ヘンに鈍くて空気が読めない変わり者な高校生、藤田林太郎は校舎裏で学校の王子様に遭遇した。
名前は遠坂香子。――そう、王子様と言われているが、彼は彼女で、ただの悩める“女の子”だった。
「もう随分と女の子から遠ざかったなぁって、今少し思った
」
可愛いと言われたいのに、カッコいいに慣れてしまった。そんな彼女に、林太郎は――
「俺は可愛いと思うよ、遠坂のこと」
「……え、えぇ⁉」
思っていることは素直に言う。素直に言われて動くこころ。
林太郎の真っ直ぐな「可愛い」が、いつしか学校の王子様を変えていき――
季節は巡り、彼女のまわりは温かく騒がしく。
恋する乙女は変わりゆく!愛おしいやつらと駆け抜ける、甘くて胸がキュッとなる青春スクールライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 23:06:02
117939文字
会話率:50%
俺は東京下町の母一人子一人の家庭で育った。小さい頃から下痢気味の虚弱体質で、小中学校時代に話し相手は一人もいなかった。母子家庭で貧乏で虚弱体質、そして影が薄いことを、不思議と寂しいとも悲しいとも思ったことはない。俺は相当無気力で鈍感な子供
だった。
小学校5年生の時、校舎の裏で悪ガキ4人に取り囲まれて殴られているうちに腹の調子がおかしくなり脱糞した。そこで俺に付いたあだ名が「クソオ」だ。中学を卒業するまで俺は女子を含めたみんなから「クソオ」と呼ばれ続けたが、そのことだって気に病む程のものではなかった。俺には人並なプライドもなかった。
高校に入学するとすぐに母親が車にはねられて死んだので、俺は高校を退学した。すると担任が日本料理屋を紹介してくれて、そこで働き出した。俺は案外料理人に向いていたようで、店の同僚とそれなりにうまくやっていき、そこで社会人としての知識や振る舞いを身に付けて、15年が経った。このまま順調にいけば、俺は結婚して小料理屋を持って、妻と子供と一緒に、ささやかではあっても幸せな生活を送ることができたはずだ。
そんな俺が満員電車の中で腹を壊して脱糞し、その車両に乗り合わせていた人々は悪臭でパニックに陥った。この現場の模様はSNSで流された。このことがきっかけで、俺は料理屋を辞め、10年間住んでいた「カスミアパート」の四畳半一間の部屋に引き籠ることになった。
引き籠って10年が経った頃、いきなり大家のミドリさんが俺にアパートからの退去を通告してきた。俺が1年間家賃を滞納していたせいである。それでも退去するまでに2ヶ月の余裕が与えられた。
俺はホームレスになることを決意し、彼らが住む簡易テントを下見することにした。そこで親切にしてくれたサンちゃんが、若者のホームレス狩りにあってあっけなく殺された。次の夜、テントの中に寝ていた俺もそいつらに襲撃された。
俺は彼らへの復讐を計画したが、復讐する前にかれらはあっさりと警察に捕まってしまった。そこで俺は計画を無差別大量殺人に切り替えることにして、そのための準備を着々と進めた。ところが、この計画に末期がん患者のミドリさんが乗って来て、計画は大きく変更されることになった。「FBT」とミドリさんが名付けたおぞましいテロを、ハローウィンの日に渋谷のスクランブル交差点のど真ん中で、二人で実行することになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 00:00:00
91244文字
会話率:39%
ぼくはリビングでうとうとしながら『かごめかごめ』の唄を「鶴と亀が転んだ」と口ずさみ、娘から「鶴と亀は滑ったんだよ」と訂正された。ぼくには大切な友だちを裏切って転んだ暗い過去がある。
ぼくは、UFOからツチノコまで不思議な事であれば何でも
扱う雑誌『ユニコーン』のライターである。山形県黒鷹町の地域おこし協力隊員から、町に「隠れキリシタン」とその埋蔵金の情報が送られてきた。実際、今でも「隠れキリシタン」がいるそうだ。そこでぼくは後輩のスズちゃんと一緒に黒鷹町に取材に行くことにした。黒鷹町では、地域おこし協力隊員の佐和山が中心となって「隠れキリシタン」を町の観光資源として活用する計画を進めていた。キリシタンを弾圧した拷問の体験ツアーを組み込もうとしている。一方で、佐和山の計画を壊そうとする者たちがいた。かれらは自分たちを「転び切支丹」の末裔だと名乗っている。そしてこの転びキリシタンの集団の中に一人だけ江戸時代から続く真の「隠れキリシタン」が潜伏しているという。荒唐無稽な、傷ついた者たちの悲喜劇が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 00:00:00
236256文字
会話率:44%
ぼく唐木慎吾は、大学3年生でまもなく4年生になる。安定した職に就くために、本格的に就職活動に取り組まなければならない時期なんだけど、最近、路上ライブを始めた。ぼくのファンもそれなりについている。ぼくの父は生まれてすぐに失踪し、母もぼくが小
学校に上がる頃に癌で死んだ。おばあちゃんが一人で苦労しながらぼくを育ててくれた。ぼくたちのおんぼろの家には不釣り合いなほど大きな沙羅の木があり、誰が呼び始めたか知らないけれど、ぼくの家の前の道は「沙羅の木坂」と呼ばれ、ぼくの家は密かに「幽霊屋敷」と呼ばれている。ぼくが大学一年生の時、おばあちゃんが脳梗塞で倒れ、しばらくして認知症になってしまった。まだらぼけになったおばあちゃんは、ベッドの中で自分の陰惨な過去を振り返っていた。ぼくはそんなおばあちゃんの世話を一人でしている。いわゆるヤングケアラーだ。それでも、なんとか奨学金とバイトで学業と大学生活を続けている。そんな時、ぼくは交通事故に遭い、入院してしまった。一人になったおばあちゃんを恋人の美由が面倒をみると言ったが、彼女も大学生なのでそれは無理だ。路上ライブに来ていたシャネルスーツを着た三枝未華子というキャリアウーマンが介護をしてくれることになった。三枝さんは我家に同居するようになった。三枝さんはぼくをプロのアーティストにしようと動き始めた。
ぼくは子供の頃から、父が母とおばあちゃんに殺されて、沙羅の木の下に埋められたという妄想を抱いている。最近、父と名乗る男が子供を連れて帰ってきて、同居するようになった。そして、優しいと思っていた母の過去が男によって暴かれていった。おばあちゃんのうんこの臭いのする我が家が、彼ら彼女たちの人生の最終避難所(アジール)であるかのように、訳ありの人間ばかりが集まって交差する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 00:00:00
118863文字
会話率:31%
むっつりエロ学園生、林太郎は異世界転生のチャンスを手に入れる。しかし、希望する世界と能力に対し、好き放題にチート要求をしたせいで彼が望まぬ形で転生させられてしまう。そしてここに、貞操逆転世界の超絶美形チート魔力転生者が爆誕した……「TS幼女
化」「魔法の才無し」「成長不可」の超絶デバフをおまけに付けて。
この物語は美少女ハーレムを諦めない幼女な主人公が、HENTAIメイドと王子と弟と、転生者たちに貞操を狙われる物語である。
筆休めの不定期更新ですので、気楽に気長にお付き合いください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 11:35:30
7926文字
会話率:67%
高校1年生の不良、田村 林太郎は父親が再婚したことで苗字が「七菜」に変わった。
しかし再婚相手である義理の母の連れ子は女ばかりの5人姉妹でしかもその長女がクラスメート、
それもよりによって不良の彼とは全く接点の無いスクールカースト上位層の優
等生、七菜 凛香だった。
これはクラスメートから兄妹を経由して、そして恋人となるお話。
毎日19:00更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 19:00:00
176046文字
会話率:53%
犬屋敷 林太郎(24歳)サラリーマン。
ダウンロードした『管理ツールアプリ』で異世界に転移!?
スマホに保存されている数多のゲーム『アプリ』のアイテムが、異世界で具現化できる!?
え、他の『アプリ』も異世界仕様?
これらのチート級能力を駆使
して自由に生きていく……はず!?
※不定期更新です。
※タイトルに★付きは挿絵あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 23:13:19
50763文字
会話率:40%
東京の中心部にある高級ホテル「イリーナ・ホテル」。
このホテルのラウンジ「リリア」では、時折美しい女性がピアノを弾く。
見事な演奏を披露する彼女の正体とは?
ピアニストで探偵の桜井百合と、財閥の御曹司で覆面作家の西村達也が「人の死なな
い謎」を解いていくライトミステリー。
【主な登場人物】
・桜井百合(さくらいゆり)…ラウンジ「リリア」のピアニスト。ピアニストは副業で本業は探偵。美しいがクールな性格。ずば抜けた記憶力と洞察力を持っている。
・西村達也(にしむらたつや)…ラウンジ「リリア」に通う青年。世間をにぎわせている覆面作家「柏木林太郎」の正体であり、日本有数の財閥の御曹司でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 23:09:12
252436文字
会話率:29%
ある日のこと、貿易会社に勤める小林太郎は海外支社の一つアフリカ○○支社に駐在することになった。
海外駐在に向けて着々と準備し、いざアフリカの大地に向かおうとしたその時、なぜか異世界転移する。
異世界を司る女神ユーグレナの導きにより
スキル制がある世界に降り立つ小林太郎。
日本の常識と異世界の常識の大きな違いに戸惑いながらも、近隣諸国有数の大都市ハリスで『銀馬車の紙商人』として異世界の人間として生きて行く。
英雄や女傑、王族や貴族、商会や商人、そして民衆や奴隷。様々な異世界の人間と深く関わりながらも、数奇な運命を辿って行く。
小林太郎は異世界の大地で愛車と共に風になれるのか?まだ見ぬ大地へと踏み出そう。
※インフォメーション。2022年4月14日現在、100話をストック中。頑張ってストック貯めます。下記予約投稿中。
0章 プロローグ~愛しき人への別れの讃歌~
1章 『深読みする孤独者』と『能天気ポンコツ女神』
2章 『銀馬車の紙商人』と『ミランダ商会の最高傑作』
3章 『異世界の勇者』と『台座の聖剣』
4章 『世間知らずのロリコン商人』と『ミランダ商会の煌めく宝石』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 13:07:51
281276文字
会話率:30%
中学生の女の子、坂下日和には同い年の幼馴染である、間宮林太郎くんという男の子がいた。
最終更新:2022-11-15 23:08:58
5656文字
会話率:16%
中学生の間宮林太郎は同じ教室の坂下日和から猫をもらうことになった。
最終更新:2020-05-22 21:59:36
1468文字
会話率:21%
主人公の林太郎は幼稚園からの仲である里騎太に今日もカフェで相談を受けていた。
「俺さ、またやっちゃったんだよね。」
普通じゃ有り得ない里騎太と普通の林太郎が繰り広げる日常物語。
里騎太に普通の生活を送って貰うべく林太郎は今日も頭を悩ませ
る!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-24 00:00:00
10670文字
会話率:42%
お正月明け早々、上司に怒られた結は傷心のため、幼なじみの林太郎に連絡を取る。
林太郎はいわゆる『オネエ』で、結と付き合い始めたばかりだ。
林太郎の家を訪れた結だったが、迎えてくれた林太郎は誰かとくだけた様子で電話中だった。
オネエさん
とOLがライトにらぶらぶする話です。
※カクヨム 、ノベプラにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 21:00:00
6492文字
会話率:44%
RUSTというゲームでの配信を元にした日記です。
配信概要欄に記載しようと思いましたが、長くなり掲載できないのでこちらに書きました。
最終更新:2021-12-06 20:56:11
7477文字
会話率:5%
高度なAIを搭載した「iドール」と呼ばれる、実体を持つ電脳人形が流行る世界。高校生・増田林太郎は一体のiドールを購入し、クルミと名付ける。同じクラスの本物のアイドル、黄木里奈に負けないようなiドールに育てようと思った矢先、日本中からすべての
アイドルが姿を消す大事件が発生。クラスメイトの里奈も行方不明となる。そんな中、増田は一体のiドールを拾う。警察官の姿をしたその人形は、自らを人間・青葉恵美だと主張した。彼はこれを切欠に、アイドル大量失踪事件の渦中に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 21:15:03
112276文字
会話率:55%
あまりのダーティーワークっぷりから東京所属のエリート
“勝利戦隊ビクトレンジャー”を追い出されたグリーンこと栗山林太郎。
彼は勘違いから連れてこられた悪の秘密結社で、あろうことか極悪怪人デスグリーンとして大歓迎されてしまう。
史上最凶の怪
人として流されるままに祀り上げられ、汚職にまみれた正義のヒーローたちと泥沼の抗争劇を繰り広げる。
うなれ必殺の! 下剤、爆弾、神経毒!
悪の怪人、ひょっとして天職かな?
ヒーローいち手段を選ばない男が『俺の平和を守るため』極悪怪人に扮し、かわいい舎弟(サメ)を引き連れゆがんだ正義に牙を剥く!
平和を愛する勧悪懲善のダークヒーロー!
最強にして最凶の主人公、極悪怪人デスグリーン、誕生!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 19:36:54
867508文字
会話率:38%
あれやこれやと聞かれるのが本当にめんどくせえなあと思っています。
完成したゴミを紐づけて置いておくところが欲しいだけなのに、ジャンルがどうとかこうとか。ジャンルなんてねえよ。
※この作品は「即興小説トレーニング」というサイトで書いた未完成
品を手直しして完成させたもので、ぶっちゃけ垂れ流しです。いい加減な文章に耐えられる人だけお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 03:11:21
3286文字
会話率:13%
人気アイドルデュオ『フォレスト』のリン。クォーターで整った顔立ちの彼の本名は「山田林太郎」
それは、誰にも知られるわけにはいかない、最大級の秘密である。
ところが、アパートの隣に住んでいる山田住子に、名前がバレたからさあ大変!
俳優の仕事で
培った甘い言葉で誤魔化そうにも、その手管が通じない。
なんと彼女は、フォレストを知らなかったのだ。
かくして林太郎は、自分の存在を知らしめるため、「芝居の練習」と称して、住子に近づくことに――
イケメン芸能人×クールな一般女子の、少女漫画な恋物語。
※番外編追加しました。
*****
この作品はフィクションです。
実在の人物・団体とは関係なく、芸能界や都会の実情ともかけ離れております。
以前に書いた短編の連載版という名の本編となっております。
あちらはプロトタイプ版として、お楽しみいただければ幸いです。
エブリスタ・カクヨムへも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 10:07:51
168142文字
会話率:35%
異星由来のARデバイス「グラフィック・アクセラレータ」が普及した、明日くらいには未来の世界。記憶のない少年・月島宗典は、人間不信の少女・千川柚子乃に願われ、とある地方都市を騒がす仮想空間上の存在を追うことに。鍵となるのは発掘された宇宙船の残
骸から見つかったコアモジュール。その未解明な存在を巡り、絡み合う大人達の思惑。幻想的な光景の中、宗典は柚子乃と共に現実世界を走り出す。これは、すこしふしぎ(SF)を追いかける、少年と少女の物語。
*この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-13 19:00:00
221文字
会話率:0%
隣人の家が燃やされた。
良いヤツだったのに。
キーワード:
最終更新:2019-12-07 23:40:17
883文字
会話率:5%
分かりやすくゲノム編集と遺伝子組み換えを説明したつもり。
高2の私が理解できた範囲での説明ですから、高度な知識は得られません。基礎知識です。これ以上を求める方は、大学が出してる解説文を探して読まれると良いと思います。
これは言い訳ですが、
生物の学習が終了していないため不適当な解説が見られると思います。その都度、指摘をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-20 21:38:00
3365文字
会話率:16%
蝶になることを夢みてきた彼の話
最終更新:2019-09-05 18:00:00
1591文字
会話率:3%
「重課金したアバターが消えるのが辛い………」
死後の世界で神様に、人生の悔いは?と問われて真っ先に頭に浮かんだ答え。
目覚めると、なぜかアバターの姿を引き継いで異世界転生。
種族ごとにアバターを作れる固有スキル『二十面相』と、魔剣に封
じられた悪魔ベルフェゴール、そして出会った仲間たちと共に、
HPやレベルの概念が存在しない、魔力量が生命の全てを握る世界で、知れない神の思惑、そして蘇生魔法を巡る大きな陰謀に巻き込まれていく____
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 19:29:15
17481文字
会話率:35%
公立の岨(そ)野(の)山田(やまだ)高校に通う森(もり)林太郎(りんたろう)は、学業優秀、眉目秀麗でスタイルはモデル並み、スポーツ万能という非の打ち所のない超エリートの高校二年生。
あまりのモテっぷりに男子生徒に嫉妬されている林太郎だが
、その中身といえば、性格はゲス以外の何者でもなく、その上、親友相沢健吉に幼稚園からずっとお世話されながら生きているヘタレであった。
そんな林太郎の前に、美少女留学生のエリス・ワイゲルトが現れる。
生まれて初めて覚えた甘酸っぱい胸の感覚に戸惑いながらも、冷静さを装って授業を受けようとする林太郎。
だが、現代国語の教科書を朗読した瞬間、林太郎は悟った。
今の自分は、明治生まれの森鷗外(おうがい)が現代に転生した人間で、エリスは林太郎がベルリン留学時に出会い、小説のモデルにした恋人の生まれ変わりだと。
パニックに陥る林太郎の頭の中に、転生前の鷗外の人格が出現したから、さあ大変。
完璧な学校生活が音を立てて崩れ始めた林太郎の運命や如何に?
◎原作お構いなしのドタバタコメディ「舞姫」の始まりです。
◎この作品はフィクションです。登場人物と実在した人物は全く何にも一切関係ありません。
◎本作は森鷗外の小説「舞姫」の登場人物及び同時代に実在した人物をモデルにして書いた作品です。森鷗外と舞姫の主人公が同一化ていますので、ご了承下さい。
◎岩波文庫参照。小説の中の「舞姫」の原文(ほんのちょっと)に作者の意訳(いやく)が入ります。(ほぼ超訳です)
※はイラスト入りです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-04 21:38:40
251047文字
会話率:33%
将来は漫才師になろうと決めた二人の男子高校生、茶粒 林太郎(ちゃつぶ りんたろう)と泥井戸 波呂琉(どろいど はろる)。
彼らは突然、剣と魔法のファンタジーな異世界に召喚された。
二人を召喚したのは女魔法使いバンキス・タート。
彼
女は二人が召喚された際に、漫才中はダメージを受けない能力を得たと告げる。
この世界ではゾンビが溢れ、生きている者を襲っている。
彼女がゾンビ達を浄化する魔法詠唱に4分かかる。
世界を救う為に二人の男子の戦い(漫才)がいま始まる。
「……この女、笑わねえ」
「……表情がピクリとも動かねえ」
「だってあんたたちのギャグ、つまんないし」
『!?』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 02:29:06
23347文字
会話率:50%