“宝石が王を決める” 神秘の星リラ。
リシューは、戒厳令が敷かれたその星へ向かおうとしていた――
この物語はリラ星を舞台に繰り広げられる冒険ものである。
リシューは、依頼された仕事をこなしながら宇宙を旅している闇組織バイスの一員。
通り名は、シルバーフォックスと呼ばれている。
一緒に宇宙船に乗っている相棒は、能(脳)天気少年のパット一人。
よく雨が降るある星でパットがいつものようにリシューに話しかける。
「ねぇ、リシュー、緑色の雨ってすっごくきれいだね。きらきらしてて、小さな森がたっくさんふってくるみたい……」
無邪気に、ときにはとんでもない言葉でリシューを翻弄する。が、その何気ない会話がリシューのささくれだった心を知らぬ間に癒していたのである。
数年前、リシューは父とともにリラ星のダール大臣の依頼で銃を運びこんだ。その後、内乱へと発展し、王と王妃は囚われ、王子二人は異星へと脱出した。
リシューは今も内乱が続き、何一つ情報が伝わってこないリラの現状と、その地に住む友――パルの安否を憂えていたので、ひそかに入り込む決意をする。
その矢先、リラより依頼が舞い込んだ。連絡してきたのは、かつての友パル。
今はダール王となった彼のもとで大臣となっていた。敵か、味方か。不安な要素にリシューは迷っていたが、行くことを決める。
パットは、ひょんなことからリラ行きを願っていた少年二人と知り合い、リシューに黙って船に乗せた。さまざまな想いを、それぞれの胸に秘めながら、宇宙船は辺境の星リラへと旅立つ。
そこでリシューたちを待ち受けていたのは、驚くべき事実であった――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 21:44:08
120968文字
会話率:42%
主人公のフレイアス…フレアと呼ばれる彼女は、生まれたときに物心がつき、様々なことを容易にこなす天才であった…そうして、一歳の誕生日を迎え、国王と王妃である父と母の命により、自身の兵という名の友を作ることになり…友のために良き王なることを決め
た…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 01:38:36
212614文字
会話率:75%
ルーロライト王国には、シトリンが国を代表する宝石として祀られている。
"友愛"を意味するこの宝石は、鉱床から採掘されたものではない。
書物には、この国の国王と王妃を助け、国王の御子に祝福を授けた人魚から贈られたものだ
と記されている。
その人魚はまるで、"夕陽を閉じ込めたような瞳"をしていたという。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 13:47:20
54484文字
会話率:25%
レイラ・ローザンは元公爵令嬢の王太子妃。
王太子ディレスに愛され、国王と王妃にも認められ、父にも愛されていたが、後妻と異母兄妹、ディレスの弟と妹に目の敵にされ、敵視されていた。
しかし、常に味方がいてくれ、愛されていた為レイラはその日までは
其処まで傷つくこと無く過ごしていた。
その日も、ディレスと語り合っていたが、侍女長のメリッサに呼ばれ王宮の自室に向かうと自分のドレスや母の肖像画など私物が全て燃やされていた、犯人は──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 22:02:39
2629文字
会話率:60%
王太子アレクサンドルは、婚約者である辺境大公家の末っ子長女リュドミーラから一通の手紙を受け取る。
内容は中二病全開の創作物だった。
手紙の中の物語で描かれているのは、アレクサンドルがリュドミーラと婚約破棄をし、実在しない『リュドミ
ーラの欲しがりな義妹』を婚約者に選ぶ姿。
そして、リュドミーラは己を傷つけたアレクサンドルと義妹に対し、恐ろしい復讐を開始していた。
アレクサンドルは王立中等学院の期末テストが近いため、勉強に専念しなければならない立場にある。
しかし、中二病のアレクサンドルは、リュドミーラの手紙の内容に心乱され、勉強どころではなくなるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 08:12:06
3223文字
会話率:3%
国王と王妃が溺愛する王女が毒に倒れた。
第2王子カイエルの誕生日を祝うパーティーでの王女毒殺未遂事件。
カイエルは、激高する国王と王妃に冤罪をかけられ、過酷と有名な北塔に幽閉された。
度重なる牢番からの暴力と貧しい食事、誰も信じてくれない絶
望に、カイエルの心は蝕まれていく。
無実が晴れ、塔から解放されたカイエルは、すでに感情を失っていた。
周囲が後悔に苛まれる中、カイエルは自分と同じくらい過酷な目に会いながらも、明るく生きる令嬢と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 22:00:00
44108文字
会話率:36%
大切な人達を救うため、エリザは過酷な人生をやり直すことを決めた。
レッドパール王国の双子の妹として生を受けたエリザだったが、この世界では王族の双子は禁忌とされていた。そして、エリザの命を守るため国王と王妃はエリザを平民として育てることを決意
する。育ての両親に愛され、幸せに暮らしていたエリザの生活はある日を境に一変した。双子の兄の代わりに生贄として神殿に行くことになったのだ。そこで四人の少年と出会う。女であることを隠しながらの共同生活。五人は次第に心を通わせ、家族の様な存在になっていく。
異能力、魔物、裏切り、死――。過酷な運命がエリザを襲うが彼女は負けない。皆が生き残る道があると信じて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 16:00:00
117580文字
会話率:50%
悪女だった令嬢が王妃に、しかし王妃は悪女ではなかった。
それを知ったのは王妃の死後、そして王と王妃は逆行しやり直す
最終更新:2025-05-03 11:09:39
5037文字
会話率:49%
「わたくしたちは…政略結婚ですわよね…?」
昔、美しき王国に一組の夫婦がいた。
誠実な国王と、知性と気品を備えた王妃。
国王は王妃を深く愛していたが、王妃はその愛を信じることができず、心に距離を置いていた。
やがて小さなすれ違
いは深い溝となり、二人は互いを傷つけるようになる。
「これは、愛を疑い、愛に傷つきながらも、それでも歩み寄ろうとした、王と王妃の再生の物語」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 22:22:36
4329文字
会話率:23%
公爵令嬢エリザベートの婚約者、ミシェル王太子は、顔はいいけどちょっとおバカ。
「婚約破棄を申し込む!」
と、結婚前夜のパーティーで、地位目当ての令嬢を連れて宣言した。
未来の国王と王妃の、たぶん、愛の物語。
最終更新:2025-03-09 10:39:26
4859文字
会話率:65%
【短編 終わったことだと思っていた。】のその後や過去に何があったのかというお話になります。
はじまり1~3は短編を分割した内容となりますが、ほんのちょっとだけ言葉などを修正しています。
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一人の令嬢を犠牲にして、婚約者を捨てた王子と捨てさせた男爵令嬢は、王と王妃となった。
二人には一人の息子が生まれ、次期王妃に相応しい王子の婚約者を探すことになったのだが、なかなかお相手が決まらず、目を付けた令嬢は逃げるように次々に良縁を結んでいく。
全てあの日に終わったはずだったのに。終わった事だと思っていたのに。
あの日に物事は一気に始まり、ゆっくりと物語は進み、クライマックスは誰のためなのか----。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 13:28:38
36245文字
会話率:23%
元婚約者の令嬢を断罪するように、婚約破棄した王子と男爵令嬢は、王と王妃となった。
二人には一人の息子が生まれ、王族として王子の婚約者を探すことになったのだが、なかなかお相手が決まらない。
過去の過ちは現在、未来まで因縁となることを当時の二人
は知らなかったのだ…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 20:17:16
5874文字
会話率:24%
龕灯 真理〖がんどう まり〗は女性として日本で生まれ、平凡な人生を送っていた。
しかし、大人しい内気な性格が災いし、友人や恋人に恵まれず。 容姿にコンプレックスがあったマリが表舞台で活躍する事は無かった。
THEオタク街道まっしぐ
らだったのだ。
そのまま成人し、平凡な会社に就職したマリはオタ活の幸せな日々を過ごしていたが、とある日に会社の飲み会で全てが終わった。
お酒を普段飲まないマリに、パワハラ上司が無理矢理飲ませ泥酔させたのだ。
そして、初めて泥酔したマリは無敵だった。 パワハラ上司を言葉の暴力でボコボコにしてしまう。
しかし、帰宅途中に足がふらつきそのまま道路に倒れトラックに轢かれ死んでしまったのだ。
走馬灯の最後に、信じてもいない神に願った。
願わくば、あの大好きな乙女小説の主人公みたいな人生を送りたいと。
そして、恋をし。
幸せな日々を送りたいと。
次にマリが目覚めた時には、願いが叶ったのかその乙女小説の世界に!?
でも、マリとしての記憶が残ったまま転生したのは最悪な事に小説の序盤で滅びるモブ王国のお姫様!?
容姿はめちゃくちゃ可愛いけど、既に王と王妃は死んでて私が女王になれって!?
マリの下には超絶可愛い弟が!
最悪だけど、最高な事にその弟はマリの推しだった!!
小説では、国が滅んだ後に主人公ハーレムに拾われ立派なイケメンになる予定の弟君だ!
それに、このお姫様は小説では女王になった後1年後に原因不明で死去していた!
抗うマリに容赦なく襲いかかる滅亡フラグ! 果たしてマリは可愛い弟の為に国を残存させれるのか!?
痛快爽快の恋愛コメディ、内政も恋愛も酔って解決泥酔無双!
※ この作品に登場する人物、団体、地名は全て架空でありフィクションです。
※ご都合主義と逆ハーレムが苦手な方はご注意下さい。
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 22:30:00
460183文字
会話率:49%
一度、投稿したのですが、少し手を加えての再投稿です。
この投稿を機に、「ラリサの予知夢は幸せを呼ぶのか」を「予知夢が繋ぐ愛~ラリサとアーネスト」に改題いたしました。
この物語は、こちらの続編になります。
ラリサとアーネストはその昔、王と王妃
だった時の記憶の断片を持つ。ラリサには予知夢を見る力があるし、アーネストは嘘を見抜く力がある。二人が近づく結婚式の支度で忙しくしているところに、王太子クロフォードからある依頼を受ける。それは、ワイス公爵家の家宝であるルビーのネックレスが行方不明なので捜査して欲しいというものだった。アーネストはギエルグの事件でクロフォードに借りがあるので、しぶしぶ引き受ける。そして二人は、ルビーのネックレスにまつわる話やワイス公爵家のフリンクのラリサに対する想いを知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 13:30:37
16560文字
会話率:52%
虐げられた元王女は国王夫妻を断罪する――。
実母である王妃から虐待を受け、妹に聖女の座を奪われた王女リーゼンシア。父王は見て見ぬふりをし、彼女は反逆者として汚名を着せられ、生贄として魔王のもとへと送り込まれる。だが、そこで彼女は死ななかっ
た。
復讐の炎に心を染め上げ、リーゼンシアは魔王の片腕としてのし上がる。かつて自分を踏みにじった王と王妃、そして偽りの聖女を崇める民たち。そのすべてに裁きを下すため、彼女は再び祖国へと舞い戻った。
かつて虐げられた王女は、今や魔王の側近として確固たる力を持つ復讐者となった。
そして今、彼女は「断罪」の時を迎える――。
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断罪シーンonlyの短編です。
絶対に相手を許さない系の断罪となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 18:02:36
8375文字
会話率:34%
トーズ王国の美しき王と王妃の間には、二人の愛らしい王子がいた。長男シャルルは15歳を迎え、将来の王子妃を見つけるために頻繁に開かれるガーデンパーティーで貴族たちと交流を深めていた。そんな中、小さな領地の子爵令嬢ヒルデガルドも社交界に顔を出し
、王子妃にはなれなくとも有力者との繋がりを築くよう母から教えられる。しかし、彼女は王子を取り巻く母親たちの熾烈な競争を冷めた目で見ていた。
ある日、パーティーの喧騒から逃れたヒルデガルドは庭のブランコで一人遊んでいると、シャルルと偶然出会う。二人は自然と打ち解け、秘密の場所で語り合うようになる。身分を超えた友情を育みながら、シャルルは17歳に成長した。
しかし、シャルルの生誕祭で突如として魔女が現れ、彼を自分のものにしようとする。王国は混乱し、魔女の呪いによってシャルルは忽然と姿を消してしまう。ヒルデガルドは初恋を忘れられないまま、大人になっていく。
彼女を取り巻く環境が変わる中、自分の思い描いていた大人像も変え、自分自身も頑張っていく中でシャルルの呪いに関する情報を手に入れて・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 14:35:01
11574文字
会話率:54%
法律の多いことで有名なカヌーン魔導王国。
だが、実は王族に対しての試験が多いことは知られていない。
カヌーン王家に属する者は王も王妃も側室も王子も王女も定期的に試験を受けるのである。試練ではない。試験だ。ペーパーテストだ。
そして、その結果
によっては追試や廃嫡、毒杯を賜ることもある。
そんな苛酷な結果を伴う試験を続けた結果、カヌーン王家は優秀で有能で一定以上の人格を保持した国王と王妃によって統治されているのである。
ネタは熱いうちに打てとばかりに勢いで書いたため、文章拙く、色々可笑しいところがあるかもしれません。そのうち書き直す可能性も大(そのまま放置する可能性はもっと大きい)。
『小説家になろう』様・『アルファポリス』様に重複投稿、自サイトにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 23:00:00
12604文字
会話率:16%
第一王子の婚約者であるカロリーナは、王家に縁の深い公爵令嬢であるにも関わらず、威厳がゼロだった。
なぜなら、貴族が一人一体呼び出せる召喚精獣がハムスターだから。その上、七歳の召喚の儀式から体の成長が止まってしまった。不死鳥を召喚し、精悍に成
長していく婚約者との格差は開くばかり。
最近は、フェンリルを召喚した男爵令嬢の方が王妃として相応しいとの声が高まっている。やけになって10センチのヒールを履いたところで、威厳がゼロであることに変わりはない。
このまま、彼女に愛しの婚約者と将来の王妃の座を奪われてしまうのだろうか?
未来で最凶で最強の王と王妃になる二人が、辛い状況を乗り越えて愛を貫く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 17:29:38
19453文字
会話率:29%
朝起きたら隣に妻である王妃がいなかった。
常日頃から便秘気味だっから、クッソ長いなとしか思っていなかった――――。
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こちらのタイトルは、秋色maiさん(https://mypage.syosetu.com/mypa
ge/novellist/userid/1812281/)からいただきました!
萌えるカップリング作りに燃え、大量生産力のあるmaiさんでございます(。’-')(。,_,)ウンウン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 07:33:31
2502文字
会話率:59%
大陸ひとつを統一していたエルミタージュ王国。その栄華は永遠に続くかと思われた。
ある時、小さな内乱をきっかけに王国は一気に傾き、ついに滅亡の時を迎えてしまう。
国王と王妃は一人娘を逃すために魔法をかけ、自らはその戦火に姿を消した。
一人残さ
れた王女は何度となく絶望をしたものの生きながらえてしまう。
絶望の果てにやがて落ち着いた王女は、両親の最後の言葉を胸に、気の遠くなるあてのない旅へと出たのだった。
※カクヨムとエブリスタにて先行公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 00:10:00
284519文字
会話率:41%
# 第1章 あらすじ
中世ヨーロッパ風の異世界、とある王国の城下町に住む12歳の少年テオは、実は現代日本から転生した発明家の卵だった。ある日、彼の発明品が評判を呼び、王城から呼び出しを受ける。
緊張しながら王城を訪れたテオは、14歳のリ
リー王女と出会う。好奇心旺盛なリリーは、テオの発明品に興味を示し、城の外に連れ出してほしいと頼む。テオは迷いながらも、その願いを聞き入れることにする。
テオは静音装置付きの滑車など、城を抜け出すための道具を発明。リリーの侍女エマも加わり、3人で秘密の外出計画を立てる。
ついに決行の日、3人は テオの発明品を駆使して城を抜け出すことに成功。リリーは初めて見る街の姿に感動し、テオの発明品が街の子供たちに使われている様子も目にする。
しかし、時間が経つのを忘れてしまい、慌てて城に戻ろうとした3人は、思わぬ事態に直面する。城壁を登っている最中、国王と王妃に見つかってしまったのだ。
厳しい叱責を受ける中、テオは自分の発明品について説明する機会を得る。国王はテオの才能に興味を示し、驚くべきことに宮廷に招くことを提案する。
一方で、国王と王妃も若い頃に同じような冒険をしたことがあると明かし、3人を驚かせる。ただし、二度とこのような危険な行動はしないよう固く約束させた。
こうして、テオは思わぬ形で才能を認められ、宮廷での新生活が始まることになる。その夜、テオは興奮で眠れず、頭の中で次々と新しいアイデアが浮かんでは消えていく。
窓から差し込む月明かりの中、テオは大きな車輪と長い線路を持つ、まだ見ぬ乗り物のスケッチを描き始めた。彼の瞳には、未来への期待と冒険心が輝いていた。
テオ、リリー、エマの3人の冒険は、まだ始まったばかり。彼らの前には、想像もつかない大きな挑戦が待ち受けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 16:22:57
11650文字
会話率:40%