北欧ノルウェー。北極圏に近い古城に収監された男達。
魔女とされた妻たちは皆消えた。
この地を統治するヘルゲ男爵の夫人ドロテアは無類の男好き。
魔女狩りを理由に好みの美男を、この城に集めた。
城は世継ぎの出来ない男達だけの社会とな
った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 14:42:48
1602056文字
会話率:74%
会計院庶民課納税係で働いていたコレット・レイビィは、ある日出向を言い渡される。男社会のなかで煙たがられようとも頑張り続けたコレットだったが、ついに左遷かと覚悟を決めて向かった先は何故か王城の、王子殿下の執務室。どうやら会計院庶民納税局顧問の
親族を助けた縁で、王子殿下の私財管理を任命されることになったのだ。だがコレットはできれば断りたい。何故なら彼女には、誰にも言えない秘密がある。それはコレットがかつてノーランド伯爵令嬢だったこと。母は物心つく前に病死し、実の父親も事故で失い10歳にして義母に家を乗っ取られた。それどころかある事件に関わり王家への謀反を疑われ、伯爵家は爵位返上となり一族離散。幼いコレットは伯爵家で働いていた元家令の病死した娘に成り代わり、平民コレット・レイビィとなって生き延びていた。そんな下町で逞しく育ったコレットの新たな勤務先が、まさかの王宮。しかも上司が、生家没落事件と関わりのある王子様。垂涎ものの高額給金か、無職を選べと迫られれば、コレットはやるしかないと腹をくくるのだが……地位も財産も放棄したとはいえ、王家を欺いてちゃっかり生きていることがバレたら後がない。ならば全力でシラを切り通すまで!
執念のこじらせ王子と逞しい元令嬢の、勘違いが元凶のすれ違いラブ、の予定。カクヨムでも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 06:00:00
518402文字
会話率:45%
前世の私は昭和生まれのアラフォー突入の冴えないOL。
ぶ厚い眼鏡にビシッと決めたパンツスーツに身を包み、まだ男社会の厳しい時代から、会社の中で必死で戦ってきた、いわゆる社畜人間と呼ばれる人間なのだが、ある日信号無視のトラックにひかれて、
あっけなく命を落とした。
そして気付けば私は、異世界に転生してしまった。
今世の私の名前は、《フィオナ=カルディアリアム》。前カルディアリアム伯爵の一人娘であり、今は夫である《ローレイ》が、カルディアリアム伯爵の座を継いでいて、いわゆる、伯爵夫人だ。
なのに、そんな私は夫に冷遇されていて、浮気相手を家に連れ込み、この家の女夫人である私に対してふざけた真似ばっかりしている。
領主としても滅茶苦茶に好き勝手している旦那様。
うん、こんな旦那、いらないな。
言っておくけど、以前までの私とは違って、今の私は、やられっぱなしのか弱いお嬢様じゃないの。
私に舐めた真似をしてきたこと、死ぬほど後悔させてやるから、覚悟してね。
男社会を必死で生き抜いてきた独身アラフォーのバリキャリ女を舐めんなよ。
不定期更新。
誤字脱字報告いつも感謝しています。ありがとうございます。
この作品は私の考えた世界の話です。魔法あります。設定ゆるゆるです。よろしくお願いします。
アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 17:28:02
93805文字
会話率:58%
中学2年生、白鳥雪姫(しらとり・ゆき)。
将棋連盟100年余りの歴史の中で僅か数名しか存在しない中学生プロ棋士にして、女性初のプロ棋士。
幼馴染にして同じく中学生プロ棋士として同時期にデビューする黒羽歩(くろば・あゆむ)、奨励会で切磋琢磨し
てきた塩見楽(しおみ・らく)などと共に、彼女は圧倒的な男社会である将棋界のトップを目指して突き進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 22:00:00
100280文字
会話率:46%
新沼奈月と森田楓は名古屋市在住のエージェント。ひとり娘の柚子とみやびもエージェントの道を選んだ。2組の美人母娘は魔法戦士として異世界へ参戦するよう誘われてきたが、男社会の抜けきらない国とは関わりたくなかった。それ以前にこの日本が誰よりもイヤ
すぎたのだ。でもカルーン公国は違った。数少ないマルス制度を採用し、いち早く彼らの女装化を推進していく。トップが女性なのも極めて異色。奈月と柚子は[シオン]。楓とみやびは[ニンフォ]というコンビ名を与えられた。奈月たちは満を持して異世界へ参戦し、マルスと呼ばれる少年兵士と対戦した。2組の美人母娘は彼らの手で女として磨き抜かれ、奈月たちは戸惑いながらも成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 22:27:30
100007文字
会話率:0%
41歳を迎えた独身女が、ある日、見知らぬ世界に転移した。
そこはシミュレーションゲームのような「世界」、愛されヒロインの恋愛が主軸のストーリーの中で、
14歳の少女は、ストーリを盛り上げるための端役だった。
誰にも愛されない少女。
不幸を詰
め込んだような過酷な運命の中で生きた少女の未来を背負い、少女の感情を記憶する体に翻弄されながら、
41年間で培ったスキルを武器に、新たな未来を切り開いていく。
やられるままでは終わらない。
男社会で出世してきた独身女の意地と根性を侮るな。
メインストリーなんてくそくらえ。
仕えるものを遠慮なく利用して、14歳から始まる41歳の快進撃。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 00:16:31
151044文字
会話率:26%
貴族学院の回廊で、王太子のフォーアン殿下から婚約破棄を告げられたクラリス。その理由は、クラリスが我が国において初の女性文官として仕事に邁進し、婚約者としての立場を蔑ろにしているから、らしい。
「夫となる俺を立てず、いつも上からものを言う態
度も気に喰わぬ」
「仕方がありませんわぁ殿下。お姉さまは子どものころから、ああいう性格なのですものぉ」
殿下は、クラリスの妹アイラを隣に配し、婚約者を変更すると宣言。
事態を収拾すべく動いたのは、クラリスに同行していた、職場の上司にして王弟のローウェル。
彼は、貴族階級の婚姻・出生管理を取りまとめる部署の室長だった。
夫が複数の女性を家に置くことが黙認されている王国で、妻の定義について考えるおはなし。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 20:25:46
15766文字
会話率:41%
私は 公 爵 令 嬢 ですのに!
平民聖女のせいで、男性4人から寄ってたかって断罪される羽目に!
おかげで王子との婚約は破棄! 学園と社交界からは追放!
……そんな事態を、子どもの勝手で引き起こせば大問題なわけですが。
この騒ぎで
、男の彼らはお咎めなし。
身を落とすことになったのは、私リンディと。
彼らが懸想していた、聖女カナリアだけ。
……許せない。
私はいい。けれど、寄る辺のない彼女を手放したことが許せない。
都合の良いように利用して! こんなことが許されるはずがないでしょう!!
許される? ええそうね。フレイム王国は男社会。
彼らの言うことが証拠もなしに採用される。
ならば。
その基盤ごと、覆して差し上げましょう。
※本編は令嬢リンディがブチ切れ金剛し、聖女をマイフェアレディした後のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 12:06:26
5457文字
会話率:28%
【シリーズ第四段】【一話完結型】
私はいつも傍観者だった。今こそ勇気を出して、自分の人生を楽しむ時!「私と、デートしませんか?」
国の流れに翻弄されながら、自分の人生を掴み取る、オールバックの、かっこいい女性の物語。
最終更新:2024-02-17 02:23:18
10234文字
会話率:12%
中小のリフォーム会社に勤める、社会人3年目の道永冬季。
圧倒的男社会の会社で仕事に食らいつけているのは、
人気アイドルグループ<スウィートリチア>の桐島ゆきを糧に
日々推し活に精進しているからだった。
ある日の12月、仕事終わり。趣味のカメ
ラを持ってふらっと出ると、
イルミネーションの木々と美しい人影。
冬季はついカメラを手に取り、シャッターを切った。
「あの...写真、撮られてました?」
美しい写真に気を取られる冬季に声をかけたのは、
スウィートリチアのメンバーだった___。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 21:27:55
11042文字
会話率:28%
私、小鳥遊由紀美(たかなしゆきみ)、27歳。
某IT企業に勤める課長。いわゆる中間管理職。
男社会が根強い会社からクビにされ、異世界へ転生することに。
転生後は、公爵家の令嬢メリア・アルストールとして生まれる。
前世で習得したスキルが、
異世界でも継承されていた。
メリアは、能力と成長率が10倍になり気づいたら、とんでも少女に成長していた。
メリアは異世界ライフ満喫のため、目立たないための努力が全てにおいて自分を最強にしてしまう。
幼少期から王国の王女セシルと親友となり、萌苦しむこともしばしば……。
7歳になり貴族学校に入学すると、メリアの無自覚の暴走が止まらなくなる。
将来有望な可愛い美少女を取り込んで、友人をそれぞれの分野で最強少女に育成していく。
貴族学校卒業後、サイネリア王国は崩壊の危機におちいり、メリアの父は暗殺未遂で昏睡状態にされてしまう。
父に代わり、メリアは迫り来る悪意から友人たちの力を借りて王国を再建していく。
聖属性の魔法を使えるメリアは、聖女様と言われるようになる。
メリアは賢者の書物で聖属性魔法の研究をして父を目覚めさせようとする。
王国再建後も、メリアの勢いはとどまることはなかった……。
※カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 17:46:05
73299文字
会話率:37%
遠い昔、遊牧民が興した国『キシュベル王国』。
騎馬国として名高いこの国の馬牧場で働くアリシアは、馬の買い付けにやって来た紫紺の騎士の称号を持つ、第6王子のフェルディナンドを案内することに。
一目惚れをしたアリシアの「子
種を頂けませんか」と言うお願いに、交換条件としてフェルディナンドは自分専属の厩番として働く事を要求してきた。
条件をのみ王宮軍部の厩番として働くことになったアリシアは、完全男社会の中で女厩番として徐々に周囲からの信頼を得ていき……
『女たらしの王子様』× 『ツンデレ女厩番』のラブ&サクセスストーリー
※厩番→うまやばん、と読みます。馬の世話をする人のこと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 07:15:18
151989文字
会話率:45%
かつての日本は男社会と表現されていたようにどの産業、どの業種、どの仕事においても常に男性がリードし、国を引っ張っていた。しかし、数十年前に日本の研究者が地球を取り巻く新エネルギー『マナ』の存在を発見し、日本は独自にマナの研究を進め、やがて
マナに直接作用を及ぼすことのできる少女たちがいることを突き止める。時の政府は力を持った少女――魔法少女の発掘と育成にも力を入れるようになり、魔法少女の能力開発を推進した。
すでに日本の国防、治安維持、消防、医療の四分野は魔法少女と切っても切れない関係にある。その他の分野に関しても退役した元魔法少女たちが主要な役職を占め、彼女たちの強烈なリーダーシップで全てが動いている。もはや男社会という言葉はこの国のどこにも存在しない。今やこの国を引っ張っているのは紛れもなく日本全国にいる現役の魔法少女たちと、過去に魔法少女であった者たちなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 08:00:00
68558文字
会話率:50%
17歳の新人ジョッキーがデビュー戦を戦う。1ターンのレース。ミス1つですべてが台無しになる厳しいレースで黒谷雅美(くろたにまさみ)はどう乗ることが出来るのか。女性騎手がまだ珍しい時代のはなし。男尊女卑がハッキリとしている時代背景と菜七子ル
ールが無い時代。男社会の日本競馬というムラ社会に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 02:06:59
6414文字
会話率:42%
「興味無いもの。恋愛。嫌いなもの。男。近寄る男には三日月蹴りからの掌底」
主人公に名前はありません。
他の人物は名無しかイニシャルか肩書だけです。
幼い頃から可愛いだの将来美人になるだの、周囲に散々言われ続けて早幾年。
自分では何とも思
っていないその容姿なのに、群がる男は枚挙に暇がない状態。
鬱陶しいし近寄るなと言っても、傍に寄って来て汚らわしい言葉を投げかけてくる。
だから、対抗措置として三日月蹴りをくれてやる。時に殴る蹴るで対処しないと自分の身を守れない。
男なんて汚くて下心しかないから嫌いだって、ずっと思ってた。
世の中の物語には男に都合の良い女が溢れ、それを当たり前と思う男が居て。
最低だと思うけど、それが今の男社会だと思ってた。
そんな自分に転機が訪れるなんて思いもよらなかった。
※ 男性が読むと胸糞悪くなる表現はあります。
全5話1万6千文字弱の短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 19:10:03
15651文字
会話率:28%
規格外の天才剣士ケンタス・キルギアスは、兄を見つけるために仲間と共に旅に出る。それが陰謀に巻き込まれているとも知らずに。
奴隷階級から剣一本で成り上がったドラコ・キルギアスは、一度の失敗で辺境地へと左遷させられてしまう。そこで再起をか
けた勝負に出る。
故郷を愛する下級貴族のヴォルベ・テレスコは、上流貴族の令嬢に恋をする。彼女との恋愛を成就させるために、自ら恐るべき陰謀に身を投じる。
世界平和を実現させるために旅に出た魔法少女のミルヴァが辿り着いたのは、彼らが待つ最果ての島だった。やがて島の未来が決まる戦争が起こるのであった。
――王族と貴族の間で繰り広げられる騙し合い。誰が味方で、誰が敵なのか? 二つの国で同時に起こる後継者問題。仲間なのか、利用されているだけなのか? 男社会の裏で暗躍する女たちの存在。誰が救世主で、誰が黒幕なのか?
――読者は必ず騙される! 張り巡らされた伏線の数々。それら全てが一本に繋がる快感。仕掛けられたトリックに驚愕することだろう。ファンタジーとミステリーが完全なる融合を遂げた世界へ、ようこそ!!
※カクヨムにも同時掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-22 18:00:00
1561281文字
会話率:49%
「君、クビ」
「えっ」
芸術の国と称される、とある小国。
絵描きを夢見て、男社会の中でようやく掴んだ就職先である、画廊の額縁職人。しかし、些細な理由から、主人公は4日でクビになってしまった。
オーナーから見限られ、失意の中で宿屋に戻ると、
一人の魔術師の男が声をかけてくれて……。
3話完結。ちょっぴりサスペンス風味、恋愛ほんのり控えめな、サクサク読めちゃうお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 12:00:00
18157文字
会話率:47%
酔っ払いのチャラ男社会人が話すのが苦手な女性と結ばれる話
最終更新:2022-02-13 19:44:30
12697文字
会話率:44%
ゴールデンウィーク明けのある休日、高館健二は愛車のGSX-R1100でツーリングに出た。
稀に北海道にある、五月の真夏日。寒さを嫌って厚着で出てしまった高館は、全く人が通らない廃校跡地の公園に逃げ込み、上下のレザーを脱ぎ捨て昼寝に耽った。
そこに現れたのは、GPZ900Rに乗る女性。二人は意気投合し、共にツーリングに出る。
女性の走りに感動した高館と同じく、相手も高館との走りが気に入ったようで、二人は前後を入れ替えながら何度も走った。
ツイッターでシェアされていた「男社会」に関するのブログを読んで思いついた、ビターラブストーリー(?)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-29 20:00:00
10062文字
会話率:27%
これは「一葉恋慕・大森編」の続きです。こんどは私が明治時代にワープして来ました。一葉さんや母おたきさん、妹邦子さんがどう暮らしてらっしゃるのか…のぞき根性で拝見しに行って来ました…などと、冗談ですが、とにかく一葉女史の本懐に迫りたくて女史
の往時を描いてみようと思ったのです。それをするに当たって、往時の横浜・神戸等の慰留地で営まれていた、欧米資本による再生茶加工業の実態を描くことから始めました。なぜかと云えば彼の有名な生糸産業とも合わせて、明治の立国を支えるにあたって女性、就中女工たちの力が大きかったことを云う必要があると思ったからです。彼女たちの存在があまり知られていないことを理不尽と捉えました。また同じ慰留地における遊郭において、女性たちが強いられた状態と、さらには、同じ日本人からさえ受けねばならなかった白眼視というものを、こちらも是非描いてみたい。そうすることが男社会に始めてNOを突きつけた、一葉女史の本懐への、良きプロローグになると思ったからです。
日米の間の子である、美しくも哀しい、お島さんの生い立ちから筆を起こしました。ではどうぞ、一葉恋慕・明治編をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 06:21:17
24307文字
会話率:17%