することで焼肉大魔王を営業停止に追い込まんとする。
世は正に焼肉店激戦時代へと突入しようとしていた。
そんな時代に、若き焼肉屋センリは仲間達と共にあらゆる手段で”焼肉大魔王”に戦いを挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-11 20:51:13
3657文字
会話率:46%
私達の世界とちょっと違う、平行世界の隣の世界。
そこは、冠婚葬祭には砂糖菓子が欠かせない世界。そんな世界で『白金の砂糖菓子職人(プラチナムシュクリエール)』を目指す少女の物語。
甘いだけじゃ無い、苦くてほんのり塩っぱい青春クッキングファン
タジー…かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-07 01:05:15
396文字
会話率:0%
冠婚葬祭は常に時代の死生観を反映する。
時は近未来。
人々の視覚的記憶をチップに取り出して保存できるようになった時代。
ミハシラ葬祭の久世環、平尾寅吉、検死医の鬼頭篤太郎は何を見て、何を感じるのか。
江戸期の国学者・平田篤胤の著作『
霊能真柱《たまのみはしら》』をテーマに、キリスト教等ありとあらゆる死生観が渦巻く中編SF。
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岩橋のり輔 鋭意執筆中のディストピア・ファンタジー『地獄火連盟《ヘルズ・バンクエット》』 http://ncode.syosetu.com/n9097dh/ も併せて折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-27 21:05:10
30569文字
会話率:32%
悪漢蔓延る暴力と陰謀の街、神十島――
とある理由からそこへ異動されることになった葬儀屋の黒木樒は、これまでの自分の仕事とのギャップに驚くのだった。
黒木葬祭神十島支店葬儀会館リコリス――彼らの〝葬り〟とは、果たして……
〝わたくしは、た
だのメイドにございます。旦那様の命を受け、降りかかる火の粉からシキミ様をお守りするべく仕える――そう、ただのメイドなのです〟
そして、彼の窮地を救ったのは――ある一人のメイドだった
※wordに下書きをしたものをそのままコピペしているので、多少の文字化けがあります。とくに、!?が?だけになっている箇所が多々見られますのでご了承ください。見つけ次第修正します。
また、まだ手探り状態の作品ですので、お時間がおありの方はどうか感想やレビューをお願い足します。どうかご協力のほどを
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-20 22:18:58
55025文字
会話率:44%
葬儀屋に務める中井は、幽霊のユリに出会います。
ユリのせいで幽霊が見えるようになった中井。
中井は、ユリとタッグを組んで悪霊退散‼︎
なーんちゃって‼︎
※この作品は、作者が冠婚葬祭の会社に勤めていたときに、『こんな幽霊がい
たら…』という安易な考えで作った作品です。
この作品のジャンル?わからんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-08 11:52:33
31814文字
会話率:53%
アメリカからの帰国子女、香奈絵。一番になるために、主役になるためにと選んだ英文科の交換留学生としてやって来たカリフォルニアで“一番英語のできる日本人”として望み通りスポットライトを浴びていた。語学留学の日本人を見下すのは気持ちよかった。そん
な中、日本の大学を卒業して語学学校を経ずいきなり修士課程に入った茉莉亜が現れる。主役の座を奪われた香奈絵は、茉莉亜を引きずり降ろせるのか?それとも…
【毎週火曜・金曜更新】
ブログにて、参考資料など紹介→
http://ameblo.jp/soramizu-yume/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-20 00:00:00
32040文字
会話率:47%