ラヴィリアはマリ王国という、山奥の田舎にある国の王妹姫。隣国のスファルト王国第二王子への輿入れが決まった。……が、ラヴィリアには重い病があった。王族と接触するとアレルギー症状が出ちゃうという『王族接触拒絶症』。結婚なんて無理なんじゃない?!
さらに、ラヴィリアに取り憑く厄介な男の存在も……。
輿入れ先のスファルト王国では、ラヴィリアの結婚相手であるエドワード王子が、空前絶後の大人気アイドルになっているらしい。田舎モンの姫がアイドル王子の嫁なんか務まるわけなくない?!
しかし、お相手のエドワード王子も何やら複雑な事情を抱えていて。
ラヴィリアとエドワードの、人には言えない事情を抱えた二人の行く末は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 09:40:04
145417文字
会話率:51%
王妹の娘ルーフィナは、八歳の時に両親を事故で亡くした。大人達がルーフィナの引取り先で揉める中、ルーフィナはヴァノ侯爵の令息クラウス・ヴァノ(二十歳)へと嫁ぐ事に決まる。だが嫁いだその日、ヴァノ家本邸から随分と離れた別邸に連れて行かれ、クラウ
スは何も言わず帰って行った。それから八年間、クラウスは一度も会いに来る事はなくルーフィナは広い屋敷で使用人達と共に暮らしていた。周囲からは別居している事も白い結婚という事も認知されており、婚姻しているにも関わらずルーフィナの元には日々お見合いの話が舞い込んで来る。そんな中、ルーフィナは十六歳となり社交界デビューする事になる。そして八年振りに夫のクラウスから連絡がきた。どうやら舞踏会でルーフィナをパートナーとしてエスコートしてくれるらしいが……ルーフィナはそれを断った。その理由をクラウスの執事はこう説明をする。
「既に別の方とお約束なさったと仰っていらっしゃるらしく……クラウス様とご一緒は出来ないと……」
「……は?」
自分の妻に振られたクラウスは呆気に取られるが「何時も通り、彼女にお願いするから問題ないよ」としれっと話す。
ヴァノ侯爵夫妻は、それぞれ別のパートナーを伴い舞踏会へと向かう。
※この作品はアルファポリス、エブリスタにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 00:08:09
234415文字
会話率:42%
異国に輿入れしながらも、式を挙げる前に病により、女王の妹は婚約者を喪った。婚約者を喪い帰国した彼女を待ち受けていたのは、役立たずの烙印と、森の怒りを鎮めるための生贄という役割だった。
自害用の短剣だけを渡された彼女は、森で獣に追い回された後
、誰も人がいない古城にたどり着き、一人の変わった怪我人に出会う事になる……
死から始まる物語が今、幕をあげる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 17:10:47
57762文字
会話率:39%
常にヴェールを被っているアイリスは王妹ソフィーリアのメイドである、と同時にソフィーリアの義姉でもあった。
前王と踊り子の間に出来たアイリスは母と共に離宮で暮らしていたが、母が死に、父である王が亡くなると状況が一変する。
王妹となったソフィ
ーリアにメイドされると毎日虐げられ、周りのメイドからも蔑まれ、耐えていた日々。
そんなアイリスの前に手を差し伸べるように現れたのはーー
これは出会いと、新しい家族と幸せになるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 00:54:47
20483文字
会話率:43%
王妹でありながら、二年前の事件のために、縁談が一件も来なくなってしまったアメリア。本人はさほど気にすることなく、王補佐として仕事に励んでいたが、ある日兄王に呼び出され、結婚を命じられる。その相手は、最強でありながら狂犬と呼ばれる護衛騎士で
─── 。
基本的にラブコメ、たまにシリアス。最後はハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 12:10:53
341112文字
会話率:38%
敗戦の責任を押し付けられて、処刑台行きを覚悟した王妹。
十年間幽閉されていた彼女は知らなかったが、敵国の王は、かつて彼女と幼少時代を共に過ごした人物だった。
ふざけて見えるけれど愛の重い王×恋愛感覚が死滅している堅物の姫君のラブコメ。
最終更新:2020-01-02 21:31:15
65489文字
会話率:35%
「お前を愛することはない」エラン王弟殿下は、結婚初夜にそう言いました。
彼は学園の頃から愛する人がいたらしく、しかしその方は身分違いで結婚が難しいとのこと。
公爵令嬢との婚約を破棄してまで、その人を選んだというのに……お気の毒な方。
それはそれとして、大公の末の娘のくせして貴族学園に行かず、魔導学園に入って研究研鑽三昧だった私。
急に降ってわいた王族との結婚生活なんて、興味はまったくないのです。
しかも務めは果たさなくていいと。なんて素晴らしい。
ところが。権力使って魔法省の職員の座を維持したまま、私は自由な生活を堪能し……今、身の破滅の危機にある。
夫のエラン、人を殺して魔石を取り出す非道な所業に手を出していました。このままでは私、断頭台に直行です。
しかも王弟エランを売ろうとしたら逃げられました。まずい、後がありません。
そんな私に、末の王妹殿下レン様が囁きました。
「わたくしを処刑し、民の怒りを鎮めなさい」
…………できません。
私は――――――――自らの手で、革命を起こすことにしました。
ずっと共に歩んでくれた、レン様をお守りするために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:10:00
15416文字
会話率:28%
貴族の娘オリヴィアは、父と双子の弟と共に仲良く暮らしていた。
しかし継母の計略により、父は幽閉され弟は敵国に人質に出されることになる。けれど体の弱い弟は、過酷な生活には耐えられないかもしれない。そこでオリヴィアは男装し、弟の代わりに敵国へと
赴く。果てして生きて帰れるのだろうか。
……と心配したけれど案外大丈夫でした。敵国の王様に気に入られて親友みたいになるし、社交界では人気者だし、王様の妹には結婚を申し込まれちゃたわ……って喜んでもいられない。すみません、私、女です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 23:58:16
60597文字
会話率:50%
立憲君主制国家の中華王朝で第二王女の地位にあった愛新覚羅白蘭は、女王として即位した姉の勧めで翰林図画院の官僚に就任した。
芸術に強い関心を示す王族という自身の特徴に、白蘭は北宋の暗君だった徽宗の事を思わず連想してしまう。
そんな白蘭を勇気づ
けたのは、直属の部下である田青鈴の励ましの言葉だった…
(本作品は、武 頼庵様御主催の「繋がる絆企画」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 13:30:09
1000文字
会話率:50%
主人公ディエルは大公の息子で隣国の王妹クッソナと結婚を強要されたのでメイドのアイレアを連れ逃げたい。東西南北の魔王や勇者が絡んできてさあ大変。
最終更新:2024-01-19 02:01:12
11882文字
会話率:67%
主人公アレアレイは悪王と名高い父が弟の革命により排除された事で王族を辞め宇宙を放浪、個人組織を作る。彼女は元婚約者である監獄王から執拗に狙われ捕まってしまう。◆キャラ:側近〔ヴィルド〕、銀行強盗〔ジェマンドゥル〕、宇宙防衛軍隊長〔シュニウズ
〕、十字軍〔ラキタナ〕、火水乾燥に強い〔マクシム〕、大罪者〔グレイン〕、監獄王〔ネクス〕
【白と黒の執着】主人公タナトリシアは王妹で監守をしている。死刑の決まった者達を消滅させるのが仕事。
【監獄王女キトサン~汚物は消毒しないとね~】主人公サアラは監獄星の王女。従姉兄は犯罪者。クーデターで両親が捕われる。
【暴虐のシステマード~王女の常識は壊滅的~】主人公マインドは王女だが宇宙王の座を狙う大臣に星を追放された。なので仲間と報復することにする。
【初心者のMMOO~本日レベル9999999になりました】主人公モエギは宇宙人集団が地球に襲来し人類を救うためゲームを極めて敵を倒す事にした。
【NPCの恋とか興味ないのでフラグへし折ってやります~超絶チートな彼等は私の旦那様~VRってなんだっけ?もう私わからないよ】主人公エマは弟と共に気に入らないシナリオを改編しにいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-09 02:03:27
5856文字
会話率:43%
【 8/3完結 】ファンデール国王の妹・エレーヌは、恋を知らないまま結婚相手が決まった。相手のエルドラード国王とは親子ほど歳が離れている。
エルドラード国王を主賓に招いた舞踏会で、エレーヌは異国の少年と出会う。ファンデール王妃の弟・マクシム
である。エレーヌは十二歳、マクシムは十八歳であった。
歳月を重ねるうちに二人は惹かれ合うが、既にエレーヌは結婚が決まっており、マクシムもいずれ帝国に帰る身の上である。決して届かぬ想いと、二人は自身の感情を押し殺す。
エレーヌは嫁ぐ日まで故国のためにできることを一つずつやると決め、マクシムは荒れ果てた異国に実りを取り戻すべく奔走する。
やがて、革命の歯車が回り出し、二人は窮地に陥る。国難を乗り越えた先、二人の想いが運命に変わる。
ロミジュリ風味の純愛×ヒストリカルでハッピーエンドをお約束します。
★番外編は糖度高め&溺愛が暴走気味です。甘々が苦手な方はご注意下さい。
★このお話はカクヨムにものせています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 21:00:00
178778文字
会話率:46%
下賜された豚に混じっていたもの。
夏のホラー2023参加作品です。
最終更新:2023-08-24 09:00:00
885文字
会話率:12%
リル・フィオレ王国国王の妹・キルストラ公爵リシャナは国の北の国境を預けられている。かつて王位継承戦争で戦の才能を示したことから、軍を任されるようになったのだ。
国王は唐突に気が付いた。優秀で美しいこの妹が、まだ結婚していなかったと言うこ
とに。
シリアスになり切れないラブコメです。身分が高すぎて自由の利かない王妹と継ぐはずではなかった爵位を継いで、かつて一目ぼれした姫君を口説きに行く公爵の話。
*いつも通り、ゆるっと行きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 08:00:00
257772文字
会話率:56%
エルピス王国第23代国王ハリラオスはシスコンである。一回り年の離れた妹がかわいくてしかたがないらしい。
その王妹サフィラは国民に人気はあるが、変人であった。姫君らしくはないが、琥珀姫と呼ばれて慕われていた。
国王の友人であるアルキスはいつも
国王兄妹に振り回されていた。
妹がかわいくてしかたのない国王と、変人だが優秀な王妹と、冷静を装いつつやっぱりどこかおかしいその友人の話。
※こんなあらすじですが、一応恋愛です。
※予言シリーズのひとつです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-05 08:00:00
104062文字
会話率:54%
フレイス王国は人間の国でもあり、妖精達が住んでいる国だった。フレイス王国の姫、王妹のシルヴィーは他国から妖精姫と呼ばれていた。そう呼ばれているとは知らないシルヴィーは、初めての外交で隣国ヴェルハイム王国の第二王子のミカエルと出逢う。惹かれ合
う二人の間に、1人の妖精の姫が現れて…。
(前後編の予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 00:06:43
56612文字
会話率:44%
王妹殿下を母に持つ公爵令嬢で、次期聖女との呼び声も高い魔法使いのアリーには想い人がいる。しかし彼は一代限りの男爵家三男で魔法も使えないし戦闘も得意ではない。しかし彼には、誰にも負けない美貌があった。
ある時、アリーは親友たちの愚痴を聞き
ながら、ふと名案を思い付く。
「女癖も頭も悪いあの男たちを、まとめて処分できる名目があれば、あなた達は王命の婚約を解消できるのよね?」
親友たちの婚約者は血筋と顔立ち以外に誉める所がない、大人たちですら匙を投げるような男たちだったのだ。今は大きな問題こそ起こしていないが、それは親友たちの影からの根回しがあるからこそ。そんな彼らが大きな問題を起こせば、王命も撤回されるかもしれない。
そんな希望と計画を胸に、アリーは国王を含めた大人たちに一つの賭けを申し入れた。
「学園を卒業しても親友たちの婚約が結ばれたままなら、私も国のためにこの身を捧げます。ですが、もし親友たちの婚約が解消されたら、私たち全員に想い人との婚姻を認めて下さいませ」
そして運命の日、学園の卒業パーティーがやってきた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 00:00:00
3942文字
会話率:49%
邪神の封印を解かんと世界に戦いを挑んだ帝国は,すでにその大部分を掌中に納めていた。追い込まれた連合は,絶望的とも言える戦況を覆すべく新たな作戦を開始する。
背に腹の代えられない状況が生み出すひどく安易で安直な作戦の陰で,さまざまな秘密を
持つ面々の思惑が交錯し虚々実々の駆け引きが繰り広げられる。
帝国のエース,漆黒将軍に敗れ消息を絶った”紅き流星”は,守ると誓ったエリィの前に再び姿を現すのか,そしてそれは間に合うのか。
第2部です。一応ここで小休止的一区切りを迎えます。え?これハッピーなの?なラストよりも見かけ上ハッピーかも知れません。全3部予定。
主な登場人物:短評
(シャルル=ナズル:19才。失踪中)
ガイナット=クーラ:本編の主人公。22才(公式記録)。エリティア軍大尉。特務を帯びて”風”の前に現れる。
エリィ:ヒロイン。19才。緒戦において鬼神の如き活躍を見せ”純白の舞姫”との異名をとるが,今やすっかり心身が疲弊して生ける屍と化している。
フレイア:ハイエルフ。226才。エリィの母親代わりをつとめる。現実思考で未来志向で楽天家。精霊魔法の実力は当代随一と目されている。
ハーディ:ドワーフ。159才。実直で少々頭の固いエリィの父親代わり。フレイアとは過去の因縁以来の腐れ縁。
ノーブル=ルマーク:魔法使い。39才。常識に囚われない柔軟な思考と硬軟とりまぜた多彩な魔法を駆使し”仮面の賢者”の称号を持つ。正体を隠すためにつけた仮面にすっかりハマり,今ではコレクションするほどに。
ノエル=ド=フレール:盗賊。31才。不調のエリィに代わって”風”を取り仕切り,冷徹な分析・判断と的確な助言でエリティア軍の面々からの信頼も篤い。エリティア王妹クリミアとの仲は公然の秘密。
アラウド:戦士。33才。相変わらず寡黙。シャルルとの約束で彼が戻るまでエリィの護衛を務めている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 00:00:00
494684文字
会話率:56%
大陸中央に聳えるサウア山脈中央部にある小王国アンパタ。
三大国に囲まれながらも、その三国に繋がる山越えの通商路の要所として栄え、三国いずれにも肩入れせず、中立を守ってこの地を治めてきた。
そんな小王国に西隣のグスコ帝国が攻め入り、建国以来の
危機が訪れる。
王妹は、宰相と近衛兵数名と共に都を脱出するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 14:11:15
23470文字
会話率:27%
腹違いの妹は平民として暮らしていたのですが、権力志向の父に見つかり、貴族としての教育を受けることとなりました。貴族のみが通える学園に今年から通い始めたところ、美人であることや、元平民で他の令嬢とは異なる魅力を持っていることから、非常にモテて
おり、逆ハーレムを作っているそうです。私の婚約者である第三王子殿下も、逆ハーレムの一員になっていました。でも、私は心配していません。妹は”力”こそすべてという生活を送ってきた覇王ですから、きっと男性陣は妹の”力”に魅せられただけなのです。 ※ノベルアッププラス、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 19:41:45
2345文字
会話率:17%
大団円を諦めたその先を、愉しみたいと彼は言う。
転生した王妹殿下は人生を諦めている(https://ncode.syosetu.com/n9119gl/)の旦那さまから見た話。
何も知らない王妹殿下と、おおよそ把握している旦那さま。
最終更新:2020-09-05 17:36:55
13713文字
会話率:5%
数多ある小説のように転生した主人公が、ハッピーエンドを迎えられなかった話。
最終更新:2020-08-30 22:20:31
10117文字
会話率:5%
遥か昔、この地は原初の獣人たちしか生息しない、自然溢れる地であった。
そこに、のちに【御使いの方々】と呼ばれる方々が降り立ったのだ。
その方々は神々の姿を写したと言われるほど美しく、気品にあふれていた。
【御使いの方々】は自らの世話をさせる
ために、醜い獣人を自分たちに似せて作り直した。
それがこの世界の原初の伝説である。
主人公は王妹を母に持つ侯爵令嬢。
その母は1年前に亡くなり、それからひと月もたたないうちに父侯爵は愛人として囲っていた女を妻として迎えた。彼女との間には妹に当たる少女がいたのだが。
普通の悪役令嬢もののようですが、物語はこの後から始まります。
本当は田舎に引っ込んでひっそりと暮らしたい令嬢の、思い通りにならないお話です。
この作品は他サイトにも投稿致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-06 22:45:26
406518文字
会話率:31%
帝国の星詠みが交代することになり、集められた候補者たちの世話係に任命されたのは帝国の皇子たち。
候補者の相手をすることに気が進まない第四皇子アレクサンドルに、候補者の姉であるラグランジュ王妹殿下は告げる。「妹は七つのころから姿が変わっていな
い」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 10:00:00
12337文字
会話率:40%