せんせい、ぼくは――ひとを、ころしました。
家庭教師先で住之江(すみのえ)吉彰(よしあき)が教え子から聞いたそれは、罪の告白にも似ていた。折しもその頃、花菖蒲公園の池の中から、その教え子と同じ年の少女の白骨遺体が発見される。
亡霊が視える
香月(こうづき)晴季(はれき)はその話を聞いて、花菖蒲公園へと足を向けた。そこには『殺された』とは考えづらい、くるくると踊っている少女の亡霊がいた。
花菖蒲公園の白骨遺体、くるくると踊る亡霊、少年の罪の告白。
そして高校の窓から覗き込む亡霊と、祖父のこと。
能楽『天鼓』の謎を紐解くうち、それは現実との奇妙な合致を見せ始める。
鳴らぬ鼓は、何故鳴った。天の鼓の、謎を解け。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 06:10:00
199127文字
会話率:42%
その沈黙は、罪の告白か。誰かを守る祈りだったのか。
キーワード:
最終更新:2025-06-04 05:26:47
1381文字
会話率:12%
シフォンと名乗る片腕の少女が、彼女を拾った少年に向けて、長い長い、罪の告白をする話です。
最終更新:2025-01-29 19:00:00
33939文字
会話率:34%
ショートショートです。
罪の告白。
最終更新:2024-04-03 09:34:13
329文字
会話率:0%
17年前、和歌山県の紀伊大島で、ある老人から罪の告白を聞かさた。
太平洋戦争のとき、人を殺した重い十字架を背負っているのだというが……。
僕は戦争の悲惨さの一端を垣間見た。
最終更新:2023-08-13 08:34:01
3745文字
会話率:12%
拙作『松茸が生える在り処は誰も教えてくれない』から派生した小話です。
やくざが家に乗り込んできて……たいへんな目にあったのです。
それと恐るべき罪の告白になります。まさに、事実は小説よりも奇なりを体現しておりますよ^^。
最終更新:2018-08-26 17:38:28
4942文字
会話率:0%
これはわたしの最初で最後の罪の告白
最終更新:2023-04-29 21:08:48
947文字
会話率:0%
擦り切れたぼろぼろの服をまとった若い女が司祭の前でひざまずき罪の告白をおこなっていた。
最終更新:2023-03-03 19:41:12
728文字
会話率:30%
公爵令嬢ロクサーヌは王太子の婚約者だ。
ある日のパーティの最中、突如婚約者の王太子からあらぬ罪と婚約破棄を告げられる。彼の傍らにはロクサーヌと真逆の、巨乳の男爵令嬢クラリスが居た。
投獄されたロクサーヌ。彼女の元へやって来たクラ
リスは、罪の告白を始めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 00:00:00
7345文字
会話率:69%
精神科医である私の元に、毎週月曜日の十二時に来院する彼は、毎回同じ罪の告白をし続ける。
そんな終わらない懺悔を繰り返す彼の精神は、やがてとある真実に辿り着く……。
最終更新:2021-11-13 23:45:29
4402文字
会話率:30%
私の犯した罪の告白です。
キーワード:
最終更新:2021-05-23 01:40:33
3137文字
会話率:3%
異世界に転移して早数年。
王都から離れた郊外の村でシスターをしていた貴女が、王命により王都に呼び出され暴虐無慈悲な王様により首を撥ねられようとしている時。
走馬灯のように思い浮かび、口から溢した言葉はとある罪の告白でした。
最終更新:2020-06-15 17:07:56
4230文字
会話率:25%
ある冬の日。
聴罪室で罪の告白をする人物を待っていた若手の神官ファナは「これから死のうと思っている」という告白を耳にしてしまい、激しく動揺したためにそれ以上の悩みをきけずに終わってしまう。
自分のあまりの未熟さに打ちのめされるファナ
であったが、先輩である神官のアルベルトにそのときのことを無理やり聞き出されることになり……?
※遥彼方さんの「冬のあしあと」企画参加作品です。
※挿絵は汐の音さまより折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-16 00:25:40
11417文字
会話率:34%
祝日間ヒューマンドラマランキング最高3位!!
株式会社懺悔カンパニー。
今日もまた一人、罪の意識に押し潰されそうになっている罪人が、その会社を訪れる。
人は自らの罪を告白し、そして何を得るのだろうか?
人は許しを求めてやってくる。
ならば、許される為に真実を打ち明けなければならない。
もし事実を歪め、嘘を付いたなら……
そんな安易な罪の告白は許されない。
正しくすべてを吐き出させるのが「彼等」の仕事だ。
どんな手を使ってでも。
人間という生き物はつくづく醜く、そして救えない生き物だ。
罪人達は知らない。
罪を告白している相手が【悪魔】だという事を。
3話の後書きにてお知らせを追記しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-19 17:25:41
23843文字
会話率:38%
イラク帰りのとあるアメリカ軍人による、罪の告白。
最終更新:2019-10-27 19:58:17
2656文字
会話率:9%
敗色濃いミャンマー戦線。敗走する側から取り残された戦友を取り戻すために、飛び立った航空兵の物語
最終更新:2019-01-31 21:17:32
14808文字
会話率:61%
昔私が犯した罪の告白
最終更新:2019-01-27 02:34:43
988文字
会話率:0%
かつて勇者であったレオン・ミラエールは、今正に処刑台に送られようとしていた。
処刑までの五日間、教会での改心の時間を与えられた彼は、魔王討伐の旅路を陰から支えてくれた聖女への罪の告白を望むが――
「残念ながら業務時間外です。手当つくんで
すか? つかないでしょう? つまり、仕事なんてしたくありません。はい以上、解散」
彼女は信仰心ゼロどころか、常に腹を空かせていて、まともに仕事をしていないようなものぐさ聖女様だった。
コレは、ものぐさな聖女様が、勇者の処刑を所望するまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 17:32:24
24239文字
会話率:51%
私は奴隷です。そしてご主人様は世界を救った勇者様。
私の「ご主人様」は異世界から召喚されて、勇者として魔王を倒しました。平和になった世界で「ご主人様」は美しい女たちに囲まれてこの世の春を謳歌しています。けれど「ご主人様」はもう私の知るご
主人様ではなくて……
あぁ、貴方は変わってしまった。これは私の穢れた罪の告白で、私が罪の魔王へとなるまでの物語。
スノードロップの花を受け取ってくれませんか?
この小説は私が以前投稿した短篇を改稿したものです。分量がかなり増えたので新しく投稿しました。元の短編はこちらから『雪の雫を貴方にあげる』(https://ncode.syosetu.com/n2516eq/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-21 19:19:53
21550文字
会話率:30%
「これは僕の罪の告白です」
ある少年がある理由で両親を自ら殺害。そして成長した彼が自身の犯した罪をぽつりぽつりと語り始める。
※この作品には残酷描写が含まれます。苦手な方の閲覧はおすすめしません。
最終更新:2018-07-16 21:04:05
4005文字
会話率:0%
すべてのミステリー愛好家に捧げます。あなたは「彼」の思いを感じ取ることができるでしょうか? 最新にして最後の「そして誰もいなくなった」をご堪能あれ!
廃業が決まったホテルの最終営業日となったその日、北海道の山間部は記録的な大雪に見舞わ
れた。事前の予約も少なく、悪天候も重なり、ホテルの最後の晩餐は従業員を含む十人の老若男女で行われることとなった。その中にミステリー作家がいたことから特別な余興として『犯罪の告白』が企画された。ルールは実際に犯した罪の告白でも、他人の罪の告発でも構わないというものだった。起こった事をありのままに話そうが、事実に嘘を混ぜて話そうが、語った後に追及しないのが約束だ。かくして蝋燭の明かりしかないレストランで『犯罪の告白』が行われたのだが、その最中、悲劇が起こった!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 23:00:00
143357文字
会話率:45%