精霊力によって自然に満ちた世界には過去、人類と精霊は密接な関係で誰もが精霊力を宿し共存していた。
だが現在は精霊を見た者がいなく、精霊力を宿す人類すら減少傾向にあり、精霊と同じく自然を操る精霊術を扱う精霊術士は希少とされていた。
その
一人、ロロベリア=リーズベルトは八歳の頃、同じ孤児として教会で暮らしていた同い年の少年がいた。
お互いにシロ、クロと呼び合う二人はある約束を交わすも一年後、クロに引き取り手が現れたことで離ればなれになる。
六年後、一五歳となったロロベリアは世界三大国の一つ、ファンデル王国でも選りすぐりの若者が集まるマイレーヌ学院に入学。わずか三ヶ月で学院実力者一〇名の一人、序列一〇位との序列戦に挑み打ち倒した才女とまで成長していた。
そんなロロベリアの前に学院の役員としてやってきた、クロの面影や特徴だけでなく同じ名前をした少年。
突然の再会に驚きながらも喜ぶロロベリアに対し少年――アヤト=カルヴァシアは誰だと否定。
アヤトとの出会いからロロベリアのクロと交わした約束を果たす、世界を守る英雄の道が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 19:10:00
2647831文字
会話率:44%
精霊に愛された国エインからルミエナ自由都市国家の学園に通う事になったレイラは二年早く入学していた許嫁のネッカルから、在学中は他人を装えと言われてしまう。偶然その場面を見てしまったリギルと友人になり、ネッカルの望み通り彼を無視して学園生活を満
喫する。精霊国に生まれながらも精霊の加護を受けられなかったレイラは精霊力がなく、その身は魔力を内包しているのに外国で使われる魔法も使えない半端者と思って劣等感を持っていた。それを乗り越えようと頑張る彼女は自分の進む道を考え始める……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 00:17:54
72401文字
会話率:48%
5分で読了可能!不幸なヒロインが大逆転でハッピーエンドをつかみ取る。ざまぁ要素強めの短編です。
女性でありながら高い精霊力に恵まれ、【精霊王の剣】に選ばれてしまった公爵令嬢リリー・エルベルト。魔王の呪いによって病魔におかされた王子様を救
うために冒険の旅に出た。
ついに魔王を討伐して王子様を呪いから解放したリリー・エルベルトだったが、その代償として身体が水晶になって動けなくなってしまう。
そんな彼女に待ちうけていたのは、義妹マリアンヌによる裏切り。リリー・エルベルトこそが王子様に呪いをかけていた魔女である、というとんでもない濡れ衣でした。
そして、自分こそが王子様の呪いを解いたと主張する義妹マリアンヌが花嫁に選ばれてしまったのです。
リリー・エルベルトに課せられた過酷な懲罰、それは水晶の身体のまま、幸せに暮らす義妹マリアンヌの新婚生活を見せつけられるという屈辱的な日々。
だが、リリー・エルベルトの怨念が臨界点に達したとき、世界は暗黒に包まれて時間が逆行をはじめたのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 20:29:22
6273文字
会話率:23%
(あらすじ)
高校生の日和又昇は偶然、ある少女を呼び出すことに成功した。だが少女はこの世の者ではない。
彼が書物より召喚してしまった娘の正体。それは神聖な力を持つ大精霊メギストス。
当初は尊大な態度を見せたメギストスだったが、日和又の土下座
や接待に気を良くして、彼の同級生である七川から誤解を受けつつも、召喚者の願いをなんとか叶えてやろうとする。
だが、見栄を張りすぎたせいで呪文は大失敗。
それどころか町に異界に通じる穴を開ける。
本来なら呪文ですぐに塞げるはずだったが、無駄な願いを叶え続けたことでメギストスは精霊力(魔法使用の力)を全て使い果たしてしまっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 08:59:30
101279文字
会話率:44%
天界と魔界を繋ぐ精霊界。
その中心が、世界樹。
険悪な天使と悪魔の仲。
2種族は、戦うチャンスを窺っていた。
それを防ぎ、地上界に平和を齎していた精霊たち。
だが、世界樹が蕾を付けた事で、そんな状況が一変する。
天使と悪魔が、同時に精霊界
に攻め込んだ。
古より、伝えられし言霊。
それは、世界樹にまつわる伝説
何時、誰が記したかは、わからない。
だが、天界、魔界、精霊界に伝わる真実。
「世界樹が、花を・・・・・・」
この物語は、地上界に逃げ延びた、世界樹から産まれた子が、
悪魔や天使の妨害を受けながらも、
各地に精霊力を取り戻させる為に、旅をする物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 15:06:32
46551文字
会話率:32%
召喚された勇者を差し置いて無双する最強プリンセス!!
ここではないどこか、《剣と魔法の異世界》――
精霊力と調和を司るという地水火風の四つの宝珠の
管理を託された王国が滅亡し、10年が過ぎた
亡国の王女となったファンローラ姫は
宝珠の奪
回と亡国の報仇を誓い
現代日本から召喚された勇者アマトと出会う
すべてを奪った仇は四人!
チートスキルを備えたいずれ劣らぬ魔人揃い
ゆるふわ、ほのぼの、スローライフに背を向けて
征くは武侠の修羅の道! 命短し、恋せよ乙女
出るか? 必殺異世界無双脚――!!
そして異世界に召喚された勇者にはやることがない
だって姫強いし!
驚愕の姫Tueeeeee異世界ファンター、いざ開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-06 19:00:00
39803文字
会話率:35%
音楽高校の新任教師の慧は愛車で帰宅途中、気がついたら知らない世界へ来てしまっていた。
とにかくここはどこかを確かめなくてはと、村落を見つけて村人に尋ねてみたものの、言葉が通じない!!
困り果てていたところに美しい司祭が現れて慧を滝の側の祭壇
へと連れて行き、滝壺の中に突き落とす。命からがら岸に這い上がった慧は村人たちの言葉を理解し話せるようになっていた。
異世界に転移してしまったことを知って落胆する慧。
夜、教会の会堂で一人悲しみにくれながらヴァイオリンを弾いていると慧の身体が淡い光に包まれて、、、
司祭は言った。「音霊は精霊力を集める力。あなたの奏でる調べに精霊たちが共鳴して魔法が発動します。あなたはそれを無意識のうちに行使していたんです。」
音霊の能力に加え、神話を創造することで得られる力「言霊」の能力にも目覚めた慧は竪琴ならぬヴァイオリンを携えて吟遊詩人として旅立つ。司祭の娘で妹にそっくりな薬師シリル、剣士を志すユーリとミリーの兄妹と共に、愛車A4に乗って。
吟遊詩人(?)と仲間たちの異世界冒険譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-22 22:22:01
2992文字
会話率:40%
幼い頃、黒魔導士に精霊力≪スピリーム≫を奪われた。その出来事がきっかけで、何事も上手くいかなくなった。しかし、刹那が入学した高校は「精霊学園」。精霊騎士を目指す人が通るべき道である。そこで刹那は≪零の人≫と呼ばれていた。ある日、膨大なスピリ
ームを秘めた精霊ルナと出会った。その日から、二人の世界は変わった。かつての友人達と出会い、敵対し、協力しあい、精霊学園の生徒の誰もが夢見る≪精闘祭≫での優勝。影で蠢く、もう一つの世界。今ここに≪零と佰≫、≪人と精霊≫の可能性を秘めたコンビが誕生する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 21:00:00
100504文字
会話率:57%
旅人組合で日雇い仕事に励む者、魔術式を研究する者、そしてただ町に生きる者。
異世界だろうと、人の営みは同じ。
人は精霊力を燃料に魔術式を介することで、様々な力を利用できるようになった。
便利な道具が生活に溶け込み時代は移り変わるも
、自然現象に脅かされることに変わりはない。
それらに関わったり翻弄されてしまいながらも、生をあがく人々の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-11 23:19:09
108466文字
会話率:16%
冴えない青年はある日特別な精霊力に目覚めた。偉い人達に目を付けられ旅人組合《ギルド》で依頼を受ける平穏な日々は終わり、辺境の町から逃げだすが金も技術もない。行く先々で肉体労働し、結局あまり変わらぬ生活を送るのだった。【一章】旅立ちまで。【二
章】魔物も魔法もない世界を怪しげな仲間達と歩くだけの旅。【三章】背に刻まれた王の魔術式が、力を得て疼き始めた理由。それは世界の危機へと対抗するための鍵だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-04 22:43:10
460470文字
会話率:22%
<2014年12月20日発売の『この「小説家になろう!」がアツイ!』にてご紹介いただきました>
精霊と契約を交わす事により強大な精霊術を行使する特殊能力者、精霊術士。そんな精霊術士を目指す少年、ヨウ・マサムラは、大陸中部の覇者として君臨す
る大国・アケノソラ帝国の精霊術士養成機関である帝国精霊術士学院を受験、一年の浪人の末にかろうじて入学を認められる。精霊術の源たる精霊力が決定的に不足していたが故に、他の科目の成績は極めて優秀であったにも関わらず入試では末席に甘んじるヨウ。
だがしかし、そんな彼には人とは違う類稀なる力があった。すでに人々の間から忘れ去られてしまった古の秘術――魔法。あまりに強大なその力を振るう彼の実力は、次第に周りの人々に認められていく。
異世界を舞台にした学園ファンタジー、ここに開幕。
*可能であれば縦書きで読む事をおすすめします。
Twitterはじめました。情報発信に使う程度ですが、よければどうぞ。 @yukarichinaba折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-10 18:00:00
399217文字
会話率:59%
私立松涛学園高校の歴史教師 對馬拓朗(つしま たくろう)は幼い頃から風と水の妖精と主に過ごし、強い精霊力を宿すようになっていた。
その拓朗は次々と女生徒と関係をもってしまうが、拓朗と関係した女生徒は拓朗の体液を自身の身体に受け入れることで高
い身体能力を持つようになる。
そして勉強でもスポーツでも能力を開花させていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-11 18:00:00
196549文字
会話率:37%
体一つで魔力を生み出し、破壊から癒しまであらゆる現象を巻き起こす「魔法」。それは全ての人間に宿る才ではない。
動力石に精霊力を封じあらゆる発明品の動力とした「科学」。それは全ての人間が平等に利用できるものである。
かつて、二つはおなじ「魔術
」として、競い合い、切磋琢磨してきた。だが、発明品を買わなければならない、発明品じたいが地味、そもそも発明品自体がしばらく登場しないなど、科学の低迷期に魔法界が動いた。
かねてから言われ続けてきた「戦争」による犠牲に対する、解決策を魔法で行うと宣言したのである。
それが魔法少女事務局《アイドルギルド》の魔法少女《アイドル》たちによる一人の死者も出さない戦争ーーーー
ーーー無血戦争《ホワイトウォー》だった。
これは魔力を持たない始原の科学者の末裔、ルナ・シュタインが科学者でありながら魔法少女事務局を新設し、魔法界を震撼させる出来事に巻き込まれていく物語。
あたしには魔法界のしがらみなんかかーんけいないんだから!ぜーんぶ、ぶっ壊す!
となるまではかなりかかりますが、ぜひお付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-23 16:55:48
63689文字
会話率:38%
ビクトル=ヒエルマンは炎耐性の先天性精霊力者である。聖騎士となる日を夢見ていたが、あえなく挫折。屈辱の日々を経て、ドラゴン迷宮へと辿り着いた。そこは意外にも、理想郷だった。冒険者たちの残り物を漁り、生活の糧に変える浮浪者同然の生活スタイル
だが、何不自由ない生活。「これで彼女でもできれば最高だな!」なんてことを思うビクトルの前に、運命を変える一団がやってきた────。
驚異的な戦闘力を発揮する少女を前にして、止まっていたビクトルの運命が今、動き始める。
※マルカデミーシリーズ第一弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-09 12:42:06
225564文字
会話率:34%
これは昔、部活で書いていた小説の書き直しです。
設定など、おかしいところもありますがご容赦を。
最終更新:2012-03-17 13:30:21
5981文字
会話率:48%
精霊力という不思議な力を持つ少年ハゼ。彼は父と兄の意志を受け継ぎ悪い国政を潰すべく今旅立つ。
最終更新:2009-01-25 23:59:46
3205文字
会話率:49%