私の中には、自然の神様がいっぱいいる。
冬の神様、ありがとう。
冬の太陽、ありがとう。
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最終更新:2024-12-12 09:29:15
303文字
会話率:100%
【“再生と破壊”――両極の能持つ異種の二人が歪に出逢い、恋におちた。】
古の現世の裏にあり、地上の何処かに存在すると伝わる別世。そこに生きる人族の者は、自然の神々を崇め、妖を畏れる暮らしと共に在った。
神を祀る社(やしろ)を護る一族に
生まれ、特異な能を持つ人族の女は『尊巫女(みことみこ)』と呼ばれ、十八になると神族の住む地にゆくという因習があった。雨喚ぶ巫女は龍神界、陽をもたらす巫女は稲荷界へ行き、彼らの神力を借りる梯子(はしご)に成るのが、彼女達の役目だ。
神族と人族の混血である、その地を統べる其々の長(おさ)に認められれば子孫繁栄の為の伴侶となるが、否な場合は贄として一族に喰われ、力ごと吸収されるという至極、残酷な契約だった。
そんな一族の中に、己の生気と引き換えに治癒を与える草花を召喚し、自然界の萌芽促進もさせるという、尊巫女の中でも稀な異能を持って生まれた、アマリという少女がいた。人族に持て囃される反面、脅威として畏れられてもいた彼女は、近年、頻繁に起こっている災厄を鎮める為、冷酷な禍神(まがかみ)と忌み嫌われる、厄病神への贄に出される。
端から伴侶にはされないだろうと見越したものだったが、その実は、いずれにしろ彼を懐柔し、弱体化させるのが目的だった。その企みを察した厄病神――荊祟(ケイスイ)は彼女を避け、喰う事もせず、とりあえず屋敷の離れに置き、軟禁するという仕打ちをする。既に全てを諦め、長年無気力に生きてきたアマリは、殺されない事に戸惑う反面、放置という名の歪な自由を知り、少しずつ自身を見直し始めていく。
そんな彼女を監視していくうち、荊祟の心情にも、次第に変化が訪れる。自身が担う、忌み嫌われる役目に虚しさを感じ、人族を嫌悪していた彼は、一風変わったアマリに興味を持ち始めたのだった。
※史実資料を元にしたフィクションです。実在する名称、土地、出来事とは関係ありません。
※縦読み推奨。R15未満程度の性表現、PG12程度の残酷表現がありますのでご注意下さい。該当タイトルに★。
※更新後、加筆修正することがあります。展開が変わる場合はお知らせします。
※私生活事情のため更新停滞中です。申し訳ありません……(2024年7月)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 16:26:23
56491文字
会話率:45%
2000年前
人々の負の感情から怨霊・亡霊が自然の負の感情から鬼が現れ
人々の生活は危うくなっていた。
人々は神に祈り、天照大御神、月読尊、自然の神々によって
五代政権という力を持った五つの家紋が作られた。
しかし、ある事件をきっかけに世の
中の平穏になった時代はひっくり返る。
五代政権の一つである天羽家に一人の侍女が来て物語は始まる…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 21:58:05
51939文字
会話率:1%
10歳の少年アキラは、好奇心旺盛で夢見ることが大好きな普通の少年。しかし、彼の日常はある日、公園で出会った不思議な少女ルナによって一変する。ルナはアキラに、未来の世界、技術の進化、霊的な旅、自然の神秘といった驚くべき物語を語り始める。
彼
女が語る物語は、どれもアキラがこれまでに想像したこともないような壮大な冒険と神秘に満ちていた。アキラは次第にルナの話に引き込まれ、その物語が持つ深い意味に気づいていく。
物語が進むにつれて、アキラはルナがただの普通の少女ではないことを感じ始める。彼女の話す内容が、現実とリンクしていることに気づき、ルナの正体に興味を持ち始める。彼女はどこから来たのか?なぜアキラにこれらの物語を語るのか?
ルナとアキラの冒険は、物語の枠を超えて世界の真実へと近付いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 00:20:00
38914文字
会話率:22%
狩るのはドラゴンでなく、野草。目的はクエストではなく、日常の食卓。
食えるものは、正義。すなわち食べられる草もまたジャスティス。
突き詰めれば食費0円、究極の拾い食い。「採って食べよう、育てよう」を合言葉に、私がその辺の草を獲って食べている
短編集です。
※実社会でのハントは、お住まいの市区町村のルールと自らの良心に従って実施してください。
noteにも同様のマガジンをサスティナぶったテイストで掲載。アルファポリス版から改稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 19:27:25
1653文字
会話率:0%
ザンヴィル山の高地にサンディアの民が暮らしていた。彼らは宗教に囚われることなく、自然の神を愛し、自然を崇拝し恐れていた。
その土地には屈強な民が暮らし、また、四千メートル級の山々が他国からの侵略を防ぐ役割を持っていた。
サンディア人はどの国
よりも自然を愛し、自然を崇拝し、自然に守られてきた民だった。
その荘厳なザンヴィル山の麓の小さな村に住む、美しく天分豊かな少女アルティアは外国の外交官の娘の少女アンナと出会い、アルティアの綺麗な声に魅せられたアンナがアルティアを祭りに誘った。幼馴染で守衛のエミルとアルティアは祭りが行われているスマルへ向かう事に
その頃、アルティアの故郷トマル村では待誕節のお祭りが厳かに執り行われていた。
しかしトマル村の待誕説の催しに突然重機の音が鳴り響いた。隣国のジョラリアがトマル村にやってきたのだった。そしてジョラリアは村のほとんどを焼き払い、サンディア人を拘束し始めた。
アルティアとエミルは、追われるように逃げ、スマルへ助けを求めに向かったのだったが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 15:50:25
13273文字
会話率:55%
気分転換に島に行った
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最終更新:2020-07-12 23:00:00
635文字
会話率:0%
29歳、魔法使い目前の橘日比谷が突然、異世界に飛ばされる。その世界は上位の存在としての人族、人族に虐げられる亜人たち、人族の殲滅の対象となるモンスターたちがいた。
転移する直前、4柱の自然の神が彼に啓示を託す。彼らの子とも云える、転移先のモ
ンスター達を保護するよにと。日比谷にこの任を託す代わりに、地水火風の自然を操る力を得る。
日比谷は日本育ちの感性から現地の人間たちの酷い仕打ちに辟易しながらも、彼らとの共存も模索する。
これはそんな一人の男のほのぼのとした異世界転移ライフである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-21 19:59:16
14853文字
会話率:59%
グランダルの国王の暗殺に失敗したリディアは、グランダル兵に追われる身となり、隣国の森の中に逃げ込む。しかし、そこは魔物や妖術に守られていると言われる不気味な森だった。彼女はそこで命を落としかけるが、運よくトラキア公国の近衛師団の一行に救わ
れ、裏で仕組まれたグランダルとトラキアの戦争を背景に、自分自身に課せられた驚愕の運命を知ることとなる。
母親の敵討ちに執念を燃やすリディア、蠱業(まじわざ)を使って動物や蟲を操り国を護る妖術師の麗香、ステイシア姫の救出の機会を窺う元近衛兵のロイ、そして天下の奇才と称される臥神たちが織り成す壮大な物語が今ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 21:23:34
309938文字
会話率:50%
はるか昔、自然を神として崇めていた時代があった。そして現在、自然という神とタッグを組むという夢のようなロボットが誕生した。その名はヒートアイランド。敵軍は自然という神をむさぼる悪意のある集団達。はたしてヒートアイランドは自然の神の力を借りて
世界を救えるのか・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-16 16:07:43
1037文字
会話率:35%
夏休み。「朝顔が開くところが見たい」と妹が言うので、早起きしてアサガオを観察した小学生の頃の話。
大自然ならぬ、小自然の神秘!
そう、アサガオも生きている。
★アルファポリスにも投稿しています★
最終更新:2009-09-15 18:50:45
1043文字
会話率:10%