雪国暮らしの子爵令嬢ミシャは、突然婚約者から「彼女のお腹に僕の子がいる」と宣言された。
呆れたことに、婚約破棄するつもりはなく、ミシャを第二夫人とし、子どもは未来の子爵に、さらに結婚資金は教育費にしたいとまで言いだす始末。
その発言を聞いて
前世の記憶が甦ったミシャは、ワンパンで婚約者を懲らしめ、見切りを付けた。
かねてから憧れていた魔法学校に入学し、身を立てる決意を固める。
魔法学校に願書を出したのはよかったものの、過去に魔法学校に通っていた叔父のやらかしにより、奨学金制度で通うことができなくなってしまう。
平々凡々な魔法使いであるミシャは魔法学校へ通うことを諦めかけるが、薬学科の教師から学費を払ってあげる代わりに、授業で使う薬草の管理をしないか、と持ちかけられる。その結果、魔法薬が栽培されている温室の管理の近くにある小屋での暮らしを命じられる。
全寮制の学校なのに、ミシャは寮母がいない、炊事洗濯をセルフで行う小屋での暮らしが始まった。
そこに監督生長であり、未来の大公である公子がやってきたり、ツンデレ公爵令嬢に懐かれたり、珍しい宝石スライムを使役したりする、楽しい魔法学校生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 00:00:00
600471文字
会話率:43%
ディジー・エステランドは、人よりも羊の数が多い田舎の領地に住む伯爵家の娘である。
とはいっても名ばかりで、父はほぼ農家。
母は庶民。兄も弟も、そしてディジーもうまれてこのかた領地を出たことがない。
舞踏会にも行ったことがなければ、他の貴族
にも会ったことがない。
チーズをつくり牛の乳を搾り、羊の毛を刈って生きてきた。
そんなエステランド家に、ダンテ・ミランティス公爵閣下から婚約の打診の手紙が届く。
氷の公爵と呼ばれる、うまれてから一度も笑ったことがないと評判の男である。
断ることもできずに了承の返事を送ると、半年後迎えに行くと連絡が来る。
半信半疑でいたディジーだが、半年後本当に迎えが来てしまう。
公爵家に嫁いだディジーに、ダンテは言う。
「俺は君を、愛さない……こともない……ような、気が、するような、しないような……!」
どっちなんですか、旦那様!?
ツンデレ公爵✕ツンデレを理解していない純朴で野性的な伯爵令嬢の話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 08:32:58
155025文字
会話率:36%
この作品は短編「人生って何が起こるか分からない(https://ncode.syosetu.com/n4665hh/)」を加筆修正して連載化したものです。
◆あらすじ◆貧乏貴族の男爵令息シューバットは高位貴族に目を付けられないように気を付け
ながら学園で三年間を過ごした。今後は幼馴染の家に婿入りすることが決まっている。
大きな問題もなく卒業式を迎えられたことに安堵していると同級生でもある第三王子が、唐突に婚約者の悪事を暴き出し、婚約破棄を宣言した。そして新たに男爵令嬢と婚約すると告げる。しかし、殿下が婚約を望んでいる相手にはある問題があった。
そこから先は予想外の展開に進んでしまって!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-27 17:00:00
84830文字
会話率:24%
その伯爵家は、莫大な借金を抱えていた。領地からの収益では利子を埋めるのがようやくで、元金を減らす事すらできないほどだった。先々代が放蕩を尽くした挙句に遺していった借金を、先代が堅実な経営で細々と返していたにも関わらず、当代が詐欺師に騙され全
財産を奪われたからだ。
そうして次代伯爵となる筈の嫡男ライハルトは、先々代そっくりの美貌を武器に、己を磨き上げ、持参金で借金を穴埋めしてくれる理想の女性が迎えに来てくれるよう努力することにした。
『金持ち公爵令嬢と貧乏な王子様』ライハルト視点のお話です。
シリアスの振りしてますが、ヒーローが所詮ポンコツなので。
※完結まで投稿済。本編全7章。82話。
※毎朝9時、章ごとに一気に投下します。読む順番にご注意ください。
※番外編1話。アナザーストーリー『ツンデレ公爵令嬢とポンコツな王子様』ライハルト視点短編。長編版とは設定が違いますが、『金持ち公爵令嬢と貧乏な王子様』の世界とのズレは無いので、長いの邪魔くさい・ドアマットヒーローウザいと思われた方はこちらだけどうぞw
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 09:00:00
155815文字
会話率:23%
100回以上振られ続け、それでもめげないヤンデレ騎士見習いイアン・クレーバーと100回以上振っていく中で、段々と素直になっていったツンデレ公爵令嬢マグダレーナ・カトスの両思いでありながらすれ違っていた。不器用な恋の物語は、隣国との戦争によっ
て結ばれることなく悲恋に終わった。
100年後
記憶が生まれた時からあったのだけど、実は両思いどころか「生きて帰って来たら友達から始めてげるわ、赤いバラを100本私に持ってくるのよ」止まりのものである。
女性に生まれたなら、今世は普通に仲良くなれるきがしたけど、新しい身体で考え方も変わった今ではただの黒歴史です。そもそも相手が転生しているかもあやしい。なんて考えてたら、いたよ前世の思い人‼︎今世は全力回避いたしますので、安心してください。
のつもりだったのだけど??
アルファポリス様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 00:20:49
4828文字
会話率:19%
仕事からの帰宅途中、茉麻は駅の階段を転げ落ちて、異世界へ到着してしまう。その日から、マーシャとして生きてきたが、ある日、女主人に呼び出されて「息子を頼む」と言われてしまう。
恋愛相手?否、貴公子の恋愛成就の手助けを命じられてしまう。
安易に頷くことは出来ない。何故なら、この世界は、好きだった小説の中と同じ状況。
そして、不本意ながら推しではないツンデレ公爵の手助けをする羽目に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 23:52:39
131391文字
会話率:39%
第二王子リカルドは棚ぼた式に王太子となった。そして美しいリベレッタを婚約者にむかえる。
しかし、二人を引き裂くかのように、降ってわいた神殿のご神託騒動。聖女と結婚しなくちゃこの国滅亡するの? 聖女ではないリベレッタ、彼らの婚約関係は終わ
りを告げるか?
さくっと読める短編。がばがば設定、シリアス無しのコメディより。
注:王太子も公爵令嬢も少々口が悪いです。苦手な方はご注意を
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 12:14:40
9563文字
会話率:39%
連邦国、帝国……
大陸を二分する二大国家の表向きの友好の証として、
連邦国から帝国の学園へと送られた少年と少女…
だが、その二人は性格に難アリ、という理由で厄介払いの意味も含めて、帝国の学園へと送られたのであった…
最終更新:2020-10-13 22:18:06
9854文字
会話率:59%