ヴォルヘルム王国の王太子であるジルクハルト・ヴォルヘルムと婚約していたレティシア・ヴィクトリウス侯爵令嬢は、実の両親を事故で亡くしてから子爵位だった親戚が侯爵位を継いだことで虐げられていた。
身の危険を感じたレティシアは弟のセシルを連れて
邸から逃げ出し平民として暮らすことを決意する。
男装して男として生活して騎士となり王都警護班に配属されたのも束の間、訳あって王太子(多分まだ婚約者)の専属護衛をすることに!?
義家族と婚約者である王太子から逃げて平民として暮らしたいレティシア(男性名レオン)と、婚約者を救い出して愛し抜きたいジルクハルトの攻防
■2020.11.05 完結 全57話
■小話更新中
■番外編はジルクハルトとセシル、ジェイド側のお話を更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 17:11:43
219547文字
会話率:35%
勘当されて五年、売れる春画で食いつなぐ少女──雅号方月は吉原遊郭の中見世に居候していた。
彼女は今日も今日とて筆を手にするが、その日はなぜか花魁道中に耳を傾けていた。道中するのは大見世玉屋の高級女郎、秋津花魁である。しかし、どうやら秋津は
陰間上がりの男色専用遊女、つまるところその美人は男だという。方月は女にはない野性的な麗しさに「描きたい」感情がつのるのだった。
歪んだ常識の中で育てられた男女の運命が交差する。
浮世絵で引き寄せられた二人が『普通』を手にするまでの話。
※作品はフィクションです。
※当方日本史に疎く、時代考証は完璧ではありません。江戸花街のような場所を舞台としたファンタジーとしてお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 08:00:00
2835文字
会話率:35%
――皇帝暗殺
それが由羅に課せられた任務だ。
闇の仕事を請け負う一族の人間である由羅《ユラ》はテフェビア王国の王子ヴァルティアから死の呪いを受けてしまう。
その呪いを解く方法はただ一つ。乾泰国皇帝を暗殺することだった。
由羅は皇帝の寝所
に忍び込み、その命を狙うが、逆に捕らえられてしまう。
死を覚悟した由羅に、皇帝である紫釉《シウ》が一つの提案をしてくる。
「お飾りでいい。俺の妃になってほしい」
紫釉は義母の紅蘆《コウロ》に命を狙われており、紅蘆の陰謀によって妃候補が次々と怪死している。そして妃を娶らない紫釉には男色疑惑まで出てしまい困っているらしい。
交換条件は由羅を見逃すこと。期限は妃候補の怪死事件が解決されるまで。
命の惜しい由羅はこれを引き受けることにして、お飾り妃から一刻も早く解放されるために自ら事件解決に乗り出すことに。
だが何故か由羅に対する紫釉の態度が甘い!?
果たして由羅は事件を解決し、無事後宮から出ることができるのか…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 14:10:00
110878文字
会話率:42%
羊獣人の伯爵令嬢リーゼル18歳には、双子の兄がいた。
その兄が突如、行方不明に。
リーゼルはやむを得ず兄のふりをして、皇宮の官吏となる。
叙任式をきっかけに、リーゼルは皇帝陛下の目にとまり、彼の侍従となるが。
皇帝ディートリヒは、リーゼルに
対する重大な悩みを抱えているようで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 13:10:57
83062文字
会話率:40%
「悪いが女性の扱いが苦手でな、興味もあまりない。君を愛することとはないが政略結婚の勤めだけは果たそう」隣国から嫁いだばかりのエーレンガントは、初夜で嫁ぎ先の国王陛下ヴィルヘルムに突然そう告げられる。
確かにヴィルヘルムは結婚式の時から淡泊
で、パーティでも臣下との付き合いばかりに気を取られていた。男色なのかと思いきや単純に女が苦手らしい。
「よかったです。私の胸はしっかり釘付けになっていらっしゃいましたので、一応女の肉体には興味はおありなんだろうなとは思っていましたが」
「見ていない」
「妻なので別に見放題ですよ」
「出すな、しまえ、今は話をしたいのだろう」
おやおや、冷たかった陛下の顔がどんどん赤く。
最終的には冷たくしてごめんねを言わされる、陛下陥落の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 12:17:13
6227文字
会話率:71%
子どもの頃に父から性的な悪戯を受けたアニエスは、男性恐怖症に陥った。
学園を卒業後修道院へ入る筈が、母の再婚相手の都合で、ある侯爵家へ嫁ぐことに。
数年間だけの白い結婚でいいという条件だったため渋々受け入れた。
美貌の侯爵令息であるゾーイは女性嫌いで、男色の噂があったがそれは事実だった。
女性は愛せないと言ったゾーイに嫁ぐ日、ゾーイの同性の恋人シェリがそこにいた。
アニエスは夫と愛人シェリの三人での結婚生活がはじまるが······。
アニエスが自分の過去の闇から脱し、自分という存在を前向きに愛することができるようになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 01:07:21
28328文字
会話率:30%
伯爵令嬢のセシリアと王太子のルシアンは幼少期からの許嫁。
ふたりは仲睦まじく、セシリアが17歳になった春、皆に祝福されながら婚儀を済ませたが、緊張しながら迎えた初夜では何も起こらなかった。
その夜はルシアンが疲れているのかと考えていたが、翌
日以降も何も起こらない。
男女のあれこれには疎いセシリアでも、次第にルシアンとの夫婦生活に違和感を持ち始める。
そこで、そもそもセシリアどころか女性に興味がなく、実は男色家なのではいかと彼女は夫を訝り、自身がお飾りの妻である可能性に突き当たる。
そんなセシリアの疑念の裏で、ルシアンは王座を継ぐ者として課せられた試練によって、彼女を愛おしく思いながらも触れることが許されず、精神を疲弊させていた。
※pixiv、カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 00:02:33
10606文字
会話率:36%
1582年、当時の日本を揺るがす大事件が京の都にて起こった。
信長の家臣・明智光秀が謀反を起こし、信長を倒したいわゆる「本能寺の変」である。
だがそこには、秘められたもう一つの物語があった……とか無かったとか……いや、ねーわ!!
変
を恋と読み間違えて閃いたしょーも無いコメディです。ご笑納くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 18:25:33
5981文字
会話率:57%
元禄十五年の十二月。江戸の町に雪が降る日。
赤穂浪士の一人である磯貝十郎左衛門のもとへ、同志の堀部安兵衛が訪ねてくる。
吉良邸へ討ち入る運命の日は、間近に迫っている。酒を酌みかわしつつ、二人は何を語るのか……?
※『ノベルアップ+』
様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 23:48:27
8021文字
会話率:35%
妙齢な女性だった定子は病院で意識を失ったら屋根裏部屋にいた。
どうやら、自殺をした伯爵令嬢アーデルに転生をしたらしい。
日記と痩せた体から、虐待を受けていると分かったが、好きなように生きる。
やがて、変人公爵の元に嫁げと言われ、初夜の日
に「お前を愛する事はない」と宣言されてしまう・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 22:01:45
2093文字
会話率:53%
二人で一つだと思っていた。
生まれた時からの婚約者であった二人は常に一緒であったが十五歳になり其々違う学校に行く事になった。それから五年、ようやく大学校を卒業したマードックが帰って来る、懐かしさを胸にセレーニアはロリス伯爵家へと向かう。だ
が屋敷に着いて直ぐ
「お互いの為に婚約破棄をして欲しい」
彼にそう言われたのだ。
理由は…
彼が男色になってしまったからだ。
「実に面白いじゃないか」
そう言い放つセレーニア。
「貴方が本当に必要とするのは私と彼どちらなのか…」
彼女が提案したのはロリス伯爵家まで着いて来たマードックの恋人のアルバードと対決する申し出だった。
大森林での脅威の魔獣との激戦を経て最後、二人で一つだと願い続けたセレーニアの達の結末は…
⚠︎戦闘シーンに架空の銃刀による暴力表現有り・触手表現が苦手な方はご注意お願いします(エロくはありません)
完結済全5話 毎日1話投稿
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 10:10:00
30854文字
会話率:57%
野獣令嬢ゴリエンティーヌは現役騎士すら退ける筋肉ダルマである。故に男色家と誤解されるのが嫌な公爵家のアーサーから突然の婚約解消の申し出をされる。婚約解消上等!だが、それを狙っていたかのように、美貌の辺境伯令息が求婚を始め、思いを寄せていた周
囲の令嬢は阿鼻叫喚。婚約上等!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 19:00:00
6710文字
会話率:24%
「極めて純粋な意味で、僕は自分に合わない女性を欲してはいない」
初めての顔合わせで、子爵令嬢クリスチーネ・ゴダードは天才で英雄であるガラク・マギスにこう言われた。断りとも思える文句であったが、クリスチーネはピンと来た。何故ならこのセリフは、
クリスチーネの書いた小説の中の登場するものだったから。苦悩するガラクの心情を理解したクリスチーネは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 07:39:09
4689文字
会話率:39%
この作品は別サイトの企画により募った、複数の作家様が創作したキャラクターを起用して執筆した作品です。
ジャンル、演劇コメディ。
大学を中退し演劇の道を志す十九歳、青井・春(しゅん)は小劇団【希望の船】のオーディションに合格し、役者の卵の
道を歩み始めた。
しかし劇団の座長、鬼高地による、とんでも演技指導に心がくじけそうになる。
劇団員へ「ウジ虫ども」「ゴミ」「業界で干す」などの暴言。
女性に「君、処女?」などのセクハラ。
美少年の男色も当たり前。
そんな役者の卵を他所に、座長にはある目論みがあった。
それは新人の劇団員を利用して、東京都から支援される助成金を獲得すること。
座長・鬼高知は夢を追う劇団員達へ平然と公言した。
「俺たちは金の為に演劇をする」
青井・春は夢と現実、金と理想の中で役者としてもがいていく。
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 12:39:59
16152文字
会話率:50%
かつて、宮中に傾国の美男がいた。
銀髪碧眼の異相に、人間離れした美貌を持つ男は、後宮一千余人の寵姫を抑えて帝の愛を独占した。
だがやがて彼は、一児を遺して世を去る。
年月は流れ、寵童の遺児は父生き写しの美青年に育った。
「宰相を討て」の密
命を受けた彼は、師友たる軍師と共に兵を挙げる。
やがて集い来る多くの者たち。
幼い笑顔に強大な力を秘めた旅の道士。彼を長く見守り続けた父代わりの名士――
多くの想いは絡み合いつつ、都の騒乱に巻き込まれていく。
三国志風背景世界+五行+神仙幻獣+美形主人公の、ブロマンス中華ファンタジー!
全5章27話、最後まで書き上がっております。完結保証。
※男色系要素が一部あるので「ボーイズラブ」にチェックを入れていますが、メインの関係性はあくまでブロマンスです。
※カクヨムにて別題「天翔翼臣伝 白の貴公子は比翼の友と天を翔ける」で掲載しております。本文内容は同一です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 12:11:07
87121文字
会話率:38%
婚約者を妹に奪われた可哀想な姉……という評価が徐々に変化し「性格が悪いから婚約者に捨てられた」「身体で繋ぎとめようとしそこねた」などと根も葉もない悪評を立てられた美しい伯爵令嬢ルネ。まあそれでもいっかとお一人様人生を楽しみにしていた矢先、何
故か若き公爵様に求婚されあれやこれやと結婚することになった。
だが結婚式まで一度も会うことがない。その上「公爵様には愛し合う側近がいる」という話も耳にしたルネは――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 21:15:44
3573文字
会話率:39%
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ジュリアンパブリッシング・フェアリーキス様より書籍化致しました!
第一巻(結婚編):2018年04月
第二巻(新婚旅行編):2018年11月
皆様の応援が更新等の励みになります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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“訳あり”になってしまい、他に嫁ぎ先が見つからないティアナは、同じく“訳あり”のヴァレッド・ドミニエル公爵に嫁ぐこととなる。
その彼は、女嫌いの男色家と噂の男で…。
「私、こう見えても衆道には理解がありますの! ヴァレッド様の恋を全力で応援しますわ!」
前向き思考の楽天家少女と、女嫌い男のラブコメディです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 20:00:00
325117文字
会話率:58%
LGBT理解増進法に盛り込まれたLGBT教育の何が問題なのか?
最終更新:2024-01-08 04:21:13
836文字
会話率:0%
爾弥仁王国の中堅官僚に生まれた次男の俺。
しかし、絶世の美貌と優れた能力と権力欲を持つ母のもと、才色兼備の兄が異例の出世を遂げ、それにつられて俺も出世街道を歩み、妹達も大貴族に嫁ぐなど我が家は繁栄する。
しかし母の死とともに暗転し、その繁栄
の裏にあったものが明らかになる。
その時、俺がとった行動は…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 22:46:51
23327文字
会話率:16%
主人公「モル」は北の辺境で農家を統べる子爵家の令嬢。
農家で重宝される水の魔法も土の魔法を使うことは出来ない無能な令嬢だった。
毎日を怠惰に過ごしていたモルの元に王都から一人の男が現れる。
「王位争いが済んだ済んだばかりだと言うの
に王がとんでもない爆弾を持っていたのです」
王は男色家だったのだ。
「モル様あなたの魅了の目で王妃になりませんか」
モルは魔法を使うことは出来なかったが、モルには強い魔力を持った瞳がある。
その瞳を見た者は絶対にモルの事を好きになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 18:00:00
4150文字
会話率:35%