祖父母は、私がぐずぐずと眠れないでいると、見かねて話を聞かせてくれたものです。ある時は面白く、また、悲しくもあり、興味深くもあり。聞き疲れて眠ってしまうこともあれば、話疲れて私を置いて先に眠ってしまうこともありました。
本当にあったこと
なのか、作り話だったのか。今では、それを確かめることができなくなってしまいました。そんな寝物語を、思い出しながら書き綴っていきたいと思っています。
思い違いをしないでほしいのですが、この物語は、祖父母の実生活にもとずいてはいないということです。時間経過も行ったりきたり、ウロウロ、チョロチョロ、飛んだり、跳ねたり、しています。思いついたことを話していたんではないかと思っています。
ふーん、へー、そんなこともあったの? 程度にお楽しみいただければ嬉しいのですが。なにせ、話下手な祖父母のことなので、さらりと流してくだされば幸いです。
では、ごゆるりと、眠気が必要な方へ捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 05:00:00
2551744文字
会話率:12%
椎名幸廣、31歳万年平社員が、ひょんな事から異世界へと行き冒険や探索、スローライフを夢見る物語。オンラインゲームにハマる椎名幸廣は、そんなものが本当にあるのかと半信半疑であったが、同時に異世界への憧れもありその方法を試してみた。
すると、そ
れは本当にあった。
大好きなオンラインゲームのように幻想的で美しい異世界。夢か現実か戸惑いながらも、異世界へと魅了されていくが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 00:03:00
975761文字
会話率:51%
蓬莱。
東域の『道』を拓く技術と西域の『科学』が融合し、『大道工学』という新たな科学と、それを探求し力を得た『方士』たちが生まれた世界。
大道工学の真髄を独占する九つの方術流派――九道流派が支配する都市『新崑崙』で、人々は陰りゆく繁栄と犯
罪と喧騒と隣り合わせの今を生きていた。
行方不明となった師匠の手がかりを探す方士 蒼玲(そうれい)は、師匠の遺産を調査する最中、敵対する方士の襲撃によって瀕死の重傷を負ってしまう。
そして意識を取り戻した彼を待っていたのは、大道工学も崑崙の字もない世界で――?
「やっぱり、本当にあったんだ。ならあの『警句』も……」
……そこは、黎明想域という絶たれた道の続き。
絶たれた道が続いてしまっていたが故に、その警句は初めて意味を持つ。
師曰く――「道を探す者たちよ、蓬莱と共にあれ」と。
絶たれた道とその続き。その二つがつながった先にあるものは、未来か終焉か――?
図らずも道の続きに踏み入った青年の、そこに住まう人々と共に新たな『道』に手を伸ばす、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 20:57:35
21732文字
会話率:32%
小説なんかでよくある異世界と繋がる話。
しかし、もし本当にあったとしてもそれはあくまで他人事。
自分には関係ない話だった。
ただ、僕は自分の好きな模型を作り、理想のジオラマを作っていく。
そのはずだったんだが…。
だが、今、目の前に広がる光
景は間違いなく僕が作ったジオラマが現実化した景色だった。
港には僕が作った軍艦が…
空港には飛行機が…
基地には戦車やトラックが…。
すべてが実体化して存在感を示しており、ジオラマが実体化したことで歴史改ざんされてしまった島がここ、マシガナ本島だ。
そして、異世界と繋がってしまったがゆえに僕は巻き込まれていく。
異世界の日本に似たフソウ連合と言う国の命運をかけた戦いへと。
そして、それはこの世界を巻き込んだより大きな戦いへと続こうとしていた…。
*別に資料用として『異世界艦隊日誌 ~資料編~』を用意しています。
こちらも順に情報を公開していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 10:43:33
3088594文字
会話率:28%
これは砂漠の町の話。
本当にあったかもしれない話。
本当はなかったかもしれない話。
昔々あるところに、ウェイという若者とツェンという犬が人々を幸せにするために旅をしていました。
ある砂漠の町で、ウェイは一人のとびきり美しい娘に助けられまし
た。
まるで月の女神のようだとウェイとツェンは思いました。
ウェイは娘に尋ねます。
「君の幸せは何?」
これは砂漠の町の話。
本当にあったかもしれない話。
本当ではなかったかもしれない話。
これより、この物語の真実を語る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 06:00:00
297086文字
会話率:38%
ルールは守るもの。もし破れば…
最終更新:2025-07-26 18:00:00
1571文字
会話率:5%
従姉のYが体験した話
最終更新:2025-07-12 18:00:00
998文字
会話率:4%
私の実家で起きた出来事です
最終更新:2025-07-11 18:00:00
2277文字
会話率:3%
夏の日に、本当にあった怖い話です。
会社を辞めて間もない夏の日に、おれがジョギングをしていて遭遇した、不思議な話です。
最終更新:2025-07-24 22:28:54
3045文字
会話率:0%
この物語は、私が見た夢から始まりました。
それは、真夏の早朝に見た、あまりにも強烈で、そして不穏な夢。
目覚めてから数分経ち、そして数ヶ月経っても、その映像と響きが脳裏にこびりつき、まるで本当にあった出来事かのように奇妙な感覚でした。
そし
て、少しネタバレになるのですが最近、あるアニメをずっと観ているのですが、その影響で、あるキャラクターが夢に出てきて、私を助けてくれました。
この夢にはどんな意味が込められているのか。そして、登場人物は何を伝えたかったのか。
そんな疑問が、この「デッドライン・ドリーム」という物語を生み出すきっかけとなりました。
※少しアレンジしています。
また、夢が途中で終わってしまったため、オチは全て私の想像となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 19:15:32
2449文字
会話率:28%
私のもとに届いた一通のメール。
そこには自分の体験したことを作品として世に発表してほしいと書かれていた。
メールに書かれていたことが、本当にあった出来事かどうかはわからない。
けれど、それを読んだ私は、書き記しておかなければいけない。そう思
った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 00:00:00
6266文字
会話率:27%
「ねぇ、藍蘭坂湖の噂って知ってる_?」
あぁ、知ってる。みんなも知ってるよね?
いわゆる、流行りの心霊スポットってやつ。
藍蘭山の中央に位置する藍蘭坂湖は地元でも有名な釣りスポット。だから、日中は多くの釣り人が獲物を求めて藍蘭坂湖に集ま
るの。ここまでは普通だよね。そんな賑やかで有名な藍蘭坂湖は、逢魔が時に心霊スポットに変化する。夕日が沈んで空が藍色に染ってく17時〜19時の逢魔が時。
「好きな人と結ばれるんだって。1人じゃ怖いから一緒に行かない?」
あれ、そんな話だっけ?わたしは、死んだ人ともう一度会えるって聞いたんだけど。
この話はそんな、暑っつい中何故か背筋が冷っとなる、本当にあったある場所のはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 22:41:17
1331文字
会話率:57%
本当にあったかもしれない怖い話
最終更新:2025-07-04 14:59:38
890文字
会話率:8%
気がつけば子供の頃祖父母や曽祖父母が話すお伽話の中では、犬猿雉といった動物達が人と一緒に大活躍が生き生きと描写され、鬼といった人ではない大きな力を持つ者達が登場していた。何処から来て何処へ行ったのか、ただ懲らしめられて終わっている。海外のお
伽話では、もっと多くの者達が現れては通り過ぎていく。不思議な出来事はすべて魔法の力とされていて片付けられていたように思う。本当にそうだったのか?人の想像は切りがなく、実話のように語られ続けるようになる。神話や伝承という形を借りて。異次元の物語が見聞されて者から伝承されることとなる。
そう、それは本当にあったこと。ただ、すぐ隣にあった次元に紛れ込んだだけのこと。剣と魔法の世界は転生などせずとも、隠されていた入口にふと足を踏み入れただけのこと。そう、すぐ隣に。何かのきっかけで能力のある者が紛れ込んで行くだけのこと。次元の歪みという扉は何処にでもあるのだ。
そして、次元の管理者は頭を悩ませつつ、次元のバランスを崩さぬよう、誰にも気づかれぬよう、次元を整えていく。そんな話の山程あること。次元の管理者を神と呼ぶ者もいれば、世界を造る者と呼ぶ人達もいる。確かに次元の管理者は存在する。そして数多(あまた)の創造主も存在する。この物語もそんな話の一つである。
物語の主人公は次元の管理者である。彼女は悠久を生き、次元の創造主にさえ成り得る能力(ちから)を持つ。新しく次元の歪みから能力持つ者が現れた時、静かに傍観するのみ。ただ、能力ある者はその存在を感じ取る。だからこそ、世界を歪なものとならぬよう整えていく…次元管理人アクシー・ア・ストレイディア
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 12:47:14
65856文字
会話率:45%
兄と弟。
少しのすれ違いと、たくさんのやさしさ。
そして──誰かを想う、恋の気持ち。
弟の亮は、大切な人と未来を描こうとしていた。
兄のゆうは、そんな弟を、少し照れながらも応援していた。
“あたりまえ”の毎日は、永遠じゃない。
でもきっ
と、心に残るものがある。
家族として、恋人として、人として。
誰かを想うということの、あたたかくて、切ない記憶の本当にあった物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 05:29:24
39278文字
会話率:12%
「俺」はつきあい始めたばかりの恋人、花音から、とある演劇の公演に誘われる。
それは、通常のお芝居とは違う、かなり変わった作品だった。
どうにも重たいその内容に、「俺」はやや引いてしまうが、その逆に、花音はどんどんのめり込んでいく。その果てに
待ち受けている結末とは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 07:27:49
20510文字
会話率:24%
大学に通う「僕」には、サークルに数人、仲のいい友達がいた。
授業は味気ないし、アパートでの一人暮らしも孤独で面白みのないものだった「僕」は、放課後、そのサークルの部室で過ごすひとときだけを楽しみに、大学生活をなんとか続けていた。
そんなある
日、ちょっとしたことがきっかけで、「僕」は仲間たちの、おそろしい秘密に気がついてしまう……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 07:26:28
14684文字
会話率:10%
万博に沸く、深夜の大阪。
A君は繁華街を抜け、家を目指して歩いていた。
そこへ、ふとか細い歌声が聞こえてくる。
寺町の真ん中、高い塀の向こう側は、墓地。
歌声は、そこから響いてくる。
A君は、意を決して、その墓地へと足を踏み入れていく。
そ
こに、なにが待ち受けているかも知らずに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 09:18:42
8120文字
会話率:11%
自分を見失っていた高校1年生の月愛雨依(つきあめい)。
いつしか心を閉ざしていった。
中学時代に出会った幼馴染・黒天累(くろあるい)が、少しずつ変わっていく雨依の様子に気づき、そっと手を差し伸べる。
何も強制せず、ただ隣にいてくれる累の存在
が、雨依の止まっていた時間を少しずつ動かしていく。
誰にも見せられなかった涙、言葉にできなかった想い。
そして、枯れた心に、やがてたった一つの花がそっと咲く――
これは、一人の少女がもう一度、自分を信じ、小さな恋と希望を咲かせていく、切なくもあたたかな恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 12:49:02
3644文字
会話率:50%
これって本当……?
日常にある怖い話。
実話にはフェイク入ってます。
最終更新:2025-06-25 14:49:56
26058文字
会話率:19%
海は、地球の70%を占めるのに、
実はまだ**「3%」しかわかっていない**って、知っていますか?
クラゲには脳がない。
ウミウシは光合成する。
タツノオトシゴはオスが出産する──。
そんな“本当にあった、信じられない海の話”をきっかけ
に、
小学生のミオと仲間たちは、ちょっと不思議で、ちょっと優しい、
「海の命のものがたり」と出会っていきます。
学べて、泣けて、ちょっと笑える。
子どもも大人も読める、連作ショートストーリー集。
あなたも、まだ知らない“3%の世界”をのぞいてみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 14:41:14
43248文字
会話率:42%
本当にあったらやだね。
最終更新:2025-05-28 17:48:25
1665文字
会話率:8%
主人公 松尾彩の中学校生活。
これは、本当にあった話。
最終更新:2025-05-20 21:50:49
2518文字
会話率:14%
これはむかしむかし、本当にあったお話なのよ。
まったく信じない娘に私はこの絵本を読み聞かせる。いつか私がしてもらったように。願うならこの物語が永遠に語り継がれていくことを願って。
最終更新:2025-05-12 21:16:20
1162文字
会話率:29%