「ねぇ、シヴィ。男装しない? 」
「嫌です」
変人気質の超絶美形の兄、フレドリックに誘われた仮面舞踏会。しかも男装での出席をご所望とのこと。何言ってんだこの人…とシヴィリアは最初は乗り気ではないものの男装すれば何と私にだけ冷たい婚約者、レ
イモンドと婚約破棄できると持ち掛けられた。向こうの気持ちは一目瞭然。兄の幼馴染であり親友である彼にとって婚約破棄を申し出るのはあまり難しいことではないのかもしれない。しかもシヴィリアにとって婚約破棄は心から願っていることだった。
「…私が男装すれば婚約破棄、してくれるんですね」
「うん。約束するよ」
「分かりました。その話、引き受けます」
身に纏うは紳士服、連れ添うのは女装した兄。
違和感だらけの仮面舞踏会に現れたのはまさかの婚約者様。
剣術バカがなぜここに?
しかも何で私を口説くの?
もしかして…兄様が危ない!?
ツンデレ気味の男装させられ令嬢と婚約者にだけ冷たい令息のすれ違いラブコメ短編
※上の二人の絡みよりも兄との絡みが多いです
※視点が変わります
※R15は念のため折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 16:25:48
11926文字
会話率:63%
しんしんと降り積もる雪の中…。
大切なものを失い、あてもなく彷徨う青年が虚ろな瞳で迷い込んだ雪深い森は"魂の墓場"。
人生に翻弄され、不遇な最後を迎えた魂が迷い込む【悪魔伯爵】の領域だ。
もう全てがどうでも
良いと自暴自棄に思考を放棄して、ただただ雪深い森の奥に進んで行こうとする小洒落た眼鏡の青年。ロン・フォーブス。
………しかし彼を呼び止めたのは、道の脇の切り株にちょこんと座っていた、長髪でボサボサ頭の薄汚れた少女の人形だった。
「引き返しなさい」
冷たく切り捨て警告するボロボロ姿の小さな人形に、ロン・フォーブス"は人形が当然の様に自分に向かって話す姿に疑問を抱くよりも先に…。
気づけばその人形を両手でガッチリ。逃がすものかと"捕獲"していた。
にっこりと笑顔をかまし、まだ間に合うと【伯爵の人形(ドール)コレクション】にされる前に警告しようと独断で出てきていた人形(彼女自身も伯爵のコレクション)をその場で強奪し、これは運命だとそのままその足で自分の家兼仕立て屋の店舗に持ち帰るメガネ。ロン・フォーブス。
青年と悪魔伯爵のコレクション。ボロボロ人形の少女とおりなす、てんやわんやの不思議な大スペクタクルコメディ………。ラブロマンス?
老舗連なる職人街。紳士服専門仕立て屋「カフス」にて巻き起こる、店主の小洒落た眼鏡の青年と、悪魔伯爵のコレクション。ボロボロ人形令嬢レイチェルとの不思議で奇妙なそれぞれの物語…。
※これは、ピッコマの小説大賞に応募済みの作品で完結済み&落選した作品を手直ししながら、新たに内容も充実させて更新&書いていこうと思っている作品です。
温かいメッセージや的確なご指摘を元に、締切まで何とかギリギリに書き上げた作品をより読者様の期待に応え楽しんでもらえる様にと思っています。
(本当に拙い作品を最後まで読んで下さりありがとうございました(T人T))
本当に感謝ばかりです。
更新の後も、多少手直しが後から入る可能性も含め、温かい目で見守って応援して頂けると嬉しいです。
楽しんで読んで下さった方の為に、続きもお届けできればと考えてます。
新たに生まれ変わる、より良い作品になれるよう頑張ります!よろしくお願い致します♪ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 03:21:08
16754文字
会話率:23%
道之助は、異世界シルクロードから、現実世界へと帰って会社員として働いていた。
ある日駅のホームで怪しげなおばさんから声を掛けられ、道之助を消した後にある日のシルクロードの街並みに立っていた。
シルクロードで紳士服を着ている、道之助を怪しいと
見て声を掛けた警備員から布の洋服を買って貰い一旦落ち着いたのも束の間、子供達に果物を投げつけられて、途方に暮れていると歩いた先には城があった。
王に頼まれて、山のふもとの国へと足を運び、魔物を倒した。
そこへ優璃に似た、リサに目を付けられて、戦いを挑まれて気絶させて、城へと戻って行った。シルクロードを救った証のバッチを貰い、現実世界でたくましくなった道之助を好きになった、優璃と結婚をした。
優璃との間に、健が産まれた。
健は、どんな生活を送り生きて行くのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 11:29:27
4854文字
会話率:0%
U-フェンスが出逢ったのはクロックマスターを名乗る紳士服の男だった
最終更新:2021-06-05 09:03:20
3004文字
会話率:66%
舞台は、近代のイギリス。
一般市街で開幕された、不気味で奇妙な事件。
それは、人の死体で飾られた芸術作品だった。
最終更新:2020-05-05 00:00:00
4410文字
会話率:62%
深夜、スーツを買いに入った紳士服店の店内にはもうもうと煙が立ちこめていた。
キーワード:
最終更新:2019-11-15 21:41:37
2265文字
会話率:48%
どうやってここに来たのだろうか。
今までの人生の記憶を保持したまま、見たことがない場所に俺はいた。
日の当たる小さな広場を見ると、明らかに日本人ではない背の高い人間が日本語を使って談笑している。
馬車の行き交う通りの奥の奥、レンガ敷きの酷く
薄暗い場所を彷徨いながら人に見られないように移動する。
当然腹も減るが、食べ物がない。
これからのアテもない。
こんな場所でのたれ死ぬのか。
半ば意思が折れかけている時に、俺は通りがかったその男に拾われた。
「うちに来い。働く分だけ飯はやる」
高価そうな黒い紳士服に身を包む髭を生やしたおじさんはそう言い放った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-27 16:49:01
1605文字
会話率:6%
今日も俺は町を浄化させる。それだけのことだ。
最終更新:2018-08-11 10:14:15
1612文字
会話率:43%
青年、ジェイル・シルヴァーは学校では奇怪な髪色が原因で苛められ、家では両親に捨てられ、養親からは奴隷以上使用人以下の扱いを受け、日頃からサンドバックのような扱いを受けていた。しかし、二世紀ほど時代を間違えたような紳士服を着た闖入者によって
、そんな日常は終わりを告げる。
「君の父は君を守るために何十年と戦い続けていたが……殺された。だから来た。次、命を狙われるのは……君だ」
突如として突きつけられた事実に、ジェイルは困惑するばかりであったが、事態はさらに複雑だった。
「信じられないと思うが、君の両親はこの世界の人間じゃない。あ、僕もね?」
理解不能な発言。しかしそれを証明するかのごとく、重力を無視した非科学的な力を見せられ、トドメとばかりに闖入者が持っていた拳銃が喋りだし、白く美しい髪を持つ、人形のような少女に変身し、告げるのである。
「あなたにはワタシ達の世界に来てもらう。じゃないと死ぬから」
そうして現実とは異なった世界に、映画や小説で見たようなヴィクトリア的街並み広がる魔法の世界に連れて行かれ、ここに一つの物語が生まれるのである。恐るべき魔術師と弾丸が爆ぜ、空を飛び、稲妻が落ちるような死闘を繰り広げ、一方で恋情紡がれる異世界ファンタジーここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-26 13:45:39
171660文字
会話率:42%
ある夜に開かれたパーティに、多くの学園の生徒が。綺麗なドレスや紳士服を来ていた。
マダルト・フォーゲルとエロノア・コーネリアの婚約が祝われるはずだった……。
だけど、マダルト・フォーゲルはエロノア・コーネリアの頬を叩き……。
脇から走ってき
た女性、マネーリア・ノーリスを右手でだいた。
「お前には失望した! 僕は、マネーリアと婚約する!」
とマダルト言い出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-14 21:03:12
2954文字
会話率:36%
主人公の青年が気が付くとそこは真っ暗で何も見えなかった。なぜ自分がこんな場所に居るのか分からないでいると何処から声が聞こえてくる。青年がその声の持ち主を探すために周りを見るが真っ暗で何も見えなかった。また何処からか声が聞こえ、指を弾く音がし
たと思ったら周りが明るくなる。その場所は赤と黒の市松模様の床だけだった。そして、青年の後ろから声がしたので振り向いてみると周りが眩しい光で覆われた。段々と光が薄れていくとそこには白い紳士服の男性が立っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-03 16:45:29
7970文字
会話率:46%
藤崎愛梨は、恋人の一ノ瀬和馬に振られて傷心状態の女の子。だがこうも打ち沈んではいられない、と和馬との想い出の品を整理していく愛梨。すると出雲大社の夫婦石の中から、八百万の神の一人、阿出須尊を名乗る紳士服姿の男が現れて……。ファンタジックロマ
ンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-02 20:37:58
5502文字
会話率:52%