電脳楽園――通称・電脳麻薬カンパニーが発表した問題作MMORPG『Chaos Economica ~Bleak Rules~』。
スクリプト完全解禁、ゲーム内通貨と現金の連動による事実上のRMT合法化――ゲームにおけるあらゆる禁忌を堂々と解
き放った世界に、プレイヤーたちは歓喜し、そして堕ちていく。
混乱する運営、暴走するユーザー、崩壊する秩序。
ゲームはただのゲームにとどまらず、やがて社会そのものを巻き込み、世界は“快適に”ディストピアへと転がり落ちていく──。
これは、狂気と混沌の中で“情報とは何か”を問い直す物語。
専門用語や独自設定は、すべてが鍵かもしれないし、そうではないかもしれない。
完全に理解できなくても構わない。感じたままに読み、そして、あなたなりの真実を。
ようこそ、快適に転がり落ちるディストピアへ。
※SFタグは、サイエンスフィクションの意味です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 16:50:00
61925文字
会話率:53%
子供の頃から優秀だった徹にとって母親は一番の自慢だった。美人で、頭が良く、人当たりも良くて、料理もうまくその仕事ぶりから雑誌などで取り上げられるほどの有名人、常に凛と堂々としていて自信に満ち溢れた母が大好きだった。しかし突然訪れた母の死が徹
を狂わせる。明るく社交的だった性格は一変し、心を閉ざし周りと距離を置くようになる。そんな徹の下に一人の女性が現れた、坂本志穂。ボランティアをしている二十歳の志穂は心を閉ざしていた徹を励まし親身になってくれた。まだ小学六年生だった少しずつ心を開いていくのだが志穂も突然姿徹の前から姿を消してしまい、それによって徹は完全に人間不信になり心が壊れてしまう。成長し大学生になった徹は正常な心を取り戻そうとする、そんな彼に運命の出会いが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 07:40:00
69415文字
会話率:33%
【連載中】1章:魔法少女とは出逢わない
弥堂優輝は普通の高校生である。そんな彼はある日の放課後に魔法少女と出会う。
日常生活の中で魔法少女と出会ってしまった時の準備を怠っていた弥堂は諦めて死を受け入れるが、その魔法少女はなんとクラスメイトの
女子であったため特に何事もなかった。
ありえない出来事ではあるが、まぁ、起こってしまったのなら仕方ないと日常生活に戻る弥堂に風紀委員会より指令が下る。
『放課後の道草はやめようね週間!』だ。正常で優秀な風紀委員である弥堂は当然その指令を忠実に実行する。
まず手始めにと考えたのは、「街の平和を守る!」などと世迷言を言って毎日遅くまでおかしな仮装で街を徘徊する学園の面汚しを取り締まることだ。
だが解せぬ点もある。それは魔法少女に変身をするとどんなパンツを穿いていても必ず『しましまおぱんつ』に換装されることだ。どう考えてもそんな必要性がないため、弥堂はどうしても魔法少女のおぱんつに納得がいかなかった。神は無駄をお許しにはならないはずだ。
こうして狂犬は街へ解き放たれ、魔法少女と魔法少女のおぱんつの謎が明らかになっていき、そして思わぬ事態へと発展していく…。だが、弥堂優輝という男にはそんなことは関係ない。
例え世界の危機に直面しようとも、魔法少女などという非行行為に手を染めるクラスメイトを必ず更生させる。
その為の手段は問わない。
※1章の前日の話の序章が、同シリーズ別作品として投稿されています。1章からでも読めなくはないと思いますが、更新を待つ間にでも読んでいただけたらうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 22:01:44
4237628文字
会話率:48%
八歳のある日、自分の病弱な前世を思い出したテリア。そして、この世界が前世の自分が好きだったRPG乙女ゲームの世界だということに気づく。
でもそのゲームの中でテリアは悪謀とチートすぎるな力で皆を苦しめ不幸にさせる邪悪な中ボスだったけど!?
ゲ
ームの自分の姿は衝撃的だけど、まだ起きていない未来のこと。それなら変えることもできるだろう!
自分が犯すことを正し、おまけに中ボスのチートにゲーム知識のチートを合わせた力で、他の悲劇まですべて防ぐと誓うテリア。
前だけを見て走る公女様と、その後を追う多くの人々が作っていく物語です。
◈◈更新サイクル◈◈
毎週月~金の五日間、18:00に更新されています。
(最初週限定、土日も更新されます)
休日は構いません。土日じゃなければ、公休日でも正常に更新します。
予定日に更新されなかった場合は、活動報告を確認してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 19:00:00
2171520文字
会話率:36%
※一章完結済。一章だけでも綺麗に終わります。
【あらすじ】
「ここはどこだ? 私は、誰だ……?」
記憶喪失の男シキは、見知らぬ宿屋で目が覚めた。
助けてくれたという少女ネオンから話を聞こうとするが、何を問いかけても彼女は何一つ喋らない
。
医者に診てもらったところ『エーテル』というものが流れていない事以外は正常らしかった。
諦めて状況を知るべく街へ出ると、ここはその『エーテル』と呼ばれる魔法が盛んな異世界であった。
混乱するシキの前に賞金稼ぎを名乗る少女アイヴィが現れ、そこで『記憶を奪う通り魔』がこの街に現れるとの噂を耳にする。
シキはネオンやアイヴィと共に『通り魔』を追い、自らの記憶を取り戻す事にした。
アイヴィに戦い方を教わりながら、シキは少しずつこの世界の常識を知っていく。
それと同時に、シキはエーテルが流れていないという意味を知り、自らの存在を少しずつ知っていく事になる。
そしてまた同じく『通り魔』を追う存在が現れ、シキ達はそれぞれ様々な視点から通り魔へ迫っていくのであった。
これはある男の、過去を知り、世界を手に入れるまでの物語。
【紹介】
読み手によってジャンルが変わる特異な作品となっております。
楽しいコメディや日常にダークなシリアスやミステリー、さらに熱いアクションやバトルもありの欲張り作品。
この物語の結末を、あなたは予想出来るだろうか。
※随時更新して行きますので、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
少しでも面白い、期待出来ると感じたら、評価やブックマーク、感想などを頂けると励みになります。
タイトル『この世界には私が眠っている。』以外の部分は時折り変えています。
表紙や挿絵のイラストは自作です。他サイト様でも連載開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 20:20:00
404644文字
会話率:45%
「いじめはダメだよ」
その一言が、地獄の引き金だった。
荒れた学校。暴力が支配し、教師さえも黙認する教室で——
宮本智明は、“いじめ”という名の連鎖に、たった一言で飛び込んだ。
その日から、標的は変わった。
教室で殴られるのは、彼だけ
になった。
声を上げない。逃げない。泣かない。
誰よりも弱そうな体で、ただ黙って殴られ続ける。
そして次の日も、また同じ場所に立っている。
誰も命じていない。けれど、誰もやめない。
「こいつならいい」
「壊れないから、いい」
やがて噂が広がる。
「あいつはおかしい。痛みを感じていない。」
いや、違う。あいつは——
何が正しくて、何が壊れているのか。
どこまでが日常で、どこからが地獄なのか。
生徒たちは気づき始める。
“壊れないこと”よりも、壊れさせようとする自分たちの方が、よほど壊れていたことに。
そして物語は静かに、教室の外へと広がっていく。
転入生、消えた教師、正体不明の男たち——
誰もが何かを抱えながら、それでも今日も、学校は始まる。
そこにはまだ、包帯を巻いた彼がいる。
笑いも泣きもせず、変わらず殴られ続けている。
まるで、それがこの世界の“正常”であるかのように。
——だが、夏休みは近づいている。
そしてその先で、智明は別の学校へと転校する。
智明は最初からこの学校に通うことを決めていた。
家から近く、転校条件を満たすためには、夏休みまで通う必要があったからだ。
ただそれだけが理由で、何も言わず、何も求めず、学校に通い続けた。
しかし、次第に智明の心は変わっていった。
転校生・聖奈が転入してきたことで、智明は何かが変わる予感を抱くようになった。
彼女は世間知らずで、荒れた学校の状況に無防備だった。
そのせいで、すぐにいじめの標的になりかけていた。
智明はその光景を見過ごすことができなかった。
「このままじゃ、また誰かが犠牲になる。」
そう思った智明は、また自分だけが犠牲になることを選び、学校の荒れた環境を変えるために動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 21:06:05
1803文字
会話率:24%
『災』という概念をご存じだろうか? 台風に地震、津波をはじめとする自然災害が絶え間なく、至る地域を襲う。そんな自然が織りなす脅威に、手を咥えて過ぎ去るのを祈るしかない、弱者である我ら人類は、太古からその存在を忌み嫌い続けている。
しかし、
この世界の『災』は、一般に知られる "災害" とは、意味が異なる。勿体ぶらずに結論を申すと『災』とは、即ち "地球維持装置" 、ある種の抑止力である。もし仮に、山の幸を貪り、破壊の限りを尽くす者がいたとしよう。その者は、地球からすれば害だ。そう判断が下されたのならば、山火事という名の火刑に処されることになる。要は、『災』とは天罰であり、災害が齎された地域は、自信の生き様を見直さねば、ならぬという戒めである。
その『災』という概念だが、強大な力を有するため、AIと人類で争うこととなった。この熾烈の争いが『災』に甚大な影響を齎したのである。
繰り返しとなるが、『災』は、地球を存続するための、害を排除するための装置。しかし、それが正常に作動せず、必要のない位置に災害が齎されたら、、、。それは『厄』と述べるしかあるまい。
『災』に不具合を起こした張本人である "黒光" (主人公)が、世界中に散らばった『厄』を取り除く為に奔走する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 07:12:14
35186文字
会話率:14%
(小田原三部作・第一作)
かつて天文学者を志しながら、現在は地方自治体の観光課で働く〈私〉は、ある日、商店街の裏手に佇む小さな靴修理店で、片足だけ異様に長い革靴と出会う。それは「インド足」と呼ばれた先天奇形を持つ人物の遺品であり、なぜか極
端に精巧な機械仕掛けが施されていた。
靴の持ち主は、昭和初期に実在したとされる曲芸師「道化のアサノ」。彼は戦後の混乱の中で姿を消し、ただ“片足の奇跡”として語られるだけの都市伝説と化していた。〈私〉は記録と噂を追い、小田原の山間部、かつての劇場跡、廃墟となった療養所へと足を運ぶ。そこに残されていたのは、「足を直すことで人生を失った男」の足跡と、周囲の人々が“道化”に投影した歪んだ希望と嘲笑だった。
調査の最中、〈私〉自身もまた、幼少期に足の手術を受けたことを隠してきた過去と向き合うことになる。人間の「左右の不均衡」、身体と社会との摩擦、笑われる側と笑う側との境界。それは常に入れ替わり、揺らぎながら続いていくのだった。
最後に〈私〉は、道化が自らに施した“靴”の改造を解読するが、その中に封じられていたのは、破壊でも復讐でもない、ただ「歩く」という行為への執念だった。
――奇形と正常、道化と正気、希望と嘲笑のあわいに生まれた、もうひとつの歩行論。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-11 17:36:43
541文字
会話率:0%
大地の奥底に封じられている神様は思いました。
『なに? いま異世界冒険って流行ってるの?』
彼は地上にいくつもの目を持ち、この世界が正しく成長しているか監視しています。
とは言え、さすがに異なる世界を見通す目など持っていません。
しかし
、自分が見通せない世界だからこそ興味があります。
『ならオレの眷属送り込んじゃえばよくね?』
自分と繋がりのある眷属の目を通せば、異世界の様子は自分にもわかるでしょう。
そして彼は自分の命令を聞きそうな、運の悪い眷属にその指令を与えたのです。
「あ、あなたはもしかして私たちの造物主様!?
い、いきなりですね、そ、それで私にその人選を行えと?」
『あー、いやいや、一人でやんなくていいよ、
向こうに送るのも一人にする必要ないし、
こっちの世界に影響なさそうな人物、適当に見繕ってさ?』
「わ、我らが主はアバウトなんですね・・・わかりました。
じゃあ、知り合いの子と相談してちょっとやってみます。」
他力本願、責任転嫁、いきあたりばったりの精神で行われたその計画は、
まず最初に、一体のお人形さんに対して行われました。
そのお人形さんは、見たこともないお屋敷の中で、
お尻をあげたポーズで這いつくばっていました。
気が付いたらいきなり、そんなところに飛ばされて、
自分がどんな態勢でいるかも、今は後回しにするしかありません。
現状認識も何もできていないまま、
薔薇の刺繍の黒いドレスの裾が膝下から床に拡がっています。
それでも、やがて彼女はゆっくり立ち上がりました。
ここがどこだかわからないけども・・・
そして思考回路も正常に作動するようになると、彼女は自分の仕事を思い出したのです。
この場所がどこであろうと自分のすべきことはただ一つ・・・
それは、
かつて大地の底に封じ込められし冥府の王が与えた崇高なる使命。
「私は鎌を振るう、汚れた命を絶つために・・・。」
そう、最初に送られたのは、都市伝説の主、「私メリーさん」!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 14:00:00
2520975文字
会話率:18%
新卒一年目で医療系の現場に入った''私''は世間的な感染症蔓延もあり、数ヶ月遅れの新人歓迎会に参加することになる。その時にダメな行為と知りながら、飲酒運転をしてしまう。その時、事故を起こさず大丈夫であった事から、ちょっとだけ、、前も大丈夫だ
ったし、、そんなに飲んでない(酔ってない)し、、まさか私が事故を起こすはずが、、、そんな漠然とした考えで、危険な行為を重ねていってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 01:49:55
9078文字
会話率:57%
「っ……ああ……。長かった……ようやく、終わる……。」
静かな病室の片隅で、少女はそっと呟いた。
彼女は、生まれたときから自分一人で生きられない体だった。天界に住まう神々の力が揺らいだとき、その余波で生まれた存在──それが彼女だった。だ
が、その波動の歪みは彼女の体に影響を及ぼし、正常ではない身体を持つこととなった。
代わりに与えられたのは、年齢にそぐわないほど優れた頭脳。そして、わずか十年という、あまりにも短い寿命。
病室の天井しか知らない十年。
誰一人として訪れる者のいない、孤独な十年。
そして──その時間が、今終わりを迎えようとしていた。
静かに、少女は最後の息を引き取る。
その瞬間、意識が深い闇へと沈んでいく。
──けれど。
「……ごめん。」
どこか遠くで、誰かの声がした。
優しく、どこまでも切なく、そしてどこか懺悔の滲んだ声。
「次は……健康で、絶対に幸せになれる体に生まれるようにするから……。」
それは、祈りのような、約束のような。
少女は、薄れゆく意識の中で、確かにその言葉を聞いた気がした──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 13:36:37
2499文字
会話率:42%
あらすじなんてねえよ
最終更新:2025-03-24 22:10:58
2041文字
会話率:0%
瑠衣が猫なのだとしたら、鏡花は犬である。
振り回され、ぞんざいに扱われても、必死に絡む姿はそう形容して違わないだろう。
けれども時折、噛み付く事がある。
かわちぃねぇ〜☆ 今はマグロ好きなネコチャンっ☆
注意事項1
起承転結はありません
。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
止める者が誰も居ないならば、きっとそうなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 17:36:34
943文字
会話率:40%
たのさ、何時もにも増して瑠衣たん、私に対して当たり強くない?
そりゃ気持ちの悪い変態見たらそうなるだろうよ。
鏡花がリミッター外れて気持ち悪くなるのは何時ものこと。
其れを正常な目で見れなくなったら、俺がいる意味無いだろうよ。
注意事項
1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
やさ……優しいかな……。
真顔で『冗談だ』『本当に優しい奴は、自分で自分の事を「優しい」と言わない』なんて返すのが瑠衣たんですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 20:15:49
809文字
会話率:64%
少し変わった、正常で異常な奴がいる。
そいつは不思議な、いや普通に、コメディーを書くのが苦手らしい。
思ったままに書けば良いと思うのだが。
コメディーとギャグに必要なのは、間だよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われた
ら申し訳御座いません。
注意事項2
腸内フローラがある時は、基本的に精神は健全です。
起きてから暫くしないと、ガスが溜まっちゃう〜。
!しか変換出ない。
作者の脳内は何時もこんな感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 08:24:55
1186文字
会話率:29%
その日、世界は崩壊した。
西暦2040年3月23日 全世界同時に発生した超大型地震。突如現れ始めたアクマたち。なぜか正常に機能する生活インフラ。大量に失われた人口。
高校2年生の春休み中だった「高屋 穂織(タカヤ ホオリ)」は時にアクマと戦
い、時にアクマを仲間にして世界崩壊の謎に立ち向かっていく。
作者が絶望的にギャクセンスがないため、シリアス多めの作品になろうかと思います。
某神話系RPGにインスパイアされた作品のつもりで、パクリのつもりはありませんが、どう捉えられるでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 07:00:00
439954文字
会話率:49%
自殺は刺激に対する「正常」な応答なのだろうか?
合理的な自殺は存在するのだろうか?
最終更新:2025-03-10 03:01:47
1122文字
会話率:0%
千年近くにも及ぶ人間と魔族による戦争も終結して、はや数百年……
戦争に勝利した魔族軍は人間国との平和条約を結ばせ、世界は比較的平和な時代を築いていた。
そんな平和な世の中で今代の魔王、人呼んで『幻王ルディウス』は割と過酷な政務に頭を
抱えていた!
日々積み重なる激務故か、正常な判断能力を失いつつあるルディウスは、国の財政を盛り上げるために魔道具を使った動画配信者になると言い出す始末!
魔王「我、女の子になる!」
現魔王という地位が地位だけに、止められる者は誰もいない!!
これは過労な魔王が動画配信者の頂点を目指す物語!!
──そして魔王は伝説となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 22:34:20
184721文字
会話率:32%
正常な社会の中で、警告なしに奇妙な突然変異がいくつかの動物で起こり始め、人々の生き方を完全に変えます。 あなたはカネラ、あなたがアクションと興奮の完全な彼女の冒険を体験するかわいいバニーの物語に従ってください。
最終更新:2025-03-04 11:53:52
5086文字
会話率:0%
世の中には、対抗するものが必ずある。
光と闇、火と氷、天と地、善と悪、生と死etc……。
おそらくそれは、どこの世界にも存在する。
これは、そんな“どこか近い”、しかしながら“限りなく遠い世界”の物語。
ある、特別視された一族が
いた。
それを知る者と知らない者が、同じ大地の上で生きていた。
皆、家族を持ち、愛すべき者を持ち、友を持って。
築かれる物には長い年月が必要だ。
だが壊れるのは、瞬きするよりも刹那的で儚い――。
それが、自分の身の上に起こるなどと考える者は少ない。
目の前にした時、人は初めて気付かされるのだ。
恐ろしい事実を突きつけられて果たして、正常でいられる者はどれくらいいるだろうか。
その一族の末裔は、居場所を失い長い時間を旅して生きてきた。
過去の現実から、目を背けるが如く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 16:10:08
853202文字
会話率:47%
「あなたは何人目ですか?」
「私は6人目です」
白い部屋で無機質なやり取りを続ける二人の男。
呼び出された男は、白い部屋を出て白い廊下を進み、また白い部屋に入った。
クリーム色の髪の女性から、質問をされ、男は答える。
女性は「正常です」と答
え、また違う質問をされた。
いくつかの質問に答えると、テストに合格したことを伝えられる。
一体何のテストに合格したのだろうか?
男はそれすらもわからず、次の部屋に進むのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 15:56:46
7124文字
会話率:44%
探偵の佐幸輝夜(さゆきかぐや)という女性は、毎回奇妙な物に出くわす。
自らを怪異と称するのっぺらぼうの市松(いちまつ)は、望みがありながらも輝夜を守るも、ある日輝夜に顔を見られる。
のっぺらぼうのはずの顔には、亡き母親の顔が映っていた――そ
の後市松が輝夜の命と顔を奪おうと狙っている事実が判明するも、情がわいた市松は一族を裏切り輝夜を命がけで守る。
輝夜もまた母親の顔を盗んで殺した市松を許し、市松の苦悩を知る。
市松は人間の顔が欲しいと願い、ケサランパサランを使い叶えるも、輝夜がその後死んだ行為によって願いをなかった行いとする。
世界線はそうして輝夜が生きていた軸と戻り、相も変わらず怪異と過ごしていたが、輝夜にはとんでもない隠れた美学があった。
輝夜の美学を知った市松は、輝夜をただの人間に戻したがる。そうでないと、輝夜はきっと人間の輪から外れる。
『そう、それなら貴方は今まで気狂いな偽善を貫いてきたのね』
輝夜の美学に惚れ込んだ者達は輝夜に傾倒していき、まるで信仰のような恋模様も出来上がっていく。
恋心を殺し、味方になった怪異や市松は、輝夜の美学をねじ伏せようとするも、輝夜の友達は告げた。
「行動力がありすぎる善だと思っておけばいいじゃないか。真っ当な善なんてない。狂気なんだよ、善人は」
果たして狂っているのは輝夜か、周りか、それとも人間か。
善について語ろう。これは善とは何かを、吟味し続ける話だ。
何処まで人は犠牲になれるのか、何処まで人は善に狂っていられるのか。
人のために動く心や助けたいと感じる気持ちは、何処までが偽善で善なのか。本心を偽ってでも助けるのは偽善なのか。
その答えが見つかったとき、初めて輝夜は正常となるのかもしれない――。
※一部残酷・暴力表現が出てきます。某所にも載せてます。
※短編集ではありますが、話数が多いため連載にさせて頂きます。
ネット小説大賞第九回、十回 一次通過作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 22:10:00
311146文字
会話率:43%