婚約破棄された瞬間、隣国王子の求愛ターゲットになりました――!?
辺境伯令嬢クレア・サヴィエールは、婚約者ヴィクトール・ローレント公爵令息に、学園のパーティで婚約破棄された。
しかし留学生の隣国王子テオドール・アヴェレートが、彼女に向かっ
て救済と求愛の手を差し伸べる。しかしクレアは自身の矜持から、頑として拒絶した。
「こんな形で差し出された施しを、サヴィエール辺境伯家の名にかけて、受け入れるわけにはいきませんわ!」
「じゃあ僕の留学の間に、君を口説き落とす! 僕の愛が勝つか、君の矜持が勝つか、ゲームしよう」
こうしてテオドールが仕掛ける求愛ゲームが始まった。
「口説き落としてみせる」と宣言したテオドールと、絶対に落ちないと誓うクレア。
そんな二人を苦々しく見つめるのは、クレアを捨てたはずのヴィクトール。なぜか彼はクレアに執着するが……。
外交と内政、戦略と恋愛、社交と策謀が、貴族社会を翻弄する。
やがてクレアの選択は、ヴァルミールとアヴェレート、二つの王国の未来を変えていく。
※毎週土日更新です。9/2(日)までは毎日更新。
※最終話まで執筆済み。安心してお楽しみください。
※並行連載中「拗らせ女公爵と策略王弟の愛と希望の日々 〜政略と社交の狭間で愛し合ってみせます〜」のスピンオフ作品です。
https://ncode.syosetu.com/n3251jx/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:25:03
287702文字
会話率:35%
わたくしには、少々困った妹がおりますの。
妹は、少々身体が弱い……らしいのですわ。
らしいというのは、わたくしの所見では……うちの家庭教師はちょっと厳しいけれど、淑女を育て上げるのが上手いと有名な方なのですが。妹は、その家庭教師の授業を
仮病を使ってサボっている可能性があるからです。
それは兎も角、最近の妹はロマンス小説に嵌まっていて、益々病弱アピールをして来て……わたくし、妹の将来が心配でなりません。
お父様もお母様も妹に甘いのですが、妹のことを思えばこそ、ということでわたくしは言葉を尽くして両親を説得しましたの。
それで、今日は夢見がちで病弱アピールをし捲る妹に現実的なお話をさせて頂くことにしました。
「あなた、いつまで自分は病弱だと言い張るつもり?」
「なっ、お姉様! 酷い! わたくし、本当に具合が悪くて……」
「あ、そういうのはもういいの。ほら? あなたが小説読むのが好きで、『いつか王子様が……』とか夢見ちゃってるイタい子なのは判ってるから」
「はっ、はあっ!? お、お姉様っ!? 失礼じゃないかしらっ!?」
設定はふわっと。コメディ調に見せ掛け、終盤は微ホラー風味。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 03:16:27
3615文字
会話率:39%
とあるジャズバー『Duke』の一夜。
小さな嫉妬と優しさが滲むささやかな物語。
最終更新:2025-04-06 15:35:49
4803文字
会話率:39%
放課後の教室で長谷川秀は、彼女の彩花が委員会から戻るのを待っていた。付き合って三ヶ月、最近よそよそしい彩花に不安を感じていたが、委員会から戻ってきた彼女から、「他に好きな人ができた」と別れを告げられる。
最終更新:2025-03-14 20:23:15
5308文字
会話率:46%
ヴィオレッタは、ずっと一人だった。子爵家の娘である彼女は、なぜか一人だけ離れに押し込められていたのだ。家族は彼女のことを『はずれの子』と呼び、疎んじていた。
本だけを友として過ごしながら、彼女はぼんやりと夢見る。いつか王子様が助けにきて
くれる日を。もちろん彼女は、そんなことがあるはずもないと分かってはいたけれど。
しかしそんな孤独な日々は、ある日急に終わりを告げる。なんと彼女は家族の手によって、とある伯爵のところに嫁がされることになってしまったのだ。それも、今までに二人も妻をいびり殺したという噂のある恐ろしい男性のもとに。
みすぼらしいぼろぼろのドレスを着て婚約パーティーに出た彼女は、鈴の音に導かれるようにして一人の青年、フェリクスと出会う。彼は突然、ヴィオレッタをさらうと宣言して――。
これは、理不尽に虐げられてきた乙女が、不器用で優しい青年とすれ違いながら歩み寄り、幸せを手にする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 12:07:57
121041文字
会話率:37%
王太子殿下の婚約者候補だったアグネスは、ひょんなことから田舎の伯爵家の後継ぎではない長男に嫁ぐことに……
『期待されなかった僕たちは』のアグネスサイドとその後のお話です。
最終更新:2022-10-02 18:00:00
17357文字
会話率:35%
「いつか王子様が私を迎えに来てくれる」
「パンをくわえて走っていたら、曲がり角で運命の王子様にぶつかり、恋が始まる」
私'辻ひよこ'は、そんな優しくて素敵な王子様との出会いを夢見ていたのに、、
実際に出会ったのはいじわるな王子様!?
「っ痛ぇな、、このチビ!!」
「はぁぁー!?私が100%悪いけど、チビって何なのよ!?撤回しなさいよ!!」
夢に夢見る大学2回生の'ひよこ'と
イケメン秀才'那智'の
ドタバタラブコメディ!!
※この作品は以前他のサイト(どこか忘れてしまった)に投稿したことのある作品です。自分では見つけることができなくなってしまったので、どんな内容だったのかを思い出したくなり、新たに書き起こしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 21:59:40
1434文字
会話率:19%
子どもの頃に出会った無邪気な王子様と、十年後のひどく荒れた世界で、再び出会う話。
最終更新:2021-12-19 18:03:14
984文字
会話率:36%
「君との婚約を破棄する」
それこそが、テレサ・ドルステンが待っていたものだった。
世に溢れるロマンス小説のごとく、王子の恋を邪魔する少女として婚約破棄を宣言される。それをもとにして、自分で物語を書く機会がようやく訪れたのだ。
従者の青年は
主人に問う。
「盛りすぎじゃないですかこれ」
「大袈裟なぐらいでちょうどいいの、本当のことを書く必要はないの」
「悪役の立場である少女が主人公じみているのですが」
「流行りらしいわ。王子の恋を邪魔する少女は、公衆の面前で断罪されるのですって。悪趣味よね」
第二王子に婚約破棄された、物語を愛する伯爵令嬢。
彼女を待っているのは、さて。どんな結末?
**********
ごく簡潔に言うと、「悪役令嬢ポジションで婚約破棄の現場を体験して、それをネタに自分でロマンス小説を書こうとする伯爵令嬢の話」です。
投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 20:09:36
7998文字
会話率:26%
いじわるな継母と義姉たちに、召使のように扱われるエレノア。境遇の似ているシンデレラに憧れ、いつか王子様が、、、なんて乙女チックな脳みそ、このエレノアは持ち合わせておりません。
幸せは自分でつかみ取るもの。魔法使いのお婆さんを待つくらいなら、
自力で魔法を習得いたします。
ひょんな事から、イケメン悪魔を召喚してしまいました。私はいつになったら、幸せになれるのですか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 15:05:48
41221文字
会話率:27%
いつか王子様が迎えに来てくれるの。
女の子ですもの、昔はそんな夢みていましたよ。でもね、そんな血塗られた王冠はいりません。返してきて!
年下の幼馴染に、結婚を迫られるラブコメです。
最終更新:2018-10-31 22:36:53
1377文字
会話率:55%
夢見る少女は、いつまでもその時を待っている。
最終更新:2018-06-20 04:32:39
233文字
会話率:7%
誰だって1度は夢見たことあるはず。
いつか王子様が…って。
でも、いつの間にかそんな夢物語があるはずない。そう現実に戻る。
平々凡々な私は平々凡々な人生を送る。
そしてそれが一番幸せなんだって。
王子様もいらない。デンジャラスな経験もいらな
い。
だから、
丁寧に頭を下げて逃げ出す準備をする。
この状況はノーセンキュー!
ほんと、夢だったら良かったのに。どこのどいつだ媚薬を盛るなんてアホなことしたの!
―――「うーん…君を見てるとほっておけないんだよね。なんだかさ。」
―――「その気になるまで、振り向くまでいつまでも待つよ!ボク、頑張るから!」
―――「付き合ってみればいい。オレと。」
―――「君とこのままずっと、こうしていたい。」
―――「愛してる。だから、覚悟しとけ。お前に好きって言わせてやるから。」
「そう言ってくださるのは大変光栄です。丁重にお断りさせて頂きます。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-25 04:00:00
24092文字
会話率:49%
高校時代のあだ名は『王子』。
いつか王子様が…なんて邦題の曲があるけれど、王子様がやってくるのは、お姫様のところだって相場は決まっている。
今日は私の親友で『姫』の結婚式。もちろん彼女の隣には私じゃない『王子様』がいる。まぁ、その『王子様』
との仲を取り持ったのは紛れもなくこの私なんですけど…。
ウェディング・ハイとはよく言ったもので、みんなどうかしちゃってる。新郎新婦はもちろん、幸せムードに参列者だってイカれてる。
まぁ、私自身が1番どうにかしちゃってたって自覚、ありますけどね!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-23 08:37:46
11261文字
会話率:20%
私はいつか王子様が目の前に現れると夢を見ていた。
パーティーにいた王子様は美しい娘に囲まれていた。
とても近寄ることは出来ない。
私は諦めてバルコニーに出た。
そこで…
これは、私が見た夢の話。
最終更新:2015-11-19 12:57:08
775文字
会話率:29%
いつか王子様がという曲の曲調やタイトルから自分なりに想像を膨らませていけたらなと思います
思い付きで書いているため、オチが見つかっていません
ピクシブにあげていたものをこちらで投稿し直します
最終更新:2015-07-16 23:10:50
2945文字
会話率:35%
いつか王子様が迎えに来てくれると思っていたのに。私が結婚させられたのは平凡でつまらない人だった。私はお姫様なんかじゃなかったのだ――
物語のような恋に憧れ続けるライサ。夫にも結婚にも不満な彼女の前に現れた異国の美しい人は、夢に見た王子
様か、それとも……?
全6話3万字弱です。
***注意***
本作は「夫の愛に気付いて徐々に絆を育む」系の話ではありません。あしからずご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-11 16:02:20
28974文字
会話率:45%
本編完結から7年後の設定のお話です。
最終更新:2014-08-28 22:54:56
9679文字
会話率:45%
子供のままで居たいと願う子供
キーワード:
最終更新:2014-01-15 14:28:10
451文字
会話率:0%
白雪姫は王子様のキスで目を覚ましました。
誰もが知ってる私とあの人のお話だけど、ハッピーエンドの後は全然ハッピーじゃありませんでした。いつか王子様が迎えに来て一生幸せに暮らすだなんて夢見ていたけど。そしてその通りになっちゃったけど!
私、王
子様ーーあの人の不倫で目が覚めました。もうお姫様なんてうんざりよ!
と思っていたら、人生二度目の毒りんごで今度こそ死んじゃったわたしです。もうあの人のキスは効かないと思うとせいせいするわ!
ってちょっと、転生先までつきまとわないでもらえます?わたしはお姫様じゃない人生を楽しみたいの!毒りんごも七人の小人も、魔法の鏡もいらないんです!王子様なんてお呼びじゃないんですよ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-30 23:59:58
10717文字
会話率:23%