えっ、あらすじなんているの!
だって、異世界転生の話を書こうと思っただけで、話の筋なんて考えていないです。とりあえず、一人の引きこもりがいる。その人の住んでいる家が異世界に行っちまったら、どうなるというのを書いてみようと思っただけです。
したがって、どう展開するなんて考えてもいません。
困った…
ねぇ、これ、あらすじなんて本当にいるの。と、必須という赤文字を見ながら脂汗をかいています。
えーっと、異世界転生って、輪廻転生ですよね。インドの考えですよね。にもかかわらず、大抵の異世界転生の小説って、日本人が中世ヨーロッパに転生するというのが多いように思うのですが、キリスト教って、死んだら地獄か天国へ行って終わりだから、転生のしようがないと思うのです。
その上、中世ヨーロッパって5-15世紀の約1000年だと思うのですが、この手の小説を読んでいると、その枠を外れて、近世ヨーロッパじゃないのと思うシーンが出てくるわけです。
そういう疑問を持ちながら書いておりますので…
これって、前書きのような気がしてきた。
とりあえず、もう、これで許して
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 00:15:57
505962文字
会話率:54%
イケメンすぎる冒険者、マックスは感嘆した。
目の前にいる男は漢だと。
厳しい面構えに剣呑な雰囲気、そして独特なオーラは他者を寄せつけない。
これぞ冒険者らしい姿ではないだろうか。
周囲の同業者たちも彼には一目置いているのか、目線すら
合わせようとしない。
チラ見してたまたま目が合った奴など、すぐに視線をそらして脂汗をかいている。
ここは冒険者が集う飲み屋だ。
自由な発言を許され、今日の成果に一喜一憂する者たちが騒ぎたてる一種の無法地帯。
それがひとりの漢の出現で、一瞬で墓場のような静けさとなったのだ。
ああ、あの殺伐とした重苦しい風格。
爬虫類を思わせる細い目からの視線は、まるで死を振りまくような冷たさを感じる。
それに比べて自分はどうだろうか。
冒険者としては努力を重ねてそれなりの実力があるはずだ。
知識や理論もそれなりに武装してきた。
しかし、この面構えのせいで、冒険者としては一流になりきれないジレンマが続いている。
元パーティーメンバーはこう言った。
「おまえのせいでパーティーは崩壊した!女性メンバーの全員に手を出しやがって!!」
知るか。
女性メンバーに手を出した覚えはないぞ。勝手に俺のことを取り合い始めただけだ。俺にパーティークラッシャーのレッテルを貼るんじゃない!
別のある時、領主の妻である貴婦人はこう言った。
「私の愛人になりなさい。」
いやいや、あなたのご主人に殺されちゃうからやめてください。いや、マジでやめろよ、俺の股間に触れるんじゃない!
またある時には、黒光りしたマッチョマンが興奮を隠さずにこう言った。
「俺にケツを向けろ。」
いやじゃボケ。
頼むから死んでくれ。
絶世のイケメンと言われ続けてきた。
中にはエルフ並の美貌だと褒めたたえてくれる者もいる。
しかし、それが良いことかどうかは人によるだろう。少なからず、俺にとっては辛い日々を送ることになった。
そして今日、暗鬱とした日々を抜け出す手がかりを得たのである。
そうだ、あの人のようにコワモテになればいい。
俺もあんな漢になることで、これまでのような問題はすべて解決だ。
それがいい。
よし、そうしよう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 07:17:22
92032文字
会話率:29%
「君は、折り鶴恐怖症だろう」名高い医者はそうほくそ笑む。そして、紅(くれない)の千代紙で鶴を折って掲げた。脂汗をかく私に、「やはりだ。私の診断に誤りはないな」彼は心底満足そうに告げた――
最終更新:2024-05-12 00:20:21
2074文字
会話率:20%
私は絶望を覚えていた。
危機に瀕したプロジェクト。システム開発部との組織的な軋轢。連日に渡る長丁場の会議と、責任の所在を押し付け合う同僚たち。会社中に緊迫した空気が流れる中、私にとって喫緊の課題はただ一つ。
――トイレに行きたい。
私は子どもの頃、まさかミケ猫先生の短編小説集を枕にして寝るような少年であった。擦り切れるほど読んだ『吾輩は猫じゃニャいです』には、私の人生哲学が全て詰まっていると言ってもよい。この主人公のように、人のために真っ直ぐ行動できる男になりたいと思って生きてきたのだ。人生で悪いことなど何一つしていない。だから。
――今、トイレに行かせてほしい。
昼食に食べた牡蠣フライカレーがいけなかったのか。突き刺すような強烈な便意に、私の額には脂汗を浮かび、背筋にはゾクゾクと悪寒が走っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 17:01:04
13259文字
会話率:43%
「ハァ……、ハァ……!」
とある放課後の帰り道。
人気のない河川敷の高架下まで来たところで、いつもの発作が起きた。
だが、ここまで酷いのは初めてだ……。
全身から脂汗が噴き出て、視界が歪む。
「うっ……があああああッ!!」
俺の上の二本の犬歯が伸び、鋭く尖った。
「クッ、クソッ!」
思わず右の拳をコンクリートの壁に打ちつける。
「…………あっ」
すると、壁が拳の形にポッカリと陥没してしまった。
ヤ、ヤバい……。
力が制御できなくなってる……。
――俺は所謂吸血鬼だ。
中世の吸血鬼狩りで大分数を減らした吸血鬼だが、現代でも僅かながらその子孫は残っている。
俺もその一人。
吸血鬼は思春期になると、今の俺のように吸血衝動が抑えられなくなって発作が起きるのだ。
とはいえ、誰かの血を吸って吸血鬼だとバレたら、人間に駆除されるのは必至。
俺は血が吸いたい本能と、吸ってはいけないという理性の間で、板挟みになっていた。
「と、虎木君!?」
「――!!」
その時だった。
聞き慣れたアニメ声がしたので振り返ると、そこにはクラス一の美少女である十文字さんが、大きな瞳を更に見開きながら立ち竦んでいた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 21:14:46
9079文字
会話率:46%
「任されてくれるな?」
王宮にある宰相の執務室で、俺は頭を下げたまま脂汗を流していた。
人の良い弟である現国王を煽てあげ国の頂点へと導き出し、王国騎士団も魔術師団も視線一つで操ると噂の恐ろしい影の実力者。
そんな人に呼び出され
、開口一番王子の側近になれと言われた。
王子16歳、俺26歳である。側近てのは、年の近い家格のしっかりしたヤツがなるんじゃねえの?
※異世界ものなんですが、ファンタジーっぽくもなく、恋愛要素も?な作品です。連載用に書き始めたんですが、ひとまず短編でスタートしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 18:00:00
182126文字
会話率:49%
彼の瞳の中に色濃く滲み出る恐怖が、今にも堰を切って溢れそうな涙が、額に伝い輝く一筋の脂汗が、小刻みに震える身体が、私の心をどうしようもなく昂らせ、力強く揺れ動かし、仄暗い凶行へと駆り立てます。彼の口から零れ出る必死の懇願にも、決して耳を傾
けたりしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 20:03:18
1040文字
会話率:10%
私の愛しい旦那様が、一緒にお茶をしようと誘ってくださいました。
普段食事も一緒にしないような仲ですのに、珍しいこと。
私はそれに応じました。
テラスへと行き、旦那様が引いてくださった椅子に座って、ティーセットを誰かが持ってきて
くれるのを待ちました。
旦那がお話しするのは、日常のたわいもないこと。
………でも、旦那様? 脂汗をかいていましてよ……?
それに、可笑しな表情をしていらっしゃるわ。
私は侍女がティーセットを運んできた時、なぜ旦那様が可笑しな様子なのか、全てに気がつきました。
その侍女は、私が嫁入りする際についてきてもらった侍女。
ーーー旦那様と恋仲だと、噂されている、私の専属侍女。
旦那様はいつも菓子に手を付けませんので、大方私の好きな甘い菓子に毒でも入ってあるのでしょう。
…………それほどまでに、この子に入れ込んでいるのね。
馬鹿な旦那様。
でも、もう、いいわ……。
私は旦那様を愛しているから、騙されてあげる。
そうして私は菓子を口に入れた。
R15は保険です
アルファポリス様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 00:00:00
1594文字
会話率:13%
450時間。これはしがない会社員『鯱躯 真黒』の、ひと月の残業時間である。
めでたく過労死&異世界転生した彼は、目覚めた世界で美少女がモンスターに襲われているところを目撃し――
――魔王を倒す。
これは、プロの社畜が奮闘し、血便と脂汗と
ドライアイの結晶を生み出す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 10:22:11
95382文字
会話率:45%
記憶喪失の男ジルトは病院で目覚めた。
数々の情報からどうやらそこがVRMMOゲーム《アップル・ハート》の内部であると判明するも、ユーザーであるはずのジルトは現実世界に帰れなくなってしまっていた。
病院から紹介され派遣という形で同行する若き《
僧侶》、突如として勃発した《事件》、そして現れた不気味な存在《デスクラスタ》。
大規模地下迷宮での戦いを経て熾烈を極めていくジルトの道のりは全ての謎を解き明かし、記憶を取り戻す未来へと繋がるのか。
※三千字バージョンから五千字バージョンに大幅改稿中です。内容も変わるかもしれませんが気長にお付き合いください(脂汗)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-13 15:34:55
25185文字
会話率:33%
「付き合ってくださいっ!」
生まれて初めての告白に、俺は内心どきどきだった。手に汗握り、脇に脂汗がにじむ。この日までは、俺は恋愛ごととは無関係だと思っていたがそうでもなかったらしい。相手は学校一の美少女と言っても過言ではないくらいの美少女
、桜木玲だ。これはテンション上がる! 楽しくなりそうだぜ! だがしかし、俺は知ってしまった。彼女の秘密を。そして、俺の体力と精神力を削る日常が始まった。助けて神さま女神さま。俺はただ普通で健全な高校生活を送りたいだけなんです。まあでも、桜木は可愛いしやっぱいいかとか思ってしまう。
どこにでもそうでちょっと変わったカップルの青春コメディー風学園物語り(若干シリアスあり)はじまりはじまり〜。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-14 07:44:32
762965文字
会話率:48%
冷たいものを一気に飲むと、
かわいい女の子でも受難の場合が。
最終更新:2019-04-24 19:52:51
1119文字
会話率:0%
吾郎は大変な目にあっている。
このイベントは発生してしまうと回避不可能だ。
食事中のデリケートな方は控えて頂きたい。
最終更新:2016-10-07 23:22:37
1450文字
会話率:2%