「合衆国海軍ハ六〇〇〇〇トン級戦艦ノ建造ヲ計画セリ」
米国駐在武官からもたらされた一報は帝国海軍に激震をもたらす。
新型戦艦の質的アドバンテージを失ったと判断した帝国海軍上層部はその設計を大幅に変更することを決意。
六四〇〇〇トンで建造され
るはずだった「大和」は、しかしさらなる巨艦として誕生する。
だがしかし、米海軍の六〇〇〇〇トン級戦艦は誤報だったことが後に判明。
情報におけるミスが組織に致命的な結果をもたらすことを悟った帝国海軍はこれまでの態度を一変、貪欲に情報を収集・分析するようになる。
そして、その情報重視への転換は、帝国海軍の戦備ならびに戦術に大いなる変化をもたらす。(アルファポリスにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 05:10:00
89024文字
会話率:11%
太平洋戦争末期、沖縄近海で特攻機との交戦の中、米海軍駆逐艦のレーダーは、まれにみる特異な自然現象を捉えていた。
そしていくつもの反応が消え去っていく・・・八十年以上にわたって埋もれていたその記録は、放射物理学における重大な発見により、そ
の謎が解明されることになる。
当時消息を絶った特攻隊の一隊は、その革新的な応用技術により、まさに現代の、この世に突如として蘇ることになる。
当人たちにとって、時空の檻に閉じ込められていたことも、八十年以上の歳月の経過も、瞬時の出来事にすぎず、全くその認識がない。日米の激戦のさなかにあった旧日本海軍航空隊の出現に対し、現代の日米同盟軍は、共同作戦で彼らの保護を試みる。
一方でその作戦は、彼らの実用的価値を期待するものであった。
放射線の技術革新は、同時にあらゆる兵器の無力化を可能にした。電磁パルスの膜を張るオーロラ・シールド(A・S・S)と呼ばれる防御兵器を各国が導入したことで、世界の勢力図が様変わりしてしまう。
核兵器の抑止力まで失われた、不安定極まる世界の中で、仮想敵国は他国の侵攻を企てた。
旧日本海軍航空隊は、唯一、A・S・Sを突破し、敵に打撃を与えることができる、有力な戦力であることが明らかになる。
1945年の掬水作戦に参加した特攻隊は、海上自衛隊のDDH護衛艦「かが」の艦載機となり、ここに掬水航空艦隊が誕生する・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 12:00:00
66908文字
会話率:45%
MMORPG〈アースガルズ〉で最強クラスの重課金プレイヤー〈キウ・ユト・モツマ〉。
日常の暇つぶしを兼ねてゲームをプレイしていただけなのに、ある日神と名乗る老人に導かれて異世界へ転移した。
同時に、太平洋上で海上自衛隊および米海軍合
同の演習艦隊も異世界へと転移する。彼らは見知らぬ世界でどのようにして生きてゆくのか。
現代兵器と剣と魔法が入り混じる、複雑かつ壮大なストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 04:11:50
163200文字
会話率:37%
二人が辿り着いたのは、南海の孤島、はたまたジャングルの中の秘密基地?そこで出迎えたのは小型ロボット・ハナ。エレベーターで地下へ続く建物の中の一室へ案内され、そこで松岡の受けた密命、そして巡り合う仲間・・・。
物語は、アメリカ東海岸バージニア
州のノーフォーク港から始まる。厳戒態勢の中、新型兵器を積載されたコンテナが陸揚げされる。そして日米海軍協同で新型兵器の試運転が行われ、来る海戦へ備えることになるのだが……。
一方、中国の造船所に於いてキューピッチに建造される艦船が進水し、いよいよ海洋国家の面目躍如、アメリカ海軍と日本の自衛隊が待ち受ける海域へ進出。そこで繰り広げられる覇権争いの中、一発の魚雷が発射され・・・・・・。
「敵を一拍子で打つこと」と、念じる松岡に勝機はあるのか!?
―「トリトンの逆襲」【第2段】、海の中の闘いが始まります。
(「エブリスタ」同時掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 14:00:00
29184文字
会話率:44%
第二次世界大戦にてナチスドイツは春のバルバロッサそしてノルウェーを橋頭堡としたイギリス上陸により戦勝した。
欧州に置いて、フランス・イギリス・ソビエトと言った国家は破壊したのだ。
イタリアはドイツ降下猟兵がジブラルタルに降下することでイギリ
スはアフリカに武器や食料などといった備品の輸送が困難となりそこをイタリア軍が進行、スエズ運河を制圧した。
欧州が血に染まる中、アメリカは大日本帝国との大海戦にて困難を極めていた。
この世界では真珠湾攻撃にて石油タンクは全て破壊。米空母艦隊も撃破されていた。
日本の連続的戦勝にはアメリカは戸惑いを覚えた。
しかし、星条旗の下には世界1位の工業が広がっておりその力は大日本帝国の連勝を無意味とするものであった。
ハワイにて再建された米海軍と日本軍が硫黄島で衝突すると、結果は日本の辛勝。
1945年7月4日、日本軍の航空基地からドイツの戦略爆撃機が青空の広がる朝八時に飛来した。
ホノルルが強い光と熱に包まられた数分後、そこには腕足が硬直と黒く焦げた死体の衆に肘から腕の皮膚を垂れ下げた人々。そして喉の乾きを潤す為に焦げた死体の浮かぶ川の水を飲む子供が居た。
ハワイに存在した人々と米海軍基地が消滅した後、アメリカは無条件降伏した。
枢軸国が戦勝したのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 10:38:31
3894文字
会話率:54%
ドイツは領土獲得のため、ポーランドへ侵攻。戦車部隊の活躍で勝利し、続いてフランスも占領。しかしイギリスへの攻撃は失敗し、ソ連へと矛先を転ずる。また、日本も参戦し、戦火が拡大。世界大戦へと発展。イギリスはアメリカ、ソ連と手を連合を結成して日独
と対立。英米はフランスを取り戻し、ソ連とともにドイツを東西から攻撃、ベルリンを陥落させる。太平洋でも米海軍が日本に勝利。輸入路を断たれた日本は降伏する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 10:06:08
15465文字
会話率:1%
1943年、太平洋戦争の戦局は米国に傾きつつあった。前年、1942年の6月には北太平洋で起こったミッドウェー海戦で日本海軍は大敗。さらにその直後、8月に始まったガダルカナル島の戦いでは、陸海軍ともに米軍と激しい消耗戦を繰り広げ、翌1943年
の2月に終結するまでに多くの戦死者をだすことになり、日本軍は一気に弱体化した。
勢いに乗った米海軍は遂に日本の内懐である日本海における通商破壊作戦を発令する。任命されたのは新鋭潜水艦「ワフー」とその乗組員を率いる米海軍最強の潜水艦乗り、ダドリー・W・モートン中佐であった…! (注:日本軍TUEEE!のIF戦記ではありません。史実をもとにした歴史小説です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-16 17:18:30
8003文字
会話率:40%
丑年にちなんで、新年一発目は『ブリュースターF2Aバッファロー(野牛)』のお話をお送りします。
史実では、なぜかフィンランドで活躍したF2Aですが
本作ではグラマンXF4Fに負けて米海軍に不採用となり、なぜか日本に売られてしまいます。
二話完結+Wiki風解説の構成です。挿絵もありますので、そちらも合わせてお楽しみください。
本作は、山口多門氏の主催する「架空戦記創作大会2021冬」の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 00:00:00
16228文字
会話率:33%
米海軍の潜水艦部隊は、太平洋を闊歩する日本の船舶及び軍艦への攻撃を命じられた。
ヨセフ・ベイカー艦長の指揮する潜水艦は、日本本土に近い東アジア海域への出撃を命じられたのであった。そして、そのために新鋭の|Mk.14《マークフォーティーン
》魚雷を搭載することとなった。その魚雷は一九四二年に開発され、従来のものとはことなり近接信管という最新の装置を備えていた。
しかし、その魚雷は狙いを外すか、不発ばかりだった。魚雷は不良品か? それとも何かの陰謀か? 敵駆逐艦の爆雷、成功しない商船への攻撃……彼らは無事帰還できるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-03 10:00:00
9721文字
会話率:53%
第二次世界大戦は、枢軸同盟の勝利で終わった。
ドイツの矢継ぎ早の攻勢と日本の早期参戦により、イギリスは降伏を選び、ソビエト連邦は滅亡した。
そして戦争で一人蚊帳の外だったアメリカは、世界から孤立した。
二度目の大戦後、世界は平穏を取り戻した
かに見えたが、「バスに乗り遅れた」アメリカはなんとか巻き返しを図りたかった。
そしてアメリカは、より与し易い相手として日本を選び、日本も真正面から対抗。
ここに日米海軍の決戦の舞台が整えられていく。
(なお、私どもが随分前に作成した同人誌として発表した作品の転載になります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 21:02:55
150101文字
会話率:20%
ミッドウェー海戦で空母を失うこと無く、米海軍の空母を全て沈めるという大勝利を収めた帝国海軍。
しかし、米軍も負けてばかりはいられない。昭和18年、新たなミッドウェー海戦が始まろうとしていた……。
山口多聞さん主催の架空戦記創作大会2020
春、お題3での参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 16:09:52
6637文字
会話率:36%
18世紀から始まったとされる、男子出生率の低下によって女性が世界を運営する時代――――
20世紀初頭に発生した大災厄により国力の低下したアメリカ合衆国からハワイ準州が独立し、ハワイ王国が誕生した。
太平洋の牙城を失わない為に艦隊を繰り出
す米海軍であったが、同盟関係にある大日本帝国連合艦隊がそれに立ち向かう。
連合艦隊が米大西洋艦隊に勝利した結果、ハワイ王国の独立は盤石なものとなったが、日米間は以後互いを仮想敵として、軍備整備に着手する。
男性の減少に伴う弊害は、女性同士による男性の些細な奪い合いから、紛争、戦争へと発展するに至った。
逆に男性の不足に伴う労働力を代替する手段として動力機関の改良や、それに伴う大規模な産業構造の機械化が始まった。
後に「第2次ルネッサンス」と呼ばれるこの時代の転換点は、人々の生活を便利なものとしたが、軍の機械化も進み、一度戦争が勃発すれば、それは大量破壊による「大戦」へと様相を変え
ていった。
そして幾度かの戦争を経て、世界は再び「大戦」へと向かうことになる・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-18 02:21:28
107861文字
会話率:40%
帝都を爆撃された大日本帝国。爆撃機はマリアナから来襲したことが判明し、大日本帝国海軍機動連合艦隊の第一連合機動艦隊がマリアナ攻略に抜錨。立ちはだかる米海軍機動部隊。マリアナの制海権を握るのはどちらなのか。
最終更新:2019-01-21 23:00:00
2162文字
会話率:0%
沖縄南方海域で日米海軍合同演習で集結していた日米合同艦隊は突如現れた人型高軌道兵器『ロメルス』に襲撃されて全滅してしまう。
その戦いの後、大阪上空に巨大浮遊要塞『長門』が出現した。
首謀者である新高山博士はクーデターを宣言するなり、日
本政府に対し、大阪を首都とする事とプロ野球の試合を国技とする事を要求する。
日本政府はその返答として日米合同軍を鎮圧のために向かわせるが、全滅させられてしまう。
半分以上の軍隊を失った日本政府は、古来より日本を影から守ってきた者達の出動を要請した。
彼らの名は虚ろの民。
その者達の中から二人の少女・九鬼鳳香、涼城真希が選抜され、クーデター鎮圧のために派遣されることとなった。二人は自らを魔法少女と呼び、戦いへと赴くのであった……。
※第12回 スニーカー大賞 一次通過作を改題・加筆修正して公開折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-22 08:49:14
90250文字
会話率:43%
帝国海軍でなんとか稼働状態で残った空母「葛城」とグラマン戦闘機にまつわる話です。
「葛城」は米海軍の協力のもと、超音速艦上戦闘機まで運用可能なまで改修されていきます。
少し排水量は小さな彼女ではありますが、地道な改修を繰り返して、無理な大
型機の搭載などなければ、同年輩のミッドウエィなんかと同じくらいの年数は使えるはずです。ミッドウエィも日本で整備されたからあそこまで持たせられたとも言われてますし。
登場人物とかは特になく、なんせ一隻の空母に纏わる40年にわたる話ですから、あえて人物描写は省いてます。
このあたり後日、場面ごと外伝のような形にしたいと思う次第。
(補足)
なんだかかんだと書いてるうちに「かつらぎ」もリタイヤとなり、災害時に備えた予備艦になるってとこまで書き進めました。
そして6月9日に「大阪北部地震」が発生して「かつらぎ」出動の項目をスタートして、18日に「大阪北部地震」を現実に迎えました(>_<)。
暫し、現実の大阪北部地震について述べていましたが、落ち着いたところで、再度、小説再開しましたが、今度は西日本豪雨!
私の周りは被害がありませんでしたが、改めて水害の脅威を目の当たりにしたことから、今度は水害をテーマにしたシミュレーションも追加することに。
なんせ職場のほとんどの職員が30代くらいで阪神大震災も、伊丹豪雨も子供の頃で知らない、わからない人が多いのに危機感を持ったから。
「かつらぎ」については改装のようすなど執筆中ですのでお楽しみに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-25 00:10:01
126118文字
会話率:4%
ハンプトン・ローズ海戦。初の装甲艦同士の決戦とされる当日、南軍の小さな、しかし恐ろしい毒針を備えた〝蜂〟が参戦しようとしていた。
これは米海軍史上、「ワスプ」の名を冠した六代目小艇の戦闘記録である。
『架空戦記創作大会2018秋』参加作品
。例題1と2の複合(でも、2の「架空の小銃」はオマケっぽい)です。同時にハーメルンにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-16 12:12:43
10327文字
会話率:36%
ある日、幻想に引き込まれた軍人達がいた この話は世界各国の軍事組織に属する者たちが幻想入りする話です。
この小説は東方projectの二次創作です苦手な人は見るのをおすすめはしませんあとオリジナル設定もありますのでよろしくお願いします
最後にこの作品はフィクションです、作中に出てくる人物、組織は関係ありません
それと、この小説は2代目です、最初の方を見てくださった人は引き続きこの作品もお楽しみください
※最初の数ページは設定やらなのでそれが、苦手な方や興味がない方は第1話から読み始めて下さい
この小説はアメリカ海兵隊さんの東方projectに米海軍と米海兵隊とロシア海軍とロシア陸軍が幻想入りを参考及びリスペクトしています、ストーリー構成、人物名などといったことあります、もしかしたら、変更する場合がございます、それが苦手な方は見ることをおすすめしません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-18 11:51:52
238100文字
会話率:65%
20XX/〇/〇X 中国が尖閣諸島に艦隊を派遣 これに対し米政府は海軍と海兵隊を沖縄に派遣し中国を牽制しようとするすることを決定した
そして派遣された米海軍と米海兵隊は途中空母とAC130の部隊と合流する しかし突如現れた霧に艦隊が包まれて
霧が晴れたらそこは…
2015/4/6にタイトルを変更しました
この話は兵士達(米軍、ロシア軍)が幻想入りする話です
これは東方projectの二次創作です
また独自設定でやってます
この作品はフィクションで実在する人、組織、軍は関係ありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-13 00:00:00
63637文字
会話率:96%
日本の二回目の東京オリンピックから一年後。
中国と北朝鮮がいつ暴発してもおかしくない中
主人公「神谷純」が乗る海上自衛隊の護衛艦あさひは米海軍と合同訓練を終了し、母港の横須賀へ帰港しようとしていた。そんな中、護衛艦あさひに衝撃的な情報が伝え
られた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-21 18:00:00
1431文字
会話率:37%
二0XX年、政権与党の民自党が、日本国憲法九条改正を国民へ向けて叫ぶ中、横須賀の第七艦隊米海軍基地が、国籍不明の武装集団からテロ攻撃を受けるという、未曾有の事態が国内で突如発生した。深夜未明に侵入した武装集団は、海軍基地施設内に壊滅的なダ
メ―ジを与えた後、横須賀市街地へと標的を移した。これにより自衛隊は個別的自衛権によってようやく事態収拾へ動き出せたのだっただが、街中へ散った武装集団は至る所で対峙した自衛隊員諸共に自爆テロを計り、横須賀の街を焦土とさせてしまった。後にヨコスカ・ショックと名付けられた未曾有のテロ事件の発生により、これまで改憲反対だった国民意識は軒並み改憲へと振れ出した。更に、死刑囚を恩赦で自衛官に仕立てる特任自衛隊法が、九条改正と伴に施行された。
ヨコスカ・ショックの二年後、軍需企業として名高い菱井重工業CEO、菱井佐奈江の姿が練馬区のあるマンションにあった。彼女の父、健三郎が数日前にアフガニスタンでの視察最中にテロリストに惨殺され、その首謀者を見つけ出す協力をある男へ依頼する為だった。探偵業を営む片山浩というその男は、過去に天才ハッカ―として名を馳せた人物だった。片山と助手の娘、ミカ・ベネットが顧客から依頼されている案件協力を佐奈江が出来るという条件で、片山は調査の為のマルウェアを作成すると約束した。
片山の案件は、スキ―事故で意識不明となったあるプロスポ―ツ選手の実態調査だった。脳死状態なら契約不履行としたかったスポンサ―からの依頼だったが、マネ―ジャ―は吉澤幸雄という闇社会の男で、匿われた世田谷の大邸宅内は雑木林に阻まれ、無頼漢が犇めいて調査は困難だった。佐奈江はそんな二人に開発中だった91式夜間偵察用強襲強化ア―マ―「ナイトバ―ド」を提供する。ナイトバ―ドを装着したミカは邸内へ忍び込み、無頼漢達を駆逐した後に昏睡したアスリ―トを確認した。
約束通りに作成したマルウェアで片山は、佐奈江が疑っていた米情報機関施設をハッキングし、大量の情報を引き出した。驚いた事にその中には、吉澤の追跡調査報告が何故か大量に含まれていたのだった。更にファイルには、アフガニスタンでのテロも、その施設の主であり、情報機関が組織した「ISMO(諜報特別任務機関」の仕業だという証拠もはっきりと残されていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-12 21:36:57
149248文字
会話率:46%