ユーリ・ピーチ=ストームは、グラビアアイドルとして活動しながらMMA(総合格闘技)のプロファイターとしてデビューを果たした、名うてのアイドルファイターだった。
しかし、卓越したルックスと色気で絶大な人気を誇りつつも、デビュー戦以降は連敗を重
ねて地上最弱とまで評されてしまう。
そんなユーリとひょんなことから一緒に暮らすことになってしまった猪狩瓜子は、高校生の身でありながらキックボクシングのプロファイターとして名を馳せており、卒業後はMMAファイターとしても活動していこうと決意していた。
マイペースかつ破天荒なユーリの存在に反感をかきたてられつつ、きわめて錯綜したその経歴と人間性に、瓜子はやがて心をひかれていく。
無邪気なユーリと頑固な瓜子の織り成す、真剣なバトルとライトな日常。
*当作は2013年に執筆を開始して、2016年に改稿したのちにウェブ上で発表した作品となります。
【4th Bout】からは2020年に着手した内容となりますが、時代設定は2010年代中盤のままとさせていただきます。社会情勢や格闘技業界の情勢などもその時代をイメージしていただければ幸いです。
*当作はカクヨムにも掲載させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 17:00:00
5156335文字
会話率:36%
機械の時代より幾星霜を経た魔法の時代。
王立魔法大学を卒業した私は、入社初日から寝坊して遅刻するという鮮烈な社会人デビューを飾ろうとしていた。
このままだと、会社の諸先輩方をドン引きさせてしまうことはほぼ確実であろう。
だが、そんな
ルーキーにあるまじきデビュー戦はあと一歩のところで阻まれることとなった。
自前の豪脚をフル回転させながら、会社手前の最終コーナーを駆け抜けようとしたところ、うら若き乙女とぶつかってしまったのである。
しかも、相手は我が王国の姫君というのだから驚きだ。
見つめ合う私と姫。
そして、私と姫がゆっくりと近づいてひとつになろうとしたとき、突如、目の前で爆発事故が起きた。
あたりを埋め尽くすかのようなまばゆい光に飲み込まれそうになる私たち。
だが、私のとっさの判断により、なんとか姫を守ることに成功する。
かくして遅刻しそうになった私は、姫を守った栄誉とともに、新卒ながら魔術研究大臣という地位を手中に収めることとなった。
我が生涯はこれにて安泰ということなのだろう。
もしやこれが運命というやつなのだろうか。
――と、思っていたところ、その運命は私の性根と同じようにグニャグニャとねじ曲がっていたようで、おかしな方向へと進み始める。
なんと、数百年ぶりに魔王が誕生してしまったのだ。
王国は、すぐさま民と領土を守るために魔術師団を防衛に当たらせることとなる。
ついでに、一国の大臣たる私も……。
これは愛と勇気を胸に世界を守ろうとした者たちの戦い。
私と姫と魔術師団の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 21:11:46
100919文字
会話率:27%
高校3年生でプロサッカー選手契約を結んだ少年、向島大吾。
彼は小学生6年生の時点で168cmある体格を頼みにした大型フォワードであった。
だがそれから先、身長は全く伸びず、武器であったはずのフィジカルが逆に足を引っ張ることとなり、よくある早
熟の選手でサッカー人生を終えるかと思われた。
しかし、大吾はそのあと基礎技術を徹底的に磨き、テクニックにステータス全振りの選手としてプロサッカー界を生き抜いていくこととなる。
168cm・54kgの貧弱な大吾はデビュー戦で前代未聞の圧倒的な活躍を魅せ、魑魅魍魎が潜むプロサッカー界を渡り歩いていく。
すべては『サッカー界・世界最優秀選手賞』=『バロンドール』をその手中に収める日まで……
バロンドール:1956年にフランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が創設した世界年間最優秀選手に贈られる賞。この賞は、初代受賞者である元イングランド代表のスタンリー・マシューズがその輝かしい実績と裏腹にタイトルに恵まれなかったことから、マシューズの功績を称えるために作られたのがきっかけであると言われている。設立当初はヨーロッパ国籍の選手のみが選考対象であったが、1995年からはヨーロッパのリーグでプレーする選手なら国籍は関係なくなり、2007年から全世界のリーグに受賞対象が拡大した。『Ballon d'Or』はフランス語で『黄金の球』という意味で、受賞者には金色のサッカーボールを模したトロフィーが贈られる。受賞者の中で最も低い身長は165cmの元デンマーク代表、アラン・シモンセン。
『内なる炎・持続する熱』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 17:32:58
660800文字
会話率:20%
異世界闘士が掲げる公約!
1.チートや能力は使いません(敵は使います)
2.女神から祝福は貰いません(そもそも見捨てられました)
3.ハーレム用の奴隷人形なんて出しません(それぞれ決まった相手は出ます)
4.くどいくらいアクション描写は長
く書きます(胸焼けするくらい書きます)
5.その代わり、現世で鍛えた肉体と、研ぎ澄ました技で、異世界に挑みます!!
ーーそうだ、チートや異能力なんか無くたって、人間はここまでやれるのだ。
神山真奈都は幼少の頃からムエタイを習い、高校生ながらキックボクシングのプロライセンスを取得した、プロのキックボクサー。デビュー戦が組まれる前に彼は、光に包まれ見知らぬ大地に漂流する。
その先で『劣性召喚者』の烙印を押されて奴隷にされるものの、鍛え上げた肉体の良さから拳奴となった。
劣性召喚者、この世界に召喚されながら職業たる『クラス』も異能たる『スキル』にも目覚めなかった役立たずの烙印。それがどうしたと、己の鍛え上げた肉体と体得したムエタイで、神山は立ち塞がる敵を倒し、二カ月で金を稼ぎ、拳奴から解放される。
その後、行く宛が無い真奈都を拾ったのは、銀髪の没落貴族令嬢、マリス・メッツァー。彼女は自分の闘士として契約すれば、さらなる強者との対決を組むと誘い、真奈都は彼女の契約闘士となるのだった。
マリスは殺された父の死を探るため、追い出された内地に戻る為に、年一度開かれる闘士達の大会『展覧試合』に出場する為の闘士を探していたのだった。
『展覧試合』に優勝すれば、爵位を取り戻し再び内地に戻れ、父殺しの犯人を探し出せる。それを知らず真奈都は、ただ強き相手との戦いを渇望する。
しかし、展覧試合に出る為、残り3人の闘士を探さねばならないマリスは、真奈都と同じ、劣性召喚者として烙印を刻まれながら、その五体と技で異世界を生き抜く『格闘家』『武道家』を探す為に奔走する。
待ち構えるは、『加護』と『異能』を与えられた、優性召喚者。対するは、加護も異能も無いが、現世で五体と技に磨きを掛けた、劣性召喚者。
異世界という逃げ場無しのリング、劣性召喚者の烙印を刻まれた現世の強者達の、誇りを賭けた戦いが、今始まる。
ただ……むさ苦しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 01:07:25
833456文字
会話率:50%
剣士サークは大魔王を瞬殺して、世界を平和に導いた。しかし、何の達成感も得られず、日々を虚しく送っていた時に、かつての剣の師匠から合コンの誘いを受ける。そして、彼は合コンを通して、色んなものを体験し、学んでいく。
この小説は、異世界を舞
台とした愛と策略の合コンと言う場で起こる、男女の心理戦の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 12:10:33
15174文字
会話率:36%
ギルドの定例会で、ギルド戦の「旗護」に任命されたフレッグ。
しかし、その任命は、同期で自分のことを嫌っているアルスーチの嫌がらせということは解っていた。
ギルドの花形とまで言われる「旗護」は実質、除隊されやすいポジションでもあったのだ。
腐
るフレッグに、同居人で叔母であるアルクが喝を入れる。
アルクの言葉に、自らの考えを改め、フレッグは「旗護」としてのデビュー戦に挑むのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 23:58:45
11976文字
会話率:54%
まもなくデビュー戦を控える新人剣闘士ウッドは、闘技場の通路で絶対王者アダムと出会う。
にこやかに話しかけてくるアダムに対し、ウッドは――
「アダムさんは緊張した時どうしていますか?」
と質問する。
アダムはこれになんと回答するのか。そし
て、ウッドの試合の行く末は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 16:35:16
3466文字
会話率:22%
17歳の新人ジョッキーがデビュー戦を戦う。1ターンのレース。ミス1つですべてが台無しになる厳しいレースで黒谷雅美(くろたにまさみ)はどう乗ることが出来るのか。女性騎手がまだ珍しい時代のはなし。男尊女卑がハッキリとしている時代背景と菜七子ル
ールが無い時代。男社会の日本競馬というムラ社会に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 02:06:59
6414文字
会話率:42%
「オッケー.........リリカそっちは準備できた?」
「えぇ、完璧よセレスティーナ」
桜舞い散る丑三つ時、少女2人はまるでイタズラを仕掛けるかの如くヒソヒソと打ち合わせをしていた。
「.........セレスティーナ」
片方、黒髪の少女
で青い目の少女が聞いた、
「本当にこれで忍び込めるの、私、怖くなってきちゃった」
「何怖がっているの?大丈夫、あんまり失敗した事ないから」
もう片方、金髪の長い髪を靡かせた自信たっぷりに答えた紅い目の少女が答えた。
「え、失敗した事あるの、初耳なんだけど…」
「今言ったからね、まーなんとかなるでしょ」
2人はそびえ立つ煌びやかな、しかし同時に人の不幸をばら撒く城、ゴールデンパレスを眺めた、
「いよいよだね、私のデビュー戦」
「えぇこれからよ、さぁ全てを手に入れましょう」
これは誰も知らない物語
少女2人が抗い続けた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 14:36:56
367文字
会話率:65%
異次元の逃亡者と呼ばれた『サイレンススズカ』。
衝撃のデビュー戦
ぶつかる壁
出会いと覚醒
そして・・・
最終更新:2021-12-16 23:33:27
4401文字
会話率:11%
リェイリー・ロイはどこにでもいる普通な女の子! ちょっと思想が上昇気味だけど、それでも粉骨砕身! 国の為、名誉の為に頑張る彼女の姿は百合の花も驚きすぎて、栄養過多で枯れちゃうほど!
目標は魔法国が認めるその道のプロフェッショナルである
『術師』になる事!! 今日も頑張って魔道具を作るぞ〜、便利で安全でカッコ良い武器を作っちゃうぞ〜!
と、そんな安全な魔法国での開発の日々を夢見ていたのだが、現実は非情!! デビュー戦は仮称、タイタンと呼ばれる『ドラゴン』の中でも遥かに目立つ100メートルの巨躯の持ち主。
倒せるのか? 名声を高めて『術師』になれるのか? それとも・・・
4,000年前の神話に出てくる巨人殺しの女英雄の名前をとった彼女は今日も戦場を駆け回る!!
相棒は二人の魔法人形! ちょっとフレンドリーなおとこの娘、ツック。
お姉さん設計のルリ!!
今日も今日とて楽しくやっております。異形も、バトルも、魔法も出てくるよ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 21:52:18
16101文字
会話率:37%
オレオレ詐欺デビュー戦で張り切りすぎてしまった男の馬鹿馬鹿しい一幕。
※カクヨム様でも投稿しています。
最終更新:2021-01-17 19:00:00
229文字
会話率:0%
<3行であらすじ>
・ラッパーに憧れていた平凡なおじさんが異世界転生する
・その世界の魔法戦闘は、現代のラップバトルと酷似している
・主人公のラップが知らずに伝説級の呪文詠唱となり無双していく
<長めにあらすじ>
学生時代のミュージシャ
ンの夢を諦め、平凡な会社員人生を送るアラフォー主人公・後藤啓治。
ある時ラップバトルに憧れ、自分もステージに立とうと密かに特訓を重ねるが、ようやく迎えたデビュー戦のイベントで、落雷事故に巻き込まれ死んでしまい、異世界へ転生する。
そこで初めて見た魔法戦闘は、まるでラップバトルのようだった!
即興で組み立てた呪文を、相手に浴びせるように詠唱する。
それを対戦者同士が拍子に合わせて交互に詠唱する戦闘方式。
魔法の威力が呪文と詠唱次第で大きく変わる、まさにラップバトル。
魔法をラップと誤解した主人公は、宮廷音楽家のオーディションと間違えて、宮廷魔法師の登用試験に参加してしまう。
主人公が瞬時に呪文(リリック)を組み立て詠唱(ラップ)すると、どれも伝説級の魔法になってしまい、凄まじい勢いで魔法師試験を勝ち上がっていく。
武力0の元おじさん主人公が、ラップだけで魔法戦を勝ちあがるシリアスギャグ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 13:09:19
178054文字
会話率:30%
※完結しました!ので、一気読みをオススメします(笑)
※と思いきや、延長戦として5話ほど投稿します!
そして、気に入って頂けたら評価・感想・レビューお願いします!…レビュー1件も無いので…( ノД`)…
30歳目前にして念願のサッカー日
本代表に初選出された遅咲きのストライカー『日向大輔(ひゅうが だいすけ)』は、負けたら予選敗退の危機的状況だったワールドカップアジア最終予選で待望の代表Aマッチデビュー戦を飾り、決勝ゴールをあげる活躍で一躍日本の救世主となる。
そして迎えた最終戦、同学年で一方的にライバル視していた日本のエース『香田圭司(こうだけいじ)』と同じピッチに立った。
しかし、プレイ中に突然意識を失ってしまう。
…そして、目が覚めると幼少期を過ごしたサッカークラブのピッチに立っていた…。
※以前短編で投稿してました。(現在そちらは削除してます。)然程PVも伸びなかったのですが、私としては珍しく最後まで書き切った作品でした。…まあ短編ですからね。
で、今回新キャラや色んな要素をプラスして、長編にしてみました。読んだ事あるって云う方は、多数の新キャラと内容は若干変えてますので、改めて読んで頂ければ幸いでございます。
カクヨム様にも投稿してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-07 00:00:00
100558文字
会話率:33%
親方の娘、"お嬢さん"に淡い恋心を抱きながら、初土俵の日を迎えた16歳の少年、ヒカル。
国技館でデビュー戦の時を待つ彼に、衝撃のニュースが飛び込んでくる。
『ゾンビが国技館に向かってきている』
ヒカルは無事に初土俵を踏む
ことが出来るのか?
相撲入りに反発した父は?
力士たちはゾンビに立ち向かうことが出来るのか?
そして、お嬢さんとの恋の行方は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-10 23:35:20
743文字
会話率:0%
危険球を咎められ、前回大会で退場処分をくらった俺(安仁屋宏)。それ以降はインコースに投げられずに苦しんだが、仲間が支えてくれたから、克服できた。今日は久しぶりの公式戦。いや、デビュー戦だ! 気合い入れていくぞ!
(あらすじっていうか、おおい
にネタバレしてます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 08:00:00
766文字
会話率:20%
2117年。
フットボールは新時代を迎えていた。
軍事科学から転用した技術を用いて、『あらゆる手段で』勝利を目指す、最高にエキサイティングな競技である。
才能に恵まれ育った主人公は、プロデビュー戦を目前にひかえていた。
そんな
とき、幼なじみの女からいっしょにスタジアムでの観戦をさそわれ、しぶしぶとついて行くことになり……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-31 21:34:32
5736文字
会話率:40%
高校生になった裕也は、サッカー部に入るのだが、そのサッカー部のマネージャーは同じクラスの女子だった。
中学のときとは比べものにならないほどのきつい練習にも慣れ、ようやく迎えた練習試合。記念すべきデビュー戦となるはずだったのだが…
※過去
にブログに掲載あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-11 00:30:39
28506文字
会話率:47%
我流虎徹は、騎士達が死力を尽くす『騎士の饗宴』(ナイトカーニヴァル)にかねてから出場したかった。
しかし、我流は所属するトリニティ騎士団である騎士団長から『騎士の饗宴』にエントリーすることを禁止されていた。日々くすぶっていた我流だったが、好
奇心に負け、騎士団長には内緒で試合に出場してしまった。
日影朝日とデビュー戦で戦って以来。
日影のことが気になってしょうがない我流は、騎士団長との約束事を再び反故しようとしていた――。
『騎士の饗宴』で競い合う騎士達の能力バトルストーリー、始めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-10 23:41:43
107614文字
会話率:19%
主人公の宮地翔太はけしからんゲーム内でカミサマの使徒のパウ・ワウという胡散臭いやつに出会った。翔太はゲーム内でぼっちだったパウを助けた。パウは翔太をリアルで勇者になってもらうとばかりにあの手この手で教育をする。
今回は、翔太の初のデビュー
戦。新興住宅街で暴れるクマを討伐し、その勇姿を人々の目に焼き付けるのが目的なのだが、はたして。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2014-09-11 12:51:00
8048文字
会話率:72%