最先端医療の治験に参加した青年・海老沢修一は、
「ロブスターの遺伝子を移植された」ただ一人の適合者となった。
驚異的な再生力、異常な耐久性、そして理論上の“不老不死”。
皮膚が剥がれ落ちるたびに、彼は思う。
「……俺、本当に海老男になっ
ちまったのか?」
だが、そんな冗談もやがて笑えなくなる。
ナノマシンによって魔法が現実となり、世界は崩壊へと向かっていく——
数千年の時が過ぎ、文明は滅び、モンスターと魔法の時代へ。
その世界で、かつて“修一”だった青年・ロブは、
運命の少女と出会い、再び歩き始める。
不老不死の海老男が知るのは、誰も知らない「世界の理」。
最強だけどふざけてない。
異端の力を持つ男の、終わらない旅が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 00:00:33
298440文字
会話率:36%
「テンプレ構成? 最強ビルド? そんなもん、面白いか?」
フルダイブVRの最高峰と謳われる超話題作《NeoEden》。
感覚、思考、感情すら再現されるこの世界で、高校生ゲーマー・シュウユが選んだのは……運営非推奨、変則ジョブ《転移魔式使い
》。
しかも初期ステ振りは耐久1、技量1の紙装甲。普通なら即死コース。
だが彼にとって、大事なのは「勝ち方」じゃない――どう遊ぶかだ。
攻略サイトなんて見ない。チュートリアル?スキップだ。
テンプレも、効率も、最強装備も興味なし。
“面白いと思ったやり方”だけが、彼のルール。
初期地点でいきなり初心者お断りの危険マップ《始まりの樹海》へ。
魔式とスキルを自分の感覚で組み上げ、無謀を楽しみ、死線をくぐり抜ける。
これは、最強じゃなく「最高」を目指す、異端ゲーマーの自由すぎるVR冒険譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 10:00:00
9288文字
会話率:23%
人里離れた深い森で、師匠と八人の兄弟弟子と共に暮らしていた少年・アシュ
剣技・魔法・知恵・耐久力など、それぞれの才能を開花せていく兄弟弟子たちを見て、ふと自問する
『俺の才能ってなんだ?』
その答えが見つからないまま、ある日突然、師匠が
失踪する
戻らぬ師匠を待ち続けて2年
兄弟弟子たちも次々と旅立ち、それぞれの道を歩み始めた
一緒に待ち続けたミリアとともに、師匠の行方と自分の才能を追い求めて、
森を出て旅立つことを決意する
各地で名を上げている兄弟弟子たちと再会し、ときに協力し、ときに対立しながら、数々の事件や試練に巻き込まれていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 00:00:00
33153文字
会話率:52%
ひょんなことから異世界転生してしまった川崎蓮斗
は異世界でレンベルとして生きていく!
でもせっかく異世界転生したのに特典的なもので手に入れたのは物体創造(作れるものが耐久力低くて大きさも無い板)とかいう固有スキル!?
でも鍛えることでできる
ことが増えるかも!
努力、努力、努力、努力!弱いなら強くなるまで鍛えるまで!
これは一般男子高校生(オタク)によるコメディーありシリアスありの転生物語__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 16:56:39
3047文字
会話率:23%
目が覚めた瞬間、俺は確信した。
「……やったな俺、ついに脳がバグったな」と。
だって、目の前にいるのは美涼先輩だ。あの“氷の微笑”と名高い、誰にも懐かず、昼休みに屋上で文庫本ばっか読んでた、俺の中で完全に二次元扱いだった先輩。
その人が
今、俺のくっそ狭いアパートの台所で、玉子焼き焼いてるんだぞ?
しかもだ。
上は男モノの白いシャツ一枚(それも、ボタン半分開け)、下は……パンツ。
いや、厳密には下着。女子の。グレーと白のボーダー。
冷蔵庫の前で背伸びした拍子に、シャツの裾がふわっとなって、俺、理性、限界。
「ちょっ……! 美涼先輩!? な、なんで俺んちに!? てか、その格好どうしたんですか!? 俺、何もしてませんよね!? してないっていうか、できる器じゃないし、俺!」
「……あ、起きた。おはよう、葛城くん。ご飯できるから顔洗ってきなよ。味噌汁、わかめと豆腐で合ってたっけ?」
「味噌汁の前に説明求む!」
もう頭の中が交通事故だ。いや、むしろ大地震か。まじで思考が瓦礫の下敷き。
昨日の夜、何をしてた? 飲んだ? 飲んでない。そもそも未成年だし。
熱がある? ない。……夢か? 夢にしてはリアルすぎる。目の前で美涼先輩が卵を巻くたびに、ぷるぷる揺れてるアレが完全に現実的質量を伴っていた。
「先輩、あの……いや、ほんと、お願いだからまず着替えてください。俺の理性が耐久レースに入ってるんで……」
ドタバタ恋愛ファンタジー✖️コメディ✖️バトル物小説、ここに開幕ッ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 20:31:13
9006文字
会話率:36%
地上に黒い霧が現れてから八十年。死を運ぶ霧から逃れるため、人々は地下へ潜って生き延びた。交通、通信、経済は崩壊し、世界各所の地下で細々と暮らしていた。
だが、霧によって死なない人間も居た。地上を自由に闊歩できる者、ランド・ウォーカーだ。
かつて地上に作られた原発からの電気を生活の要にしている日本で、その耐久年数が限界に近付いていた。丁度その頃、アメリカで雷のエネルギーを利用した発電方法が開発されたとの情報が入る。
ランド・ウォーカーであるカイは、その発電技術を入手するためアメリカへ行くよう依頼される。用心棒兼見張り役のタケルと共に、長い旅へ出る事となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 12:09:12
245980文字
会話率:63%
近未来のスターアーマードと言う万能パワードスーツが主力と化した地球、この軍拡レースのスターアーマード競技者とスターアーマード競技者育成学園の生徒達は、異世界レアアースの召喚により世界をこえる。
異世界レアアースのパワードスーツに近い魔装
衣と言う兵器を装備する事になった。
主人公の宮田信太はスターアーマード競技者育成学園高等部一年生、適正は陸、しかしレアアース世界の召喚により、適正がオールラウンド、また耐久力に難があると聞かされ、この担任を問い詰めると、理事長の思惑で陸しかない適正に減らされたと聞いた、不正取引に怒る信太であったが、異世界レアアースの神聖マリス王国第一王女マリアンヌ・マリスより神格を持つ魔装衣の適合者と知らされ、この条件付きに応じる。
異世界とパワードスーツをテーマに描く作品です。十五歳未満はお勧めしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 17:02:25
63730文字
会話率:45%
「っしゃあ!ついにカンストだ!」
春日井翔太は、モニターの前で小さくガッツポーズを決めた。
VRMMORPG「エターナル・ファンタジア・オンライン(EFO)」の廃人プレイヤーである彼は、ついに全ステータスを最大値まで上げきったのだ。
画面
の中のアバター、『ホーリーナイト・ショウ』は、光り輝く鎧を身にまとい、まさに最強の名にふさわしい風格を漂わせている。
「長かった…本当に長かった…」
一日中モニターにかじりつき、食事と睡眠以外の時間をすべてEFOに費やした結果が、この最強ステータスだ。
現実世界の翔太は、運動不足で少し太った、どこにでもいる普通の大学生。
しかし、EFOの世界では、誰もが憧れる英雄だった。
「さて、明日からは何しようかな…」
カンストしてしまった今、EFOでやることはほとんどない。
新しいゲームを探すか、あるいは少しは現実世界で何かしてみるか……。
そんなことを考えていると、突然、頭の中に直接響くような声が聞こえた。
『おめでとうございます。全ステータスが最大値に達したため、現実世界への能力反映を開始します』
「……は?」
思考が停止した。
現実世界への能力反映?
そんな馬鹿げたことがありえるはずがない。
これはきっと、ゲームの演出か何かだろう。
そう思って、翔太は試しに腕を振ってみた。
すると、信じられないことが起きた。
今まで感じたことのない圧倒的な力が、腕にみなぎっているのがわかる。
試しに近くにあったダンベルを持ち上げてみると……。
「うそだろ……」
今までびくともしなかった50kgのダンベルが、まるで紙のように軽く持ち上がったのだ。
『能力反映が完了しました。あなたの現実世界のステータスは以下の通りです』
目の前に、半透明のウィンドウが表示される。
【春日井翔太】
筋力:999
耐久力:999
敏捷性:999
魔力:999
運:999
「……マジかよ」
翔太は、自分の身に起きたとんでもない事態を、ようやく理解した。
「俺、現実世界でも最強になっちゃった……!」
こうして、平凡な大学生、春日井翔太の、規格外な日常が幕を開けたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 19:16:55
1162文字
会話率:26%
自分の実力を理解出来ていない、無自覚ハイスペック男子の無双が見たくて自分で産み出しました笑
ダンジョン配信ものです。
ただ単に無双して欲しい。
〜あらすじ〜
ダンジョン配信者の高畑優成は、異常なことに、六年間ダンジョン住み着いている。
戦闘を配信することはなく、そのクラフトの様子をダンジョン配信していた。
外界に出ないことで、知識もダンジョン創成期からアップデート出来ておらず、探索者の義務として配信をしているだけで、コメントの見方はおろか、視聴者数も知らないという情弱化石人間なのだ。
無知ゆえに、貴重な素材を湯水のように無駄にしていく様に中毒者が現れコアなファンがついているがまだまだ弱小配信者。
彼はどこに住み着いているのか。
職業はなんなのか。
世界ランキングは何位なのか。
徐々に異常な高畑が世間に広まっていき大人気配信者に!?……なるかもしれない。
「カーペット作ろう。フェンリルの毛皮がどこかにあったはず」
〈ちょ!!!〉
〈まて!早まるな!〉
〈フェンリル!?討伐実績とかあるのか!?〉
〈アメリカのチームが撤退したって聞いたぞ〉
〈フェンリルはまだ俺らには早い。この前のエンシェントトレントから勢いつきすぎてる〉
〈エンシェントトレントが霞むだろ!!〉
〈コメントみて!!〉
〈スミさんコメント存在すら知らないと思う〉
〈スミさんフェンリル倒すくらいの強さ?〉
〈流石に倒すのは無理じゃね〉
〈倒したとしたらランキング何位なん〉
「できたー!」
〈できちゃった……〉
〈フェンリル君立派なカーペットになって……〉
〈毎日踏むものだから耐久値高くていいかも(混乱)〉
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 14:06:34
104124文字
会話率:24%
無人ドローンが戦場を支配する時代。
軍はその対抗策としてまず歩兵向け携行電子妨害装置を開発した。しかしそれは出力不足と作動時間の短さによって完全な対策と呼べる物では無かった。
その欠点を抜本的に解決すべく開発されたのが全地形歩行車輌、
通称AWV(Allterrain walker vehicle)である。
この装備の特徴は、電磁制御により自己流動する事が可能な磁性流体液体金属を封入する全く新しいタイプの液圧シリンダーを可動部に採用。煩雑なポンプが必要無くなった事でシンプルな形状による組込みの自由化。圧倒的な高出力による高い機動性と輸送性、泥や砂の影響を受けない耐久性、そしてシリンダーが破損しても液体が漏れないという従来の油圧シリンダーの欠点を克服する抗堪性を実現した。
搭乗人数1名で歩兵部隊に随伴し、様々な任務をこなせるAWVは戦場に投入されるや否やすぐに目まぐるしい成果を発揮している。
今回、伍長が担う重要な任務も、この機体なら完璧にやり遂げる事が出来るであろう……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 09:00:00
4545文字
会話率:40%
無限の薄明の中に宙吊りになった旅行者。
ホテルの一室で目覚めた私は、自分の記憶が無いことに気づく。
そして迷宮のようなそのリゾートホテルは、人の姿も見えず外は霧のように曇りどこなのかも分からない。
「カクヨム夏祭り2023【1週間耐久!
真夏の創作祭】」( https://kakuyomu.jp/info/entry/2023/07/26/120000 )参加作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 06:29:05
12880文字
会話率:3%
異世界に憧れる陰キャ高校生・河野碧斗(かわのあおと)は、突然異世界を創った神。異神に、異世界へ””招待””された!
異神から魔王討伐を頼まれた..はずが、なぜか異世界の女の子たちにモテまくるスキルを与えられて大ピンチ!?
ちょ、ちょっとまっ
てよ異神様!!
『俺は1人のヒロインだけを愛するんだってばあぁああ!?!!!!』
幼女、姉妹、お姉さん、人妻、熟女…って、そんなにくっつかないで!倒れたら危ないでしょ!
___河野碧斗ハーレム耐久物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 09:49:01
7530文字
会話率:22%
日本国民の男子は成人を迎えるとある試験を受けなければならない。
少子化による人口減少を食い止めるべく政府が打ち出した施策――それこそが愛情耐久試験だ。
どのような『愛』も受け止める器の広さを確かめるこの試験。
合格すれば可愛い嫁と共に一生遊
んで暮らせるお金が手に入るという。
四条健二、18歳。
彼は今日、この愛情耐久試験を受ける。
果たして可愛い嫁と莫大な報奨金を手に入れることはできるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 09:45:42
7532文字
会話率:38%
この物語は、15歳の少年であるサストラ・アウラサという少年の〈冒険〉に焦点を当てています。サストラは〈内向的〉で〈知的〉であり、〈高い共感力〉を持っています。彼は友人たちの相談相手となることが多く、彼らの秘密を守り、良い聞き手であるため信頼
されています。一方で、サストラは友人たちには秘密にしている夢を持っています。他人に自分の感情を表現することに〈トラウマ〉を抱えているため、彼はその夢を〈秘密にしています〉。彼の夢は、不正義や苦難のない〈平和な〉世界を作り出すことで、すべての人が幸福に共存し、差異を問わずに暮らすことができる世界です。
卒業旅行中、サストラは友人のチャハヤ・ラリタが橋の上で他の生徒たちにいじめられているのを目撃します。しかし、サストラがチャハヤを助けようとすると、二人はその橋から転落してしまいます。サストラが目を覚ますと、彼は保健所にいました。しかし、チャハヤはそこにはいませんでした。そこで、サストラはすぐにチャハヤの行方を探し始めます。サストラがチャハヤを探している最中、彼は他の人々の思考が明確に彼に伝わることに気付きます。それは通常の言葉での会話のように、〈テレパティ〉と呼ばれる能力です。また、彼自身も通常の人間よりも優れた身体的耐久力を持つようになっていました。そして、彼はその特別な能力を持つ人々を〈マニピュレーター〉と呼ぶことを知ります。
一方で、名前をラダ島という〈孤立した〉島から大きな脅威が現れます。この島は5年前の彗星の破片の落下の影響を受けたために孤立しています。世界的な経済危機により、政府からの援助がない状況で、災害から生き残った人々は政府に対して深い怨みを抱いています。〈目に見えない手〉によって支えられたこの怨みはついに溢れ出し、彼らは豊富で〈非凡な力〉資源を手に入れ、〈クーデター〉を遂行しました。
この出来事は、サストラをより大きな紛争に導き、彼に〈数百年〉も隠されていた〈大いなる謎〉を明らかにすることを余儀なくさせました。その旅の中で、サストラは〈彼が探していた答え〉を見つけるためにさまざまな新しい人々に出会います。実際には、五年前に落ちた彗星に何が起こったのでしょうか?それが自己崩壊することができたのはなぜでしょうか?それは異常事態なのでしょうか、それとも〈陰謀〉なのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 20:27:17
3602文字
会話率:0%
春、いつもの廃墟巡りの道中、不可思議な村に迷い込んだ。
【探索メイン、稀に戦闘有り】
【やるべきことは二つ。 何より彼女のことを見守ること。あわよくば失った肉体を取り戻すこと】
※作中に登場する人物、地名は実在するものとほとんど関
係ありません。安心してお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 22:32:25
136637文字
会話率:38%
会社員でありゲーマーの主人公、佐藤 善寛(さとう よしひろ)は、日々の会社勤めにうんざりしていた。
休日出勤と残業の日々で、趣味のゲームをプレイする時間どころか、休む暇もない毎日。
そんなある日、いつものように通勤していた佐藤は、電車
の脱線事故に巻き込まれ、命を失ってしまう?
そして、次に目を覚ましたのは、ファンタジーな異世界だった!
佐藤は見慣れぬ世界に戸惑いながらも、現地の人々の助けを借りてどうにか【冒険者】としてデビューする。
これまでの社畜人生の賜物か、地味に耐久が高いだけで平均的なステータスの中、持ち前の根性とゲーマーとしての知識を活かし、地道に成り上がっていくのであった。
個性的で癖のある仲間と協力しながら、佐藤は世界を救う事ができるのか!?
そんな目的を抱えながらも、シリアス半分、ギャグ半分といった物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 12:03:14
517788文字
会話率:31%
勝つためには、欲しがる想いがなければ。
最終更新:2024-06-25 07:00:00
281文字
会話率:0%
頭でっかちに、なりがちではありませんか?
後先も考えない、がむしゃらさを笑いますか?
最終更新:2022-01-21 00:00:00
340文字
会話率:0%
度重なる悪事により、ノーフ星から島流しではなく[ 星流し]となったろくでもない男、ヴォースが心を入れ替えて新たな生き方を送る。ノーフ人は、圧倒的な怪力、耐久力などの超人的能力を生まれながらに持った戦闘民族であり、そんなノーフ人であるヴォース
が、星流しで流刑となった惑星には、魔法が存在する世界であるがそこでもノーフ人であるヴォースが持ち前の身体能力を活かし、活躍して行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 15:00:00
24966文字
会話率:63%
人が死ななくなって久しい。
だが、人体の耐久力は上がっても災害は起こるもの。
『リスポーンできないなんて、現実はクソゲー』とは千年前に流行った言葉。
災害で埋もれた人を発掘するバイトが未来にはある。
最終更新:2024-05-18 09:26:51
1537文字
会話率:29%
元は銀行員の大介、今は資産運用とコンサルで身を立てている。平凡で単調な暮らしから脱却したくて同居人の化け猫の紅葉とともに熱海へ出かける。そこにはかつて片思いをしていたレーシングライダーの涼が住んでいる。今年の七時間耐久レースにも出場するらし
い。なかば巻き込まれるようにチームに携わり、主に経済面から手助けをするようになる。紅葉を交えた三角関係、チームの借金、癌が発覚した涼の体、隠し持たれている改造銃、いくつもの問題を抱えたままレース開幕を迎える。バイク業界では世界最大の草レース、もてぎ七時間耐久である。ライバルの翔一、猫仲間のエツコ、大介の妹の優香、とんでもない癖の強いやつらとどう戦うか。ライダーとしての誇りや家族の命をどう守るのか。一生一度、真夏のカーニバルが幕をあける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 19:29:31
61428文字
会話率:19%