時は戦国。人間とあやかしが共存する、とある島国の北方に、奥野という国がある。
国主、狭瀬源太郎厚隆(あつたか)の末弟である剛厚(つよあつ)は、心優しく図体の大きな……人食い鬼だ。
ある日、あやかしばかりが住まう妖山(あやかしやま)に事件が
起こる。長年この地域の領主を務めていた人間一族白澤家の当主が急逝してしまい、断絶の危機に見舞われたのだ。そこで白羽の矢が立ったのが剛厚である。
性根善良、野心なし、それなのに強面で巨漢。
恐ろしげな外見ゆえに、人間の家臣はもちろんのこと、あやかしからも舐められることはない。けれども顔に似合わぬ純朴さゆえ、国主にとっては扱いやすい。
そんな残念な理由から、人食い鬼である剛厚は、白澤家の姫、雪音と夫婦になり、婿養子に入ることとなる。
食欲と愛情の間で腹の虫を鳴かせながら日々葛藤する剛厚。
一方雪音の方も、何やら事情があるようで……?
妻の肉が美味そうで美味そうで仕方がない、煮え切らない人食い鬼の剛厚(つよあつ)
×
なぜか屈強なものに目がない、したたか女子の雪音(ゆきね)
×
個性も能力も豊かな、ご近所のあやかしたち
×
そして忍び寄る、憎悪と争いの気配
化かし化かされる人間とあやかしの戦国風ファンタジー!
※約12万字
※カクヨムさん、talesさんでも公開中
※ジャンル迷子です。歴史ジャンルにしていますが、歴史上の有名人物は明確には登場しません。戦国時代風世界を舞台にした歴史ファンタジーですm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 10:30:00
45187文字
会話率:53%
男性の人間として生きていた頃、女性にあこがれを抱き、現世での苦悩の果てに自殺後、転生し女悪魔となったメデューサ・リョ―ドル。彼女は、ようやく手に入れた女性としての「生」にこの上ない喜びを感じていた。その魔力は強力であったが、彼女には強い使命
感があった。それは、強大な魔力を私利私欲に使わずに、恵まれない人、弱き人のために使うということであった。自らの魔力を発動させる動機は、常に人を喜ばせるため、人を救うためであった。孤独に世界をめぐり、小さな人助けを重ねて生きてきたメデューサ。そんなある日、彼女はひとりの純朴な女性に出会い、運命が動き出す――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 23:40:06
27591文字
会話率:50%
世界を滅ぼしかけた魔王は、見た目は少女。しかしその力は圧倒的で、誰も彼女を殺すことはできない。
ただひとつ、唯一の方法が存在する──それは「魔王が愛した者だけが魔王を殺せる」という呪い。
人々の希望を背負った勇者・カインは、魔王を倒すため
にとんでもない決断を下す。
「魔王に惚れられてみせるッ!!」
恋愛経験ゼロの純朴な勇者が、最凶最悪の魔王少女に“愛される”ためのラブコメ戦争が始まる。
だけど──魔王の方も、最初から“殺される覚悟”で誰かを愛する気なんてないわけで?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 20:58:38
2391文字
会話率:48%
この作品には暴力、殺人、ごく軽微な性的描写や乱暴な言葉があります。
この作品の楽しみ方:
覚えのない話をしてくる人が多くてげんなりする主人公を応援しよう!
「式典の前に、諸君には伝えておくべきことがある!」
彫刻が施された壮麗な大階段
の中程に立ち、そう声高に言い放ったのは王太子フィアベル・ルミナント・アントピア。客観的に見ても「美しい」と評価される金髪青眼の彼は王族らしい煌びやかな式典服を纏っている。
そんな美青年に身を寄せているのは垢抜けない赤毛と栗色の瞳をした少女。無垢さや純朴さを引き立たせる淡い色合いのドレスに身を包む彼女はシーナ・ヨーギという名前の元庶民だった。
「私は今この時を以て、狡猾で陰湿な悪女、クロエカイン・リリーベル・ヘルロンドとの婚約を破棄する! そしてこのシーナ・ヨーギ男爵令嬢を新たな婚約者に迎える!」
「悪女」と名指しされたクロエカイン・リリーベル・ヘルロンドが、色めく人集りから現れた。
大階段の前へと進み出るリリーベルは、星の輝きに似た白金の髪、紅玉の瞳を持つ美しい淑女だった。
「フィアベル王太子殿下。この件については殿下と私の個人的なものであったはずです。何故このような場で、そのように一方的に決定を下されるのですか?」
ルミナントはシーナを庇いながら婚約者を睨みつけた。
「貴様の悪行を俺が知らぬと思っているのか! 貴様は嫉妬のあまり我が愛するシーナを虐げ、孤立するように追い込んだ! こうして悪行を知らしめねば貴様は罰を受けずに逃げるだろう! 王族に楯突くあの目障りな断罪卿に泣きついてな!」
断罪卿、という言葉を聞いてリリーベルは顔色を変える。
「フィアベル王太子殿下、婚約破棄については受け入れます。ですが謂れなき罪と当家への蔑みは撤回してください」
「王家を軽んじる断罪卿の義娘は罪を認めぬらしい! 貴様など貴族の風上にも置けぬ! 国外追放だ!」
怒りのままに王太子がそう叫んだ時、閉ざされていた大扉がけたたましく軋みながら開いた。
「今し方、我が家名を蔑む声と何の根拠もない裁定を下す声が聞こえた。はて、私には覚えがない。蔑みを受ける理由も、何の権限もなく貴族子女を罰する愚かな王太子がいることにも」
天井から降り注ぐシャンデリアの光が反射しないほど黒い板金鎧を鳴らしながら、背の高い影のような存在は嗄れた低い声で言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 07:00:00
110310文字
会話率:36%
バルタラ山――かつて人類に甚大な被害を齎した邪龍が住み着いたとされるこの山には、ある噂があった。
山頂には龍の魔女が住んでいて、対価次第でどんな願いでも叶えてくれるらしい。飼い慣らした邪龍の、強大な力を使って。
主人公グラウスは噂に
縋り、単身でバルタラ山を訪れ、そこで一人の少女に出会う。少女は自らを龍の魔女と認め、グラウスに邪龍の力の一端を見せた。
魔女というには余りに純朴で、素直で、扱いやすそうな少女だった。グラウスは自らの願いを叶えるために、彼女を利用することにした。
魔女だろうが邪龍だろうが、使えるのならなんだっていい。
これはグラウスが私欲を叶えるための物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 00:24:00
108689文字
会話率:46%
・イラスト:源まめちち
恋愛未経験、純朴でちょっとドジな仙台出身の新米ウエディングプランナー、未来と、予知能力がありプレイボーイな一面を持つ仕事熱心な爽やか系駅員、悠生。
そんな二人と同僚や友人たちが繰り広げる、横浜、鎌倉、仙台など
を舞台に描く遅咲き青春純愛ストーリー。
サブタイトル頭に◇があるお話にはイラスト誌で表紙を飾った源まめちちさんによる美麗イラストを掲載しております。
※基本毎週日曜日更新。
※1話平均1481文字(プロローグ~第31話で計算、2016年2月13日時点)
※小説家になろうが先行ですが、『メクる』『カクヨム』でも掲載中です。
※鉄道路線等は読者さまが実際に舞台となっている地域を旅行しやすいよう、作中当時ではなく公開当時に合わせております。例えば2020年3月15日に投稿したお話であれば、サフィール踊り子号がデビュー、高輪ゲートウェイ駅が開業、新逗子から逗子・葉山などの駅名変更が実施されております。
※この物語はフィクションです。鉄道会社等の事情を詳細に描いている部分がありますが、実在の企業および組織とは無関係です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 21:27:13
469329文字
会話率:41%
地球から遠く離れた他の星に、地球に土着の神々たちが、あらたに人類が生存できる星の造成を行い、新たな星には、錬成術を手にした魂が地球から送られることになった。
新たな星の日本に相当する島の中央、地球では関ケ原と呼ばれた地の北に位置する山
奥で2人の老人に育てられた純朴な少年「太郎」が、地球から魂を送られてきた人々と出会い、大きく動く周囲の状況に巻き込まれながら成長を遂げていく。
日本のいろいろな時代の英雄に加えて、降臨した天照3姉弟も絡みつつ、争いのない穏やかな世界を作るべく、互いに覇を競う群雄活劇…になっていく予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 12:36:36
134420文字
会話率:57%
べスは、田舎で粉挽をして暮らしている地味な女の子、唯一の趣味は魔法使いの活躍する冒険の本を読むことくらいで、魔力もなければ学もない。ただ、ものすごく、植物を育てるのが得意な特技があった。
ある日幼馴染がべスの畑から勝手に薬草をもっていった
事で、べスの静かな生活は大きくかわる・・
俺様魔術師と、純朴な田舎の娘の異世界恋愛物語。
疲れた人、癒されたい人、みんなべスの温室に遊びにきてください。
★アルファポリス様にも投稿しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 07:02:24
330229文字
会話率:20%
喧嘩最強の純朴おバカ少年が奔走するハートフル? なドタバタ二股コメディ!
「不可抗力なんですぅぅぅうううううう!!!」
俺、神崎莉緒は付き合っている彼女がいながら、再会した幼馴染である天宮楓ちゃんと二股することになった。幼い頃に結
婚の約束をしたことを覚えていたのだ。当然俺はクラスメイトの柊乃愛と付き合っているため、丁重にお断りさせていただいたのだが。
何故か天宮楓は包丁で自分の首を突き刺すという、ホラー映画顔負けのバイオレンスな行動を取ってしまったのだ。
「え? 何って死のうとしたんだよ? 莉緒くんに受け入れてもらえない私なんて、生きてる価値ないから」
そんなんで死なれたら、一生もののトラウマ引き摺ることになるだろうが!!! 怖い怖い怖い、怖すぎる!!
と、いうわけで、俺は彼女がいるにも関わらず、再会した幼馴染と二股することになったわけで。とはいえ、向こうも俺に彼女がいることを知らないため、この事実は俺の中だけに留めておかねばならない。なるべく穏便に、天宮楓に俺を諦めてもらう方法を模索するのだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 18:00:00
65693文字
会話率:59%
抜身刀を携える一人の侍崩れが出会ったのは、護衛を探す一人の心優しい青年だった。
戦乱の世、一人の侍崩れと純朴な青年の出会いから始まる物語。
最終更新:2024-11-01 22:00:00
110348文字
会話率:67%
『赤い雨の降る夜に』粗筋: 近未来の街ネオチバを舞台に、犯罪組織クラースヌイ・ドラコンの警備員セルゲイ・イワノフと、組織が管理する高級クラブのホステス、ナターシャ・ソコロワの悲恋を描く物語。 元スペツナズ隊員のセルゲイは、シベリアから来た純
朴なナターシャに心を奪われる。組織の非道さに疑問を持ち始めた彼は、特別教育(洗脳)の対象となったナターシャを救うため、組織からの逃亡を決意する。 追手から逃れながら、セルゲイはナターシャの逃亡経路を確保。最後は廃工場で追手と対峙し、ナターシャの逃亡時間を稼ぐため、自らを犠牲にする。 数年後、モスクワで新しい生活を送るナターシャのもとに、ある来訪者が訪れるところで物語は幕を閉じる。 赤い雨という象徴的な気象描写を通じて、非情な組織社会における純愛と犠牲、そして救済のテーマを描き出した作品である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 15:35:38
17012文字
会話率:40%
前世とそのまた前世――魔女として処刑された五〇年前と、侯爵家の女主人として生きた一五〇年前の記憶を持って生まれたエルメリア・ロッシュは、リブラント侯爵家が子息ユスツィート・ケリーとの婚約の解消を望んでいた。
前世の罪を忘れられない。前々
世の恋を忘れられない。
〝過去〟の苦い経験を引きずっている彼女にとって、彼が自分ではない誰かと恋に落ちることは決定事項だったのだ。
しかし当のユスツィートにその気がないこと――運命とも呼ぶべき出会いを果たし、恋をしたとしても、それをなかったことにするつもりでいることを彼女は知らない。
婚約を解消するための唯一絶対の条件。
それは、エルメリアが自身の幸福のために望むこと。
自責の念に囚われるあまり不幸こそを求める彼女を彼は認めない。
どうあっても幸せになりたくないというのであれば一生を掛けてでも確実に、必ず幸せにしてみせる。
婚約者として紹介されたその日。その場で。
拒絶された彼が抱く感情は愛と定義付けられながら復讐心にも近く。
ただ、エルメリアに惚れ込んでいることだけは間違いがなかった。
一五〇年前から抱き続けてきた恋心に終止符を打つと同時。
記憶を有したまま生まれ変わった原因を知り、自らもまたユスツィートを愛していることを自覚せざるを得なくなったエルメリアは契約している精霊から、そんな婚約解消の条件を聞かされ考えを改めることになる。
ユスツィートには幸せになってもらいたい。
そのために必要なこととは。
非正式だった婚約を正式なものへと変えることを受け入れた彼女は悩みながらも決意する。
もしもこの選択が過ちに変わるならその時は。
彼を傷付け、不幸に落とすことを“最後の罪”としよう。
魅了の魔法を受けてなおユスツィートの愛は揺らがない。
ならばもう求められていることを認める以外にない。
侯爵家に生まれた令嬢らしい傲慢さと素直さを亡国の教会で培った純朴さで覆い、忌むべき名を持って生まれた少女という殻の中に押し込めていた彼女は愛する者の願いを叶えるため、自らの幸福に手を伸ばす。
これはそういう話だ。
※他投稿サイトでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 12:00:00
101368文字
会話率:31%
法理の異なったある世界。平穏な小さな村に、不気味な男が訪れた。
その男は純朴な村人へ襲い掛かり、噛まれた者は狂乱の暴徒と化す。
理性を失い暴れ走る村人によって次々と被害は広がり、ほどなくしてまともな村人はいなくなった。
唯一生き残った瀕死の
青年も、先は長くない。
そんな若者の前に現れた一人の魔女。
彼女との出会いが、青年を人外の理へと引き摺り込む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 17:06:10
31182文字
会話率:20%
魔族と人族の間で続けられた50年戦争末期、聖剣を携えた漆黒の勇者が魔王城へ襲来した。魔王親衛隊として玉座の間前室を守る魔剣士フユは、愛用する精霊剣と共に勇者を迎え撃つ。しかし強大な力を誇る勇者に敗北、瀕死の重傷を負わされた。魔王と勇者の死闘
が始まる中、辛うじて救出されたフユは戦線を離脱し、辺境の集落へ落ち延びることとなる。薬効の魔女やその弟子、農家ゴブリンなど純朴な魔族に囲まれながら療養生活を送っていたある日、村の大根畑が襲われる事件発生。調査に赴いた先で、フユは思いもよらぬ巨大な陰謀に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-26 19:14:14
41155文字
会話率:27%
燃ゆる炎は栄の証。襲いかかる川は純朴の糧。滅びの少年は地獄を駆ける。
気がついた時から、少年は一人だった。
少年は忘れた記憶の断片を頼りに、一つの最果てを目指す。
その先にあるものを、少年はまだ、知らない。
本家カクヨム版 https
://kakuyomu.jp/works/16818093081400180300折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 21:58:51
3224文字
会話率:21%
気付いたら、私はゲームの世界にいました。
エロゲーム『涙の向こう』のヒロイン、藤井レナとして。
どうしましょう!?
ゲームで見たようなエッチな展開が、現実になるなんて無理なのです!
幸い、藤井レナは不人気キャラなので、彼女の攻略ルート
に入る可能性は低いと思いますが……え!主人公が私を狙っている!?
しかも彼は、私の知っている主人公とは、なんだか違っています。
純朴な青年のはずが、下心丸出しだったり、急に距離を詰めてきたり、エッチな要求をしてきたり……どうしちゃったのですか!?
それに、私がセクハラされると世界がリセットされるらしいのです。
意味が分かりません。
どうして?ここは『涙の向こう』の世界じゃないの?
何にせよ、私のことは攻略させませんから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 17:00:00
96336文字
会話率:40%
全ては、オナラから始まった――
人はある選択を迫られるときがある。
屁を我慢するか、しないかだ。
普通の人間は我慢をする。
しかし、俺はしないことを選んだ。
俺は我慢弱いのだ。
しかし、そんな俺も屁をしたことが露見することは避けた
い。
なんとかバレずに済む方法を模索している中、密室にプゥ♪ と可愛い音が鳴り響く。
俺ではない。
音は隣から聞こえた。
音の主と思われる女性は、小さく震えていた。
……俺は決断する。
※1話999文字のラブコメディです。
◇登場人物
・白鳥(静香)さん:純朴そうで大人しい女性。ロングの髪を後ろで束ねている。気配を消せる。
・柴咲(詩緒)さん:お姉さん系……と思いきや、背は低く可愛らしい顔つき。大人ぶっている。髪型はミディアム。
・俺:屁こき太郎。やや厨二病。気遣いはできるがデリカシーはない。鈍感系。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 22:20:02
77522文字
会話率:46%
本作品は、「カクヨム」でも宙色紅葉の名前で投稿しています。
ちょっとスケベなクーデレご主人様と穏やかな純朴奴隷青年の両片思い系ラブコメディーです。
後日、二人の初夜を書いた性描写ありの小説を「ノクターンノベルズ」に、他にも健全なおまけ話
を「カクヨム」と「小説家になろう」にて投稿する予定です。
(できれば明日あげる予定です……多分)
よろしければ、そちらも読んでみてください。
なお、こちらはゴールデンウィーク毎日投稿企画の第三弾です。
短編のつもりが話が膨れ上がって大変でした(;^ω^)
前から準備をし、今日を心の中の締め切りに設定して執筆に取り組んでいたのですが、まにあって良かった~! って感じです!
結構、頑張りました。
まあ、まだまだゴールデンウィークは続きますが。
以下に詳細めなあらすじを載せます。
町医者タルトは奴隷を衝動買いした。
理由は奴隷青年ジルに一目ぼれをしたからだ。
購入後、奴隷契約は解除し、使用人として自宅に住まわせ家事手伝いを行わせているタルトだが、ジルの生活を握っている以上、彼は彼女の奴隷だ。
恋心を明かしてしまえばジルは、それに沿った行動をせざるを得ない。
タルトはジルへの恋心を秘匿し、こっそり溺愛しながら生活している。
これに対して、ジルの方もタルトへ好意を寄せている。
素直な彼は分かりやすくタルトへアプローチするのだが、くだんの事情と彼からの感情を親愛や家族愛だと勘違いしている彼女は真直ぐに愛情を受け取ってくれなくて……
勘違いすれ違い系両片思いラブコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 00:48:03
123846文字
会話率:22%
ディジー・エステランドは、人よりも羊の数が多い田舎の領地に住む伯爵家の娘である。
とはいっても名ばかりで、父はほぼ農家。
母は庶民。兄も弟も、そしてディジーもうまれてこのかた領地を出たことがない。
舞踏会にも行ったことがなければ、他の貴族
にも会ったことがない。
チーズをつくり牛の乳を搾り、羊の毛を刈って生きてきた。
そんなエステランド家に、ダンテ・ミランティス公爵閣下から婚約の打診の手紙が届く。
氷の公爵と呼ばれる、うまれてから一度も笑ったことがないと評判の男である。
断ることもできずに了承の返事を送ると、半年後迎えに行くと連絡が来る。
半信半疑でいたディジーだが、半年後本当に迎えが来てしまう。
公爵家に嫁いだディジーに、ダンテは言う。
「俺は君を、愛さない……こともない……ような、気が、するような、しないような……!」
どっちなんですか、旦那様!?
ツンデレ公爵✕ツンデレを理解していない純朴で野性的な伯爵令嬢の話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 08:32:58
155025文字
会話率:36%
中世世界の純朴な田舎青年が、神の化身に連れられて未来への特急列車に乗せられる話です。
最終更新:2024-03-05 20:01:35
1873文字
会話率:0%
⭐︎連載版を始めました。こちらもお読みいただけると幸いです。完結保証です。
冷徹公爵と有名なジークハルトと1年間の契約結婚をすることになった、男爵令嬢のソフィア。
「君を愛することはない。寝室は分ける」と言い放つジークハルトに対し、なぜ
かソフィアは意気揚々と傷ついた様子ひとつなく「はい! わたくし、これから1年間精一杯お飾り妻に励みたいと思います! よろしくお願いいたします!」と答えた。
ソフィアは魔法使いの名門家に生まれたのだが、生まれつきまったく魔力を持ち合わせておらず、両親や姉、弟、使用人に至るまで皆からいないものとして扱われて育った。
そのために、彼女はこれまでほとんど人とまともに会話をしたことがないのだが、ジークハルトは進んで会話をしてくれたこともあり、彼女は自分の役割をまっとうすることにしたのだ。
また、あることが原因で貴族女性を嫌悪しているジークハルトだが、人に頼ることができなかったためなのか魔法以外の能力がずば抜けて高く、常に真っすぐ純朴なソフィアに対して徐々に関心を寄せていくのである。
──これは、お飾り妻として励むソフィアと、そんな彼女に惹かれていくジークハルトの物語。
⭐︎こちらは短編版・同タイトルの連載版です。
⭐︎短編版は第12話までの内容となっておりますが、第7話は短編未掲載、他にも省いたエピソードがあります。よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 14:01:34
119117文字
会話率:42%
冷徹公爵と有名なジークハルトと1年間の契約結婚をすることになった、男爵令嬢のソフィア。
「君を愛することはない。寝室は分ける」と言い放つジークハルトに対し、なぜかソフィアは意気揚々と傷ついた様子ひとつなく「はい! わたくし、これから1年間
精一杯お飾り妻を努めさせていただきたいと思います! よろしくお願いいたします!」と答えた。
ソフィアは魔法使いの名門家に生まれたのだが、生まれつきまったく魔力を持ち合わせておらず、両親や姉、弟、使用人に至るまで皆からいないものとして扱われて育った。
そのために、彼女はこれまでほとんど人とまともに会話をしたことがないのだが、ジークハルトは進んで会話をしてくれたこともあり、彼女は自分の役割をまっとうすることにしたのだ。
また、あることが原因で貴族女性を嫌悪しているジークハルトだが、人に頼ることができなかったためなのか魔法以外の能力がずば抜けて高く、常に真っすぐ純朴なソフィアに対して徐々に関心を寄せていくのである。
──これは、お飾り妻を努めあげようとする崖っぷち令嬢と、そんな彼女に惹かれていく冷徹公爵の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 12:15:30
19582文字
会話率:41%