何とも残念な婚約者との政略結婚から逃げ出した伯爵令嬢ミコト。
婚約破棄と共に令嬢としての肩書きを捨て、彼女が選んだのは――『馬車で旅をしながら、自由に生きる』という新たな人生。
相棒は、現代日本から異世界に転生した父が開発したチー
ト級の旅道具たち。
父が広めた異世界屈指のアウトドアブランド──『MIKAN WORKS(ミカン・ワークス)』は、いまや冒険者や旅人の憧れの的だった。
特注の旅用馬車『MIKAN Base-One(ベースワン)』は、寝台・キッチン・断熱窓・収納棚まで完備された快適空間。
発泡入浴剤付きポータブル風呂や一人用サウナで癒されつつ、美味しい保存食をアレンジしたグルメ生活も楽しめる。
そんなスローライフを送るミコトと、彼女を護る訳あり用心棒ロア。
気ままな旅の果てに、思わぬ陰謀と父の過去が待ち受けていて……?
チートギアと笑顔を積んで進む、異世界スロー旅ファンタジー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 07:39:51
16980文字
会話率:35%
「黄金の時代」から始まった冒険者ブームは今も衰えることはなく、人々は冒険者に憧れ自由を渇望していた。これはそんな時代に活躍をとげた一人の冒険者とその仲間達の物語である。
‥‥‥とか何とか言われているが、その実状は肩書きだけが勝手に立派にな
ってしまったちょっと人より攫われやすいだけのごく普通の小娘が、個性豊かな冒険者達に振り回されたり振り回したりするドタバタ劇である。
果たして何の能力も持たない一般人ギルドマスターのクリアに平穏な日々は訪れるのだろうか。
*現在10話まで毎日更新中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 17:52:44
140510文字
会話率:44%
元冒険者・カイは、かつての戦いの中で仲間を失い、己の剣を封じた。
誰とも関わらず、ただ静かに朽ちていこうとしていた彼のもとに――
ある日、ひとつの『手紙』が届く。
「どうか、この子たちを――」
遺された三人の子どもたち。
優しさを隠した
長女リゼル。元気だけが取り柄のティノ。花が好きな甘えん坊ミィナ。
カイは、彼らと共に暮らすことを決めた。
剣も肩書きも要らない。ただ、朝ごはんを作って、帰りを待つ。
それだけの、けれどかけがえのない時間が、少しずつ彼の心を変えていく。
これは、血と孤独に染まった男が『父親』になっていく、優しくて静かな家族の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:00:00
32211文字
会話率:36%
「元アメリカ陸軍戦地工兵士官、アメリカのベテラン連邦捜査官、日本・中国のアニメ小説愛好者、三国史愛好者、光栄の『三国志11』を十数年プレイしてきたゲーマー……これらの肩書きに矛盾はあるだろうか? だが、それらはみな私という人間の一部なのだ。
もし私が公元204年、梓潼郡白水県に穿越してしまったら、そこでどんな物語が始まるのだろうか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 10:39:17
77563文字
会話率:17%
ブラック企業で心も胃も限界を迎えた社畜、長谷川慎(28歳独身)。過労死したと思ったら……まさかの異世界転生?!
気づけば、肩書きは「魔王軍参謀」ーーって、聞こえはいいけど、魔王は中二病、四天王は全員ポンコツ!?
しかも軍は財政難で副業カ
フェって何事?!
「誰か! 俺の代わりにツッコんでくれぇええぇえ!!」
常識ゼロな魔王軍に、ツッコミと社畜スキルで立ち向かえ! 異世界ブラックギャグファンタジー、いざ開幕!!!
というか、ただの魔界スイーツほのぼのファンタジー!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 21:56:31
15187文字
会話率:60%
2020/08/07
前々から書き直そうか、でも書き直すの面倒くさ…大変だとスルーしていたことを今直す時なのだろうと感じたため初っ端から腰を据えて直していきます。
最新話の更新はしばらく気分次第の更新になります。最新話を楽しみにしている人が
いるかどうかはさておきお知らせまで。
詳細は活動報告に書いたので気が向いた人は読んでみてください。
~~
「勇者御一行」として、旅をする勇者一行の旅物語。
表向きは確かに勇者らしく爽やかで偉ぶらない上品な人なんだけど、本当は性格も悪いし金にも汚いし女にも汚いし自分勝手だしそこらの悪党より頭の回転が早いから余計に性質が悪い勇者、サード(性悪)
裏表の激しい勇者があまり好きではなく、よく勇者と言い争い、勇者の裏の顔が皆にバレればいいのにと密かに願っている、見た目は金髪碧眼の美しい見た目で魔法の力が強い女魔導士エリー(人ではないらしい?)
元々商人になりたかったのに無理やり武道家にされ、心は商人で非戦闘員と言い張って全く前線に立って戦わないが、計算力と商才はピカイチの肩書きは武道家のアレン。
そんな三人はいく先々でクエストの依頼や国の思惑や事件などに巻き込まれていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 12:23:50
2938188文字
会話率:41%
生前読んでいた「貴族に恋して生きてゆく」という女性向け作品に出てくるアルバート・エイレーンという名前の令息に転生したが、当初希望していた俺様系で最終的にラスボスになる方ではなく、彼と同姓同名の恋に恋し、最終的に魔王と間違われて殺させる変人
アルバートに転生していた。公爵令息という肩書きは荷が重いので取り敢えず気長に追放されるのを待とうと遊んでいたらいつの間にか当主に相応しい天才と周りから勘違いされていた?!気づいた時には時すでに遅し。どうやって巻き返していこうかな…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:00:00
2129文字
会話率:45%
ぼくの肩書きは「臨床工学技士(Clinical Engineer)」──
医者でも看護師でもない、“命と機械のあいだ”で働く、ちょっと地味な裏方職だ。
ICUで聞き慣れたピーピー音。
あれは、機械が命の不調を訴えてる音だ。
ぼくらは、その
音の意味を理解して、調整し、命を守る。
でもその仕事は、誰にも気づかれず、名前も呼ばれない。
「それ、AIでよくない?」
ある日、言われたそのひと言がきっかけだった。
──なら、こっちからAIと組んで、新しい医療を作ってやろう。
そうして始めたのが、AIMEDというプロジェクト。
病院の外から、在宅医療を支えるサービス。
AIとセンサーを使って機器の異常を予測し、不安を抱える家族の声に応える。
誰にも任されてなかった“隙間の医療”に、ぼくたちは手を伸ばした。
初めは誰にも見向きされなかった。
でも、感謝の言葉が届くたびに気づく。
「ありがとう」って、こんなふうにもらえるんだ。
この仕事、やっぱりやっててよかったって思えた。
これは、ぼくが“すみっこ”から抜け出して、
ちょっとだけ前に出て、自分で選んだウインウインな未来の話。
目立たないけど、確かに命を支えてる。
そんな誰かの背中に、そっと手を置くような物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 08:00:00
20988文字
会話率:26%
SNS。インターネット上で人と人とが繋がり交流できる場所。始めた動機も肩書きも性格も全てが人それぞれ。どんなアプリやサービスを利用するかも人それぞれ。だが、それぞれのアプリとかに絞ると、そのアプリにしか満たせないニーズがあったりして、割と似
た境遇の人が多かったり、そんな人が集まるコミュニティがあったりする。そしてSNSに限らず人が集まれば、恋をしたりする者も現れるだろう。
なんてこと考えてもないただただ目立ちたがり屋なだけの男の子、迯目廉。彼はこれからどのようにSNSと付き合っていくのか。いいや違う。
SNSから抜け出せなくなっていくのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 20:04:34
377文字
会話率:50%
婚約破棄された。
婚約した覚えはない。
受けた覚えもない。
なのに王妃教育をされだして断ると運命の人として人魚の姫を見つけたらしく一方的に言われる。
だが、そもそも自分は既婚者なので色々無理な話だったのだ。
平民と蔑まれた人魚の女は人魚じゃ
ないのにと困る。
それと、確かに平民は平民だけど肩書き的には平民じゃない。
その人魚王女よりも立場が上なのだが、ひけらかしたいわけでも、肩書きでぶん殴るつもりもなかった。
ざまぁ/イルカ/王族/報復/異世界/海折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 06:00:00
6206文字
会話率:37%
魔王一家の住む魔王領を隣の領に持つ村。
そのには魔王の幼馴染が異世界の知識をよういて悠々自適に暮らしていた。
魔法を惜しげもなく使う。
いつの間にか、幼馴染が魔王の息子という肩書きを持つこちらにいつも結婚したいと強請る魔王子息ルイス。
何度
言われても、絶対的な前提が取らねば頷くことはないといい加減、わかってほしい。
まったりのんびり、魔法を使って暮らすシスティーナにとっては結婚はゴールではないのだ。
今日も強制的に魔王城へ連れて行かれては父親の魔王にたしなめられる光景を見る。
平和だなぁと思う日々に、システィーナはルイスの真の愛を感じ取りつつも幸せが続きますようにと願う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 05:50:00
4227文字
会話率:33%
38歳、都市銀行の平社員だった宮崎嵩之は、過労死によって人生を終えた。
金に苦しみ、金に裏切られ、金に見放され──それでも金の規律だけを信じ続けた彼に、与えられた転生先は異世界。
しかし授かったスキルは「利息計算」。
戦闘も魔法も使えない“
最弱職”──金貸しだった。
嘲笑されるスキル、侮られる肩書き。
剣が強さの証とされ、金は卑しいものと蔑まれるこの世界で、
嵩之はただ静かに、契約書と金貨を握りしめる。
「信用は力だ。
金は、世界を動かす燃料だ──!」
最弱スキルで、最強の支配を築き上げる!
嘲る者たちを債務に沈め、王侯貴族すら借金漬けにしていく──
これは、金で人生を逆転させる元社畜の、異世界ざまぁ成り上がり譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 18:33:43
6349文字
会話率:42%
『龍恋奇譚 ―天輝、神意に抗えず―』
藏素天輝(くらもと・てんき)、五十路手前の気ままな旅人。
肩書きも野望も持たず、ただ風の向くまま気の向くまま――そんなお気楽な男が、ある神社で“神様”に出会ってしまった。
「ひとつ頼みがある。悩める龍
の恋を成就させてほしい」
そんな突拍子もない願いに、最初は軽く断るつもりだった。
だが気づけば、神はどこにもいない。残されたのは願いと、男の足と、少しだけ揺らいだ心。
これは、人ならぬ恋に巻き込まれた、ひとりの中年男の物語。
探しているのは神か、恋か、それとも――もうひとつの自分か。
大人の恋と幻想が交差する、ちょっとビターで、時々甘い“縁”の連載譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 08:30:00
2264文字
会話率:14%
働いたら負けだと思ってる」
そんな信念のもと、勇者候補の肩書きを投げ捨て、山奥の離れに引きこもった男──レイン・ルーグ。
彼が持っていたスキルは、使えば使うほど成長する世の中に逆行する、
“使わなければ魔力が貯まる”複利型スキル【魔力投資(
極)】だった。
実戦で使えないと蔑まれ、孤立し、嘲笑され──
ならばいっそとことん貯めてやろうと、レインは一切の魔法を使わず、ひたすら魔力を積立開始。
そして十年後、気づけば体内には魔王どころか災厄すら超える魔力が貯まっていた。
しかし、食料が尽きた。
ただそれだけの理由で久々に街に出たレインは、
ひょんなことから街を消し飛ばす規模の“黒嵐竜”に巻き込まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 21:00:00
32771文字
会話率:27%
【第一章 完結済み】
主人公の八尋(ヤヒロ)はとある休日に、年の離れたもう1人の主人公である妹の陽菜子(ヒナコ)と共にゲームをしていた。
そこに陽菜子の家庭教師兼、二人の幼なじみの伊織(イオリ)がやってきていつも通り伊織の小言を聞き
ながらダラダラゴロゴロと過ごしていた。
そんな平穏な時間を過ごしていた時、謎の少女Aにより黒い箱が家に届く。
恐る恐る中身を確認すると、一通の手紙と共にゲームソフトが入っており、不審に思いながらも起動するとそこは見知らぬ世界の森の中で……。
何故か旅や異世界生活を続ける度に、変な敵には目をつけられては絡まれるし、八尋はシスコンの肩書きと共に妹を取り巻く人々に振り回され、お兄ちゃんは妹への心配を募らせる。
三人がこの世界に呼び出された本当の意味とは一体――――――!?
八尋を中心に繰り広げられる、ヲタク兄妹と幼なじみ。そして異世界の住民であるお人好しな神官にツンデレ半魔など、見た目も個性も様々な種族や住民たち!
これはそんな彼らの織り成す、ドタバタ異世界転移のシスコンファンタジー!!
……かもしれない。
※本作は戦闘的チート・無双、などの所謂『今流行りのなろう系テンプレ』はございません。その分、知恵や知識、技術や策略を駆使し、あとの残りは勇気とガッツで補います。※
※またハーレムなどもございません。申し訳ない。※
※基本的にはほのぼのとしたコメディ調ですが、急にシリアスになったりします。温度差にはお気をつけください。※
※主人公の兄妹は所謂『オタク』です。分かると楽しいオタクネタ満載です。※
※序盤から伏線のオンパレードです。伏線大好きさんはドンと来い!※
※以上、ライトなノベルを読んでいるような、ゆるくダル〜い感覚でお楽しみください。※
※話タイトルの文末に『★』が着いているのはイラストが載っているものです。私が描いたので是非見てください。※
お気軽にブックマークや評価、レビューや感想等頂けると励みになります。よろしくお願いします。
連載の再開は2月中旬〜3月上旬予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 17:15:14
271628文字
会話率:48%
とある街にどこにでもいる平凡な中学生、秋葉裕太がいた。裕太は彼女いない歴=年齢というまあ、大体の中学生がそうであろう肩書きを持っているが、そんな裕太は他とは違う貴重な中学時代を過ごしており……!?
ありそうでありえない性春を過ごす中学生の物
語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 22:47:35
279文字
会話率:50%
神の生まれ変わり? ふざけんな、そんなの知るかよ!
「……お前たちは、神の生まれ変わりだ」
そう告げられた瞬間、俺――サク・ギガンディールは思わず耳を疑った。
俺たち兄弟が神の生まれ変わり? そんなバカな話、あるわけがない。
だが、現実
は俺の常識を軽くぶち壊してきた。
月の神ロシャの魂を継ぐ俺。
太陽の神アースレイの魂を継ぐ弟のエリオ。
この世界に再び生まれた理由も分からず、ただ敵に追われ、両親を失った俺たちに、そんな肩書きが何の意味を持つ?
「復讐するために生まれ変わったんじゃねえのか?」
親を殺したあの連中を、絶対にぶっ潰す。
それが、今の俺にとって唯一の生きる意味だった。
でも――
「サク、もし俺たちがこの世界を救うために生まれたんだとしたら……?」
復讐か、それとも世界の救済か。
俺たちはどちらを選ぶべきなのか?
神の生まれ変わりの運命なんてクソくらえだ。
けど、もしそれが俺たちの宿命なら――
この力、全部使い尽くしてやるよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 17:58:48
20421文字
会話率:28%
天津宮の本家の一つ、神谷家の次男。それがなつめの肩書きである。本人はそれを気にせず、従妹であり妹の実佳、幼馴染兼親友である隆哉の三人で、いつも通りの日常を送っていた。
しかしある時、その日常が崩れ去る。正体不明の女達に襲われ、彼女等が口にし
た刻印、という言葉に実佳が反応、錯乱した。
状況の真相を求めたなつめは、その結果として想像を絶する悲惨な事実を知る事になる……──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 00:00:00
124090文字
会話率:43%
怪しくても危険な仕事でも、相応の金を積めば何でもこなす奴らがいる。
何でも屋を生業とする六人の男達。その肩書きが気に入らない彼らは『ドール』と名乗った。
何でもやるが操り人形じゃない。謀略、虚栄心、冗談……様々な理由で彼らは人を欺き、
見下してくる奴らの手に噛み付いていく。
そんな彼らの前に、一人の男が現れる。
とある事情で生き倒れそうだったところをドールに助けられた男は、その日からドールのマネージャーとして、彼らの仕事の管理を任される。
『マネさん』と呼ばれるようになった彼と、六人の愉快な嘘吐き『ドール』は、任務やトラブルに巻き込み・巻き込まれながら、本物を追い求める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 17:00:00
60667文字
会話率:46%
「こんな異世界、大っ嫌いだ!」
能力者たちが争いを続ける世界。
火を操る天才魔術師のユリは、敵対する組織によって最愛の弟を失ってしまう。
その復讐心からユリは禁術を使い、3人の若者たちを日本から召喚することに成功する。
何も分からないま
ま、少女によって異世界に招かれたアイネ、タクミ、サエの3人。
彼らはその転移の影響により、異能の力である『妖力』を授かっていた。
タクミは『猛火の火車』、サエは『強拳のだいだらぼっち』という並の魔術師を凌駕する力。
だが、残された少年アイネの力は……『座敷童子』
優しさの象徴とされる肩書きだけの、実際は戦う術のない力だった。
「せっかく命がけで3人も召喚出来たと思ったのに……1人は何もできない“無能”だなんて」
……非力な少年に襲い来る、数々の窮地。
死と隣り合わせの世界。
『異世界×中学生×妖怪』
これは、幾多の人々との出会いと死を経験しながら、必死に異世界を生き抜いていく少年の物語。
少年の『童子』の力は……ほんとうに『座敷童子』なのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 17:20:00
32063文字
会話率:44%
へっぽこ聖女のアニは、能力の低さを理由に聖女を罷免され、第五王子との婚約も破棄されてしまう。
肩書きだけの聖女になってしまい、人々の嘲笑から逃げだした彼女は地方の都市で第二の人生を開始した。
やがて時は過ぎ、世間のウワサ話も落ち着いたこ
ろ。うるさいお目付け役のセネガーと親切でおせっかいな隣人たちに囲まれて、アニは完璧なぐーたら生活を満喫していた。
「アニちゃん、彼氏でも作ったらどうだい?」
「――ごもっともです。『彼氏』つくりますわね!」
やぶれかぶれのアニは、土の聖女の権能でゴーレムの彼氏を造ってしまった!
そして、セネガーからもらった花の種で一攫千金を狙うも、のちにそれは悩みの種にもなってしまい……。
お騒がせ系聖女のアニは、小さなゴーレム彼氏・プーとともに、今日もスローライフを夢見て空回り。
そんなどたばたラブコメディ。
※一週置きで、二話ずつ更新です(7:00と12:00)
※一話につき3000~5000文字程度折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 13:00:00
61221文字
会話率:47%