・以前に投稿した物の加筆修正版。
・全30エピソード。本編20話、挿話10篇で構成。
・本編はファンタジー調の悲恋劇。
挿話はSF調で、亜人と森の関係性や、ナンジャモンジャの正体が語られる。
本編と挿話、ふたつのエピソードは相互に補完さ
れ、ひとつの結末へといたる。
・本編のあらすじ
場面はある日、あるところ。
物語を愛する娘ニアヴは、彼女の想い人オシアンへと、夢見る瞳で亜人の森のおとぎ話を語った。
物語の始まりは森のなか、赤子を抱いた少女と二匹の亜人との出会い。
次の出会いは彼ら四人と、赤子を抱く青年オシアンとの出会い。
赤子たちは母親をたがえ父親を同じくする異母兄妹であり、パックとプーカと名づけられる。
場面は転換し、長の年月を経る。
亜人は長命であり、その血肉を継いでいるパックとプーカが青年の域に達するころ、オシアンはしわだらけにやつれた老爺となっていた。
彼らが住む森にはナンジャモンジャと呼ばれる奇怪な巨樹があり、広大な樹海を不定形の巨体で這いずりまわっていた。
さらに森には奇妙な獣に乗る男の噂や、いくつかの奇談があった。
そんな森に住む彼らのもとへ、外界からの襲撃者たちが現れる。
そのひとりはパックとプーカの父親アトロゥであった。
パックには、みずからが樹になって枝葉を自在にあやつることができる不思議な力があった。
それは父親の血統によって与えられた肉体の力であり、かつて自身の胴体を失い別の胴体を使うアトロゥにも、その残滓があった。
アトロゥはパックの胴体を奪い、接ぎ木によって我が物にしようと現れたのだった。
物語は最終的に、ニアヴとオシアンの愛と死を描き終局する。
・Talesにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 19:30:00
26872文字
会話率:25%
文庫本五桁を読破した、根っからの活字中毒者、輝夜(かぐや)。
〜かぐや〜はあらゆる物語を愛するが故に、いつも心の中で叫んでいた。「主人公、もっと幸せになれ!」「そのご都合展開、リアルじゃありえないって!」と。
そんなフラストレーションを抱
える〜かぐや〜の日常は、趣味のゲームの、待ち時間に一変する。
「――そうだ。私が読みたい最高の物語は、私が書けばいいじゃないか」
天啓を得た輝夜は、見様見真似で筆を執る。すると、そこには「読む」ことさえ霞むほどの「書く」という圧倒的な楽しさが待っていた。
これは、読者(批評家)が、自らの「好き」と「理想」の全てを叩き込むべく創造主(さくしゃ)となり、新たな沼へと沈んでいくまでを描いた、「活動報告」という名のプロローグである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:44:02
1821文字
会話率:14%
僕は小学5年生のころから、幼なじみの姫琉(僕は『姫』と呼んでいる)と一緒にマンガをつくっている。
僕が小説を書いて、姫がマンガにする。
中学にあがってから始めた同人活動は今年で4年目。イベント合わせの〆切りに追われながらも、創作活動を楽し
んでいた。
だけど僕は最近、物語づくりのことで悩んでいた。
そのことは創作仲間である姫にも言えない。なにせその悩みというのは、自分が書いた物語の中に入ることができるという不思議な能力に関することだから、誰かに話すなんてできないのだ。
――――――
僕はどうして物語をつくるのか?
すべての創作者と、物語を愛する人に送る、
青春創作ファンタジーです!
――――――
※1・2話は2日連続での公開ですが、3話以降は毎週木曜の更新となります。
【重複投稿】
こちらの作品は、『カクヨム』でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 19:00:00
29346文字
会話率:33%
本が怖い。物語の中に入り込むことが怖くて、ずっと本を遠ざけてきた高校2年生の佐藤美咲は、突然図書委員に任命される。
そこで出会ったのは、物語を愛する少女、高橋千夏。本を大切そうに扱う彼女の姿に、美咲は次第に魅了されていく。けれど千夏には、
誰にも言えない孤独があった──。
「物語は、逃げ場所にもなるの」
そんな千夏の言葉をきっかけに、美咲は初めて本の世界に足を踏み入れる。そこで見つけたのは、今まで気づかなかった物語の温かさと、千夏の隠された想い。
幼なじみの木村先輩が見守る中、二人の少女は本を通じて、少しずつ距離を縮めていく。
この物語を、この想いを、言葉にしたい──。
梅雨空の下、図書館でささやかに紡がれる、二人の少女の青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 19:22:23
6882文字
会話率:54%
物語を愛するハーディ・ヘルマンは、十七歳の折、鉄道事故で亡くなった父親の裏の顔を知る。
父は、何冊も本を出版している、正体不明の覆面作家「フランクリン・グレゴリウス」そのひとだったのだ。
唯一その正体を知っている、父の旧友にして編集担当のジ
ェンキンス氏に頼まれ、ハーディは弟の生活を守るため、フランクリンのゴーストライターとして執筆活動を行う。
噂から、真実から、世間の目から、あらゆるものから身を隠し、ごまかして、嘘で塗り固めて、真実を隠す。
そんな嘘つきハーディの物語
※他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 20:42:31
8854文字
会話率:9%
「君との婚約を破棄する」
それこそが、テレサ・ドルステンが待っていたものだった。
世に溢れるロマンス小説のごとく、王子の恋を邪魔する少女として婚約破棄を宣言される。それをもとにして、自分で物語を書く機会がようやく訪れたのだ。
従者の青年は
主人に問う。
「盛りすぎじゃないですかこれ」
「大袈裟なぐらいでちょうどいいの、本当のことを書く必要はないの」
「悪役の立場である少女が主人公じみているのですが」
「流行りらしいわ。王子の恋を邪魔する少女は、公衆の面前で断罪されるのですって。悪趣味よね」
第二王子に婚約破棄された、物語を愛する伯爵令嬢。
彼女を待っているのは、さて。どんな結末?
**********
ごく簡潔に言うと、「悪役令嬢ポジションで婚約破棄の現場を体験して、それをネタに自分でロマンス小説を書こうとする伯爵令嬢の話」です。
投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 20:09:36
7998文字
会話率:26%
俺の前には自作の小説を無言で読んでいる奴がいる。
A4用紙に打ち出したものを、後ろへと追いやって、しならせて、最後の1枚。
彼女はさらりと言ってのける。殺したと。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません
。
注意事項2
時折出来上がる訳分からん小説です。
夕暮れにしたのは、物語がバッドエンドだから。
黄昏だから。
注意事項3
タイトル、長くなりましたが、多くの方が引っ掛からないよう、変えました。恋愛じゃないので。
長いタイトルは覚えられないので、これで最後にしたいですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 19:47:34
915文字
会話率:47%
物語を愛するイオリの旅記録
最終更新:2022-10-20 15:00:00
4284文字
会話率:12%
電子書籍『最果てのパンドラ』の続編。
記憶を失った黒狼ウィルと、楽園で生まれ育った少女パンドラは二人で旅に出る。
物語を愛する二人は、冒険のするように都市を村を、廃墟を巡って思い出を作っていく。
怪物を退治し、村を救い、新しい味を楽しむ。
それはもっと新しい英雄の話であり、少女と狼の物語。
そんな時、ふと知り合ったダークエルフの騎士から奇妙な依頼が迷い込み――
ハイファンタジー異種族おねロリ冒険譚の第二弾 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 00:19:45
32617文字
会話率:26%
現実を憎み、物語を愛する主人公はとあるノートを拾う。それは特別な力を秘めた、不思議なノートだった。
最終更新:2019-12-23 14:26:58
4337文字
会話率:17%
人は人生の中で、たくさんの物語と出会います。
その中に自分に合った物語を見つけるには、読まねばなりません。
読まずに、自分に合うものを選べるわけもない。
だから、私は出会った物語を拒まない。
そうして、これと決めた本達を愛し抜くのです。
最終更新:2019-07-14 01:49:21
641文字
会話率:0%
私が読んできた本のレビューを、なろうの片隅でこっそり連載。
基本は数値化した採点などはいたしませんし、【おすすめ度】などといった項目も設けません。物語を愛する、全ての人と、その愉しみを共有できたらと思っています。
【注:多少内容に踏み込ん
ていくので、ややネタバレを含みます。『未読だが、読む予定のある』本などは、スルーを推奨いたします。が、『読むかどうか迷っている』方などは、その本以外のレビューを読んで、『この程度なら』と判断して頂ければ良いかと思います】
【出版社や作者様へ:アップした記事でまずいと思うところがありましたら、ご連絡ください。即刻修正または削除いたします。よろしくお願いいたします】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-24 22:58:59
51348文字
会話率:7%
昔々あるところに、物語を愛する国がありました。その中でも特に物語が大好きな王様は、自分だけの物語の本をいつも大切に持ち歩き、誰にも見せません。どうしてもその本を読んでみたいお姫様は、王様が眠っている隙にお付きの竜とこっそり忍び込み、本を読
もうとするのでした。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-02-04 23:05:43
1655文字
会話率:46%
“物語”を取り戻す!
物語を愛する全ての人に送る、珠玉のファンタジー。
読み直すたびに新たな発見がある、綿密な伏線と練り込まれた構成。そして独特の世界観。
味わい尽くせぬ濃厚で深みのある物語を、あなたにお届けします。
【あらすじ】----
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異世界に召喚されて、幸運を操る《運量》を手に入れた主人公。
運と機転でダンジョンを攻略していくが、次第にこの世界の闇が浮き彫りになり……というサスペンスな内容です。
「これは、異世界に召喚された一人の少年と、彼を取り巻く冒険者たちが織り成す、絆と嘘の物語である」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 00:15:03
521602文字
会話率:32%
人間が創る物語を愛する女神により、突然ある異世界に部活のメンバーと共に西江 紀三は召喚された。異世界チート物の物語が嫌いな女神により、特殊能力なし言語理解なしの無理ゲーに挑み、女神が満足する物語を紡がなければならなくなった。
召喚された
メンバーは特に特殊な技能もない普通の大学生、唯一の長所は実戦向きの武道系の部活に所属していること、それだけだ。
少し普通よりも戦えるだけの青年達は非常な異世界で生きる為の決断をする。
それは、殺しでも生きるか死ぬか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-19 17:40:51
36744文字
会話率:45%
『ひょっとしたら、この時もう既に、君は傷付いていたのかもしれない。そう気付いたのはずっと後のことだ。ねぇ、いつから私は、間違っていた?』 物語を愛する「私」が出会ったのは、片時も音楽を手放せない「君」だった。 「手が冷たいと心が温かい」と
いうことわざにまつわる、根暗少女とコンピュータ少年の不器用な物語。 CRUNCH MAGAZINE掲載済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 16:36:15
6327文字
会話率:9%